新国立劇場 オペラパレス (案内)
リヒャルト・シュトラウス
『ばらの騎士』
DER ROSENKAVALIER
2011年4月7(木)10(日)13(水)16(土)19(火)22(金)
指揮:クリスティアン・アルミンク
演出:ジョナサン・ミラー
元帥夫人:カミッラ・ニールント
オックス男爵:フランツ・ハヴラタ
オクタヴィアン:ダニエラ・シンドラム
ファーニナル:ペーター・エーデルマン
ソフィー:アニヤ=ニーナ・バーマン
豪華絢爛なウィーンの煌めき。オペラの醍醐味これに極まる。
R.シュトラウスがウィーン上流社会を舞台に、愛の戯れ、過ぎゆく時への想い、そして若い恋人たちの新しい愛を優美で豊麗な音楽で描いた、この上なく絢爛豪華な人気作。細やかな人物描写に優れたミラーの演出は、舞台を世界初演から1年後の1912年に移し、当時の聴衆が感じていた『時代の移ろい』をも作品から引き出しています。人気作曲家アルミンクが手兵新日本フィルと共に新国立劇場オペラ公演初登場、キャストには世界で活躍する実力派を迎える。
初演は1911年1月ドレスデン宮廷劇場で行われ、瞬く間に世界中のオペラハウスで人気作品となる。ジョナサン・ミラーによる正統派の舞台を、初演100周年を記念して再演。
シンフォニー、オペラの両分野に精力的に取り組んでいるウィーン出身の気鋭の指揮者クリスティアン・アルミンクと、彼が音楽監督をつとめる新日本フィルハーモニー交響楽団が初めて新国立劇場オペラハウスに登場する。歌手陣には、前回の公演で素晴らしい元帥夫人を演じたカミッラ・ニールトンに加え、オックス男爵を世界中で歌っているドイツの名バス、フランツ・ハヴラタ、ミュンヘン、ウィーンで活躍するダニエラ・シンドラムなど、実力派が勢ぞろい。
【あらすじ】
20世紀初頭のウィーン。元帥夫人は夫の留守中に若き愛人のオクタヴィアンと愛し合っている。オクタヴィアンは、好色なオックス男爵の婚約者で、新興貴族ファーニナルの娘ソフィーに結納品として銀のばらを届けるが、若い二人は互いに一目惚れしたしまう。オックスはオクタヴィアンに決闘を申し込むが軽い負傷で大騒ぎ、さらに女装したオクタヴィアンからの偽りの恋文で騙され、結局ソフィーとの婚約は破棄となる。元帥夫人も若い男女の恋を見抜いて祝福しながらその場を去る。
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