2010年12月31日金曜日

新国立劇場オペラ研修所公演 『外套』/『ジャンニ・スキッキ』

新国立劇場 中劇場 オペラ研修所公演 (案内)
 
2011年3月10(木)11(金)12(土)13(日)
 
『外套』 / 『ジャンニ・スキッキ』
作曲:ジャコモ・プッチーニ
台本:ジュゼッペ・アダミ(外套)
    ジョヴァッキノ・フォルツァーノ(ジャンニ・スキッキ)
指揮:ドミニク・ウィラー
演出:デイヴィッド・エドワーズ
管弦楽:トウキョウ・モーツァルトプレーヤーズ

ヴェリズモ・オペラの傑作 二本立!
個性的あふれる若きオペラ歌手の熱演に期待。
 
STORY
外套 
 セーヌ川に浮かぶ伝馬船の船長ミケーレにはジョルジェッタという年の離れた若い妻がいました。しかし、ジェルジェッタは若い荷役人夫ルイーズと恋仲で、今夜もマッチの火を合図に逢引の約束をしています。夜になり、甲板でパイプを吸うミケーレ。ルイージは、ミケーレがパイプを吸うために付けたマッチの火を合図と勘違いし、船に忍び込んでしまうのでした。
 
ジャンニ・シキッキ
 フィレンツェの大金持ちブオーゾ・ドナティが死んだことから大騒ぎが始まります。ブオーゾの死を大げさに嘆き悲しんでいた親類たちも、巨額な遺産がすべて修道院に寄付されるという噂を知ると、遺言書が公証人の手に渡る前にどうにかしようと必死に画策します。そこに呼ばれたのがジャンニ・スキッキ。とっておきの計画をたてるのですが…。

新国立劇場 『椿姫』

新国立劇場 オペラハウス (案内)
 
ジョゼッペ・ヴェルディ
『椿姫』
LA TRAVIATA
2011年2月14(月)17(木)20(日)23(水)26(土)
 
指揮:広上淳一
演出:ルーカ・ロンコーニ
 
ヴィオレッタ:パトリツィア・チョーフィ
アルフレード:ウーキュン・キム
ジェルモン:ルチオ・ガッロ
 
社交界の華と純朴な青年の儚い純愛。純愛オペラの決定版!
 ヴェルディ中期の数々の名作の中でも、世界中のオペラハウスで不動の人気を誇る、観る者の涙を誘う傑作。華やかなパリ社交界を舞台に、高級娼婦ヴィオレッタの純愛と哀しい運命が、繊細で美しい旋律で彩られています。有名な「乾杯の歌」、ヴィオレッタのアリア「ああそはかの人か~花から花へ」をはじめ、聴きどころも全編にちりばめられています。ダイナミックな指揮で国際的に活躍する広上淳一、イタリアの美貌の歌姫チョーフィが得意のヴィオレッタで新国立劇場デビューを飾る。
 世界中で最も上演されているオペラのひとつ『椿姫』。まさに名作中の名作。良い意味でのスタンダードな名作。この作品の素晴らしさこそオペラの核心の一つ。今回の指揮は、広上淳一が満を持しての新国立劇場初登場。主役には欧米の歌劇場で人気実力とも評価が高まる気鋭の二人が新国立劇場に初登場。ヴィオレッタ役は、同役で定評のあるイタリアのパトリティア・チョーフィ、アルフレード役は韓国出身のウーキュン・キム。4度目の登場となるルチオ・ガッロもジェロモン役で出演、彼らの歌心を存分に味わいたい。イタリアを代表するオペラ演出家ルーカ・ロンコーニによる綿密な心理描写と美しく知的な舞台と相俟って、悲劇的感動の世界へと引き込まれていく。
 
【あらすじ】
 パリの高級娼婦ヴィオレッタは、富豪の息子アルフレードからの求愛にためらいながらも、真摯な愛に心を開く。2人は郊外で一緒に暮らすが、アルフレードの父ジェルモンがヴィオレッタを訪れ、自分の娘の縁談のためにもこのスキャンダラスな関係を終わらせるように頼む。ヴィオレッタは涙をのんで身を引く。これを裏切りととらえたアルフレードは夜会で彼女を罵倒するが、やがて誤解と分かった時は既に遅く、再開に喜ぶヴィオレッタは病床で愛するアルフレードの腕に抱かれ息絶える。

新国立劇場 『マノン・レスコー』

新国立劇場 オペラパレス (案内)
 
《新制作》
ジャコモ・プッチーニ
『マノン・レスコー』
Manon Lescaut
2011年3月15(火)18(金)21(月・祝)24(木)27(日)30(水)
 
指揮:リッカルド・フリッツァ
演出:ジルベール・デフロ
 
マノン・レスコー:スヴェトラ・ヴァッシレヴァ
デ・グリュー:グスターヴォ・ポルタ
レスコー:ドリボール・イェニス
 
狂おしいまでに愛された美少女マノンの物語。プッチーニの出世作。
 アベ・プレヴォーの人気小説の基づいたプッチーニ3作目のオペラ。本作品の大成功によりプッチーニはイタリアオペラ界の寵児となりました。むせ返るような情熱的、官能的な音楽が繰り広げる、自由奔放な美少女マノンと彼女に純愛を捧げるデ・グリューの転落の物語。中でもデ・グリューの「ご覧ください、僕は狂っています」、マノンの「ひとり寂しく、捨てられて」等のアリアは心を揺さぶる名曲です。マノン役を歌うのは、美しい容姿と確かな歌唱を誇るブルガリアの名花ヴァrッシレヴァ。
 全編に迸る流麗で甘美な旋律、劇的そして時に大胆な管弦楽ーー若きプッチーニの天才が余すことなく発揮されている、いとも魅力的な作品。新国立劇場では99年以来上演されていない。今回の舞台は、2004年にベルリン・ドイツ・オペラで初演され、その後ヨーロッパ各地で上演され続けているジルベール・デフロ演出のプロダクション。完成度の高い舞台が満喫できる。歌手陣には、特にプッチーニを得意とし、世界中で活躍するヴァッシレヴァ、ポルタらを迎える。
 
【あらすじ】
 18世紀後半、フランスのアミアン。青年騎士デ・グリューは、修道院に入ることになっていた美しいマノンに一目惚れし、二人でパリに駆け落ちする。マノンはパリでの貧乏暮しに飽き足らず、大蔵大臣ジェロントの愛妾に。贅沢だが愛のない生活に空しさを覚えたマノンの前にデ・グリューが現れ、愛を確かめ合う。そこをジェロントに目撃され、マノンは姦通の罪で流罪に。二人は流刑地アメリカで再び一緒になり荒野をさまようが、衰弱したマノンはデ・グリューの腕の中で息絶える。

新国立劇場 『ばらの騎士』

新国立劇場 オペラパレス (案内)
リヒャルト・シュトラウス
『ばらの騎士』
DER ROSENKAVALIER
2011年4月7(木)10(日)13(水)16(土)19(火)22(金)
 
指揮:クリスティアン・アルミンク
演出:ジョナサン・ミラー
 
元帥夫人:カミッラ・ニールント
オックス男爵:フランツ・ハヴラタ
オクタヴィアン:ダニエラ・シンドラム
ファーニナル:ペーター・エーデルマン
ソフィー:アニヤ=ニーナ・バーマン
 
豪華絢爛なウィーンの煌めき。オペラの醍醐味これに極まる。
 R.シュトラウスがウィーン上流社会を舞台に、愛の戯れ、過ぎゆく時への想い、そして若い恋人たちの新しい愛を優美で豊麗な音楽で描いた、この上なく絢爛豪華な人気作。細やかな人物描写に優れたミラーの演出は、舞台を世界初演から1年後の1912年に移し、当時の聴衆が感じていた『時代の移ろい』をも作品から引き出しています。人気作曲家アルミンクが手兵新日本フィルと共に新国立劇場オペラ公演初登場、キャストには世界で活躍する実力派を迎える。
 初演は1911年1月ドレスデン宮廷劇場で行われ、瞬く間に世界中のオペラハウスで人気作品となる。ジョナサン・ミラーによる正統派の舞台を、初演100周年を記念して再演。
 シンフォニー、オペラの両分野に精力的に取り組んでいるウィーン出身の気鋭の指揮者クリスティアン・アルミンクと、彼が音楽監督をつとめる新日本フィルハーモニー交響楽団が初めて新国立劇場オペラハウスに登場する。歌手陣には、前回の公演で素晴らしい元帥夫人を演じたカミッラ・ニールトンに加え、オックス男爵を世界中で歌っているドイツの名バス、フランツ・ハヴラタ、ミュンヘン、ウィーンで活躍するダニエラ・シンドラムなど、実力派が勢ぞろい。

【あらすじ】
 20世紀初頭のウィーン。元帥夫人は夫の留守中に若き愛人のオクタヴィアンと愛し合っている。オクタヴィアンは、好色なオックス男爵の婚約者で、新興貴族ファーニナルの娘ソフィーに結納品として銀のばらを届けるが、若い二人は互いに一目惚れしたしまう。オックスはオクタヴィアンに決闘を申し込むが軽い負傷で大騒ぎ、さらに女装したオクタヴィアンからの偽りの恋文で騙され、結局ソフィーとの婚約は破棄となる。元帥夫人も若い男女の恋を見抜いて祝福しながらその場を去る。

新国立劇場 20011/2012シーズン オペラ 2演目先行発表

新国立劇場
2011/2012シーズン オペラ
注目の2演目先行発表
 
《新制作》イタリア・オペラの醍醐味溢れる傑作!
ジュゼッペ・ヴェルディ
イル・トロヴァトーレ
IL TROVATORE
2011年10月2(日)5(水)8(土)11(火)14(金)17(月)
指揮:ピエトロ・リッツォ
演出:ウルリッヒ・ペータース
マンリーコ:ヴァルテル・フラッカーロ
レオノーラ:タケシャ・メシェ・ギザール
 
20100/2012シーズンはヴェルディの声を堪能できる
『イル・トロヴァト0レ』で開幕!
 尾高忠明芸術監督、第2シーズンとなる2011/2012シーズンはヴェルディの『イル・トロヴァトーレ』で開幕する。15世紀スペインを舞台にした愛と憎しみの復讐劇。『リゴレット』『椿姫』と並ぶヴェルディ中期の傑作のひとつで、その中でも美しい旋律に満ち、声の饗宴を堪能できる作品。指揮は、近年メトロポリタン歌劇場、フィレンツェ歌劇場などにデビューし、将来を嘱望されているピエトロ・リッツォ、演出は堅実な舞台作りで評価の高いウルリッヒ・ペーターズがそれぞれ新国立劇場に初登場。歌手陣には、力強い高音を誇るフラッカーノ、アメリカの新星キザールなどを迎える。
 
《新制作》ワーグナー珠玉の名作!
リヒャルト・ワーグナー
ローエングリーン
LOHENGRIN
2012年6月1(金)4(月)7(木)10(日)13(水)16(土)
指揮:ペーター・シュナイダー
演出:マティアス・フォン・シュテークマン
ローエングリーン:クラウス・フロリアン・フォークト
エルザ:リカルド・メルベート
 
ワーグナーによる白鳥の騎士の物語
『ローエングリン』を新演出上演!
 2012年6月には、中世の聖杯伝説に基づくワーグナー珠玉の名作『ローエングリン』を新演出で上演。バイエルン王ルートヴィヒ2世が熱愛した作品としても有名。07年『ばらの騎士』の名演が記憶に新しい名匠ペーター・シュナイダーが待望の再登場。演出を手掛けるのは、新国立劇場『さまよえるオランダ人』『魔弾の射手』で卓越した実力を発揮してきたマティアス・フォン・シュテークマン。透明な美声と端正な容姿で、現代最高のローエングリンの一人とされるクラウス・フロリアン・フォークトが白鳥の騎士に扮する。
 
2011/2012シーズンには、このほかにも、初心者から愛好家まで満足できる多彩なラインアップが予定されている。

2010年12月30日木曜日

荻窪 パティスリー ヴォワザン でケーキを買う


2010年12月30日(木)
 
杉並区上荻2-17-10
 
パティスリー ヴォワザン
patisserie Voisin
 
ケーキを買う

荻窪 御免蕎麦伺 本むら庵

平成22年12月30日(木)
一日早く
年越し蕎麦を
荻窪
本むら庵(ほんむらあん)に食べに行く
 
午後1時前に着くが
想いの他空いていてすぐに座れる。
 
まずは冷酒、また熱燗を飲む。
つまみは、牡蠣のオリーブ漬け(これは美味しい)と厚焼玉子。
 
蕎麦はせいろそば。連れは鍋焼きうどん。
 
満足して帰る。
 
*「本むら庵」店名の由来
 本むら庵・本店のある杉並区上荻二丁目のあたりは、古くから「上荻窪村本村(ほんむら)」と呼ばれており、それが店名の由来になっている。
  
 


剣菱 杉樽(冷酒) 
一合枡 630円
 
熱燗は
松竹梅 焙炒造り
1合燗 577円 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


牡蠣のオイル漬 840円
 
サラダ油で水分を飛ばし調理
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 




厚焼き玉子
 
値段?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 



せいろそば
735円
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 




鍋焼きうどん
1,890円

2010年12月29日水曜日

ブリュッセル・グリフォンのクリ 今日は美容院に


ブリュッセル・グリフォンの
クリです。
 
今日は美容院に行って
良い男前に。

荻窪ルミネ カリーハウス 新宿中村屋 で昼食

 2010年12月29日(水)
昼食は
荻窪ルミネ 5階
カリーハウス 新宿中村屋
 
女性一人でも入りやすい店
女性が一人で食べている姿が多い。
 

これは、インドカリーについている
サラダ
 
他のカレーでも+100円で食べられる。
ドレッシングが美味しい。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

カレーについている
付け合わせ
お代わり自由
真ん中はラッキョウ 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 



インドカリー
この店の定番
鶏肉が美味しい 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


土鍋スープカレー
ランチビールは
無料ドリンク券で飲める

旧東京音楽学校奏楽堂 藝大生による木曜コンサート 【古楽】

旧東京音楽学校 奏楽堂
藝大生による木曜コンサート No.255
2010年10月21日(木) 開演 午後2時
『古楽』  (案内)
 
☆G.フレスコバルディ(1583-1643):トッカータ集第2巻より)
    ヴァージナル 流尾真衣
 
☆G.フrスコバルディ:カンツォーナ第3番
    ヴァージナル 林則子
 
☆D.スカルラッティ(1685-1757):ソナタ イ長調 K.208、209
    チェンバロ 流尾真衣
 
☆F.ロニューニ(1585-1624):『野も山も春の装いに』によるディミニューション(1620)
    リコーダー 朴キョンリ
    ヴィオラ・ダ・カンバ 田中孝子
    チェンバロ 加藤由梨
 
☆A.スカルラッティ(1660-1725):セレナータ『ウェヌスとクピドと理性』(1707年、ローマ)
   ウェヌス 佐藤裕希恵
   クピド 吉澤有香
   理性  戸井田有希
 
   リコーダー 朴キョンリ、安藤由香
   ヴァイオリン 堀内由紀、伊東真奈
   ヴィオラ 篠田さや香
   チェロ 島根朋史
   コントラバス 荒木夏奈
   チェンバロ 流尾真衣、林則子
 
入場料 500円
(事前案内より)

2010年12月28日火曜日

「カウボーイ家族」石神井店 で食べる

2010年12月28日(火)

13時頃 「カウボーイ家族」石神井店に初めて入る

家族連れ中心に大混雑

1品頼むと、サラダバーが付くシステム(サラダ、スープ、カレー、ソフトクリーム、デザートなど)

150円でドリンクバーをつけられる

なかなか美味しくて良かったが、沢山は食べられない。


サラダ類に
白く映っているのはスパゲッティ
下はカレー
スープは2種類
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


メインに頼んだ
ハンバーグ
一番小さいものだがこれで十分
ごはん付き
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 




これもメイン
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 




コーヒーに
ミックスソフトクリーム
(自分でセットする)
 
ソフトクリームがなかなか美味しい
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 





サラダ
スパゲッティ
果物
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
本当にご馳走さま

新国立劇場にオペラ『トリスタンとイゾルデ』を観に行く

2010年12月28日(火)
 
新国立劇場にオペラ『トリスタンとイゾルデ』を観に行く。
 
朝7時30分に入り口に行ったが、既に多くの人が並んでいた。
Z席(1,500円)を求めに行ったのだが、遅かった。
一応売り出し10時まで本を読みながら待つ。
 
Z席22席、オーケストラ席4席は購入できず。
キャンセル待ちのS席が購入できたので、26,250円をカード支払いで購入。
清水の舞台から飛び降りた気持ちだった。
 
午後5時開演。
1階で観るのは初めてなので興味津々。
 大野和士がオーケストラピットで挨拶するもちょこっとしか見えなかった。(最後のフィナーレでの挨拶で小柄なのが分かり納得)
 各幕毎に始まる前にあらすじを読んでから見ることにする。
 1幕目は、イゾルデの出番が多い。フランゲーネも印象的。2幕目はトリスタンとイゾルデ二人の比重が大きい。3幕目はトリスタン中心、最後はイゾルデのソロで終わる。
 6時間弱の長さだが、やはり生で見ると迫力が違う。トリスタン役とイゾルデ役は素晴らしかった。ワーグナーのオペラは長いので役者も大変だと思う。観る方も大変だ。
終演は、午後10時45分。お疲れ様。最後もゆっくりとは出来なかった。申し訳ない。帰宅は11時45分頃。
 
《新制作》
リヒャルト・ワーグナー
【全3幕/ドイツ語上演/字幕付】
 
トリスタンとイゾルデ
Richard Wagner:
Tristan und Isolde
 
新国立劇場 オペラパレスーOPERA PALACE
 
指揮:大野 和志
演出:デイヴィッド・マクヴィカー
美術・衣装:ロバート・ジョーンズ
照明:ポール・コンスタブル
振付:アンドリュー・ジョージ
舞台監督:大澤 裕
 
トリスタン:ステファン・グールド
マルケ王:ギド・イェンティンス
イゾルデ:イレーネ・テオリン
クルヴェナール:ユッカ・ラジライネン
メロート:星野 淳
ブランゲーネ:エレナ・ツィトコーワ
牧童:望月 哲也
舵取り:成田 博之
若い船乗りの声:吉田 浩之
 
合唱指揮:三澤 洋史
合唱:新国立劇場合唱団
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
 
芸術監督:尾高 忠明

カヴァー:
成田勝見(トリスタン)
斉木健詞(マルタ王)
並河寿美(イゾルデ)
成田博之(クルヴェナール)
小林由樹(メロート)
池田香織(ブランゲーネ)
青地英幸(牧童)
塩入功司(舵取り)
望月哲也(若い船乗りの声)
 
あらすじ
前史ーーー
 いつとも知れぬ古のブリテン諸島。海を隔てて対立する二つの国の争いは、コーンウォールの勇士トリスタンが敵国アイルランドの将モロルトを討ち果たしたことにより、決着がついた。一方、トリスタンもモロルトの剱を受けて深手を負う。アイルランドの王女イゾルデは、正体を隠して自分のもとに現れた瀕死の男が許婚者モロルトの仇と気づくが、復讐を決意するまもなく激しい恋情の虜となり、傷を癒して、男を本国に送り返す。だが、コーンフォールの王マルケの使者として再び現れたトリスタンは、イゾルデがマルケの妃となるよう交渉をまとめ、彼女を船上に伴って、王の待つ国に向かうのであった。
第1幕ーーー
 波路を進む船の上。政略結婚を強いられ、人質同然に護送の船に乗せられたイゾルデはトリスタンの素気ない態度と自分を揶揄する船乗りたちの歌声に怒りをつのらせ、侍女ブランゲーネに彼との出会いの経緯を告白する。上陸の時が近づくと、トリスタンと死のうと思い定めたイゾルデはブランゲーネに毒薬の用意を命じ、彼を自分のもとに呼んで、相手を心中に追い詰める。だが、ブランゲーネが死の薬の代わりに盃に盛ったのは愛の媚薬であった。死を覚悟して盃を呷った瞬間、トリスタンとイゾルデは自分たちの愛を妨げてきたすべてのしがらみから解き放たれ、抱き合う。
第2幕ーーー
 コーンウォールの城内にあるイゾルデの館の前。マルケ王の妃となった彼女はトリスタンとの逢瀬を繰り返している。そんなある夏の夜、王が夜の狩に出かけるという知らせが入る。遠出と見せかけて油断させ、不意を衝いて二人の情事の現場を押さえようという廷臣メロートの企みだ。罠を予感したブランゲーネは女主人に警告するが、イゾルデはためらわず松明の火を消して、トリスタンを迎い入れる。愛の夜を称える二人の歓喜が極まった瞬間、マルケ王の一行が乱入。甥の裏切りを嘆く王の前で、死を願うトリスタンはわざとメロートの刃に身を投げて倒れる。
第3幕ーーー
 コーンウォールから海を隔てたカレオールの古城の庭。従者クルヴェナールは重傷を負った主人を船で故郷まで連れ帰ったのだ。彼は昏睡ののちに意識を取り戻したトリスタンに、イゾルデを連れてくるため使者を遣わしたことを告げるが、その船はなかなか海上に現れない。トリスタンは興奮と失意の極を行き来しながら、自分の人生を振り返り、イゾルデとの出会いの意味に思いをめぐらせて、彼女の到着とともにこときれる。やがて、恋人たちに赦しを与えようと駆けつけたマルケ王の一行と、主人の死に逆上したクルヴェナールとの間で乱闘が繰り広げられ、屍の山が築かれる。だが、イゾルデはもはやそのような外界の出来事にも意識を向けることなく、恋人の亡骸を前に<愛の死>を讃えて息絶える。  
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


2010年12月27日月曜日

藝大生による木曜コンサート 『声楽』 ~ドイツ歌曲~

旧東京音楽学校 奏楽堂
藝大生による木曜コンサート No.258
1月20日(木) 開演 午後2時
『声楽』 ~ドイツ歌曲~ (案内)
 
F.シューベルト:糸を紡ぐグレートヒュン
           ガニュメート
           ただ憧れを知る人だけが  他
 
           歌曲集《冬の旅》より
                  おやすみ
                  菩提樹
                  辻音楽師  他
 
R.シューマン:歌曲集《女の愛と生涯》
 
J.ブラームス:歌曲集《ジプシーの歌》
 
G.マーラー:歌曲集《若き日の歌》より
                  春の朝
                  つらなる想い
                  別離
        歌曲集《子供の魔法の角笛》より
                  歩哨の夜の歌
                  少年鼓手
                  美しいトランペットが鳴り響くところ  他
 
ソプラノ      安齋里江
           金持亜実
           橘田有美
           金炫伊
           高橋維
           谷垣千沙
           中江早希
           林眞美
           村元彩夏
メゾ ソプラノ   遠藤亜希子
           勝見巴
           加藤のぞみ
           杣友惠子
           松藤夢路
           南あかり
           梁取里
           山田文子
バリトン      井口達
           田中俊太郎
           中川郁太郎
           山本悠尋       
                      (50音順)
ピアノ       東井美佳
           上田智子
 
          (監修 井原直子先生、寺谷千枝子先生、檜山哲彦先生)
 
          ※演奏曲目、演奏順等は変更になる場合があります。

2010年12月26日日曜日

気になる新聞記事「株式テクニック分析」

 年末になると来年の株式相場が気になる。年が変わると言うだけで普通に変化するはずなのだが、政策的な変化、政治の動き、人々の気分など色々変化していくのだろう。
 2010年12月25日(土)日本経済新聞夕刊に「株式テクニック分析:来年上値、1万3000円の声。9000円前後までの調整も」(証券部 吉田 晃宗)の記事があった。参考にしたい。
「2010年の日経平均株価は、4月に年初来高値(1万1339円)をつけ、その後は欧州の財政不安や円高で低迷した。ただ、年末にかけて持ち直し、チャート(ケイ線)上では株価調整の終了を示すサインも出てきた。チャートから株価の先行きを探るテクニカル分析の専門家の間では、11年の日経平均は1万3000円程度まで上昇するとの見方が多い。
 10年後半の日経平均のチャートは、7月1日、8月31日、11月1日の安値を3つの頂点とする「逆三尊」を形成した。逆三尊は相場の底入れを示すとされる。一定期間の株価の平均をとる「移動平均」をみると、11月4週に13周移動平均が26週移動平均を上に抜ける「ゴールデンクロス」を形成し、中長期の上昇基調に入ったとの指摘がある。
 11年は卯(う)年で、「卯は跳ねる」という相場格言がある。1949年以降の日経平均は、5回あった卯年で4回上昇した。大和証券キャピタル・マーケットの木野内栄治チーフテクニカルアナリストは11年を、日本の景気循環などに連動する「大回り3年」の株価サイクルと、米大統領線前のダウ工業株30種平均の年間騰落率は43年以降の全てでプラスという、2つの上昇タイミングが重なる年と分析する。
 専門家には「11年の上値メドは1万3000円前後」(三菱UFJモルガン・スタンレー証券の宮田直彦チーフ・テクニカルアナリスト)との声が多い。07年高値(1万8261円)から09年3月のバブル後安値(7054円)までの下げ幅の半分を戻した水準(一万2657円)や、バブル後安値から10年4月までの上げ幅を10年の安値に加えた水準(1万3109円)などが意識されやすい。
 高値の時期は11年の後半から年末との見方が大勢。ただ調整する時期については見方が分かれ、日興コーディアル証券の小柴俊太郎テクニカルアナリストは「対ドルの円相場のチャートでは2月ごろに円高になる兆しがあり、日経平均の調整要因となる」とみる。三菱UFJモルガン・スタンレー証券の宮田氏は過去の相場の周期から、年半ばに調整すると予想する。
 慎重な見方もある。みずほ証券の三浦豊シニアテクニカルアナリストは、04~05年前半にかけてもみ合った1万1000~1万2000円が「上値抵抗線」になるとする。4~6月にこの水準で上値をつけた後は調整局面に入り、10年9月に付けた戻り高値(9626円)や、10年の安値(8824円)など節目の多い9000円前後まで下げる可能性があるとしている。
 専門家の多くは株価の上昇基調は12年半ばまで続くとみている。そのカギとなるのは「売買代金が順調に増えるかどうか」(みずほ証券の三浦氏)。市場エネルギーが高まらないと戻り売りをこなせず、海外要因や円相場など外部環境に振り回される懸念もある。」
 
 予測は予測。実体経済の動きや海外の動き。だらしない政治の状況など慎重に見極めることが大切だろう。

ビックリ! 「カウボーイ家族」石神井店がガス設備不具合でクローズしていた。

 平成22年12月26日(日)
午後1時頃
開店後始めて「カウボーイ家族」石神井店に行ってみた。
交差点の手前から見ると
確かに看板が変わっていて
期待を持たせた。
ところが駐車場に入る前に家人を先に降ろして駐車しようとすると駐車場はがらがら。
また駐車場の整理のガードマンが家人に近づき何かいっている。
なにかと思ったら、家人が車に戻って来て、ガス設備不良で何も出来ないのでクローズしていると言われたと言う。
 しかたないな、と思ったが、一応ここまで来たから看板の写真ぐらい撮ってから帰ろうかと思い、入口までいってみると、男性が一人立っていて、修理の業者も来たから待っていれば大丈夫でしょうとのこと。中には男性の家族が座って待っている。それならと中に入り待たせてもらうと店員に告げる。
 男性からサラダバーが本当に良いと言われた。会社発表によると「石神井にオープンした同店舗は、若いファミリー層をターゲットとした"良質なステーキファミリーダイニング"がテーマ。
メインメニューは、「カウボーイステーキ」(200g ライス・サラダバー付き : 1,344円)、「プレミアムサーロインステーキ」(同 : 1,869円)、「カウボーイハンバーグステーキ」(同 : 1,239円)をはじめとする、ステーキやハンバーグ、オムライスなど約25種類。メインメニューを注文すると、お代わり自由のサラダバーがセットで楽しめる。想定客単価は約1,250円。
サラダバーでは、野菜、店舗仕込みの調理サラダ、スープのほか、フルーツやソフトクリーム、ゼリーなどのデザートも提供。また、ファミリー層を意識してカレーやパスタもサラダバーのお代わり自由メニューとなっており、合わせて約30種類を常時用意する。」となっていて期待できる。
 ちょっと待っていたら店員が業者が目処が立たないと言っているので申し訳ないけれどお帰り下さいといい、半額割引券をくれた。
 しょうがない。食事はどうしようと相談し、近くの「おはしcafeガスト」杉並井草店に行く。同じくサラダバーのある店。
 行ってみると駐車場も一杯。中も席待ちの客で大混雑。小さな子供をつれた家族連れが多い。
 サラダバーをプラスして499円(サラダバー・スープ・カレー)なので安くて美味しい。
 ここで満足して帰る。
 もらった半額券の分楽しみが残った。


「カウボーイ家族」
開店のチラシ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

「カウボーイ家族」
の看板を写す
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 



「おはしcafaガスト」
サラダバー
のサラダ、カレー、スープ

気になる新聞記事「黒色すみれ 来年2月に欧州ツアーに」

2010年12月26日(日)サンケイスポーツ
 
去年の年末に
NHKふれあいホールで生で見て聴いた「黒色すみれ」に関する記事

「ゴスロリファッションと和製クラシック音楽で欧米を中心に人気の女性2人組・黒色すみれが24日、東京・武蔵野市の吉祥寺マンダラIIでワンマンライブを行い、クリスマスソングなど20曲を熱唱。4月の欧州ツアー、5月の米サンフランシスコ公演の成功を受けて、来年2月に欧州ツアーを行うことも発表された。」
 
 欧州で人気というのが納得できる内容のライブであったことを覚えている。頑張っているのだな。
 
*黒色すみれ(こくしょくすみれ、Kokusyoku Sumire)は、ゆかとさちの女性2人から成る日本の歌手デュオ。
 ゆか:(佐藤由佳)
   ボーカル・ピアノ・アコーディオン担当
   フェリス女学院大学音楽学部出身
 さち
   バイオリン担当
   国立音楽大学出身
 

意識障害の原因を考えるキーワード「アイウエオチップス」

 家族などが意識を失って倒れた時は、「アイウエオチップス」と心の中で唱えて原因を探ってみる。
A Alcohol(アルコール)
    急性アルコール中毒
I Insulin(インスリン)
    低血糖
U Uremia(ウレミア)
    尿毒症(腎臓が悪い)
E Encephalopathy(エンセファロパチー)
    脳症(高血圧性脳症、肝臓性脳症など)
O O2(オーツー)
    低酸素
  Overdose(オーバードーズ)
    薬物過剰摂取
T Trauma(トラウマ)
    外傷
  Temperature(テンパラチャー)
    体温異常(低体温、高体温)
I Infection(インフェクション)
    感染症
P Psychogenic(サイコジェニック)
    精神疾患
S Seizure(シージャー)
    てんかん
  Shock(ショック)
    ショック症状
  Stroke(ストローク)
    脳出血 

2010年12月25日土曜日

正しい歯の磨き方

 現代の日本では、毎日歯を磨くことは当たり前になっていると言える。それにもかかわらず、成人の80%が歯周病にかかているのが現状。ある統計では、20歳までに28本あった歯が40代から急に抜け始め、70代になると平均12本までに減っている。それは、予防ケアがきちんとできていないことが原因。
 大抵の人は、歯の磨き方が自己流で、子供の頃に学校で教わったやり方を続けていたり、家族の磨き方に倣ってしまったりする。また、予防ケアというと、歯科医院での歯石取りやクリーニングと考えがちだ。自分で正しい磨き方を知って週刊づけ、まず歯垢を取り除くことを重視していない。
 歯垢1㎣の中には、1億個の細菌がいる。細菌が潜みやすい歯と歯の間などをしっかり磨かなければ、何十億個という細菌が口の中にすみつくことになる。それが虫歯や歯周病、口臭などを引き起こす原因となる。
 正しい歯磨きをするためには、道具にも気を配る必要がある。歯ブラシの材質はポリブチレンテレフタレートやナイロン製が良い。ヘッドは小さめ、毛並びは並行で、毛先が丸いものがお薦め。持ち手はストレートが使いやすい。
 磨き方は、歯をどうケアしたいかという目的によっていくつかあるが、歯周病を予防し、自分の歯を残したいとすれば、バス法が適している。歯ブラシを鉛筆の要領で持ち、ブラシの先を歯と歯肉の境目に向けて45度の角度に当て、1本ずつ左右に細かく20回程度振動させてかき出す。手鏡を持ってブラシの動きを確認しながら行い、さらに歯間ブラシやデンタルフロスなどの補助用具を併用するといい。このとき、歯磨き粉は特に必要としない。
 毎食後に磨く必要はなく、就寝前などに1日1回で十分。磨き残しは20%くらいに抑えるつもりで、1本1本を丁寧に磨きたい。力加減が強すぎても弱すぎても具合が悪く、正しく磨けていれば、歯ブラシの毛は1年くらい乱れない。
 ただし、体質や歯並びは個々に違い、磨き方には人それぞれクセがある。自分に合った磨き方をするには、歯科医院で予防ケアを受け、適切な指導を受けることが不可欠。
 歯科医院を探す場合、自宅や会社から近くて安いなどといった条件ではなく、「なるべく歯を抜かない治療をしてくれる」など、自分の目的に合うことを第1条件とすべき。予防ケアは、信頼できるかかりつけ医との二人三脚で続けていくことが大事。
 歯磨きが、人生そのものに及ぼす影響は大きい。歯周病を予防したい。口臭をなくしたいなど、歯磨きの目的は人それぞれあるだろう。ただ、目先のトラブルにとらわれてばかりいると、将来を見据えることができなくなる。
 歯周病が悪化すれば、やがて歯が抜ける。歯の周囲の神経は脳と直結するため、歯が少なくなる分だけ脳を刺激する機会を失い、認知症などのリスクを高めると言われている。また、歯周病が口の中の毛細血管に入って全身を巡り、動脈の壁にすみつくことで、血液がドロドロになり、動脈硬化を引き起こしやすくなる。それが脳梗塞や心筋梗塞の原因になることもある。
 また、口の働きは、食べて健康を維持する以外にも、言葉を話す、笑うなどといった、動物にはできない人間としてのアイデンティティーを支え、社会性を備える原動力ともなっている。
 歯を健康に保つことは、健全な心と体を維持することにつながり、さらには有意義な人生にも結びついている。その意識を持つことが、毎日の歯磨きを見直すきっかけになると良いのだが。

東京ドームに「LUNACY 黒服限定GIG ~the Holy Night~」を観に行く

 LUNACY 黒服限定GIG
~the Holy Night~
 
主催:LUNACY
 当日は黒い服装での来場が指定
 
東京ドーム
2010年12月25日(土)
開場:15:00
開演予定:17:00
 
席は1階3塁側11列
 
*LUNACYは、LUNA SEAのインディーズ時代の名称。1989年から1990年にかけてこの名前で活動していた。
メンバーは
・RYUICHI(リュウイチ):ボーカル
・SUGIZO(スギゾウ):ギター&ヴァイオリン
・INORAN(イノラン):ギター
・J(ジェイ):ベース
・真矢(シンヤ):ドラムス&パーカション
 
日刊スポーツによれば
「5人ロックバンドのLUNA SEAがクリスマスの25日、東京ドームで無料コンサートを行った。ライブタイトルは「LUNACY 黒服限定GIG」。「LUNACY」は同バンドの結成当時の表記(90年11月にLUNA SEAに改名)で、メンバー全員がインディーズ時代のビジュアル系メーク姿で登場した。90年6月の結成1周年ライブで行った「観客のドレスコード黒服」の手法も用い、50万通以上の応募者から抽選で選ばれた約5万5000人の観客も全員、黒の服で会場に訪れた。
 インディーズ時代の曲「FATE」で幕が開き、派手なメークのRYUICHI(40)は「今夜、久々にあの当時のLUNA SEAがよみがえりました。みんな、全員飛ばしていくぞ~」とあいさつした。RYUICHIは「20年前にはLUNACYとして東京ドームでライブをやるとは思わなかった」としみじみ語り、「世界29カ国から50万件の応募の中、幸運に選ばれたお前たちを兄弟みたいに思う」と呼び掛けた。」
と報道されている。
 
********** 
丸ノ内線で徐々に黒服の乗客が増加。
見ていたら皆後楽園駅で下車。
東京ドームに向かう。
まずは、黒服限定GIGのトートバックを購入
 
入り口で
 NHK BS デジタル 20th10th LUNA Digital Dome のクリアーファイルを1枚配布
 
17:30開演
最初は厳かな教会風景の中でミサの合唱からスタート。合唱団が順番に退場していくとメンバー5人が現れ演奏がスタートする。
 会場は騒然。近くの観客は総立ちとなる。隣の女子は立たず胸の前で両手の指を合わせて祈るように壇上を見つめる。おかげでこちらもたたずに済む。
 ななめ前では金髪の女性が首を大きく振り回し前身で踊っている。その前の列でも数人の女性が同じように踊っていて、長髪が前後左右に飛び跳ねているので、隣で比較的静かに見ている女性がよけながら聴いている。
 手を前に突き出したり、歌に合わせて声を出すなど臨場感に圧倒される。
 歌は上手いし、演奏も流石。大音量に身体が振動する。
18:30頃 
 ドラムのソロになり、迫力ある演奏の合間に聴衆にもっと大きな声で返事をするように促す。次はベースも同じように。ここから第2部の演奏に。ボーカルよりこの無料ライブの申し込みが全世界より50万件を超えてシステムダウンも引き起こし、大変な倍率の中当選して来場したのだから皆で盛り上げようと話がある。
19:15
 ラストの曲が終わりいったん中断となる。
19:25
 アンコールが始まり2曲歌う。2曲目はしんみりした曲。その後各メンバーが客席に向かって口をつけたペットボトルやドラムスチックなどを投げ入れるサービス。最後観客も含めて全員で隣同士で手をつないでジャンプを一回してエンドとなる。
19:50
 女の子同士抱き合って泣いている風景も見られた。
 帰り東京ドームの外は黒服で満ちあふれた。


グッズ売り場の風景
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


LUNACY コンサート
入場無料の看板
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 



海外からの観客の案内ブース

ランチ 荻窪ルミネ 東京純豆腐

 平成22年12月25日(土)
今日の昼食は
荻窪ルミネ5階
東京純豆腐
 
豆腐をメインにした韓国の鍋料理「スンドゥブ」を食べさせる。
おしゃれな女性客が多い店。
 
「スンドゥブ」とは
 豆腐をメインとした韓国の鍋料理。
 出来たてのフワフワした豆腐と一緒に野菜、肉、海老、アサリなどの魚介類と様々な具材を、秘伝の唐辛子ベースの調味料“タテキ”が入ったスープで煮込む料理。
 「高タンパク」「低カロリー」の豆腐と、新陳代謝を高める唐辛子の「カプサイシン」で味・営養、更には食欲をも刺激するとてもヘルシーな鍋。
 韓国生まれのスンドゥブは、ヘルシーで健康的な食事としてアメリカでブームとなり、今も次々と専門店が増えている。
 
ランチセット
 好きなスンドゥブ+ご飯・ナムル3種・デザート付き
 +以降がサービスとなっている
 

写真はクリスマススンドゥブ
(みそ味)
 1,300円
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

写真は
 
牡蠣スンドゥブ
(塩味)
 1,300円
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
今日は牡蠣スンドゥブのほうが美味しかった。

2010年12月24日金曜日

近江楽堂クリスマスコンサート

 今日はクリスマスイヴ。近江楽堂のクリスマスコンサートで素晴らしいソプラノとリードオルガンに感激。
 ソプラノの山本さんは素晴らしい歌声。リードオルガンも良い音色。若い合唱の3人も良かった。
 2度の公演。1度目は2列目で表情を見ながらだったが、2度目は一番後ろで聴いたところ本当に良い響き。前で聴いていたよりも素晴らしい臨場感だった。近江楽堂の素晴らしさに改めて感激。
 無料でこの素晴らしさに感謝。
 
近江楽堂クリスマスコンサート
2010年12月24日(金)
12:30~13:10
13:45~14:25
 
ソプラノ 山本富美(やまもと ふみ)
 東京藝術大学卒業、同大学院修士課程を経て博士後期課程単位取得終了。イタリア政府給費生として渡伊し、ミラノ・ヴェルディ国立音楽院卒業。ベッリーニ、マリアカナルスなど国際コンクールに入賞し、ヨーロッパで活動後、米国に渡りヘンデル『エジプトのイスラエル人』でデビュー。以後『ネルソンミサ』『アダム』(世界初演)『証聖者の荘厳な晩祷』などに出演。帰国後は日本歌曲の初演、オペラにも出演。CD『幽韻』をリリース。二期会及び東京室内歌劇場会員。都留文化大学非常勤講師。
 
リードオルガン 相田南穂子(あいだ なおこ)
 東京音楽大学音楽学科ピアノ専攻卒業、同研究所オルガン専攻修了。聖グレゴリオの家宗教音楽研究所教会音楽科終了、同専攻科(オルガン・声楽専攻)修了。聖グレゴリオの家宗教音楽研究所の声楽アンサンブル「カペラグレゴリアーナ・ファヴォリート」に所属して演奏活動を行っている。日本オルガニスト教会会員、日本リードオルガン教会会員。日本キリスト教会大泉教会オルガニスト。
 
合唱
大畠菜々子(おおはた ななこ) ソプラノ
林眞美(はやし まみ) ソプラノ 東京藝術大学
大畠英人(おおはた ひでと) テノール
 
司会・進行:大畠英人 
 
プログラム
 
ひさしくまちにし    讃美歌より
 
マリアの子守歌    マックス・レーガー
 
聖母マリア       大中寅二
 
阿蘭陀船        藤井清水
 
クリスマス田園詩曲(オルガンソロ)   鷲見五郎
 
キャンドルライト キャロル(合唱)    ジョン・ラター
 
パニス・アンジェリクス           セザール・フランク
 
アヴェ・マリア                カッチーニ
 
おやすみなさい(ソロ+バックコーラス)   讃美歌21より
 
~みなさんご一緒に~
 
きよしこのよる
 
1.きよしこのよる 星はひかり
  すくいのみ子は まぶねの中に
  ねむりたもう いとやすく
 
2.きよしこのよる み子の笑みに
  めぐみのみ代の あしたにひかり
  かがやけり ほがらかに
 
使用楽器:リードオルガン
カナダ(Woodstock) KARN社 1920年頃
11個ストップ 61鍵
近江楽堂所蔵

2010年12月23日木曜日

『ろくでなし啄木』

『ろくでなし啄木』(案内)
2011年1月7日(金)~23日(日)
東京芸術劇場中ホール
 
三谷幸喜が描く薄幸の歌人の意外な顔
 
 劇作家・演出家としてだけでなく映画監督、脚本家、作家としても一流の才を発揮している三谷幸喜。2011年7月22日に50歳を迎える彼が、「生誕50周年」の節目に新作7本を発表するというニュースは記憶に新しいところです。その記念すべき年の1作目となる舞台『ろくでなし啄木』が年明け早々、東京芸術劇場で開幕します。
 浪花の喜劇女優・ミヤコ蝶々をモデルにした『なにわバタフライ』(04年)や、ゴッホやゴーギャンら画家4人の交友関係を描いた『コンフィダント・絆』(07年)など、実在の人物をユニークな視点で描く物語にも定評のある三谷が、新たに選んだ人物は歌人・石川啄木です。27歳で夭折した啄木の、貧しい文学青年とは異なる別の顔……お金にルーズで、女性に目がなく、平気で嘘をつき、家族や周囲の人間をふりまわす“ろくでなし”!? 謎に満ちた歌人の姿を、彼に翻弄された女と男を絡めて、三谷ならではのサスペンスタッチで描きます。
 啄木役には、蜷川幸雄や野田秀樹の舞台や映画・テレビなどで、目覚ましい活躍を見せる藤原竜太。三谷が脚本を書いたNHK大河ドラマ「新撰組!」(04年)への出演が縁となり、「いつか一緒に舞台を」という6年越しの想いが実現します。同じく「新撰組!」に出演し、近年は映画や現代劇でも新境地を見せている歌舞伎俳優・中村勘太郎が、借金の取り立てをきっかけに啄木と意気投合するテツを演じます。二人と微妙な三角関係になるカフェーの女給・トミには、初舞台となる吹石一恵。若さと大人の魅力を兼ね備えた俳優3人とともに三谷が描く、まったく新しい啄木の物語に期待。
 
作・演出:三谷幸喜
出演:藤原竜也 中村勘太郎
    with 吹石一恵
 
料金(全席指定)
 S-10,000円 A-8,500円
 *プレビュー(1/5・6)S-9,000円 A-7,500円

柿喰う客『愉快犯』

柿喰う客『愉快犯』(案内)
続く、勢い、芸劇eyes.
2011年1月7日(金)~16日(日)
東京芸術劇場小ホール2
 
現代社会を皮肉たっぷりに斬るシニカルな物語と、リアルを吹き飛ばす虚構の醍醐味を前面に打ち出すユニークな作風で評価も高まるばかりの柿喰う客が放つ、「家族愛」をテーマにした新作。源平争乱の時代から、ハッピー&ラッキーな歴史を歩んできた血統・琴吹家に史上最悪の不幸が襲いかかる!
 
作・演出:中屋敷法仁
出演:七味まゆ味 コロ 玉置玲央 深谷由梨香 村上誠基
 
料金(全席指定)
 (1/7)前売ー2,500円 当日ー3,000円
 (1/8~11)前売ー2,800円 当日ー3,300円
 (1/13~16)前売ー3,300円 当日ー3,800円
 平日昼割前売ー2,800円 当日ー3,300円
 学生前売ー2,000円 当日ー2,500円
 高校生以下前売ー1,000円 当日ー1,500円

NODA・MAP 第16回公演『南へ』

NODA・MAP第16回公演『南へ』(案内)
2011年2月10日(木)~3月31日(木)
東京芸術劇場中ホール
 
妻夫木聡、蒼井優ら豪華キャストで送る野田秀樹の最新作
 
 2010年、東京芸術劇場で「信」をめぐる二つの物語を紡いだ野田秀樹。『ザ・キャラクター』『表に出ろいっ!』で信仰や熱狂に潜む信じることの危うさを鋭く描き出した彼が、同じテーマにさらに踏み込み「信じられないもの」ばらりで織りなす新たな物語が、最新作『南へ』です。
 火の山が大好きな男が念願の火山観測所に赴任し、そこで虚言癖を持つ女と出会う。やがて流れる大噴火の噂とあふれ出す不確かな情報、予知、夢、そして群がるマスコミ、果たして大噴火は噂にすぎないのか、それとも……。
 キャスト陣もNODA・MAPならではの豪華な顔合わせ。中でも、07年上演のNODA・MAP『キル』で初舞台にして主演を務めた妻夫木聡と、映像・舞台で活躍する蒼井優の若手実力派二人の共演は大きな見どころの一つです。若手二人を支えるのは、野田作品でもおなじみの渡辺いっけい、劇団☆新感線の看板女優・高田聖子、“最後のアングラ女優”の異名を持つ演技派・銀粉蝶、「子どものためのシェイクスピア」シリーズでもおなじみの山崎清介、ミュージカル・演劇ともにユニークな存在感を発揮している藤木孝、そして野田と舞台経験豊富な面々。さらに、『ザ・キャラクター』でも躍動感たっぷりの演技を見せたチョウソンハ、『表に出ろいっ!』で娘役を好演した黒木華と太田緑ロランスという、野田がその実力を認めた若手俳優たちの活躍にも注目。
 「信じること」「信じないこと」の両方に疑問を投げかけた先に浮かび上がるものとはーー。この一年の集大成として野田が世に問う『南へ』。必見。
 
作・演出:野田秀樹
出演:妻夫木聡 蒼井優
    渡辺いっけい 高田聖子 チョウソンハ 黒木華 太田ロランス
    銀粉蝶 山崎清介 藤木孝 野田秀樹
料金(全指定席)
 S-9,500円 A-7,500円 サイドシート5,500円(25歳以下3,000円)

三越 全国の名菓 菓遊庵 1月のお菓子

豊かな香りと赤く染まった愛らしい姿で、春の訪れを教えてくれる、甘酸っぱい苺を使った和菓子。
 
☆東京<花園万頭> 早春苺 1個252円
 愛らしい苺の姿に整えた、お饅頭。味わい深い饅頭生地と、苺の風味がほのかに広がる上品な甘みの餡が調和した、早春らしい風味。
 
☆福岡<如水庵> いちご大福 4個入597円
 甘みと酸味のバランスが良く、大粒で香り高い新鮮な苺を白餡で包み、やわらかいお餅でくるんでいる。白餡のあっさりした甘みが、苺の爽やかな甘酸っぱさを引き立てている。
 
☆埼玉<亀屋> 小江戸の心 4個入399円
 苺のペーストを白餡に練り込んだ、ほのかな酸味の苺餡を、やはり苺を練り込んだホワイトチョコレートで包んである。苺の優しい風味が効いた、一口サイズの和のスイーツ。
 
☆静岡<間瀬> 雪いちご 1棹630円
 静岡産の苺の果肉を練り込んだ白豆こし餡を白い軽羹でサンドし、雪の中から芽吹く春待ち苺を表現している。果肉のフルーティーなおいしさに、春の訪れを感じる逸品。
 
☆栃木<雅洞> いちごサブレ 15枚入821円
 苺を思わせる可愛らしいハート型の中に、栃木県産「とちおとめ」の香り高いおいしさをぎゅっと詰め込んだ小さなサブレ。苺のつぶつぶ感も味わえる。さっくりとした歯ごたえが美味。
 
☆千葉<房洋堂> 館山いちごどら焼き 1個137円
 館山産の苺を農家より直接仕入れ、白餡に練り込んでいる。ふんわりと焼き上げた皮と、苺の果肉が入った苺餡が、香ばしくフルーティな美味しさを奏でる。

2010年12月22日水曜日

ヒダノ修一 with 太鼓マスターズ(shuichi hidano with TAIKO MASTERS)

 圧倒的な打楽器の迫力、空気が振動し身体も振動する。会場全体が音と振動に溢れている。素晴らしい演奏だった。
 
第31回 トヨタロビーコンサート
 
ヒダノ修一 with 太鼓マスターズ
 
日時:2010年12月22日(水) 18:30~20:25
会場:トヨタ自動車(株) 東京本社 1Fロビー
 
出演者:
ヒダノ修一 with 太鼓マスターズ
(shuichi hidano with TAIKO MASTERS)
 多様化している太鼓界において、伝統的ではなく、流行りの創作系でもない。21世紀の〝いま”を生きる「ヒダノ修一with太鼓マスターズ。
 プレイヤー、プロデューサーとしてだけでなく、高い音楽性を持つ作曲家としても注目のヒダノの作品群を中心に構成されたエキサイティングかつパワフルなステージは、メンバー個人個人の高い技術とパフォーマンス性もあわせ、観る者を確実に魅了している。
 また、全員が多彩なフィールドで活躍していることで、その熱い想いが個性豊かなソロ・パフォーマンスを生み出し、全員がリーダーとしての統率力を発揮できる稀有な太鼓グループである。
 メンバー:
   ヒダノ修一
   大沢しのぶ
   高田淳
   井上智彦
   山本綾乃
   田中まさよし
   金刺敬太
   しんた
   Kevin Meloche(ケビン メローシェ)…カナダ出身
 
プログラム:
♪道草
♪風流
♪海響
♪Hey Jude(~ジングルベル)
♪どんぱち
♪LANDSCAPE
 
<休憩> 20分 紙パックのジュースが配られる
 
♪TAIKO POWER
♪BAOBAB
♪大打撃
♪無敵
♪ソーラン節
♪故郷 l
 
お土産に
豊田市立身体障がい者通所授産施設「さくらワークス」の焼き菓子サブレ1袋
 

山形県米沢市…永井屋時雨(しぐれ)の松本舗の大黒舞(だいこくまい)

 先日、銀座三越で購入し食したら美味しかったので、今日も行ってみたら売り切れであった。残念。いつ入荷するのかも良く分からず。頻繁に見つけにいかないとだめかもしれない。もう一度ぜひ食べたい。永井屋は協和2年(1802)創業とのこと。
 大黒舞(だいこくまい)は、古代米「黒米」入りの餅で、ずんだ餡(枝豆餡)を包んでいる。 
本当に美味しい。

昼の歌声ビュッフェ ~クリスマス編~

昼からオペラの名アリアを楽しむ。東京藝術大学大学院生による素晴らしい歌声を楽しむ。
 
第168回 日本財団ランチタイムコンサート
 
昼の歌声ブッフェ
~クリスマス編~
 
2010年12月22日(水)12:10~12:50
 
出演者:
畠中海央(はたなか みお) メゾソプラノ
 東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。卒業時に同声会賞受賞。現在、東京藝術大学大学院修士課程オペラ科2年に在籍。
 
高梨栄次郎(たかなし えいじろう) テノール
 日大芸術学部音楽学科声楽コースを首席で卒業。学部長賞受賞。第9回日本演奏家コンクール第1位。二期会オペラ研修所第51期マスタークラス終了。現在、東京藝術大学大学院修士課程オペラ科2年に在籍。二期会準会員。
 
井口達(いぐち とおる) バリトン
 筑波大学人文学類を経て東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。卒業時に同声会賞受賞。東京芸術大学バッハカンタータクラブにて研鑽を積む。現在、東京藝術大学大学院修士課程独唱科2年に在籍。
 
古川かりん(ふるかわ かりん) ピアノ
 東京藝術大学音楽学部を経て、現在、同大学院修士課程1年に在籍。
 
<曲目>
♪G.プッチーニ作曲
  歌劇『ラ・ボエーム』より「私が街を歩くとき」
     畠中独唱
♪G.ヴェルディ作曲
  歌劇『ドン・カルロ』より二重唱「我らの魂に友情と希望を」
     高梨(ドン・カルロ)、井口(ロドリーゴ)
♪G.プッチーニ作曲
  歌劇『ジャンニ・スキッキ』より「私のお父さん」
     畠中独唱
♪F.トスティ作曲
  歌曲「マレキアーレ」…イタリア歌曲でナポリ方言
     高梨独唱
♪G.ビゼー作曲
  歌劇『カルメン』より「諸君の杯を喜んで受けよう~闘牛士の歌」
     井口独唱
♪G.ロッシーニ作曲
  歌劇『セビリアの理髪師』より三重唱「ああ!何と意外な展開でしょう!」
     畠中(ロジーナ)、高梨(アルマヴィーヴァ伯爵)、井口(フィガロ)
♪クリスマスメドレー三重唱
 

Special Thanks 酒井麻由佳…東京藝術大学 作曲
             小村朋代…東京藝術大学大学院 ソプラノ
             滑麻里…東京藝術大学 ピアノ
 
今後のコンサート予定
2011年1月12日(水) ♪姉妹によるヴァイオリンデュオ~ピアノとともに~
出演者:   Bienen (ビーネン)
        加藤小百合(かとう さゆり) ヴァイオリン
        市川友佳子(いちかわ ゆかこ) ヴァイオリン
        御法川恵里奈(みのりかわ えりな) ピアノ
 
2011年1月26日(水) ♪北欧のかすかな憂欝、北欧の小さな幸せ
出演者:   濱野与志男(はまの よしお) ピアノ
 
2011年2月9日(水) (仮)ピアノソロコンサート
出演者:   調整中
 
2011年2月23日(水) (仮)フルート・ピアノコンサート
出演者:   調整中

村上龍「歌うクジラ」上・下を読み切る

 村上龍の「歌うクジラ」を題名につられて気楽に読み始めたが、中身が濃く深刻で疲れきって読了した。しかしながら、最後に希望を持たせる終わり方で読後感は良かった。
 日本あるいは世界の置かれている問題を未来の物語で描き出すという非常に困難なアプローチを行っており評価したい。電子版では坂本龍一が音楽を担当しているらしいが、難しいとは思うが映画化(実写は難しいか)を希望する。少子化、移民など現在直面している多くの問題が今後の社会にどのような変化をもたらすのかじっくりと考えなければならない。図書館から上・下2冊を同時に借りたが、期限の2週間では読み終わらなかった。1,600円×2の価値はある本なので、タレントの書いた変な小説ではなく、村上龍の本をもっと買ってもらいたいと望む。

2010年12月21日火曜日

2010 Sanno Hospital Christmas Concert

夜は乃木神社近くの山王病院にてクリスマスコンサート。テノール、ソプラノ、ピアノの魅力を堪能した。天井も吹き抜けで高く、贅沢な空間での演奏会。患者さんの治癒を祈っての演奏。オペラ『椿姫』の魅力を堪能。昼のオペラシティに加えてまたオペラに魅力を感じた。
 
2010 Sanno Hospital Christmas Concert
2010.12.21(Tue) 山王病院 1F 18:30~19:55
 
演奏者:
宗田舞子(Maiko Sohda) ソプラノ メイン企画者
 東京音楽大学ピアノ科卒業。同研究科オペラコース終了。東京音楽大学ピアノ伴奏法助手。二期会研修所終了。
 
渡邉公威(Koi Watanabe) テノール
 国立音楽大学卒業、同大学院修了。文化庁在外派遣芸術家としてローマに派遣。日本人離れした輝かしい美声と繊細な表現力に高い評価を得ており、今後の活躍に大きな期待が寄せられている。二期会会員。
 
矢島吹渉樹(Fubuki Yajima) ピアノ
 1975年生まれ。桐朋学園大学演奏学科ピアノ専攻卒業後、国際ロータリー財団奨学生としてハンガリー国立リスト音楽院に留学。
 
演奏曲:
♪ハンガリー舞曲 第6番(ブラームス)
    矢島・宗田 連弾
 
♪クリスマスメドレー(讃美歌)
    渡邉・宗田
 
♪天使の糧(フランク)
    渡邉
 
♪優雅な月(ベッリーニ)
    宗田
 
♪ワルツ Op.69-2(ショパン)
    矢島 ピアノ
 
♪オラトリオ「メサイア」より
 全ての谷は高く上げられ(ヘンデル)
    渡邉
 
♪オペラ「ルサルカ」より
 月に寄せる歌(ドヴォルザーク)
    宗田
 
♪ハンガリー狂詩曲 第6番(リスト)
    矢島 ピアノ
 
♪オペラ「椿姫」より
 乾杯の歌(ヴェルディ)
    渡邉・宗田 二重唱
 
♪オペラ「椿姫」より
 ああ、そはかの人か(ヴェルディ)
    宗田(渡邉)
 
♪オペラ「椿姫」より
 あの人のそばを離れて喜びはない(ヴェルディ)
    渡邉
 
♪オペラ「椿姫」より
 パリを離れて(ヴェルディ)
    渡邉・宗田 二重唱
 
(アンコール)
♪「メリー・ウィドウ」より
 メリー・ウィドウ ワルツ
    渡辺・宗田 二重唱
  
(ラスト)
♪きよしこの歌
    全員で

クリスマスに「美」と「艶」と競う~若きピリマ・ドンナの共演~

 今日は、東京オペラシティでソプラノとメゾ・ソプラノの若き魅力的な歌手を堪能した。コンサートホールの1階を解放したが、ほぼ満席。無料とはいえ本当に凄い集客力。素晴らしい歌声に魅了されればそうなるか。
 オペラのアリアを聴いているとオペラの魅力に引き込まれそう。
 
東京オペラシティ ランチタイムコンサート
2010.12月21日 11:45~12:30
 
クリスマスに「美」と「艶」を競う
~若きプリマ・ドンナの共演~
 
出演者:
嘉目真木子(よしめ まきこ) ソプラノ
 国立音楽大学および同大学院修了。華やかな舞台姿と確かな歌唱力で新世紀のプリマとして期待されている。二期会会員。
 
澤村翔子(さわむら しょうこ) メゾ・ソプラノ
 東京学芸大学音楽科卒業。バロック~現代までの幅広いレパートリーを持ち、舞台に於いては歌唱力・豊かな表現力は勿論、演技面においてもその評価は高い。二期会会員。
 
大園麻衣子(おおその まいこ) ピアノ
 国立音楽大学ピアノ科卒業。声楽家との共演を中心に全国各地で演奏活動中。国立音楽大学嘱託演奏員。
 
プログラム:
♪オペラ『コジ・ファン・トゥッテ』より「ああ妹よ、ご覧」/モーツァルト
    嘉目真木子・澤村翔子二重唱
 
♪からたちの花/山田耕筰
    嘉目真木子独唱
 
♪初恋/越谷達之助
    澤村翔子独唱
 
♪オペラ『ロメオとジュリエット』より「私は夢に生きたい」/グノー
    嘉目真木子独唱
 
♪オペラ『フィガロの結婚』より「恋とはどんなものかしら」/モーツァルト
    澤村翔子独唱
 
♪オペラ『蝶々夫人』より「ある晴れた日に」/プッチーニ
    嘉目真木子独唱
 
♪オペラ『蝶々夫人』より「蝶々さんとスズキの二重唱」/プッチーニ
    嘉目真木子・澤村翔子二重唱
 
♪オペラ『カルメン』より「ハバネラ/ビゼー
    澤村翔子独唱
 
♪オペラ『ラクメ』より「花の二重唱」/ドリーブ
    嘉目真木子・澤村翔子二重唱
 
(アンコール)
♪アメージング・グレース
    嘉目真木子・澤村翔子二重唱
 
*閉会後近江楽堂の前を通ったら、本来12月7日開催のランチタイムコンサートを12月21日開催とご案内したことに対するお詫びで忙しそうだった。オペラシティ通信(?)での誤植らしいが単純ミスとはいえ後始末は大変なことだ。
 


昼食は
東京都庁32階食堂にて
中華ランチ 660円
 
ボリュームがあって美味しい。
 
都庁職員は見晴らしの良い
職員食堂で
美味しい昼食を食べている。
 
良い仕事をお願いします。

2010年12月20日月曜日

クリスマスコンサート Chrismas Jazz Ornament 三四郎(Sax)

*クリスマスにちなんだジャズコンサート
まじかにサックスの迫力を感じる。
特にアンコール最後のジョン・レノンのHappy Christmasは、ソプラノサックスの鳴くような迫力ある演奏に涙が出そうになった。
 
日本橋三井タワー アトリウムコンサート
2010年12月20日(月)
18:30~19:30
 
クリスマスコンサート
Christmas Jazz Ornament
 
出演:
三四郎(Sax)
  バークリー音楽院。
小畑和彦(Guitar)
  福岡県出身。
嶋崎雄斗(Drum)
  武蔵野音楽大学大学院。
中村新太郎(C.Bass)
  神戸出身。1982年渡米。1984年帰国。
鈴木厚志(Keyboard)
  国立音楽大学ピアノ科首席卒業。ブラジル系ピアニスト。
継田和広(パーカション)
  国立音楽大学器楽学科打楽器専攻首席卒業。同時に矢田部賞受賞。
 
曲目:
♪Have Yourself A Merry Little Christmas
 
♪ママがサンタにキスをした
 I saw Mommy Kissing Santa Claus
 
♪Silver Bell
 
♪江の島恋心(三四郎オリジナル)
 
♪The Christmas Song
 
♪サンタが街にやってくる
 Santa Claus is Coming to Town
 
♪My Love
 
(アンコール)
♪サマー・サンバ
 
♪Happy Christmas
    *素晴らしかった

「魅惑のロシア!」 小野綾香(メゾ・ソプラノ) 吉留倫太郎(バリトン) 森裕子(ピアノ)

期待の音楽性による
アフターヌーンコンサート
Afternoon Concert
2010年12月20日(月)
12:20~12:45
JTアートホール アフィニスにて
 
*東京藝術大学の大学院生2人の歌声が素晴らしかった。ロシアの歌曲も良い歌が一杯ある。なお、アンコールのペチカは日本語で歌ってくれたのでさらに良かった。
 
ーVol.297-
「魅惑のロシア!」
 
♪リムスキー=コルサコフ/歌曲集「詩人に」Op.45  歌唱:小野綾香(メゾ・ソプラノ)
 リムスキー=コルサコフは「管弦楽の大家」と呼ばれ、それぞれの楽器の特性を最大限に生かしてオーケストラに組み込むことで、輝くばかりの色彩的な音色を生み出すことに成功した作曲家である。歌曲集「詩人に」はプーシキンらによる5編の詩から成り、「芸術とはなにか、それを伝えるものの苦しみと使命とはなにか」といった想いに満ちた曲集である。
 1曲目《こだま》は詩人の苦しみが、荒れる森の中で表現される。2曲目《奇跡》はリムスキー=コルサコフの得意とした海の描写が全体を包んでおり、海の表面が風によって波立ち、葦が揺れる様が感じられる。3曲目《八行詩》は彼の代表作であり、4曲目《疑い》は落雷や、平和な小川、木々のざわめく音など、次々と変わる情景描写が聴き手を楽しませる。5曲目《詩人》はみずみずしい輝きを持ち、「管弦楽の大家」と呼ばれたリムスキー=コルサコフの力量を存分に堪能できる一曲である。
 
♪チャイコフスキー/ドン・ファンのセレナーデ 歌唱:吉留倫太郎(バリトン)
 スペインの伝説上の人物を下敷きにした曲。今日も素敵な女性を見つけたドン・ファンは、窓辺に誘い出すため、歌を歌う。「おいで、ニゼータ…急いでバルコニーへ!」オペラ「エゲーニフ・オネーゲン」で大成功を収めたチャイコフスキーが、同じ年に書いたまさに円熟期の作品。
 
♪チャイコフスキー/夜 歌唱:吉留倫太郎(バリトン)
 「私」は「夜」を愛するがゆえ、嘆き、苦しむ。いったいどうして「夜」をこれほどまでに愛してしまったのか。そして、本当に「夜」のことを愛しているのか…「私」にはわからない。晩年のチャイコフスキーは暗い歌曲ばかり作曲しているが、これはそんなチャイコフスキー後期を代表する作品。苦悩する主人公の揺れ動く心を、見事に表現している。
 
♪チャイコフスキー/「スペードの女王」より『私はあなたを愛しています』 歌唱:吉留倫太郎(バリトン)
 サンクトペテルブルクの貴族社会に生きた野心家の青年士官ゲルマンと、伯爵令嬢リーザとの悲恋を描いた作品。ゲルマンは身分違いの恋に悩み、賭博で身を滅ぼす。このアリアは、リーザの婚約者であるエレツキー公爵によって歌われる。エレツキーはハンサムで家柄よく高貴な性格の男性だが、リーザはなぜか暗い瞳をもった情熱的な青年ゲルマンにひかれてしまう。華やかな舞踏会にリーザと連れ立ってやってきたエレツキーは、うかぬ顔をした彼女を見て、「悩みがあるなら打ち明けて下さい。私はあなたを愛しています、とても深く」と、思いを込めて訴える。
 
東京藝術大学
 
小野綾香:おの あやか(メゾ・ソプラノ)
 愛知県出身。東京藝術大学音楽学部声楽科を卒業し、現在同大学院修士課程2年に在学中。
 
吉留倫太郎:よしどめ りんたろう(バリトン)
 福岡県出身。東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。卒業時に松田トシ賞を受賞。現在同大学院修士課程2年。
 
森裕子:もり ゆうこ(ピアノ)
 東京藝術大学付属高校、同大学を経て、同大学院修士課程修了。シュトゥットガルト国立音楽大学留学。現在、東京藝術大学、聖徳大学各講師。二期会研修所ピアニスト。
 
(これからのアフターヌーンコンサート)
2011年1月7日(金)
Vol.298 東京藝術大学
藝大邦楽科によるミニコンサート『永久(とわ)のながれ~その先にあるもの~』
「花の寺」「流れ」
金木祐木 西国領君嘉 山形彩乃(日本舞踊)
萩岡未貴 萩岡信乃(箏) 日向史子(十七弦) 三枝舞(笛) 杵屋五郎(三味線)
 
2011年1月20日(木)
Vol.299 国立音楽大学
ソプラノ・バリトンコンサート~若き情熱に乗せて~
ロッシーニ/歌劇「セヴィリアの理髪師」より『私は街の何でも屋』
ドニゼッティ/歌劇「ランメルモールのルチア」より『ここへおいで、ルチア』
尾形詩織(ソプラノ) 清水勇磨(バリトン) 吉田彩(ピアノ)
 
2011年2月9日(水)
Vol.300 洗足学園音楽大学
洗足学園音楽大学 室内楽コンサート
※出演者・曲目は学内オーディションにより選考

2010年12月19日日曜日

荻窪 教会通り 麺処 鳴神 なるかみ ラーメン屋 2度目


 平成22年12月19日(日)
 
荻窪 教会通り
麺処 鳴神(なるかみ)
で昼食
 
ビールは
アサヒドライの中瓶 450円
 
餃子 300円
ジューシーで美味しかった。
お薦めできる。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
メニューに大盛がなかったのは気のせいか 

白湯しょうゆ 味玉 ラーメン
780円
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 



上湯しょうゆ 味玉 ラーメン
780円

荻窪 教会通り 不思議な店 「タマーム(Tamam)」


 荻窪の教会通りに
 不思議な店がある
 
カレーの店だが
開いているのも不定期に見える
 
しっかり見ると
「indian restrant Tamam(タマーム)
のように見える
 
一度持ち帰りで
カレーを食べたことがある。
 
外観は
以前の
スター餃子のまま
 
本当に不思議な店だ
 
 
 
 
 


備忘録 「さて、ワイルダーの話をしましょうか。」

「さて、ワイルダーの話をしましょうか。」
Vol.2 (番外編=授業編)
 
日時:2011年1月6日(木)
    19時55分~21時25分
    (多元文化論系研究4の7時間目の授業)
 
場所:早稲田大学戸山キャンパス
    文学学術院 31号館201教室
    (スロープ上の左側にある32号館入り口から入り、
     階段を上がった2階にある)
 
メンバー:柴幸男(劇作家)
      +中野茂樹(演出家)
      +水谷八也(早稲田大学文化構想学部文芸ジャーナリズム論系教授)
 
聴講自由

2010年12月18日土曜日

トークセッション「戯曲翻訳の現在」を聴く

平成22年12月18日(土)
14:00~15:40
 
新国立劇場
オペラハウスホワイエ
 
トークセッション「戯曲翻訳の現在」
 
登壇者:長島確    「ヘッダ・カーブレル」
     常田景子   「やけたトタン屋根の上の猫」
     水谷八也   「わが町」
     岩切正一郎  「ゴドーを待ちながら」
     宮田慶子   (芸術監督)
 
企画内容:宮田芸術監督1年目シーズンの中心企画「JAPAN MEETS…-現代劇の系譜をひもとくー」で取り上げた記念碑的翻訳劇4作品の新訳に取り組んだ4人の翻訳者たちが集結。翻訳劇の魅力やそれぞれの翻訳秘話を楽しく語り合う。
 
・長島氏
 翻訳はすぐ古びる。だから新たに翻訳するのは意味がある。今どうして? ノルウェー人のアンネさんとの共同翻訳。演出家と事前に話をすること。が大事。
 
・常田氏
 演出は松本さん。話し方で人間関係の印象が変わる。キーワードは変えない。
 
・水谷氏
 あまりドラマチックでない台本になっている。演劇は今ここでしか存在しない。「死ぬ」がキーワード。原作と翻訳とは同じではない。そのプロジェクト毎に翻訳があるべき。事前には他の訳は読んでいるが、翻訳中はできるだけみないで翻訳した。
 
・岩切氏
 作者はアイルランド人。フランス語で書かれている。作者が自分で英語に訳した。違う内容になっている。また20年後に他のバージョンが出ている。もとが3つあり、どれを基本に訳すのか難しかった。
 
・長島氏
 文体のことは考えていなかった。現場でどのように使えるか? 役者さんとの間でどうなるか?
 
・常田氏
 自分の文体がある。役者により癖がある。直訳でもしゃべるとそれで良い時もあるが、作者によってはだめな場合がある。ミール・ダビュートは直訳風。最初の数ページがすごく時間がかかる。固有名詞やいいまわしで分からないことがいっぱいある。(例)チッペンデール=男性ストリップ:どう訳していいか難しい。ニューヨーカーだから分かる。
 
・水谷氏
 英語と日本語では構造が違うので訳が難しい作家がいる。ワイルダーはシンプルなので次の一手は先を読まないと違う方向に行く危険性がある。ワイルダーは数字に弱い。年齢がめちゃくちゃになっていて役者さんからどうしたらいいかとの問いがあり、本読みが恐ろしい。
 
・岩切氏
 ベケット:言葉自体が音の遊び(韻を踏んでいる)でフランス語ならできるが、それ以外の言語に訳すのは難しい。日本語にはしにくい。アメリカの作家は大雑把なので、その刹那でつじつまが合えばよい。
 
・常田氏
 ラビュート、ショーペンホールが気にいっている。
 
・長島氏
 古いもので翻訳が無理をしているのが好き。古典が面白い。今ハムレットを新訳している。
 
・岩切氏
 アヌイ『荷物のない旅行者』、日本ではやらしてくれない。イヨウトスコー『古い偽善者』。50年代頃の作品。モリエール、ラシール。古典を現代風にやってみたい。
 
・宮田氏
 若い人がワイルダーに関心を持っている。紹介ではなく消化して演じるべきだ。これまでは消化しないで先を急いで来たのではないか。古典として残って来たものにはそれ自体に意味があるはずだ。
 
○『ヘッダー・ガープレル』(2010.9.17~10.11 小劇場)
 『人形の家』『ペール・ギュント』などを残したノルウェーの劇作家、イプセンの中でも最も現代的とされる作品。
 
翻訳:長島確(ながしま かく)
 ドラマトゥルク・翻訳家。立教大学フランス文学科卒。P・ブルック作品の字幕操作を機に、戯曲の翻訳に取り組み始める。現在、ドラマトゥルクとして、コンセプトの立案から上演テキストの編集・構成まで、身体や声とともにあることばを幅広く扱う。ベケットやサラ・ケイン、ヨン・フォッセらの戯曲の翻訳のほか、さまざまな演出家や劇団の作品に参加。訳書にベケット『いざ最悪の方に』、翻訳に『ヘッダ・ガーブレル』(共訳)。東京藝術大学、立教大学、京都造形芸術大学非常勤講師。
 
ものがたり
 亡きガーブレル将軍の娘ヘッダと夫である文化史の研究者ヨルゲン・テスマンが、半年におよぶ新婚旅行から帰ってくる。新居での朝をおばユリアーネ・テスマンやお手伝いのベルテに迎えられたヘッダの表情は暗い。旅行中、テスマンは研究に夢中で、ヘッダは退屈に過ごしていた。そのころ、エルヴステード夫人が夫を捨て、レーヴボルグを追ってこの町にやって来た。テスマンの長年のライバルであるレーヴボルグは、新しい本を出版し、先に帰って来ていたのだ。テスマンはレーヴボルグを家に招き、ブラック判事が催すパーティーに一緒に出かける。そこでレーヴボルグは酔っぱらい、大事な未発表原稿を落としてしまう。愛と憎しみ、凡庸と非凡、夢と野望ー。原稿をめぐるヘッダとテスマン、友人たちそれぞれの想いは、思いがけない結末へと渦巻いていく。
 
○『やけたトタン屋根の上の猫』(2010.11.9~28 小劇場)
 『ガラスの動物園』『欲望という名の電車』と並ぶテネシー・ウィリアムズの傑作戯曲で、1955年のピュリツァー賞受賞作。
 
翻訳:常田景子(つねだ けいこ)
 東京大学文学部心理学科卒。大学在学中、劇団夢の遊眠社に入団。文学座付属演劇研究所20期。木山事務所、如月小春主宰NOISEなどで俳優として活動するかたわら翻訳を始め、パルコ劇場制作部勤務を経て、現在は上演台本を中心に翻訳に携わる。初上演作品は1993年、『滅びかけた人類、その愛の本質とは…』、2001年、第8回湯浅芳子賞、翻訳・脚色部門受賞。近年の主な上演作品に、『グレイ・ガーデンズ』『奇跡の人』『回転木馬』『シカゴ』『6週間のダンスレッスン』『ペテン師と詐欺師』などがある。     
 
ものがたり
 舞台はアメリカ南部の大富豪の家。一代で大農園を築き上げた一家の主(ビッグ・ダディ)は、体調を崩して受けた健康診断の結果、癌に侵され余命いくばくもないと判明するが、本人には健康体と知らされていた。この家の次男ブリックは、愛する友人の死をきっかけに酒びたりの生活を送り、その妻マーガリットは、ある事件を境に失いかけている夫の愛を取り戻そうと必死だった。一方、長男グーバーとその妻メイの夫妻は、父の病状を知って、遺産相続を有利に運ぼうと画策する。ビッグ・ダディの誕生日のパーティーに集まった、2組の夫婦、母親ら、一見なごやかな家族の団らんのなかから、親子、兄弟、夫婦そして家族たちの「嘘と真実」が白日のもとに曝されていく…。
 
○『わが町』(2011.1.13~29 中劇場)
 1938年に発表され、その年のピュリッツァー賞を受賞した、アメリカの劇作家、ワイルダー不朽の名作。
 
翻訳:水谷八也(みずたに はちや)
 学習院大学大学院人文科学研究科修了。現在、早稲田大学文化構想学部教授。翻訳書にワイルダーの『危機一髪』『結婚仲介人』、ドーフマンの『谷間の女たち』『The Other Side/線の向こう側』『世界で最も乾いた土地』など、ワイルダー関係の論文に「Our Town-human mindとhuman natureのドラマ」「The Skin of Our Teethにおける中断」「劇作家 ソーントン・ワイルダー 一形式としてのヴォードヴィル」「”PRETENSE”の弁護ーソーントン・ワイルダーの一幕劇集」「Thornton WilderとNascuntur Poetae・・・における詩人の肖像」「Thornton WilderのThe Wreck on the Five-Twenty-Five」などがある。
 
ものがたり
 アメリカ合衆国ニューハンプシャー州グローバーズ・コーナーズ。この町の医者であるドクター・ギブズの家にも、また隣家の住人、町の新聞の発行人・ウェッブ氏の家にも、いつもと変わらない平和な一日が訪れている。ギブスの息子・ジョージとウェッブの娘・エミリーは、ともに16歳で幼なじみ。二人の頭にあるのは今日の宿題のこと。将来の夢のこと、そして、ほんの少しだけ気になっている隣の家の幼なじみのこと。いつもの朝、いつもの一日。それから3年。高校の卒業式の直後。幼なじみのエミリーとジョージは結婚の日を迎える。ジョージは嬉しさのあまり、朝から落ち着かない。新たな家族を迎える2組の両親の、「結婚」に対する思い、新たな家族となる若い二人への願いが語られる。お互いの愛を再認識した二人は、町の多くの人々の祝福を存分に受けながら、幸せな結婚式を終える。永遠に続くと思われた幸せに満ちた夫婦生活が9年を数えた頃、思いがけない出来事がエミリーの身に起きて…。
 
○『ゴドーを待ちながら』(2011.4.15~5.1 小劇場)
 1953年の初演。「不条理演劇」の代表作として演劇史に名前を残すベケットの傑作。
 
翻訳:岩切正一郎(いわきり しょういちろう)
 フランス文学者、詩人。東京大学大学院修了。パリ第7大学留学を経て、現在、国際基督教大学教授。戯曲の翻訳に『ひばり』(ジャン・アヌイ)、『カリギュラ』(アルベール・カミュ)、音楽劇の翻訳に『兵士の物語』(ラミュ/ストラヴィンスキー)がある。その他の著作では、著書『さなぎとイマーゴ・ボードレールの詩学』、詩集『エストラゴンの靴』、翻訳書『ノアノア』(ポール・ゴーギャン)、『世界文学空間 文学資本と文学革命』(パスカル・カザノヴァ)、『サタンが稲妻のように落ちるのが見える』(ルネ・ジラール)など。2008年『ひばり』と『カリギュラ』の翻訳によって、湯浅芳子賞を受賞。
 
ものがたり
田舎道。一本の木がある。
夕方。
エストラゴンが道端に座っている。靴を脱ごうとするのだが、なかなか脱げない。そこへヴラジミールがやってきて他愛のない会話が始まる。やがて、エストラゴンが立ち去ろうとするのをヴラジミールが留める。
 エストラゴン       どうして。
 ヴラジミール       ゴドーを待っている。
 エストラゴン       そうだね。
二人はゴドーに会ったことはなく、いつまでも待ち続ける。そこにポッゾとラッキーがやってくる。やがてラッキーは哲学的な演説を始める。
二人が去った後、少年が現れゴドーの伝言を伝える。今夜は来られないが、明日は必ず来ると。
そして翌日、同じ時刻、同じ場所。
エストラゴンとヴラジミールはまたゴドーを待ち続ける。
 
(芸術監督)
宮田慶子(みやた けいこ)
 2010年9月より新国立劇場演劇芸術監督。日本演出者協会副理事長。翻訳劇、近代古典、ストr-トプレイ、ミュージカル、商業演劇、小劇場と多方面にわたる作品を手がける一方、演劇教育や日本各地での演劇振興・交流に積極的に取り組んでいる。主な受賞歴:1994年紀伊国屋演劇賞個人賞『MOTHER』、97年読売演劇大賞優秀演出家賞『フユヒコ』、98年芸術選奨文部大臣新人賞『ディア・ライアー』、2001年毎日芸術賞千田是也賞、01年読売演劇大賞最優秀演出家賞『赤シャツ』『悔しい女』『サラ』など。

2010年12月17日金曜日

「カウボーイ家族」石神井店 開店

22年12月17日(金)
日本経済新聞の報道によれば
 
「ロイヤルホスト」石神井店 閉店後の業態変更として
 
新たに
「カウボーイ家族」石神井店が22年12月20日(月)に開店とのこと。
(ロイヤルホストのホームページでも開店の告知あり)
 
午前11時から午後11時半営業
(平日の午後3時半から午後5時までは閉店)
 
ステーキやハンバーグといった肉料理を注文すると、スープやカレー、パスタ、サラダ、デザートが取り放題になるサラダバーが付く仕組みを採用。
1人当たりの平均支払いは、1,250円を想定とのこと。
 
「カウボーイ家族」はこの石神井店が初めてで、すぐに関西で1店開店(12月27日「カウボーイ家族」布施南店)し、その後新たな展開を試みるらしい。
どのような店か注目しよう。

ロイヤルホスト発表によると 
「石神井にオープンした同店舗は、若いファミリー層をターゲットとした"良質なステーキファミリーダイニング"がテーマ。
メインメニューは、「カウボーイステーキ」(200g ライス・サラダバー付き : 1,344円)、「プレミアムサーロインステーキ」(同 : 1,869円)、「カウボーイハンバーグステーキ」(同 : 1,239円)をはじめとする、ステーキやハンバーグ、オムライスなど約25種類。メインメニューを注文すると、お代わり自由のサラダバーがセットで楽しめる。想定客単価は約1,250円。
サラダバーでは、野菜、店舗仕込みの調理サラダ、スープのほか、フルーツやソフトクリーム、ゼリーなどのデザートも提供。また、ファミリー層を意識してカレーやパスタもサラダバーのお代わり自由メニューとなっており、合わせて約30種類を常時用意する。
27日には、第2号店「カウボーイ家族布施南店」が大阪府東大阪市にオープン。今後は、年内に開業する2店舗の反響を踏まえて、新たな展開を考えていく。」

スペイン・ガルシア州自治政府 ペドロ J.ガジェンコ 経済大蔵省 駐日代表 の講演を聴く

平成22年12月16日(金)
 
高千穂大学にて
寄附講座を受講
 
本日の演者は
スペイン・ガリシア州自治政府
経済大蔵省 駐日代表の
ペドロ J.ガジェンコ氏
 
文化のかけ橋としてのスペイン料理
をテーマとしての講演を拝聴した。
 
面白くお聞きし
スペインを旅行したくなり
帰宅途中で書店により
ガイドブックを立ち読みしてしまった。
 
 
 

今日の昼食
 
高千穂大学学食
ランチ(イタリアンハンバーグ)
450円

2010年12月16日木曜日

小林陽一&Japanese Jazz Messengers の演奏に酔う

平成22年12月16日(木)
 
NHKふれあいホール
セッション2010 の公開収録
19:00~20:15
 
出演:小林陽一&Japanese Jazz Messengers
     小林陽一(ドラムス)
     こばやし よういち
        1953年生まれ。クインテット結成35周年。
     谷殿明良(トランペット)
     たにどの あきら
        1983年生まれ。バークリー音楽院2006年卒業。
     浜崎航(サックス)
     はまさき わたる
        長崎市出身。2004年名古屋市立大学医学部卒業。医師免許獲得。
     三木成能(ピアノ)
     みき なりよし
        1973年生まれ。武蔵野美術大学出身。
     高道晴久(ベース)
     たかみち はるひさ
        1975年生まれ。東京理科大学理工学部卒業後、バークリー音楽院に。
 
「C Jam Blues」 (1分22秒)
 (ドラムス)小林陽一(テナー・サックス)浜崎航(トランペット)谷殿明良(ピアノ)三木成能(ベース)高道晴久

「In case you missed it」 (2分48秒)
 (ドラムス)小林陽一(テナー・サックス)浜崎航(トランペット)谷殿明良(ピアノ)三木成能(ベース)高道晴久

「Goshipping Cats」 (4分05秒)
 (ドラムス)小林陽一(テナー・サックス)浜崎航(トランペット)谷殿明良(ピアノ)三木成能(ベース)高道晴久

「Haru no Ame」 (6分28秒)
 (ドラムス)小林陽一(テナー・サックス)浜崎航(フリューゲル・ホルン)谷殿明良(ピアノ)三木成能(ベース)高道晴久「In the dream」 (5分18秒)(ドラムス)小林陽一(テナー・サックス)浜崎航(トランペット)谷殿明良(ピアノ)三木成能(ベース)高道晴久

「リオの月」 (5分31秒)
 (ドラムス)小林陽一(テナー・サックス)浜崎航(フリューゲル・ホルン)谷殿明良(ピアノ)三木成能(ベース)高道晴久

「For a change」 (3分23秒)
 (ドラムス)小林陽一(テナー・サックス)浜崎航(トランペット)谷殿明良(ピアノ)三木成能(ベース)高道晴久

「I get kick out of you」 (4分49秒)
 (ドラムス)小林陽一(テナー・サックス)浜崎航(トランペット)谷殿明良(ピアノ)三木成能(ベース)高道晴久

「In the Wee small hours」 (5分13秒)
 (ドラムス)小林陽一(フルート)浜崎航(フリューゲル・ホルン)谷殿明良(ピアノ)三木成能(ベース)高道晴久

「A night in Tunisia」 (10分44秒)
 (ドラムス)小林陽一(テナー・サックス、打楽器)浜崎航(トランペット、打楽器)谷殿明良(ピアノ、打楽器)三木成能(ベース、打楽器)高道晴久

*ラス前が「チュニジアの夜」、ラストが「枯葉」、アンコールが「モーニン」と本当に懐かしい曲を生で聴けたので本当に満足。迫力があった。
     

旧東京音楽学校奏楽堂 藝大生による木曜コンサート 打楽器 観覧

平成22年12月16日(木)

開演 午後2時

 

*トッパンホールから歩いて上野公園の旧奏楽堂に。坂道を上がったり下りたり大変。1時間近くかかり開演には間に合わず。約10分遅れて会場に。1曲目の途中から控室で音を聴き、2曲目から会場に。打楽器も素晴らしい音色で楽しい。

 

『打楽器』
 
司会:牧野美沙(まきの みさ 院1年)

☆T・ゴーガー:ゲインズボロー
    牧野美沙(まきの みさ 院1年)
    濱口大弥(はまぐち だいや 4年)
    入川奨(いりかわ しょう 3年)
    角銅真実 (かくどう まなみ)
    須長竜平(すなが りゅうへい)
 
*この曲はボストン交響楽団の打楽器セクションのために書かれたものだが、現在ではアメリカは勿論のこと、我が国に於いてもこの種のレパートリーななかで、最も演奏される曲の一つとして数えられるほどポピュラーになっていて、アンサンブルコンテストでもよく演奏される曲である。
それはこの曲が基本的な楽器編成で、しかも、いわゆる現代音楽的、あるいは無調音楽的でもないからだろう。
一楽章 9/8拍子で、小気味良く奏される。
ニ楽章 ゆったりと上品で気品に満ちた表現を楽しめる。特にマリンバの和音に支えられたヴァイヴのレチタティーヴォが魅力的。
三楽章 変拍子を伴ったハイ・テンポの楽章で、それぞれのパートをフィーチャーしてよく歌わせている。

☆M・ブレイク:レット・アス・ラン・アウト・オブ・ザ・レイン
    今井文香
    西村安世
    双木美和子
    野崎めぐみ
 
*マリンバとヴィブラフォンの為の4重奏。
ザンビア共和国というアフリカ南部の国で録音された、カリンバの音楽を模倣して作られた曲。ピアノ又はハープシーコードのデュオの為の楽譜も出版されている。リズムが徐々に変化していく様が広大なアフリカを想像させる。
 
☆N・ジヴコヴィッチ:トリオ・ベル・ウノ
    井上仁美
    須長竜平
    永野雅晴
 
*旧ユーゴスラビアの打楽器奏者でもあり作曲家でもあるジヴコヴィッチの作品。3楽章からなり、本日の演奏は1楽章のみ。3人で一つの大太鼓を弾くところ、またそのリズムが、何か民族の儀式的な様子を感じさせる。
  
☆J・ケージ:サード・コンストラクション
    井上文香
    入川奨
    角銅真実
    西村安世
 
*作曲者のジョン・ケージはアメリカ合衆国出身の音楽家。作曲家、詩人、思想家、キノコ研究者。実験音楽家として前衛芸術全体に影響を与えている。独特の音楽論や表現によって音楽の定義を広げた。沈黙を含めたさまざまな素材を作品や演奏に用いており、代表的な作品に4分33秒がある。
 サード・コンストラクションはテンポが変わっても終始2拍子である。使われる楽器には空き缶など普段楽器としては使われない物もあり、非西洋的な雰囲気を演出する。
 
☆B・タイソン:ヴァーティカル・リヴァー
    亀井博子
    井上仁美
 
*この曲は、作曲者であるブリイク・タイソンが、アメリカ北西部のアイダホ州を流れるボイシ川で川下りをした時に感じたインスピレーションを元に書かれた。曲を通して、美しい情景や、その時の感動が描き出されている。
 
☆P・チャイコフスキー/菅原淳編曲:「くるみ割り人形」より
               行進曲・中国の踊り・こんぺい糖の踊り・ロシアの踊り
    牧野美沙
    清田裕里江
    双木美和子
    野崎めぐみ
    河畑順一
    永野雅彦
 
*チャイコフスキーの3大バレエの一つ、くるみ割り人形より、演奏会用に8曲抜き出された組曲から、菅原淳氏により打楽器6重奏の為に編曲されたのは上記の4曲である。大まかなストーリーは主人公クララがクリスマスにくるみ割り人形をもらい、その人形が変身した王子と一緒にお菓子の国へ行くというもの。行進曲はバレエでは、第一幕で子供のお客様がぞろぞろ集まってくる場面の行進曲。あとの三曲はニ幕の、お菓子の国で胡桃割り王子とクララを歓迎する大宴会の曲だが、それぞれ、中国産のお茶の精のおどけた踊り。金平糖の精が、冷たい鋭角的な光を反射させながら踊る音楽、ロシア・チョコレートの精が、腰を落として長靴の足を前に突き出したりしながら、烈しく忙しい農民の踊りを踊る陽気な場面の舞曲。
 
☆アンコール1曲

トッパンホール ランチタイム コンサート 佐藤俊介(ヴァイオリン)

平成22年12月16日(木)

*トッパンホールのランチタイムコンサート、10時35分頃当日券をもらいに行ったらキャンセル待ちの整理券配布となっていた。大変な人気とのこと。12:05分にようやく入場を許されて会場に。ほぼ満席。佐藤俊介のヴァイオリンも素晴らしかったが、佐藤卓史のピアノ伴奏が素晴らしかった。大変満足。
 
TOPPAN HALL
Lunchtime Concert
~50回記念 スペシャルコンサート 1時間拡大版~
2010年12月16日(木)
12:15~13:15

ヴァイオリン 佐藤俊介
 高い技術と豊かな音楽性を磨き、現在ヨーロッパを拠点にキャリアを築く国際派。
ピアノ     佐藤卓史
 第70回日本音楽コンクール第1位。

ウィーンとパリーーー
 
*今日のコンサートのテーマは、ウィーンとパリ。
 
プログラム
 
モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第29番 イ長調 K305(293d)
Mozart:Sonate fur Klavier und Violine A-Dur K305(293d)

*ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト(1756-91)はオーストリアのザルツブルク出身だが、彼が活躍し、多くの作品が初演されたのはウィーン。一流のピアニストとして知られていたモーツァルトは、ヴァイオリンとヴィオラも弾くことができ、ヴァイオリンのために多くのソナタやコンチェルトを書いている。1778年3月から9月まで、彼は仕事を求めてパリに滞在するが、失敗に終わっただけでなく、同行した母もパリで亡くなり、旅は悲惨な結末を迎える。今回のソナタK305は、パリを去って間もなく書かれているが、過去の悲劇を吹き飛ばすような明るさに溢れる作品となっている。
  
クライスラー:愛の喜び
Kreisler:Liebesfreud

*モーツァルトが活躍したウィーンは、フリッツ・クライスター(1875-1962)の生まれた街。20世紀の初めまでは、演奏者が作曲をし、自作自演を行うことは一般的であった。演奏者として世界的な知名度を得たクライスラーも、ヴァイオリン協奏曲や弦楽四重奏曲までも含む作品を残したが、現在聴く機会が多いのは小品で、その中でも愛奏されている曲といえば、ウィーン伝統的なワルツが用いられた《愛の喜び》と《愛の悲しみ》である。12歳でパリ高等音楽院を卒業し、1938年から43年までフランス国籍を持っていたクライスラーは、まさにウィーンとパリを結ぶ人物でもあった。
  
クライスラー:愛の悲しみ
Kreisler:Liebesleid
 
サラサーテ:ツィゴイネルワイゼン
Sarasate:Zigeunerweisen
 
*作曲家でもあったヴァイオリニストといえば、パブロ・デ・サラサーテ(1844-1908もそのひとり。スペイン出身の彼は、クライスラーと同様、パリ高等音楽院に学び、スペインとフランスに在住しながらソリストとして世界を股にかけて活躍した。彼のほとんどの作品はヴァイオリンのための小曲だが、人気は今でも高く、《ツィゴインルワイゼン》と《祈り》もそうした曲。
 
サラサーテ:《スペイン舞曲集》より<祈り> Op.23-1
Sarasate:‘Playera’Op.23-1,extrait de “Danzas espznolas”
 
サン=サーンス:ヴァイオリン・ソナタ第1番 二短調 Op.75
Saint-saens:Sonate pour violon et piano No1 en re mineur Op.75 
 
*サラサーテのテクニックと上品な演奏は、当時のパリの作曲家達に刺激を与えた。その中のひとりがサン=サンス。カミーユ・サン=サンス(1835-1921)は、いわゆる「神童」だった。2歳でピアノを始め、3歳で作曲し、7歳でラテン語ができたといわれている。彼は数多くの作品をサラサーテに献呈する一方(今回のソナタは違う)、バッハやモーツァルトを手本としていたため、フランス・ロマン主義の作風と古典的な雰囲気が調和されたスタイルを持つ作曲家である。

2010年12月15日水曜日

フジタ・ピアノトリオ アグネスホテル ランチタイムコンサート

2010年12月15日(水)
アグネスホテル ランチタイムコンサート 第69回
 
『イギリスで活躍中の3姉妹トリオ、アグネスに登場!』
 
始めてホテルに行ったが、神楽坂の良い雰囲気が出ていて居心地が良かった。
ホールでのコンサートも落ち着いて、またフジタ・ピアノトリオの3姉妹も
素晴らしい演奏で良かった。
思った以上に感動した。
 
〔フジタ・ピアノトリオ〕
藤田めぐみ(ピアノ)、藤田ほのか(チェロ)、藤田ありさ(ヴァイオリン)の3姉妹。ヨーロッパ中心に活躍しており、英国ではすでに100箇所以上で演奏している。
 
プログラム
♪メンデルスゾーン 『ピアノ三重奏曲 一番 Op.49 No.1 二短調 第一楽章』
 
♪クララ・シューマン 『ピアノ三重奏曲 Op.17 ト短調 第三楽章』
 
♪ブリッジ 『ファンタジー ハ短調』
 
(アンコール)
♪ブリッジ 『ミニチュア組曲』より
 
12:00~12:30と短い時間だったが、堪能した。

麺処 くるり 市ヶ谷 で 特みそ ラーメン を食べる


平成22年12月15日(水)
 
昼食は
市ヶ谷でいつも行列が目立っていた店に
始めて入った。
 
麺処 くるり
 
行列は学生中心
社会人は並ぶのに時間がかかるので
お昼休みは難しいかな
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 




食べたのは
特みそ ラーメン 900円
 
みそラーメンがこんなに美味しくなったとは
感動した。
 
食べて良かった。
 

2010年12月14日火曜日

杉並公会堂 小山実稚恵プレトーク を拝聴

平成22年12月14日(火)

杉並公会堂

グランサロン(地下2階)

19:15~20:30
 
小山実稚恵さんの来年1月の公演前のトーク
萩谷由貴子さんがインタビュアー。
小山さんは気さくに良く笑ってくれた。
 
今年がショパン生誕200年で
ショパンコンクールが開催されたことから
コンクールの審査員として頑張ったことについて
話がはずんだ。
今年は最終ラウンド10名中5名がロシア人であったが、やはりロシアは音楽的な伝統に裏付けられた素晴らしい才能が育っている。優勝者以外でもこれからが期待される才能ある若者が多かったとのこと。日本人は1次予選参加者は一番多かったが2次予選で全員敗退した。これについては、音楽性の狭さ、ショパンにこだわった練習など課題が多いとのこと。自分らしさをどのように発揮するか?これからどうように成長するか?可能性が試されていると。
今後も日本人の音楽教育には多くの課題がある。
 
小山さんは甘党だそうだ。
シュークリームが大好き。モンブランの好きだそうだ。
 
譜面を見るのが大好きで、新しい曲への挑戦もこれからも積極的に行いたいとのこと。
本当に素晴らしい演奏者であることが良く分かった。
 
小山さんがショパンで好きな曲は
「舟歌」や「子守歌」だそうだ。
 
■萩谷:第16回ショパン国際ピアノコンクールの審査員、いかがでしたか?
■小山:ショパン生誕200年という年にワルシャワに行けることは私にとってうれしい出来事でした。世界最高峰のコンクールで、そこでの審査ということもありますが、今の若く、頂点の人たちの演奏を聴くことができるという思いでいっぱいでした。コンクールですが、すべてのステージがまるでリサイタルのようです。まず一次予選ですでに30分以上一人が弾き、ニ次から一人50分ですから、私たちも毎日長い時間、1日8時間ぐらい聴くような生活が3週間近く続きました。
■萩谷:いったん会場に入ると聴き詰めで大変な毎日だったと思いますが、日常のようにピアノに触れられないことが苦痛だったのでは?
■小山:普段の生活では演奏会のための移動などで、ピアノに触れない日もあり、一日二日弾かないという事はそれ程珍しい事ではないのですが、今回は3週間滞在してたったの5時間ぐらいしかピアノは弾けなかったのです。ホテルの審査員の部屋には、主催者のほうで電子ピアノを用意してくれましたが、朝10時から始まるので9時半頃ホテルを出発し、それから2時過ぎまで審査し戻ってきて、また4時半にホテルを出発して、夜の9時ぐらいまでかかりましたので、その合間に電子ピアノに触れる気分になれず、ショパンの命日の前日にピアノをお借りして弾きましたが、もうそのときは、生き返ったような気持ちがしました。
■萩谷:コンクールは10月3日から始まり20日まででした。その期間中の10月17日がショパンの命日にあたります。その昼間に、ショパンの生まれた村、ジェラゾヴァ・ヴォーラというワルシャワ近郊の村ですが、そこにショパンの生家が残されておりまして、そちらで小山さんはピアノを演奏されたんですね。
■:小山:ショパンの作品を、生家で演奏するっていう話がNHKの方からありまして、私も生家で演奏したいなってことをちょっと言いましたら、それが実現しまして。ピアノは生家にあったもので演奏しました。
■萩谷:どんな気分でした?
■小山:もう190何年、生まれたときからちょうど200年、ずっとその土地が息づいて、時は立っているけど同じ空気を吸っているのかなと思うと、すごく感慨深くて。
■萩谷:記念の年に生家でピアノを、また命日にお弾きになるっていうのは、またとないことだと思います。しかし審査の大役は激務で、また長い時間聴かれるということもあります。審査員は今回12名いらしたんですが、協議され意見を調整され、採点し、最終的に結果をお出しになるにあったてご苦労がおありなのでは。
■小山:予選の段階では、点数と、その次のステージに進めるかどうかをイエス・ノーで決めることをしなければいけなかったのです。すごく個性が皆さん強くて、ですからどれだけ自分のもの・自分の気持ちを出すかということが大切だとはしみじみ感じました。その訴えたいもの、考え方、それから感じていること…を、ピアノという媒体を通してどう伝えていくかということの難しさも、すごく感じました。
■萩谷:前回までは審査員が20名ちょっといらいっしゃいました。その約半数がポーランドの方で現役ピアニストより教授の方々が多かったのです。ところが今回からすごく変わりまして、審査員も12名でその中に教授もいましたが、現役のピアニストの方がたくさんいらっしゃいました。やはりピアニストの、自分も演奏家であるという立場からコンテスタントの演奏を聴かれると、議論も百出したのでは?
■小山:基本的にはその演奏家について、審査の結果が出るまでは話をしないーということなのですが、みんなすごく情が激しく、語らずにはいられない。演奏が終わって横の…ロビーの横が、あるところだけ審査員用にブロックされていて、そこで飲み物と簡単な軽食がとれるのですけれどそこでは、解釈のことから自分が感じていることからいろんなお話がでていました。
■萩谷:最終的に結果のところですけど、12人の審査員の方々が、自分がこの人が1位だと思うコンテスタントに「1」つkるんですね。それを合計して一番点数の少ない人が、1位になるという方法でした。数字なので、まあ公平といえば公平です。そして、ユリアンナ・アヴデーエワというロシアの25歳の女性が、アルゲリッチ以来45年ぶりの1位ということになられました。
■小山:すごくよく考え抜かれていて、細部にわたるまで突き詰めて…確実な技巧もありましたし、どのステージも立派な演奏だったと思います。
■萩谷:そして2位はやはりロシアのルーカス・ゲニューシャス(20歳)、それとインゴルフ・ヴンダーというオーストリアの25歳の若者が、同列2位でした。
■小山:ゲニューシャスは、私は個人的には好きだったのですが、巨大な建築物的な、モンスター的な、ちょっと得体の知れないような凄みみたいなものが演奏の中にありました。ショパンも素晴らしかったですが、ロシア物とか大きな作品はすごく聴いてみたいなという衝動に駆られました。またバッハも素晴らしいんじゃないかと感じました。そして、ヴンダーというオーストリア人、非常に正統派で完成されたといいますか。コンクールというのは、これからいろんな世界に出て行くというか、門を開けるというような意識でいたのですが、ある程度いろんな経験も積み、自分のカラーやスタイルを身につけて、完成された出場者がすごく多かったです。
■萩谷:既にプロとしてしっかりやってらっしゃる方たちが、さらにプロの度合いを試されるような場であったような印象を受けました。
3位が、ロシアのダニール・トリフォノフという若者。
■小山:とても新しいタイプの、ユニークといっても解釈がユニークというわけではないのですが、非常に夢を感じさせる演奏家。非常にきらびやかで明るい音を持っていて…姿もまたショパンに似ているという評判でした。
■萩谷:ロシアのピアニストが今回大活躍したのですが、その辺はいかがでしょうか。
■小山:本選に10名残りましたが、その中の5人がロシア人だったのです。その5人はそれぞれ、順位はついてしまいましたが、すごくカラーも違い、主張も強かったですし、更には立派なテクニックがあり、音楽に対する意識がありで、若い人たちなんですけど、見事だと感じさせる、入賞の中に名前は出てこなかったのですけど、すごく若く…ホジャノフ。特に一次はもう忘れられない、ほんとに素敵なピアノだったのです。
■萩谷:次回にきっと上位に入ると思います。非常に話題性のあったピアニストでした。日本勢は残念な結果に終わったのですが、日本のピアノを学ぶ方たちがどういう勉強をしていったら、将来的に、よい結果が生まれるとお感じですか?
■小山:音楽に関係なく何でも物事を進めたり、自分がいいと思って表現するっていうときには、そのしたい物だけをしたのでは、たとえば絵を描きたいと思ったら絵だけ、その芯だけやるんではだめだと思います。それを感じる心だったり、もう少し長い期間を要して作り上げた何かそういうものがいると思います。非常にピアノはうまく弾けているんだけれどということを意見でよく聞いたので、たとえばほかの世界をたくさん楽しむとか、ピアノだけでなくて音楽もほかの分野のものであったり、それからまったく違う世界のことでもいいと思うのですけど、譜面からだけピアノを見ないということが必要…譜面は見るんだけれど、見方は譜面からだけではなくということが必要だと思います。
■萩谷:ゲニーシャスは、本を読むのが好きだと言っていまして、ロシア文学や、シェイクスピアを読み特に文学作品に触れるということを通じて音楽のイメージを膨らませて…という訓練もきっとやっているのではないかと。トレーニングだと思わず、そういうものに触れたい、時間があったら本も読みたいという感性を持っている、そういうピアニストと感じました。でもほんとに3週間も大変な審査員生活を経験して、お帰りになってすぐコンサートで素晴らしい演奏をなされるっていうのは、いったいどれぐらい蓄えっていいますか(笑)あられるのかなあって思います。
■小山:今回感じたのは、私も学生のころはピアノを練習するといったらピアノの楽器と直結していたんです。しかしある時、違うんじゃないかと。小さい時は指が、まず物理的に動きませんから動かす、ただある年齢にきたらテクニック的なことが練習によって飛躍的に進歩するということとは違い、どのようにしたらどういう音が出せるかという、伝えることが非常に大切な気がしてきて、その時、ちょっとピアノから離れたところでこういう音を出したいとかそういうイメージをはっきり持つようにしていました。そんな時、私はスポーツを見るのが好きなんですが、体操の具志堅選手が、何かで体を壊されたとき、実際にトレーニングは出来ない状態だったんだけれども頭の中で、たとえば平行棒だったら平行棒の最初から、このような、ここの筋肉をこう使ってこうやってこういう形でやって…って最後の着地までをシミュレーションして、そしたらその後に体が動かせるようになったときにすごく判ったっていうことを聞いたんです。まずは自分の中にこう弾きたいとか、自分はこの曲ではこうっていう明確なイメージをまず作ると。で、それにどうやったら近づけるのだろうかということを、たとえば深い音を出そうとした時に、もちろん深い音をやるのに表面にたくさんたっぷりと触れば、細かいところで点で触るより面で触れば深い音は出ますが、ただやっぱりそこで深い音を思うことが大切だと。軽い音も、軽い音を思うことが自分の体も作ることにつながる。
■萩谷:イメージトレーニングができていらっしゃる。
■小山:そうすると、時間はもう無限にあって、たとえばどんなときでもそれは出来るし、思っていることは自分にとっては幸せな時間になります。

新国立劇場 「わが町」稽古見学・プレトーク

平成22年12月14日(火)
新国立劇場 中劇場にて
「わが町」稽古見学・プレトークに参加
 
15:30~ 稽古見学
        (約30分)
16:10~ 水谷八也氏プレトーク
        (約1時間)
 
「わが町」
作:ソーントン・ワイルダー
翻訳:水谷八也
演出:宮田慶子
音楽・ピアノ演奏:稲本響
 
主な出演者:
小堺一機
鷲尾真知子
相島一之
佐藤正宏
中村倫也
佃井智美
中村元紀
山本亨
 
青木和宣
増子倭文江
齊藤由貴
 
キャッチコピーは
アメリカの片田舎に暮らす、ふつうの人々のふつうの生活・・・
ニ度と繰り返されることのない「いま」という瞬間。
人生の一瞬一瞬の尊さを描く、ワイルダー不朽の名作。
 
主な出演者の中では佐藤さんは不在だったが、後の出演者は勢ぞろい。
まだ稽古も初期の段階のようだが、稽古風景を見れるのは貴重な機会だった。
宮田さんの演出の実際を体験できた。
 
小堺さんより「チケットを買ってね」とのお願いあり。
 
稽古が地下の稽古場に移動した後、
水谷八也氏(早稲田大学教授)より
「『わが町』と演劇という認識装置」を標題に
トークをしていただいた。
 
『わが町』(1938)初演の舞台風景から話は
シェークスピアへ展開、
グローブ座等の劇場の建物から
シェークスピアの演劇論
またコペルニクスの天動説とシェークスピアの時代背景等
面白い話であった。
ワイルダーはシェークスピア以前の何もない舞台を目指していた。
とのこと。
00年代の演劇家がワイルダーを知らない(勉強していない)のに
結果的に同じような舞台(何もない)で芝居しているのは
時代がそれを求めているのかもしれないとのこと。
非常に面白い話であった。
もっと色々勉強をしたくなった。

荻窪 教会通り 麺処 鳴神 なるかみ ラーメン屋


平成22年12月13日(月)の
夕方に新規開店の
ラメーン屋
荻窪 教会通り
麺処 鳴神 なるかみ
で14日昼食をとる
 
鶏白湯(トリパイタン)しょうゆ らーめん 680円
 鶏を8時間煮込んだ自信のスープ
鶏上湯(トリシャンタン)しょうゆ らーめん 680円
 鶏を4時間煮込んだあっさりめのスープ
味玉+100円
大盛+100円
餃子 300円
ライス 150円
 
 
 
 
 
 
 
 
  

今日食べたのは
鶏白湯しょうゆ らーめん 680円
 
鶏揚げが美味しい
 
濃厚なスープ
 
食べがいがある
 
やはり若い人が多い
若い人は、ライスや餃子を
一緒に頼んでいた 

2010年12月13日月曜日

最高峰の歌手陣によるクリスマスコンサート「オペラ・蝶々夫人ダイジェスト版」観賞

2010年12月13日(月)
日本橋三井タワー
アトリウムコンサート
18:30~19:40
 
~最高峰の歌手陣によるクリスマスコンサート~
「オペラ・蝶々夫人ダイジェスト版」
 
40分以上の蝶々夫人ダイジェスト版は素晴らしいオペラ歌手の歌唱で感激した。
ここまで本格的なオペラをこんなに近くで聴くと素晴らしい。
ありがたい企画であった。
 
出演:
金木博幸(チェロ・ナビゲーター/かなき ひろゆき)
 桐朋学園高校、北西ドイツ音楽大学卒業。
 第48回日本音楽コンクール第2位、東京国際音楽コンクール第1位、
 シュツゥットガルト国際チェロコンクール最高位入賞、
 東京フィルハーモニー交響楽団首席チェリスト
 
北村晶子(ピアノ・音楽監督/きたむら あきこ)
 桐朋女子高等学校音楽科、同大学音楽学部ピアノ科卒業。
 奏者としてだけでなく、新国立劇場オペラ研修所講師を経て、数多くの作品で
 音楽監督を務めるなど、マルチな活動が注目されている。
 現在、コレペティトウールとして多くの声楽隊の指導をしている。
 
石上朋美(蝶々夫人/いしがみ ともみ)
 東京藝術大学音楽学部声楽科首席卒業、同大学院修士課程オペラ科終了。
 2004年第40回日伊声楽コンソルソ第2位と同時に戯曲賞受賞、
 第35回イタリア声楽コンコルソ金賞受賞。
 2005年イタリア・オルヴィエートにおいて、第10回オペラ国際コンコルソ第2位受賞。
 2007年に出演されたオペラ公演が2007年度三菱UFJ財団音楽賞を受賞。
 
所谷長生(ピンカートン/ところだに なおき)
 国立音楽大学卒業、日本オペラ振興会歌手育成部17期生終了。
 2004年藤原歌劇団「イル・カンピエッロ」でデビュー。
 青いサカナ団公演では、主要な役に数多く出演。
 2007年にはイタリア・エルバのフェスティバルにて「愛の妙薬」ネモリーノに出演している。
 
大山大輔(シャープレス/おおやま だいすけ)
 東京藝術大学首席卒業、同大学院修了。
 佐渡裕プロデュース「メリー・ウィドウ」ダニロで注目を集め、同役にて
 「題名のない音楽会」に出演。
 最近ではボストン、ロンジー音楽院にて「The Shadow of The Glen」マイケルなど
 主要な役を助演したほか、国立競技場での国家独唱、
 舞台「夜明けを夢見た男たち」坂本龍馬役など、オペラ以外の活動にも積極的に取り組んでいる。
 
 
向野由美子(スズキ)
 東京藝術大学音楽学部声楽科卒業、同大学院修士過程終了。
 2005年A・ゼッダ指揮の「ラ・チェネレントラ」ティスベ役で藤原歌劇団デビューし、
 翌年「蝶々夫人」スズキ役で好評を博す。
 その後、文化庁子供のための舞台芸術体験事業「カルメン」カルメン、
 世界的な演出家M・ハンペのプロダクションで「コジ・ファン・トゥッテ」ドラベッラなどを演じる。
 2011年も国内外で多くの作品に出演予定。
 
曲目:
バッハ:無伴奏チェロ組曲 第3番より「サラバント」
       金木博幸(チェロ)
プッチーニ:歌劇『ラ・ボエーム』より「冷たい手を」
       金木博幸(チェロ)、北村晶子(ピアノ)
マスネ:「タイスの瞑想曲」
       金木博幸(チェロ)、北村晶子(ピアノ)
プッチーニ:歌劇『蝶々夫人』ハイライト集
       北村晶子(ピアノ・音楽監督)
       石上朋美(蝶々夫人)、所谷直生(ピンカートン)、
       大山大輔(シャープレス)、向野由美子(スズキ)、
       ☆サプライズとして外人の子役(女の子)

東京藝術大学音楽学部付属音楽高校 アカンサス・コンサート 観覧

平成22年12月13日(月)
東京藝術大学音楽学部付属音楽高校
アカウンス・コンサート 第4回
付属高校201ホール
13:00~14:30
 
高校1,2年生の演奏ではあるが、若さ溢れる素晴らしい演奏であった。
感性を高めながら精進をお願いしたい。
 
プログラム
 
1.プーランク  クラリネット・ヴァイオリン・ピアノのための劇音楽より
          「城への招待」
                   クラリネット:新井ひまわり(2年)
                   ヴァイオリン:岡本誠司(1年)
                   ピアノ:大貫瑞希(2年)
 
 「城への招待」は、フランス出身の作家・脚本家ジャン・アヌイ(1910~1987)が書いた劇の為に、プーランクが作曲した曲です。1947年にパリのアトリエ劇場で初演された時には、「洗練の中に皮肉が込められた舞台装置と衣装に対してプーランクの音楽は完璧にマッチしていた。」と評価されました。この曲は、現在楽譜の使用に制限がある為、あまり演奏されることがありません。しかしその音楽はとてもチャーミングで、プーランク特有の優雅さや通俗性ぎりぎりまで迫る洒脱さに溢れていて、このままあまり知られずにいるのはとても惜しい作品です。ワルツやタンゴは舞踏会に始終流れている音楽の描写で、断片的であったり何度も繰り返されたりします。
 物語は、第二次政界大戦末期、4年間のナチス・ドイツ軍の占領からパリがようやく解放された翌日に、戦争に疲れ切った主人公イザベルが、昔まだ世の中が平和だった時代に想いを馳せているところから始まります。
 
2.メンデルスゾーン  ピアノ三重奏曲 第1番 二短調 作品49
               Ⅰ.Molt Allegro agitato
               Ⅱ.Scherzo Leggiero e vivace
                   ピアノ:西原清香(1年)
                   ヴァイオリン:小林壱成(1年)
                   チェロ:石崎美雨(1年)
 
メンデルスゾーンといえば、管弦楽やピアノ曲というイメージがあるかもしれませんが、室内楽にも優れた作品があります。比較的よく聴かれるのは弦楽八重奏とこのピアノ三重奏曲 第1番です。
第1楽章 Molto allgro ed agitato
  チェロの表情豊かな旋律で始まります。
  豊かな表情の中には暗さもあり、独特の柔らかな雰囲気があります。
第3楽章 Scherzo
  軽快、まるで妖精の踊りのよう。
  速いテンポで終始小気味よいパッセージが奏されます。
  最後は洒落た終わり方をします。
 
3.ドヴォルジャーク  ピアノ五重奏曲 イ長調 作品81
              Ⅰ.Allegro ma non tant
                   ピアノ:笹原拓人(1年)
                   ヴァイオリンⅠ:岡本誠司(1年)
                   ヴァイオリンⅡ:山口真由夏(1年)
                   ヴィオラ:小室明佳里(1年)
                   チェロ:岡本侑也(1年)
 
チェコ生まれの作曲家、アントニン・ドヴォルザーク(1841-1904)が1887年に作曲したピアノ五重奏です。
古典的に4楽章構成ですが、曲の随所にスラブ民謡を思わせる美しい旋律や民族的なリズム、またそれらを彩る豊かな和声が現れている。
本日演奏する第1楽章は、始めチェロによってソナタ形式の第1主題が穏やかに提示されますが、後はイ短調の枠にとらわれないめまぐるしい転調や、モチーフの変形・組み合わせによって、立体的に音楽が進行していきます。
 
ー休憩ー
 
4.ショスタコーヴィチ  弦楽四重奏曲
               Ⅰ.Largo
               Ⅱ.Allegro molto
               Ⅲ.Allegrtto
               Ⅳ.Largo
                   ヴァイオリンⅠ:岸本萌乃加(2年)
                   ヴァイオリンⅡ:荒井憂利奈(1年)
                   ヴィオラ:大野若菜(2年)
                   チェロ:藤原秀章(1年)
 
この曲が作曲された1960年は、ショスタコーヴィチにとって精神的危機に見舞われた年だった。
ショスタコーヴィチのドイツ語のイニシャル「Dimitti Shostakovich」より、D-S(Es)-C-Hの音形が全曲のテーマとして現れる。
戦争映画の音楽をかくため、ドレスデンに行った彼は戦争の惨禍を目の当たりにし、自身の精神的荒廃と重ね合わせた。
表向きには「ファシズムと戦争の犠牲者」に献呈するように見せつつ、自身への献呈として7月12日からわすか3日間でこの曲を作曲した。
 
5.ブラームス  ピアノ五重奏曲 へ短調 作品34
          Ⅰ.Allegro ma non troppo
                   ピアノ:星野友紀(2年)
                   ヴァイオリンⅠ:齋藤澪緒(2年)
                   ヴァイオリンⅡ:伊藤衣里(2年)
                   ヴィオラ:阪永珠水(2年)
                   チェロ:稲本有彩(2年)
 
ブラームスはピアノ五重奏をこの1曲しか書いていません。
この曲を書くのに約2年もの年月が掛っていますが、
その甲斐あって、この作品はこのジャンルを代表する名作となっています。
当初は弦楽五重奏曲として書かれる予定でしたが、2台ピアノのためのソナタに書き直されました。
しかしクララ・シューマンのアドバイスに従って、最終的にピアノ五重奏曲に改作されました。
1st movement
暗い情熱と力強い威厳をもち、重厚さや緻密さに溢れています。若々しい情熱も魅力的です。

2010年12月10日金曜日

杉並公会堂にて千住真理子とスーク室内オーケストラを楽しむ


 平成22年12月10日(金) 
19:00~21:00
杉並公会堂大ホール
 
千住真理子 と
スーク室内オーケストラ
 
Mariko Senju and
Suk Chamber
Orchestra
 
演奏会を楽しむ
 
千住真理子さんはプロに徹して
演奏は素晴らしいし
しゃべりも素晴らしいし
演奏終了後もCD等購入者に
一生懸命サインを行い
頑張っていた。
 
流石プロ演奏者。
感心した。
 
千住真理子(ヴァイオリン) Mariko Senju(Violin)
2歳半からヴァイオリンを始める。全日本学生音楽コンクール小学生の部第1位。NHK交響楽団と共演し12歳でデビュー。日本音楽コンクールに最年少15歳で優勝、レウカディア賞受賞。パガニーニ国際コンクールに最年少で入賞。慶應義塾大学卒業。2002年秋、ストラディヴァリウス「デュランティ」と運命的な出会いを果たし、話題となる。
 
スーク室内オーケストラ
作曲家のヨセフ・スークにちなみ、その生誕の100周年となる1974年に結成された。レパートリーはバロックから現代に至る音楽史上の各時代を網羅している。結成以来30年以上、チェコを代表する音楽使節として世界中で演奏している。
 
プログラム
・レスピーギ:リュートのための古代舞曲とアリア第3組曲
  Ⅰ.イタリアーノ
  Ⅱ.宮廷のアリア
  Ⅲ.シチリアーノ
  Ⅳ.パッサカリア マエストーソ~ヴィヴァーチェ~ラルゴ
・クライスラー:愛の喜び、愛の悲しみ
  ここから千住真理子がヴァイオリン独奏で入る
  今日はスーク室内オーケストラも含めてチェロ奏者、チェンバロ奏者を除いて全員が立っての演奏
  で珍しいが音が良いはずとの説明が千住さんからあった。
・ヴィターリ:シャコンヌ
  千住真理子さんがすごく好きな曲とのこと。協奏曲版は非常に難曲とのこと。
 
ー休憩ー
 
・ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲集「四季」(「和声と創意の試み」作品8から)
  ■協奏曲第1番 ホ長調「春」
    Ⅰ.アレグロ/春がやってきた。小鳥が喜び戻ってくる…。春を告げる雷が響く。
    Ⅱ.ラルゴ/牧草地に花が咲き乱れる。山羊飼いは眠り、猟犬はそばに居る…。
    Ⅲ.アレグロ/ニンフと山羊飼いが春の空の下で踊る。陽気なバグパイプも聞こえる。
  ■協奏曲第2番 ト短調「夏」
    Ⅰ.アレグロ・ノン・モルトーアレグロ/照りつける陽射しで生けるものはぐったりしている。
                           乱暴な夏の嵐。
    Ⅱ.アレグロ・ブレスト・アダージョ/雷雨と稲妻。ハエが押し寄せてくる。
    Ⅲ.ブレスト/雷鳴と雹(ヒョウ)が穀物を投げ倒した。
  ■協奏曲第3番 へ長調「秋」
    Ⅰ.アレグロ/畑の収穫が無事に終わりお祭り騒ぎ。ワインが供され安堵のうちに眠る。
    Ⅱ.アダージョ・モルト/そよ風が全てのものを眠りに誘う。
    Ⅲ.アレグロ/狩人たちが軽快に狩に出かける。
  ■協奏曲第4番 へ短調「冬」
    Ⅰ.アレグロ・ノン・モルト/身震いして凍えている。足の冷たさを拭い去るために歩き回る。
    Ⅱ.ラルゴ/家の中の暖炉で暖まる情景。
    Ⅲ.アレグロ/氷の上を転ばないように歩く。しかし突然滑って叩きつけられる。
             隙間風で家の中も寒いが、楽しい。
 
席が前だったので、千住さんを始め演奏者の表情が良く分かり、プロの素晴らしい演奏を堪能させてもらった。チェンバロも良く聴こえた。ヴィヴァルディの「四季」も、この説明を理解しながら演奏を聴くとまったく違うように聞こえてくる。素晴らしい演奏だった。
 
アンコールは、
 下の写真のように


東京オペラシティのヴィジュアル・オルガンコンサート89

 
 平成22年12月10日(金) 
今日は高千穂大学公開講座を受けようと家を出たが
気が変わり東京オペラシティの
ヴィジュアル・オルガンコンサートを聴くことにした。
オルガンの浅井美紀も良かったが、カウンターテナーの青木洋也さんが素晴らしかった。
客席も凄く混んでいた。12月10日はフランクやメシアンの誕生日ということでクリスマス近くということもあり良く考えた選曲がされていた。
良い演奏会であった。
 
11:45~12:40
東京オペラシティ コンサートホール
出演
 
浅井美紀(オルガン) Miki ASAI,organ
東京藝術大学音楽学部卒業。同大学院音楽研究科修士課程修了。安宅賞、アカンサス賞受賞。現在青山学院高等部オルガニスト。
 
青木洋也(カウンターテナー) Hiroya AOKI,countertenor
東京藝術大学大学院修士課程古楽器科終了。エリザベト音楽大学大学院宗教音楽学専攻修了。バッハ・コレギウム・ジャパンのメンバーとして国内外の公演・録音に参加。記念は合唱指揮者としても高く評価されている。
 
プログラム
1.フランク(182-1890):《オルガニスト第2巻》より「大合唱」「真夜中のミサのための奏憲献唱」
 ベルギーで生まれ、フランスで活躍したセザール・フランクの作品は、難解であるとして当時のアカデミズムを代表する作曲家たちからは酷評され続け、60歳を過ぎてようやくその真価が認められるようになりました。《L’organiste》は、フランクが最晩年にハーモニウム(リードオルガン)のために作曲した小品集で、死の直前まで59曲が書かれました。驚くほど平明な音楽が、フランクが到達した境地を感じさせます。
 
2.リスト(1811-1886):めでたし海の星  共演:青木洋也(カウンターテナー)
 史上初のピアノリサイタルを開催し、時代を席巻した革命的ピアニストとして、また「標題音楽」という概念を提唱し、管弦楽による「交響詩」を開拓した作曲家として、音楽史上に燦然と輝くフランツ・リスト。彼自身はオルガニストではありませんが、オルガンへの興味は強く、篤い信仰心(彼は晩年聖職者になった)に支えられたユニークな作品を遺しています。この曲は、聖母マリアを讃える美しいグレゴリオ聖歌「めでたし海の星(アヴェ・マリス・ステラ)」に基づき、合唱とオルガンのために書かれた曲です。
 
3.ツェントナー(1903-1989):マリアの賛歌   共演:青木洋也(カウンターテナー)
 ヨハネス・ツェントナーはスイス生まれの作曲家で、主に教会音楽を遺しています。「マリアの賛歌」とは、ルカ福音書の有名なエピソードで、懐妊したマリアが神に捧げる感謝のうたです。「マニフィカト」とも呼ばれ、バッハをはじめ多くの作曲家がこの詩を用いています。ツェントナーの曲は、アルトとオルガンのために書かれ、緻密なリズムとオルガンの色彩感が一幅の絵のような味わいをもたらしてくれます。
 
4.メシアン(1908-1992):《聖体秘蹟の書》より「聖体拝領後の祈り」
 オルヴィエ・メシアンは20世紀を代表する作曲家の一人で、優れたオルガニストでもあり、また敬虔なカトリック教徒としても有名でした。全18曲から成る《聖体秘蹟の書》(1984-85)は、メシアンがその作曲語法のほぼすべてを投入して書き上げた最後のオルガン曲。キリストへの畏敬の念や聖体秘蹟への祈りが全編に満ちあふれる記念碑的大作で、全曲演奏すると1時間40分を超えます。第16曲「聖体拝領後の祈り」は、神秘的なまでに美しい響きの中で、恍惚と緊張をたたえた時間が流れてゆく音楽です。
 
5.ギルマン(1837-1911):2つのノエルによる奉献唱 op.19
 フランスのオルガニスト/作曲家アrクサンダー・ギルマンは、パリのノートルダム大聖堂、サン・トリニテ教会などのオルガニストをつとめたほか、スコラ・カントルムの創立者の一人としても知られる、優れた教育者でもありました。「ノエル」とはフランス語でクリスマス(の歌)のこと。この曲は、文字通り2曲のノエルによる敬虔な音楽で、前奏に続いて、古いノエル(フランク《真夜中のミサのための奉献唱》と同じ曲)と有名な「神の御子は今宵しも」が順に演奏され、やがて静かに祈りを終えます。



コンサート後は
新宿西口の
京王百貨店にて
499円の
中華弁当を買い
新宿御苑にて
食べた。
暖かくて良い天気であった。

2010年12月9日木曜日

NHKFM 名曲リサイタル(鈴木愛理・ハロミーヤ)公開収録観覧

NHKFM
名曲リサイタル
公開収録
 
平成22年12月9日(木)
18:10~20:45
NHK509スタジオにて
司会:加羽沢美濃(コンポーザーピアニスト)
    伊藤健三アナウンサー
 
鈴木愛理(バイオリン)
鈴木慎崇(ピアノ)
 
ハロミーヤ(打楽器アンサンブル)
 
*鈴木愛理さんのヴァイオリンは正統派であり良かったが、打楽器アンサンブルは珍しいのでどうかと思ったら、FMの公開収録にも関わらずスタジオがライブハウス状態になって非常に面白かった。パフォーマンスが素晴らしく、思わず曲の途中で拍手をしてしまうなど、いつもと違う雰囲気に包まれた。
 
前半:
  鈴木愛理(すずき あいり):バイオリン・・・ピンクのドレス
    2003年第57回全日本学生音楽コンクール全国大会中学校の部第1位
    17歳の時に第13回ヴィニャフスキ国際バイオリンコンクール(ポーランド)第2位
    2008年桐朋女子高等学校卒業。桐朋学園大学に入学。
    2010年秋よりドイツのハノーバー音楽大学に留学中。
   鈴木慎崇(すずき よしたか):ピアノ
    東京藝術大学卒業。
    第71回日本音楽コンクールピアノ部門第1位。
 
♪ロマンス     フォーレ作曲
  鈴木さんよりシンプルなメロディーだが、フランスの風景が浮かぶのを楽しんで欲しいとのメッセージ
 
♪バイオリン・ソナタ 第2番 イ長調 作品100    ブラームス作曲
  鈴木さんはブラームスが好きだとのこと。明朗だが穏やかな曲とのこと。
  3楽章、全曲を演奏。
 
後半
 ハロミーヤ(打楽器アンサンブル)…HARROMI-YAH!!!
 (東京藝術大学打楽器科の卒業生、林瑞穂、篠田浩美、大家一将の3人による打楽器アンサンブル。2007年の学園祭を機に結成された。)
   林瑞穂(はやし みづほ)
     打楽器コンチェルトを藝大フィルハーモニアと共演。
     2010年日本音楽コンクールの作曲部門で優勝した作品の演奏に参加。
   篠田浩美(しのだ ひろみ)
     受賞歴多数。関東を中心にリサイタルを開く一方、三味線や尺八等邦楽との共演にも
     積極的に取り組む。
   大家一将(おおや かずまさ)
     ドラマ「のだめカンタービレ」に出演。
     第13回KOBE国際学生音楽コンクール第2位。
     ダンサーや劇団との共演多数。
 
*3人は白黒の横じまの衣装。司会者よりパジャマみたいとの指摘あり。
  FMの収録なのにパフォーマンス意欲十分。
  最初に色々な打楽器の紹介をしてくれる。
 
♪アフタ・ストゥーバ AFTA-STUBA     マーク・フォード作曲
  1台のマリンバ(木琴)を3人で弾く。
  動きも激しくパフォーマンスで魅せる。
  ライブ会場のようになってきた。
 
♪愛の喜び     クライスラー作曲
  篠田:マリンバ(木琴)、大家:ピアノ、林:打楽器
 
♪プリンク・プレンク・プランク     リロイ・アンダソン作曲
  林:鉄琴、篠田:マリンバ(木琴)、大家:打楽器
 
♪シンコペーテッド・クロック         同上
  林:鉄琴、篠田:マリンバ(木琴)、大家:打楽器
 
♪そりすべり                  同上
  篠田:ピアノ、大家:鉄琴、林:打楽器
 
♪ハロミーヤ・ステップ      篠田元一作曲
                     …篠田元一さんは篠田浩美さんの父親
                       今日収録会場で観覧していた
  3人でマリンバ(木琴)演奏
 
♪バリダンス            篠田元一作曲
  大家:ピアノ、篠田:マリンバ(木琴)、林:打楽器
 
*篠田さんはかわいい、大家さんはユーモラスな雰囲気、林さんはパーカッション奏者として優秀な演奏家と感じられた。3人はこれから人気が出るだろう。
 
最後に
加羽沢美濃さんが
♪歌の翼に     メンデルスゾーン作曲・加羽沢美濃編曲
を演奏
非常に楽しめた。

上野学園大学による午後のコンサート・シリーズ11を聴く


平成22年12月9日(木)
 
午前中は
高千穂大学で
公開講座受講
大学の盛衰がテーマで
大変面白かった。
 
昼食は
高千穂大学
学食にて
チーズトマトハンバーグランチ
450円
を食べる
今週は4日連続して
大学学食で食べている
学生に合わせて食べているので
食べすぎかもしれない
 
 
 
 
 
午後は
上野へ行き
旧東京音楽学校奏楽堂にて
上野学園大学による午後のコンサートシリーズ11
ミュージック・リサーチ・コース企画
ファンタジア・ファンタジア
14:00~15:00
を聴く
外も15度以上の気温であり、会場の暖房も温度が高めで眠気を誘い眼を開けているのがきつかった。
 
演奏会の名称
「ファンタジア・ファンタジア」の命名は、以下の理由だそうだ。
《ファンタジア》を《幻想曲》と訳すと、自由で空想的で、ロマンティックな音楽を想像してしまいます。しかし、《ファンタジア》の歴史は古く、16世紀から今日に至るまで、即興的な作品から、模倣対位法を使用したもの、ソナタ風のもの、変奏曲風のものなど、さまざまなファンタジアが作曲されてきました。それでファンタジアだけでプログラムを組もうと考え、演奏会を「ファンタジア・ファンタジア」と命名した。
 
プログラム

♪マイケル・イースト作曲
  《ヴィオールのための3声のファンシー》から
    ⅩⅢ<テレプシコレ> ⅩⅡ<エウテレペ> ⅩⅦ<ポリュヒュムニア>
       リコーダー:和久田夏妃(研究生)
       リコーダー:大杉沙織(器楽コースリコーダー専門1年)
       ヴィオラ・ダ・ガンバ:丸目奈都子(研究生)
       ポジティフ・オルガン:伊東絵里香(器楽コースチェンバロ専門1年)
 
♪ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト作曲
  《ファンタジア(時計の中の自動オルガンのための作品)》へ短調 K594
  アダージョ へ短調3/4-アレグロ へ長調4/4-アダージョ へ長調3/4
       ポジティフ・オルガン連弾:佐川真季(器楽コースオルガン専門2年)
                       中村文栄(演奏要員)
 
***休憩***
 
♪ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト作曲
  《ファンタジア》ハ短調 K396
  アダージョ ハ短調 4/4
      ピアノ:尾形茉耶(器楽コースピアノ専門2年)
 
♪ローベルト・シューマン作曲
  《幻想小曲集》作品12から
  第1曲<夕べに>変ニ長調、第5曲<夜に>へ短調、第6曲<寓話>ハ長調、
  第7曲<夢のもつれ>へ長調、第8曲<歌の終わり>へ長調
      ピアノ:丸岡隆浩(演奏家コースピアノ専門1年)
 
♪フレデリック・ショパン作曲
  《幻想ポロネーズ》変イ長調 作品61
      ピアノ:中山千晶(演奏家コースピアノ専門1年)

2010年12月8日水曜日

平成22年度 東京藝術大学音楽学部 卒業試験公開演奏会 ピアノ 第3日(最終日)

平成22年度
東京藝術大学音楽学部
卒業試験公開演奏会
ピアノ
平成22年12月8日(水)
奏楽堂
 
*ピアノの卒業試験公開演奏会の最終日
 期待して臨む
 個人的にはチャイコフスキーの曲が好きなので西村静香さんの演奏が気にいった。
 次の梅村知世さん(第78回日本音楽コンクール入選)にブラヴォーの声。
 午後はベートーヴェンの曲の演奏にブラヴォーの声が続く。
 まずは浅野桜子さん。最後の演奏の松井萌(まつい めぐみ)さんには大きな拍手が。
 素晴らしい演奏が続いて聴きごたえがあった。
 
10:00開演
 
1.惠村友美子
   F.シューベルト:さすらい人幻想曲 作品15 D.760
    F.Schubert:Wandererfantasie C-dur Op.15 D.760
 
2.別府龍一
   F.ショパン:ソナタ第3番 ロ短調 作品58
    F.chopin:Sonata Nr.3 h-moll Op.58
 
-休憩ー
 
3.西村静香
   P.チャイコフスキー:ソナタ ト長調 作品37
    P.Tchaikovsky:Sonata G-major Op.37
 
4.梅村知世
   R.シューマン:幻想曲 ハ長調 作品17
    R.Schumann:Fantasie C-dur Op.17
 
-昼休みー
 

 


東京藝術大学
学食にて
盛り合わせランチ
500円
 
ハンバーグ・いかフライ・マカロニグラタン
の盛り合わせ
 
3日続けて食べたが
意外とボリュームがあり
食べごたえがある。
500円は大変お得。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
13:10 再開
 
5.三澤悠衣
   R.シューマン:アラベスク ハ長調 作品18
    R.Schumann:Arabeske C-dur Op.18
   J.ブラームス:シューマンの主題による変奏曲 嬰ハ短調 作品9
    J.Brahms:Variationen uber ein Thema von Robert Schumann
 
6.浅野桜子
   L.v.ベートーヴェン:「プロメテウスの創造物」の主題による
                15の変奏曲とフーガ 変ホ長調 作品35
    L.v.Beethoven:15 Variationen mit einer Fuge tiber ein Thema
                aus dem Ballet “Die Geschopfe des Prometheus”
                Es-dur Op.35
 
-休憩ー
 
7.小林えりか
   R.シューマン:ダヴィッド同盟舞曲集 ト長調 作品6
    R.Schumann:Davidsbundlertanze G-dur Op.6
 
8.松井萌
   L.v.ベートーヴェン:ソナタ第23番 へ短調 作品57
    L.v.Beethoven:Klaviersonata Nr.23 f-moll Op.57
 
15:10 終演

2010年12月7日火曜日

東京藝術大学 2010年度 楽理科研究演奏会

 

東京藝術大学
2010年度
楽理科研究演奏会
 
2010年12月7日(火)
13:00 開演
 
会場:第6ホール
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
*午前中のピアノ演奏鑑賞から
  午後は楽理科の演奏会へ
  多彩な演奏で大変面白かった
 午後5時頃までの予定となっていたが、
 途中15時30分頃に抜けたときには約30分遅れ
 熱演で少しずつ押していたのだろう
 地域性も多彩で年代的にも多彩であり
 本当に楽しい演奏会だった。
 最後まで聴きたかったけれど
 途中で抜けたのが残念。
 
♪開演の挨拶  植村幸生先生
 
♪ジャワガムラン  ジャワガムランクラブ(代表:佐藤珠美)
  藝大ジャワガムランクラブ Titik Suara
  (長田結花、黒木泰志、佐々木翔太郎、佐藤珠美、平野貴俊、増田久未、松永茉莉花
  1.Ketawang LARASMAYA Laras pelog Pathet barang
  2.Ladrang AYUN-AYUN laras pelog Pathet nem
 
*主にインドネシアの中部ジャワのスラカルタ(現在名はソロ)という都市で発展した音楽。
 現在では世界中の人たちに慕われる民族音楽。
 
♪副科雅楽  副科雅楽履修者有志(代表:木岡史明)
  管弦  「平調音取」、「五常楽急」、「越殿楽」
 
♪箏独奏  マクイーン時田 深山
  沢井忠雄《甦る五つの歌》
 
♪サウン・ガウ独奏  ス・ザ・ザ
  ジェ・セイ・タマン(鳥の贈り物)
 
*サウン・ガウ=ビルマの竪琴
   映画で有名だが実際実物を見て演奏を聴くのは多分初めてだと思う
 
♪中世フランスの音楽  西洋中世古楽会(代表:大島俊樹)
   西洋中世古楽会(演奏は7名だった)
    井澤友香理(楽理1)、大島俊樹(音楽学D1)、金沢青児(作曲5)、佐野旭司(音楽学D3)、
    菅沼起一(古楽リコーダー1)、鈴木賀央里(楽理4)、直井瑞穂(楽理1)、
    平井真希子(卒業生)
  王のエスタンピー 第5番、第8番 (器楽アンサンブル)
  マショー 《ノートル・ダムのミサ》より <キリエ>、<グロリア>
 
♪クラヴィコード演奏  川口成彦、砂田歩
  モーツァルト《自動オルガンのためのアダージョとアレグロ》 KV.594
 
♪ソプラノ独唱(ピアノ伴奏つき) 山内喜美子(S)、井原小百合(Pf)
  モーツァルト 《夕べの想い》 KV.523
 
♪ピアノ独奏  藤嶋保
  ショスタコーヴィッチ 《ピアノソナタ第1番》 op.12
 
♪二重奏(ヴァイオリンとピアノ)  松田実月(Vn)、井原小百合(Pf)
  ブラームス 《ヴァイオリンソナタ第1番「雨の音」》 op.78より第1楽章
 
♪クレズマー音楽  森真理子(トウキョウ・クレズマーバンド)
  1.マーズル・トーヴ!
  2.ヘイサー・ブルガール
  3.オデッサ・ブルガリッシュ
  4.ハヴァ・ナギラ
  
♪三重奏  今村早希(Ob)、荒井風香(Ob)、小松優衣子(EH)
  ベートーヴェン 《オーボエのための変奏曲》 WoO.28より
 
*ここで会場を後にする
 
♪馬頭琴・ホーミー  アラーンズ・バトオチル、服部阿裕未(Pf)
  1.モンゴル ホーミーのメロディ
  2.ゼ・ハンガル 《馬頭琴のコンチェルト》
 
♪コムズ重奏、口琴  井上果歩、半田萌、ウメトバエフ・カリマン
  1.ケル・ヨゾョン川 (テミル・コムズとコムズ)
  2.若者のマーチ (コムズ)
  3.ブルルチャのブランコ (テミル・コムズ)
  4.マシュ・ボトイ (コムズ)
 
♪合唱  楽理合唱団(代表:須藤まりな)
  ジョスカン・デプレ 《こおろぎはよい歌い手》
  ルチアーノ・ベリオ 《もし私が魚なら》
  “わらべうた/信長貴富編曲 無伴奏混成合唱のための 《7つの子ども歌》より
     「ずいずいずっころばし」、「あんたがたどこさ」”
  “谷川俊太郎 詩/北爪道夫 曲 混声合唱組曲 《さる》より
     「十ぴきのねずみ」、「さる」”
 
♪ピアノ独奏  古賀有紀
  “クルタール・ジョルジィ 《遊び》より
    <影の遊び(3)>、<やーめたっ>、<泣き歌(2)>、<終わりのない遊び>”
 
♪ピアノ・デュオ  西崎萌恵、高梨菖子
  ナザレー 《バンピーノ》
  ピアソラ  《デカリシモ》、《ミケランジェロ’70》
 
♪ピアノ・デュオ  舘亜里沙、樋口晃子
  “ストラヴィンスキー 《2台のソロ・ピアノのための協奏曲》より第1楽章、第4楽章”
 
♪ピアノ・デュオ  古賀有紀、高橋祐衣
  モーツァルト  《2台のピアノのためのソナタ ニ長調》 KV.448
 
♪ピアノ・デュオ  畠山正成、山口慶子
  ドビュッシー 《牧神の午後への前奏曲》
  
♪室内楽  Ensemble G in C(代表:西山龍太朗)
  テリー・ライリー 《In C》
 
♪吹奏楽  副科吹奏楽(代表:今村早希)
  指揮:守山光三先生、賛助参加:専攻生の方々
  オリヴァドーティ 《バラの謝肉祭》 序曲
  スーザ 《星条旗よ永遠なれ》
 
♪オーケストラ  楽理オケ(代表:林正浩)
  ボロディン 歌劇《イーゴリ公》より <ポーロヴェッツ人の踊り>