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2012年8月23日木曜日

認知症か 単なる物忘れか 「忘れた」自覚あれば大丈夫 毎日新聞・夕刊より 備忘録

平成24年8月23日(木)
毎日新聞・夕刊より
(医療ライター・福島安紀さん)

認知症か 単なる忘れか
「忘れた」自覚あれば大丈夫

・・・単なるもの忘れは、きっかけがあれば思い出せるのに対し、認知症だと記憶そのものがすっぽり抜け落ちた状態になる。

◆加齢によるもの忘れと認知症の違い◆

●加齢が原因
□知っている人の名前が思い出せない
□おととい食べたものがしばらく思い出せない
□もの忘れを自覚している
□大事なものをどこにしまったか分からないが、探そうという意志はある
□電話で受けた伝言を伝え忘れる
□漢字の書き方を思い出せない

●認知症の初期症状
□家族の名前が思い出せない
□昨日の出来事を忘れる
□日付が分からない
□もの忘れをしたという自覚がない
□風呂、電気、ガスの消し忘れが多い
□身だしなみに無頓着になった
□簡単な計算ができない
□薬の量、飲んだ回数が分からない

認知症の予防はできるのか。
聖マリアンナ医科大学病院認知症治療研究センター長(神経精神科学教授)の山口登さん。
「糖尿病、高血圧、高脂血症といった生活習慣病は、アルツハイマーや、認知症を引き起こす脳血管疾患のリスクを高めます。認知症にならないためにも生活習慣病の改善が大切です」とアドバイス。

熱中症の予防ポイント 毎日新聞夕刊より 備忘録

平成24年8月23日(木)
今日は処暑。暦の上では暑さも収まるとされるが、今年は厳しい残暑が続き熱中症の救急搬送が止まらない。
「疲労が蓄積する時期。水分や休息を十分取ってほしい」
毎日新聞・夕刊より。(馬場直子さん)

■熱中症の予防ポイント
①暑さを避ける
日傘や帽子で直射日光を避け、日陰を歩く。
②服装を工夫
熱を吸収する黒色は避ける。汗が放出しにくくなるため、襟元はゆるめで通気する。
③こまめに水分を補給
汗をかけば体温を下げられる。軽い脱水症状の時はのどがかわかなくなるため、出かける前に水分を補給する。
④クーラーを適切に使う
室温が28度を超えないようにする。設定温度は室温を正確に反映しないことがある。
⑤気温が35度以上になったら運動は原則中止
28度以上は激しい運動をする際に30分に1度は休憩する。

熱中症にならないように気を付けよう。

2012年2月18日土曜日

気になる記事 日経「食後すぐの歯磨きはNG 虫歯予防の新常識」

日経 2012年2月11日
『食後すぐの歯磨きはNG 虫歯予防の新常識』

「毎日何気なく磨いている歯。タイミングや道具の使い方など、その磨き方で本当に歯を大事にできているのだろうか。実は最近の研究で判明してきた新しい注意点もある。これからも長い間、自分の歯と付き合うために、専門医に歯磨きの最新の常識を聞いた。
「冷たい水がしみて耐えられない」。痛みを訴えて来院した20代女性の口の中を見ると、まるで歯科器具で削ったかのような丸っこい奥歯があった。歯の表面のエナメル質が減り、中の象牙質が見えていた。
聞いてみると女性はコーラ飲料が大好きで、しかも飲み込む前にいったん奥歯の近くにためるクセがあった。コーラ飲料はとても強い酸性。体の中で最も硬いとされるエナメル質も、酸性では軟らかくなり溶け出す。頻繁に強い酸性にさらされればすり減る。。「食習慣と飲み方のクセで起きた『酸蝕歯(さんしょくし)』」と東京医科歯科大学の北迫勇一助教は説明する。
虫歯、歯周病に続く第3の歯の病気として注目される酸蝕歯。欧米では20年前から対策がとられてきた。食生活の欧米化に伴い酸性の飲食物が増えた日本でも6人に1人は何らかの症状があるとされる。タイミングを間違えた毎日の歯磨きが歯のすり減りを加速させることも分かってきた。
口の中が酸性になっても、唾液の力で中和されて溶けたエナメル質も復活する。ただし、30分ほど時間がかかる。食後すぐに歯をゴシゴシと磨くと軟らかくなったエナメル質を削り落としかねない。とはいえ、自分が食べた食事が酸性かどうか見分けるのは難しい。そこで「食後は歯磨きまで30分ほど置くのが安全策」(北迫助教)。
体を思って毎日とる黒酢やかんきつ類、夏の熱中症予防に小まめに飲むスポーツ飲料など、酸性の飲食物は意外に多い。歯も気遣って口の中が酸性の時間はできるだけ短くしたい。ダラダラ飲食を控える、酸性と分かっている飲み物はストローで飲む、飲食後は水やお茶で口の中を軽くすすぐ、といった予防策がある。
歯を磨くタイミングだけではなく、回数についても常識は変わりつつある。よく「毎食後すぐに3分間」といわれたが、「なんとなく3回磨くよりも1日1回、特に寝る前に口の中から徹底的に汚れを出すことが大事」と鶴見大学の桃井保子教授は強調する。
歯を磨く一番の目的は、虫歯や歯周病の原因菌の住みかになる歯垢(しこう)を取り除くこと。歯の表面につく黄色いねっとりしたものだが、今のところ歯ブラシなどで物理的にこすり落とすしかない。
口の中の食べカスが歯垢になるまで48~72時間かかる。毎食後に歯を磨けなくてもまだ間に合う。寝ている間は唾液が減って口の中の菌が増えやすくなるので、寝る前に口の中をきれいにするのが効率的だ。磨き方は、歯ブラシの軟らかい毛先をうまく使って歯垢を取るスクラッビング法やバス法などが最近主流だ。
ただ、何時間がんばっても歯ブラシで落とせる歯垢はせいぜい60%。限界もある。それが歯と歯茎の狭いすき間まで届くデンタルフロスを使うと86%まで上がる。海外ほど浸透していないフロスだが、日々の手入れに取り入れれば効果はずいぶん高まる。

フッ素の活用も

歯磨き粉についても考え方は変わってきた。かつては研磨剤が歯を傷つけることや、素早い泡立ちが磨けた気にさせることなどで否定的な意見が多かった。最近は技術の進歩で研磨剤なしでも汚れが落とせるようになり、歯を丈夫にするフッ素入りも増えた。成分表を見れば簡単に分かるので「フッ素を大いに活用すべし」と桃井教授はいう。
2センチメートル大の歯ブラシのヘッドなら、その3分の2くらいにたっぷり歯磨き粉を絞り出して歯茎に塗り込む感覚で使う。水で流れないように磨いた後の口のすすぎは最小限に抑える。低濃度でも歯が長時間フッ素に接することで効果があるので、毎食後に歯を磨ける人は歯に小まめにフッ素を与える機会になる。
時にはプロの助けを借りて日々の手入れが行き届いているか確認することも必要だ。「歯石取りを兼ねるなど、せめて半年に一度は歯科医院で状態を見てもらって」と専門家は口をそろえる。

忙しい時、ガムをかむ手も

忙しくて歯を磨けないときに緊急策として使えるのがガムだ。唾液が出て口の中の汚れを流してくれる。砂糖不使用やフッ素入りのガムもある。水道水にフッ素を入れるなど海外には日本と比べてフッ素を虫歯の予防に積極的に使う国が多い。長時間かみ続けられるガムなら、同じような効果が期待できる。
奥歯まで1本ずつ歯を丁寧に磨くために歯ブラシは小さめのヘッドがいいとされてきた。ただ、小刻みな動きが苦手な人には使いこなすのが難しい。そんな人向けに一度に広い面積を磨けるように細くて軟らかい毛をたくさん使った大きめヘッドの歯ブラシもある。歯科医院など限られた場所でしか売っていない道具もあるので、自分に合うものが何か通院時に相談してみるのも手だ。」
(鴻知佳子)
[日経プラスワン2012年2月11日付]

2011年12月15日木曜日

定年退職後、家計簿つけて安心生活(日経新聞NETより)

フィナンシャル・ウィズダム代表 ファイナンシャル・プランナー/山崎俊輔

「セカンドライフをスタートさせたときの心得の3つめは「家計簿」です。最初の2つはストック(資産)の管理について考えてみましたが、ここではフロー(収支)の流れを管理することを考えてみることになります。


■セカンドライフこそ家計簿をつける

ポイント
・「年金は2カ月ごと」「年金収入で原則生活費をまかなう」という生活に慣れるために、セカンドライフに入ったら、家計簿をつけてみる
・家計簿はあまり細かくつけなくてもよいし、数カ月でいいが、すべての出費を記入し続ける
・家計簿は「苦しい」「反省」のツールではなく、「楽しく」「余裕をもつ」ために活用してみる

 若いときはまだまだ収入も少なかったことから、奥様が1円単位で家計を管理していた時期があったのではないかと思います。女性の立場からすると家計簿といえば辛い記憶がよみがえってくるかもしれません。定年退職直前は収入もそれなりに増え、かつてのような倹約生活からは解放されていたのではないでしょうか。毎月どれくらいお金を使っているかあまり把握していないという人も多いと思います。
 しかし、年金生活に入るに当たっては、もう一度「家計」というものを考えてみる必要があります。なぜなら「増える可能性のある給与+賞与」という生活から「固定的な年金収入」という生活に支出のリズムを合わせていかなければいけないからです。
 こうした大きな変化は、なんとなく日々を暮らしていてはうまくなじむことができません。そのとき役立つのが「家計簿」なのです。

■60歳代の家計簿のつけかた


 「家計簿をつける」というと、若い頃の苦しい気持ちが浮かんであまり乗り気にならない人が多いと思います。しかし、ここは考え方を変えてみてください。「安心」して毎月を暮らし「楽しく」買い物をしていくために、家計簿を活用しようと考えるのです。
 そのためには無理なく家計簿がつけられるような工夫を考えておくことが必要です。私がオススメするのは以下のポイントを踏まえた家計簿をつけることです。
●ラクラク家計簿のルール
  ルール1:家計簿は集中的に3か月つければよい
         ・・・その代わり、毎日すべて記録する
  ルール2:家計簿は100円単位でつければよい
         ・・・端数合わせはしなくてよい
  ルール3:項目は10以内にまとめる
         ・・・食費、交通費、被服費、日用品費、書籍代、交通費など
           臨時出費、公共料金や会費 程度でよい
  ルール4:普通に生活する
         ・・・無理に倹約をせず自然体で記録する

 これだけでぐっと家計簿をつける気持ちがラクになると思います。その代わり、財布を開けてお金を使った項目についてはすべて記入するようにしてください。集計が簡単に行えるのでパソコンを使ってエクセルなどの力を借りるのが便利でしょう。

■家計簿を「楽しく」「生かす」方法

 さて、何カ月か続けて家計簿をつけられたら、セカンドライフにおいて、「楽しく」「生かす」ことを考えてみます。かつて家計簿をつけていたとき苦しかったのは「1円合わせ」をし、「ガマン」や「反省」を行うツールとして家計簿が機能していたからです。
 実際につけた家計簿を夫婦で振り返ってみてください。「○×費はかかりすぎだな」とか「○□費はこんなものなのか」という認識を項目ごとにしていきましょう。それぞれ思っていたより多いのか少ないのか、それでは無駄遣いが多いと思うか、妥当だと思うか、夫婦で話し合ってみてください。
 そして「基本的な生活費の合計」と「年金収入」を比較してみてください。セカンドライフの基本的な生活費(旅行費用などは除く)は、年金収入とバランスが取れていることが大切です。もし、そのギャップがあまりにも大きい場合はムダの大きい費目を削ることを考えます。実際の数字がありますから「毎週2000円程度削る」という具体的目標も作りやすいはずです。ギャップがあまり大きくなく、第2回でイメージした「毎月取り崩せる金額」でカバーできる程度の超過であれば、そのまま生活を続けても問題ないということになります。
 たとえ1000円程度の出費であっても、「今週これくらい使ってもいいんだ」というイメージがあれば、気持ちよく買い物ができるはずです。逆に「20年後には財産が空っぽになるのでは?」と不安に感じるようではセカンドライフのゆとりは得られません。ぜひ「家計簿」を使って、セカンドライフを生き生き過ごすイメージづくりをしてみてください。」

2011年9月21日水曜日

「だしの取り方を教えて。」毎日新聞9月20日朝刊より

「◆だしの取り方を教えて。


 ◇ボウルにお湯、1分で
 ◇沸騰させると臭み、雑味/昆布・カツオ節、厳選を


 おわんのふたを開けると、湯気と一緒におすましから、だしの上品な香りが漂う。日本人でよかったと思う瞬間。昆布とカツオ節で丁寧にひいた「だし」は、和食の基本だ。
 ただ、手間がかかると敬遠され、市販の粉末などで間に合わせる人も多くなっている。そこで本格的な「だし」の取り方を、日本料理の重鎮、「分とく山」総料理長、野崎洋光さんに聞いた。

 「多くの人は、だしのことを知っているようで知らない」と野崎さん。だしというと、昆布とカツオ節を思いがちだが、肉、魚介類、野菜などからも取れるという。「野菜をゆっくり煮ると、うまみが出てくるでしょう、それもだし」。素材が本来持つ味をだしが補い、料理になった時、100%のうまみになる。
 だしと素材の組み合わせも大切だ。野崎さんは筑前煮をだしで煮るのはおかしいと疑問を投げかける。
 「鶏肉を昆布とカツオ節で煮るのは矛盾している。肉と魚のうまみはお互いを補わないし、だしは煮詰めてしまうと完成された味を壊すことになる」
 たとえば「大根のみそ汁」。料理店では昆布とカツオ節でだしを取り、みそを加える。別鍋で湯がいた大根の千切り、ネギ、三つ葉をおわんに入れみそ汁を注ぐ。これに対し家庭では、鍋に大根の千切り、ワカメ、油揚げなどを入れ、みそで味付けする。どちらが本来の「大根のみそ汁」かといえば、家庭で作るものだという。料理店のものは「カツオ節と昆布のみそ汁」だと。
 みそ汁は野菜、豆腐、海藻類の具材からだしが出ておいしい。だしを取らず、みそのうまみだけでも十分だという。

80度の湯1リットル、昆布5グラム、カツオ節10グラムを用意
 野崎さんが薦めるだしの取り方は鍋を使わない。ボウルに80度の湯を入れ、昆布とカツオ節を加え1分置き、こすだけだ。料理店のように大量にだしを取る場合は鍋を使った方がいいが、家庭の場合はボウルで十分だという。お湯を沸騰させてしまうとカツオ節、昆布の臭み、えぐみ、雑味などが出る。「湯冷ましでじっくりいれる煎茶と同じです。乾物の基本的な扱い方です」

 二番だしは、一番だしを取った後の昆布とカツオ節を別のボウルに入れ、一番だしの半量の湯を注ぎ5分置いてこす。残った昆布とカツオ節は細かく刻んでポン酢に浸して保存しておく。このポン酢に浸したものにゆでた三つ葉、ホウレンソウをあえればおかずが一品できる。

 黄金色の一番だしは、昆布とカツオの香りがほのかにし、上品な味。しょうゆを垂らすと互いの香りがひきたち、うまみが凝縮される。のどごしがよくさっぱりした味わいで、おすまし、そば、うどん、だし巻き卵、茶わん蒸しなどに合う。

 ポットに80度のお湯があれば本格だしが数分で取れるが、昆布はうまみが出るだし昆布を、カツオ節もだし用の削り節を使う。自分がおいしいと思うものを見つけることが大切だ。

 「今まで料理の常識と思っていたことを疑ってほしい。だしをぐだぐだと煮立たせたら、香りもうまみも飛んでしまう。本当においしいだしを試してみることから始めてください」

湯を耐熱性のボウルに入れ、昆布とカツオ節を入れる。1分ほど置き、うまみを抽出する
 ★一番だしの取り方
 <1>80度の湯1リットル、昆布5グラム、カツオ節10グラムを用意
 <2>湯を耐熱性のボウルに入れ、昆布とカツオ節を入れる。1分ほど置き、うまみを抽出する
 <3>ペーパータオルを敷いたザルでこす。だしがらは雑味が出るので、絞らない

 ■一番だしを使って--
 ★そば
ペーパータオルを敷いたザルでこす。だしがらは雑味が出るので、絞らない
 つゆ(だし300CC、薄口しょうゆ20CC、みりん10CC)を合わせる。比率は、だし15:薄口しょうゆ1:みりん0.5。長ネギ、ワカメ、温泉卵などを。

 ★うどん

 つゆ(だし300CC、薄口しょうゆ、酒各15CC)を合わせる。比率は、だし20:薄口しょうゆ1:酒1。薄揚げ、ホウレンソウ、かまぼこなどを。
 ※うどんは麺に塩分が含まれているので、そばよりしょうゆは少なめでいい
 ■人物略歴
 ◇のざき・ひろみつ
 1953年、福島県生まれ。89年に「分とく山」を東京・南麻布に開店、現在5店舗の総料理長。本格的な和食の味を家庭でも作れる調理方法を紹介する。「野崎洋光のおいしい節電レシピ」(東洋経済新報社)など著書
毎日新聞 2011年9月20日 東京朝刊」

非常に参考になる記事だったので備忘録として保存。

2011年1月6日木曜日

日経平均の騰落と主な出来事

2011年1月5日
日経新聞朝刊から

2011年の世界の主要市場の株式相場はそろって上昇して始まった。とのことだが、これからどうなるのかなどまったく分からない。
過去の推移を見ても将来を予測することの困難さが良く分かる。
 
2011年:
 大発会の騰落幅:169.18円(1.7%) 今後は?
2010年
 大発会の騰落幅:108.35円(1.0%) 年間騰落率:ー3.0%
 欧州財政危機が深刻化、米国は金融緩和を追加
2009年
 大発会の騰落率:183.56円(2.1%) 年間騰落率:19.0%
 年後半にかけ世界的な景気回復期待が強まる
2008年
 大発会の騰落率:-616.37円(-4.0%) 年間騰落率:-42.1%
 金融危機で世界同時株安に
2007年
 大発会の騰落率:127.84円(0.7%) 年間騰落率:-11.1%
 年前半は堅調もサブプライム問題で後半に失速
2006年
 大発会の騰落率:250.11円(1.6%) 年間騰落率:6.9%
 ライブドア・ショックで伸び悩み
2005年
 大発会の騰落率:28.99円(0.3%) 年間騰落率:40.2%
 小泉改革期待で値上がり率は19年ぶりの水準に
2004年
 大発会の騰落率:148.53円(1.4%) 年間騰落率:7.6%
 不良債権問題に円高懸念などが重荷に
2003年
 大発会の騰落率:134.38円(1.6%) 年間騰落率:24.5%
 りそな銀行への公的資金注入で株価上昇

2010年12月26日日曜日

気になる新聞記事「株式テクニック分析」

 年末になると来年の株式相場が気になる。年が変わると言うだけで普通に変化するはずなのだが、政策的な変化、政治の動き、人々の気分など色々変化していくのだろう。
 2010年12月25日(土)日本経済新聞夕刊に「株式テクニック分析:来年上値、1万3000円の声。9000円前後までの調整も」(証券部 吉田 晃宗)の記事があった。参考にしたい。
「2010年の日経平均株価は、4月に年初来高値(1万1339円)をつけ、その後は欧州の財政不安や円高で低迷した。ただ、年末にかけて持ち直し、チャート(ケイ線)上では株価調整の終了を示すサインも出てきた。チャートから株価の先行きを探るテクニカル分析の専門家の間では、11年の日経平均は1万3000円程度まで上昇するとの見方が多い。
 10年後半の日経平均のチャートは、7月1日、8月31日、11月1日の安値を3つの頂点とする「逆三尊」を形成した。逆三尊は相場の底入れを示すとされる。一定期間の株価の平均をとる「移動平均」をみると、11月4週に13周移動平均が26週移動平均を上に抜ける「ゴールデンクロス」を形成し、中長期の上昇基調に入ったとの指摘がある。
 11年は卯(う)年で、「卯は跳ねる」という相場格言がある。1949年以降の日経平均は、5回あった卯年で4回上昇した。大和証券キャピタル・マーケットの木野内栄治チーフテクニカルアナリストは11年を、日本の景気循環などに連動する「大回り3年」の株価サイクルと、米大統領線前のダウ工業株30種平均の年間騰落率は43年以降の全てでプラスという、2つの上昇タイミングが重なる年と分析する。
 専門家には「11年の上値メドは1万3000円前後」(三菱UFJモルガン・スタンレー証券の宮田直彦チーフ・テクニカルアナリスト)との声が多い。07年高値(1万8261円)から09年3月のバブル後安値(7054円)までの下げ幅の半分を戻した水準(一万2657円)や、バブル後安値から10年4月までの上げ幅を10年の安値に加えた水準(1万3109円)などが意識されやすい。
 高値の時期は11年の後半から年末との見方が大勢。ただ調整する時期については見方が分かれ、日興コーディアル証券の小柴俊太郎テクニカルアナリストは「対ドルの円相場のチャートでは2月ごろに円高になる兆しがあり、日経平均の調整要因となる」とみる。三菱UFJモルガン・スタンレー証券の宮田氏は過去の相場の周期から、年半ばに調整すると予想する。
 慎重な見方もある。みずほ証券の三浦豊シニアテクニカルアナリストは、04~05年前半にかけてもみ合った1万1000~1万2000円が「上値抵抗線」になるとする。4~6月にこの水準で上値をつけた後は調整局面に入り、10年9月に付けた戻り高値(9626円)や、10年の安値(8824円)など節目の多い9000円前後まで下げる可能性があるとしている。
 専門家の多くは株価の上昇基調は12年半ばまで続くとみている。そのカギとなるのは「売買代金が順調に増えるかどうか」(みずほ証券の三浦氏)。市場エネルギーが高まらないと戻り売りをこなせず、海外要因や円相場など外部環境に振り回される懸念もある。」
 
 予測は予測。実体経済の動きや海外の動き。だらしない政治の状況など慎重に見極めることが大切だろう。

気になる新聞記事「黒色すみれ 来年2月に欧州ツアーに」

2010年12月26日(日)サンケイスポーツ
 
去年の年末に
NHKふれあいホールで生で見て聴いた「黒色すみれ」に関する記事

「ゴスロリファッションと和製クラシック音楽で欧米を中心に人気の女性2人組・黒色すみれが24日、東京・武蔵野市の吉祥寺マンダラIIでワンマンライブを行い、クリスマスソングなど20曲を熱唱。4月の欧州ツアー、5月の米サンフランシスコ公演の成功を受けて、来年2月に欧州ツアーを行うことも発表された。」
 
 欧州で人気というのが納得できる内容のライブであったことを覚えている。頑張っているのだな。
 
*黒色すみれ(こくしょくすみれ、Kokusyoku Sumire)は、ゆかとさちの女性2人から成る日本の歌手デュオ。
 ゆか:(佐藤由佳)
   ボーカル・ピアノ・アコーディオン担当
   フェリス女学院大学音楽学部出身
 さち
   バイオリン担当
   国立音楽大学出身
 

意識障害の原因を考えるキーワード「アイウエオチップス」

 家族などが意識を失って倒れた時は、「アイウエオチップス」と心の中で唱えて原因を探ってみる。
A Alcohol(アルコール)
    急性アルコール中毒
I Insulin(インスリン)
    低血糖
U Uremia(ウレミア)
    尿毒症(腎臓が悪い)
E Encephalopathy(エンセファロパチー)
    脳症(高血圧性脳症、肝臓性脳症など)
O O2(オーツー)
    低酸素
  Overdose(オーバードーズ)
    薬物過剰摂取
T Trauma(トラウマ)
    外傷
  Temperature(テンパラチャー)
    体温異常(低体温、高体温)
I Infection(インフェクション)
    感染症
P Psychogenic(サイコジェニック)
    精神疾患
S Seizure(シージャー)
    てんかん
  Shock(ショック)
    ショック症状
  Stroke(ストローク)
    脳出血 

2010年12月25日土曜日

正しい歯の磨き方

 現代の日本では、毎日歯を磨くことは当たり前になっていると言える。それにもかかわらず、成人の80%が歯周病にかかているのが現状。ある統計では、20歳までに28本あった歯が40代から急に抜け始め、70代になると平均12本までに減っている。それは、予防ケアがきちんとできていないことが原因。
 大抵の人は、歯の磨き方が自己流で、子供の頃に学校で教わったやり方を続けていたり、家族の磨き方に倣ってしまったりする。また、予防ケアというと、歯科医院での歯石取りやクリーニングと考えがちだ。自分で正しい磨き方を知って週刊づけ、まず歯垢を取り除くことを重視していない。
 歯垢1㎣の中には、1億個の細菌がいる。細菌が潜みやすい歯と歯の間などをしっかり磨かなければ、何十億個という細菌が口の中にすみつくことになる。それが虫歯や歯周病、口臭などを引き起こす原因となる。
 正しい歯磨きをするためには、道具にも気を配る必要がある。歯ブラシの材質はポリブチレンテレフタレートやナイロン製が良い。ヘッドは小さめ、毛並びは並行で、毛先が丸いものがお薦め。持ち手はストレートが使いやすい。
 磨き方は、歯をどうケアしたいかという目的によっていくつかあるが、歯周病を予防し、自分の歯を残したいとすれば、バス法が適している。歯ブラシを鉛筆の要領で持ち、ブラシの先を歯と歯肉の境目に向けて45度の角度に当て、1本ずつ左右に細かく20回程度振動させてかき出す。手鏡を持ってブラシの動きを確認しながら行い、さらに歯間ブラシやデンタルフロスなどの補助用具を併用するといい。このとき、歯磨き粉は特に必要としない。
 毎食後に磨く必要はなく、就寝前などに1日1回で十分。磨き残しは20%くらいに抑えるつもりで、1本1本を丁寧に磨きたい。力加減が強すぎても弱すぎても具合が悪く、正しく磨けていれば、歯ブラシの毛は1年くらい乱れない。
 ただし、体質や歯並びは個々に違い、磨き方には人それぞれクセがある。自分に合った磨き方をするには、歯科医院で予防ケアを受け、適切な指導を受けることが不可欠。
 歯科医院を探す場合、自宅や会社から近くて安いなどといった条件ではなく、「なるべく歯を抜かない治療をしてくれる」など、自分の目的に合うことを第1条件とすべき。予防ケアは、信頼できるかかりつけ医との二人三脚で続けていくことが大事。
 歯磨きが、人生そのものに及ぼす影響は大きい。歯周病を予防したい。口臭をなくしたいなど、歯磨きの目的は人それぞれあるだろう。ただ、目先のトラブルにとらわれてばかりいると、将来を見据えることができなくなる。
 歯周病が悪化すれば、やがて歯が抜ける。歯の周囲の神経は脳と直結するため、歯が少なくなる分だけ脳を刺激する機会を失い、認知症などのリスクを高めると言われている。また、歯周病が口の中の毛細血管に入って全身を巡り、動脈の壁にすみつくことで、血液がドロドロになり、動脈硬化を引き起こしやすくなる。それが脳梗塞や心筋梗塞の原因になることもある。
 また、口の働きは、食べて健康を維持する以外にも、言葉を話す、笑うなどといった、動物にはできない人間としてのアイデンティティーを支え、社会性を備える原動力ともなっている。
 歯を健康に保つことは、健全な心と体を維持することにつながり、さらには有意義な人生にも結びついている。その意識を持つことが、毎日の歯磨きを見直すきっかけになると良いのだが。

2010年11月20日土曜日

備忘録 曲を楽しむなら このオペラ

平成22年11月20日(土)
NIKKEI プラス1 より
非常に参考になった記事なので
備忘録として残したいと思う。
 
「曲を楽しむなら このオペラ」
 芸術の秋も終盤。オペラを鑑賞したいと思いながらも何となく敬遠している人も多いだろう。だがドラマや映画などで聞いたことのあるオペラの名曲は少なくない。初心者がまずオペラの音楽に親しむなら何がおすすめか。演目と曲名を専門家に選んでもらった。
 最も多くの支持を集めたのがビゼーの「カルメン」。12人の選者の全員が推した。「ハバネラ」「花の歌」「闘牛士の歌」などは曲名は知らなくても大抵の人が耳にしたことがある名アリア(独唱)。「前奏曲」の沸き立つようなリズムも有名。美しく親しみやすい音楽がちりばめられている。
 2位「椿姫(ラ・トラヴィアータ)」はすすり泣くような弦の前奏曲で始まり一転して華やかな「乾杯の歌」につながる展開が鮮やか。「ああ、そはかの人か」から続く「花から花へ」はソプラノの聞かせどころだ。
 3位「トゥーランドット」の「誰も寝てはならぬ」はトリノ冬季五輪で荒川静香選手が演技に使い、よく知られるようになった。作曲家ではプッチーニ、モーツァルトに人気が集まった。
 実際に劇場に足を運んでみるのが理想だが、初心者の場合、筋書きを追いながら、音楽、舞台装置、衣裳などを楽しむのは大変と感じる人もいるだろう。音楽だけならCDやDVDでも手軽に聴くことができる。まず歌を切り口に深遠なオペラの世界に足を踏み入れるのも良い。
 
第1位:「カルメン」:ビゼー
 スペインで自由奔放に生きる女カルメンと、彼女に心を奪われ、仕事も婚約者も捨てて追いかける衛兵伍長ドン・ホセとの恋愛や葛藤を描いた悲劇。カルメンが男たちを挑発する『ハバネラ』、ホセがカルメンへの愛を歌う『花の歌』、ホセの恋敵となる闘牛士エスカミーリョが歌う『闘牛士の歌』など有名な曲が満載。
 『ハバネラ』は流浪の民の血を引き、男に妥協しないカルメンの特異な性格を表現している。
 『花の歌』は恋心をこれほど切々と表現しているテノールを知らない。

第2位:「椿姫(ラ・トラヴィアータ)」:ヴェルディ
 19世紀、パリの裏社交界。知性的で美しい高級娼婦(しょうふ)ヴィオレッタと地方出身の純情な青年アルフレードとの悲恋を描いた。タイトルの「ラ・トラヴィアータ」はイタリア語で「道を踏み外した女」という意味。アルフレードが乾杯の音頭を歌い出す華やかな旋律の『乾杯の歌』、うたげの後、ヴィオレッタが歌う『ああ、そはかの人か』や『花から花へ』などが有名。
 『乾杯の歌』は豪華なパーティー会場での楽しい3拍子。
 『ああ、そはかの人か』は、ヴィオレッタの揺れる女心が聞きどころ、真実の愛の崇高さを歌いつくしている。
 
第3位:「トゥーランドット」:プッチーニ
 中国皇帝の娘トゥーランドットとの結婚は3つの謎解きが条件で失敗すれば死が待っていた。カラフは女奴隷リュウが止めるのも聞かず挑戦し成功。結婚を嫌がる娘にカラフは自分の名前を当てれば命を差し出すと提案。娘はリュウを追求するがリュウは自害。心を打たれた娘はカラフと結ばれる。
 『誰も寝てはならぬ』は、イタリア・オペラの声の悦楽が満喫できる名アリア、高音域を得意とするテノール歌手の一声で場面を大きく盛り上げ、客席の喝采をさらう。
 
第4位:「蝶々夫人」:プッチーニ
 長崎の芸者、蝶々さんと米国海軍士官ピンカートンとの結婚と破たんを描いた。ピンカートンが帰ると信じて蝶々夫人が歌う『ある晴れた日に』などが有名。これぞプッチーニの泣き節、蝶々さんの名アリアが胸を打つ。このほか『お江戸日本橋』など日本の歌も随所に現れる。
 
第5位:「フィガロの結婚」:モーツァルト
 貴族を庶民代表フィガロが一泡吹かせるという筋書き。笑いに包まれた喜劇の代表作。「セビリアの理髪師」の続編にあたる。『恋とはどんなものかしら』はこの演目のなかでも最高の名曲。恋へのあこがれと微妙なときめきを歌わせたら、天才モーツァルトの右に出る者はいない。
 

第6位:「魔笛」:モーツァルト
 王子タミーノが鳥刺しのパパゲーノとともに夜の女王の娘パミーナを救う。大人も子供も楽しめるメルヘン調の物語。あらゆる音楽形式を総合したモーツァルトの傑作。『夜の女王のアリア』は復讐に燃える女王の怒りを超絶技巧で表現した聴かせどころの多いアリア。
 
第7位:「セビリアの理髪師」:ロッシーニ
 セビリアを舞台に町の何でも屋でもある理髪師フィガロの活躍で若い恋人たちが結ばれるまでを描いた喜劇。「フィガロの結婚」の前編。生き生きした旋律が満載、フィガロが歌う『私は町の何でも屋』は聴き手の心を沸き立たせる天才ロッシーニが本領発揮したバリトンの名曲。
 
第8位:「ドン・ジョヴァンニ」:モーツァルト
 好色の貴族ドン・ジョヴァンニが地獄に落ちるまでを描いた。喜劇とも悲劇ともつかない独特のオペラで、二重唱『お手をどうぞ』などが有名。誘惑はオペラの本質、甘い二重唱、女性だけでなく、誘惑のテクニックを知りたい男性にもおすすめ。
 
第9位:「ラ・ボエーム」:プッチーニ
 パリを舞台に詩人ロドルフォら若い芸術家たちの気ままな生活の哀歓を描いた。ロドルフォと恋に落ちる貧しいお針子のミミが自分の身の上を歌った『私の名はミミ』などが有名。若き詩人と貧しいお針子が恋に落ちる瞬間の心の震えを見事に歌い上げた、アンサンブルが素晴らしい。
 
第10位:「トスカ」:プッチーニ
 脱獄した政治犯をかくまった青年画家カヴァラドッシと、その恋人トスカをめぐる悲劇。トスカへの愛をカヴァラッシが切々と歌う『星は光りぬ』はテノールの名曲中の名曲。悲嘆に暮れたトスカが歌う『歌に生き、恋に生き』は大判のハンカチが必携。仕事も恋も両方欲しいという女性におすすめ。
 
*オペラの醍醐味は日常を忘れて別世界を旅することができること。歌と楽器、演劇、美術、衣裳などが一体となった総合芸術がその魅力。
 ただ初心者には難しいと感じることもありますから、まず筋書きが分かりやすい作品から楽しむのがおすすめ。
 「フィガロの結婚」や「蝶々夫人」は歌や曲が有名で公演も多い。

2010年11月14日日曜日

備忘録 北朝鮮の現状

備忘録 北朝鮮の実情
 
「北朝鮮」(国交がないため、日本での略称)=「朝鮮民主主義人民共和国」
北朝鮮系の人は「共和国」と一般的に呼称
 
(1)政治体制
社会主義→金日成(キム・イルソン)、金正日(キム・ジョンイル)父子の独裁国家
  金日成(首領様):国家主席 (1994年死去)以後、国家主席のポスト廃止
  金正日(将軍様):国防委員長(軍を重視)、労働党総書記
金日成(金成柱キム・ソンジュ)1912年生まれ[各種の神話を捏造]
                             *日本の天皇制をモデルにしている
 1930年代末  東北抗日聯軍(中朝連合の抗日組織)に参加
           (民族を救う伝説の英雄キム・イルソン将軍の名前を使う)
 1941年   シベリアへ逃亡(1942年金正日(ユーラ)誕生)
           (抗日戦根拠地の白頭山の丸木小屋で生まれる←ウソ)
 1945年  ソ連により北朝鮮の指導者へ(33歳)(1948年朝鮮民主主義人民共和国成立)
 「主体(チュチェ)思想」:自立→実際は儒教的社会主義、独裁体制
                     →すべて金日成の指示がなければ出来ない
 
反対派は政治犯収容所へ
平壌(ピョンヤン)に住めるのは、エリート階級のみ(病人、身障者は地方へ追放)
平壌=国家のショー・ウインドウ
宣伝によって、北朝鮮は世界一の国だと教えられる(ラジオのチャンネルも固定)
1994金正日への「世襲」以後、軍事国家の体制が強まる「先軍政治」(兵力110万)
    金日成死去は核のせい
2008金正日、脳卒中で倒れる→以後、健康不安
    金正日の病気は核のせい
2010金正恩(キム・ジョンウン=金正日の3男)後継者に決定(青年大将)
  党中央軍事委員会副委員長、党中央委員、人民軍大将
 
(2)破綻した経済
元来は、北部は工業地帯、南部(韓国)は農業地帯
      韓国←1980年代後半に経済発展(アジアNIESへ)
経済統計は発表されない
無駄な巨大建造物(銅像、タワー、凱旋門、巨大なホテル(柳京ホテル105階))
      →無駄遣い、金父子の指示による計画の混乱
主体農法(指示された穀物しか植えられない、過大な生産目標)
      →ヤミ農地広がる、森林伐採→1995大洪水発生→飢餓
<経済改革への試み>
1984 合営法制定(外資との合弁企業設立可能)
1991 羅津、先鋒(羅先)に自由経済貿易地帯(中国に近い北東部)
         (1998 責任者処刑、現在は華僑経営のカジノのみ成功)
   2010 羅先開発計画(中国からの投資を呼び込もうとしている)
    *労働者のレベルは非常に高い
2002 新義州特別行政区(中国・丹東に隣接、北西部) 
   (初代長官・楊斌ヤン・ビン(中国系オランダ人)←中国により逮捕(脱税、詐欺))
2002 開城工業団地(韓国に隣接、南西部)
        (2005 稼働開始、2008 韓国政府担当者追放)
2002 金剛山観光特別区(韓国に隣接、南東部)
        (2008 韓国人観光客射殺事件、交流中断)
2002 経済改革実施(闇市場、闇ドル・レートの横行に対する対策)
     給与、物価を10~20倍へ 
     米などの配給制廃止→インフレへ(ただし市場は活性化した)
     1ドル=2.15ウォン→150ウォン(1/70切り下げ)
     (実際のレートは、06年で3,000ウォン)
2009 デノミネーション実施(100ウォン→新1ウォン)
     新札への交換限度額(旧札で10万ウォン→後に50万ウォン?)
     を設けることにより、
     新ドルレート:1ドル=100新ウォン(実際のレートは2010年で
     1,200~2,000新ウォン)
     ドルを持っている政府官僚など特権階級は、ぼろ儲け
  中国は北朝鮮に対し、中国のような改革開放政策実施を勧めている

(3)テロ国家
1983 ラングーン事件(現ミャンマー・ヤンゴンにおいて、韓国閣僚爆殺)
1087 大韓航空機爆破事件(中東帰りのビジネスマンが搭乗した航空機爆破)
     (バハレーンにおいて、日本人・蜂谷真由美を装った金賢姫キム・キョンヒを逮捕)
1996 北朝鮮工作員上陸・逃走事件(北潜水艦が故障、工作員上陸(11名自決、15人逃走))
潜水艦・工作船による韓国、日本への工作員上陸(誘拐、殺人、情報収集)
    人民武力省偵察総局・人民軍総参謀部作戦局など 特殊工作部隊10万人
兵器輸出、麻薬・覚せい剤販売、ニセ・タバコ販売、ニセ札印刷(外貨稼ぎ)
2008 米国、北朝鮮テロ国家指定解除(核検証計画受け入れに対する見返り)←疑問(米国大失敗)
2010 韓国哨戒艇天安撃沈事件(1999,2002,2009黄海での南北艦艇銃撃戦:北方限界線)
   北朝鮮:ミサイルと核の技術は進んでいる
 
(4)核開発疑惑
1993 NPT(核拡散防止条約)からの脱退宣言、IAEA(国際原子力エネルギー機関)
     の査察拒否→核開発疑惑発生→米、寧辺ヨンビョンの黒鉛炉への空爆を検討
1994 米朝合意文書調印(核問題解決、米朝関係改善)[直後に金日成、心臓発作で死去]
     KEDO(朝鮮半島エネルギー開発機構)発足(米韓日)→軽水炉2基、重油供与
1998 米、地下核施設発見(金倉里、泰川)→査察受け入れ、しかし何も見つからず(事前に撤去)
1998 テポドン・ミサイル実験、日本上陸通過(日本、射程内に入る)
2002 濃縮ウラン抽出を認める(その後、否定)→KEDO重油供給停止
             →寧辺、泰川の原子炉再稼働、IAEA監視員追放・監視カメラ撤去
2003 KEDO中断 6か国協議(米、中、朝、韓、日、露)開始:議長国は中国
2006 北朝鮮、地下核実験実施(核保有)
2008 交渉の結果、米国、北朝鮮テロ国家指定解除
     同時に、核検証計画に合意?(文書化に失敗したため、寧辺の核施設解体は行うも
     のの、核関連物質のサンプル(試料)採取に抵抗:寧辺以外の核開発の検証が出来
     ない)→以後、新たな対処が必要(オバマ政権の課題)
2009 「人工衛星打ち上げ」の名目で長距離弾道ミサイル試射、日本上空通過
2009 2回目の地下核実験実施
 
(5)積極外交
2000~2001 EU諸国、カナダを中心に次々と国交樹立(イタリア、英国、オランダなど)
2000 ARF(アセアン地域フォーラム)加盟
2008 年末 北朝鮮承認国160か国(未承認:米国、日本、フランス、バチカン、
     サウジアラビア、イスラエル・・・)
     南北双方を承認する国は156か国
 
(6)日朝関係
かつて、北朝鮮の最大の西側貿易相手は日本(全体的には、東側のソ連、中国が多かった)
1990年代 中国1位、日本2位、ロシアは減少
2002年より 中国1位、韓国2位、日本3位(2006年核実験に伴う経済制裁で2007年以降、貿易量激減:2007より日本の輸入は、ほぼゼロ、2009日本の輸出は2.6億円)
2008年には、中韓で北朝鮮の貿易総額の9割以上を占める
 日本の輸入:アサリ、カニ、マツタケ、紳士服など
 
貿易・投資は、全て在日朝鮮系企業によるもの(巨額の送金も)
             朝鮮総連(在日朝鮮人総連合会)24万人
日系商社(三井物産中心)には、「貿易代金未支払い問題」1970年代中頃より
     「500億~800億→利子が加わり、2002年には1,000億円(10億ドル))
これを解決するため「東アジア貿易研究会」を組織
 
2001 朝銀信用組合、不良債権問題で破綻(多くの架空口座←北朝鮮への献金?)
→朝鮮総連への強制捜査→約1兆4,000億円の公的資金投入
2002 長銀の受け皿:4信組(経営陣から朝鮮総連系役員排除)
ハナ信用組合(関東信越)、兵庫ひまわり信用組合(近畿)、京滋信用組合、ミレ信用組合
 
<国交正常化への動き>
1990 日朝国交正常化へ向けての三党共同宣言(自民党(金丸信)、社会党、朝鮮労働党)
  1992 「李恩恵(田口八重子)」問題で決裂(金賢姫の日本語教育係、日本人拉致疑惑)
 [1994 北朝鮮核問題に対する米朝合意文書調印]
1999 超党派代表団訪朝(社民党(村山富市)、自民党(野中広務)など)
 [2000 金大中韓国大統領の北朝鮮訪問=南北共同宣言]
2002 小泉首相訪朝、日朝平壌宣言
その後、拉致問題、核開発問題により、日朝交渉は停止 

2010年11月9日火曜日

備忘録 台湾海峡問題(第3次台湾海峡危機から中台経済関係の高まりへ)

備忘録
台湾海峡問題
(第3次台湾海峡危機から中台経済関係の高まりへ)
(1)第3次台湾海峡危機
中国→台湾武力解放の選択肢を放棄せず
武力行使の条件:①台湾独立 ②台湾での内乱 ③外国による台湾侵略 ④核兵器開発
           ⑤北京が提案した交渉を長期にわたり拒否
日本・米国「平和解決原則」=武力行使に反対
 
1995.6月 李登輝訪米(コーネル大学で講演=台湾独立に近い発言)←中国抗議
1995.7月~1996.3月 台湾海峡で連続した軍事演習
とくに1996.3月は3次にわたる大規模演習(台湾沿岸にミサイル4発発射、台北より36Km)
                    (現在では、中国側、台湾沿岸にミサイル約1,400基)
1996.3月 米国、2つの空母艦隊を台湾近海に急派
 (日本から第7艦隊インディペンデンス、中東からニミッツ)→米中戦争の危機
中国は、総統直接選挙に李登輝が再選されないよう圧力をかける意図があった。
1997 江沢民国家主席訪米:米中関係修復
1998 クリントン大統領訪中」「3つのNO」(口頭での発言)
     ①台湾独立× ②2つの中国・一中一台× 
     ③主権が絡む国際機関(国連など)への加盟×(③は行き過ぎとの批判を受ける)
空母派遣による米中衝突を警戒。台湾独立への牽制。
1998 江沢民訪日:日本へも「3つのNO」への同意を迫る
   日本は、「中国は1つ」○ 「3つのNO」× (日本も認めると国際的な基準になる)
1999 李登輝「二国論」:「中台は特殊な国と国の関係」←「3つのNO」に対する反発
中国の考える交渉:中国ー地方政府(台湾)
台湾の考える交渉:中国ー台湾 対等な交渉
 
(2)中台経済関係
1996.8月(第3次台湾海峡危機後)台湾の財界人団体(全国工業会)60名の訪中団受入れ←江沢民主席が会談
中台の経済関係が強まりつつある→中国もこれを意識、台湾経済界を味方につける
 
1985 台湾、中国との間接貿易容認
1987 台湾、中国への小規模投資を黙認
1994 台湾プラスチック(王永慶会長)、福建省へ火力発電所(+発電機)建設計画
     投資額38億ドル(4,100億円)←台湾政府の反対
     →1996 撤回→米、HKを通じて再度計画→1997 撤回
李登輝「戒急用忍」:大陸への投資制限
  ・大陸への投資は、中国の経済力を高める。
  ・福建省などへのインフラ建設は、中国軍の台湾侵攻能力を強化。
1997 「大陸投資規範」
  ・1件5,000万ドル以上の投資を禁止
  ・大型インフラ建設禁止(ダム、発電所、空港、道路、鉄道、港湾)
  これによって、1997~2000の対中投資減少
陳水扁「積極解放、有効管理」:投資制限解除
2002 WTO(世界貿易機関)加盟→投資制限は出来ない
  ・投資額の上限規制撤廃
  ・防衛関連、核心技術関連の投資のみ禁止
2001より対中投資増加: 中国の貿易:台湾5位、中国への直接投資:台湾9位(2009)
    (米国、日本、韓国、シンガポールに次ぐ)
台湾の輸出の3割、対外投資の8割が中国向け(2007:台湾経済部)
中国在住の「台商」(台湾のビジネスマン)とその家族:100万人以上、進出企業10万社
2005 台湾奇美実業グループ創始者許文龍(台湾独立派)、「1つの中国」容認←在中国企業への中国政府による圧力
2006 陳水扁、対中経済関係を制限へ「積極管理、有効解放」に転換
2008 馬英九、中台経済関係を重視→「三通」の完全解禁へ
2010 ECFA(経済協力枠組み協定)調印=中台FTA
 
(3)陳水扁時代
2000.3月 民進党陳水扁、総統に選出(国民党政権終了)
  民進党の政治主張は「台湾独立」、しかし陳水扁は当初、対中国政策に慎重
2001.1月 「小三通」金門島、馬祖島と中国との直接貿易許可
     4月 李登輝訪日(引退後):すでに英国、チェコ、米国(数次ビザ)へ入国可能
     5月 陳水扁総統訪米(中米への中継地、ブッシュ政権は親台湾の姿勢を見せる)
     9月 国民党、李登輝を除名→李、台湾団結連盟結成
     12月 立法院選挙、民進党第1党へ、国民党4割減
2002.1月 中国とともにWTO加盟(ただし中台間にWTOのルールは適用されない)
     7月 陳水扁民進党主席へ就任←中国、ナウルの中国承認を発表
     8月 陳水扁「一辺一国論」中台は別々の国
2004.3月 陳水扁総統再選(投票日前日に狙撃を受ける)
        国民党の連戦は、親民党の宋楚瑜と連合を組み、中国との経済関係拡大を主張したが、僅差で敗北。藍色(国民党)と緑色(民進党)
     12月 立法院選挙、民進党過半数取れず(国民党、親民党で過半数へ)
2005.1月 中台、春節の直行チャーター便(航空機運航)に初めて合意
     3月 中国「反国家分裂法案」制定(台湾独立阻止、武力行使)
     4月 国民党・連戦訪中、分裂後、初の国共会談
     5月 親民党・宋楚瑜訪中
     7月 国民党新主席に馬英九
     12月 統一地方首長選挙で国民党圧勝(全地方自治体25のうち、国14、民6)
2006.1月 陳水扁、対中経済関係を制限へ 「積極管理、有効解放」に転換
     2月 陳水扁、国家統一委員会と国家統一綱領を事実上廃止←中国非難(米の不信)
     3月 国民党馬英九訪米「中台現状維持」
     5月 米国、陳水扁の通過滞在認めず
     7月 台北→上海、直行貨物航空便就航’チャーター便)
         (蘇貞昌行政院長は、対中交流積極論)
     8月~11月 陳水扁辞任要求運動(党内の対中政策対立、汚職スキャンダル)
     12月 台北市長郝龍斌(国民党)、高雄市長陳菊(民進党)当選
2007.1月 陳水扁、中米への途中でサンフランシスコ訪問(対米関係若干改善)
     2月 陳水扁「正名政策」(「中国」「中華」→「台湾」、「中正」×)
     6月 陳水扁、「台湾」名義での国連加盟の住民投票を2008総統選と同時に実施することを宣言(2007より台湾名義で国連加盟申請→国連は却下)米国は批判
     8月 陳水扁、中米歴訪、米国主要都市立ち寄りなし、アンカレッジ経由のみ許可
2008.1月 立法院選挙、国民党圧勝(113議席中81、総統罷免可能な2/3以上)
         陳水扁の挑発的な対中政策に対する批判、対中関係悪化が経済の不況につながるとの懸念
     3月 総統選(候補者:謝長廷(民進党)、馬英九(国民党))
        馬英九圧勝(国民党政権奪回)
        国連加盟に関する住民投票は、投票総数が有権者数の過半数に足せず不成立

(4)馬英九時代(国民党政権復活)
2008.5月 馬英九総統に就任(「中台共栄」、中台経済関係重視)行政院長劉兆玄
         「3つのノー」(統一せず、独立せず、武力行使を許さず)を確認
         民進党主席は、謝長廷→祭英文(元行政院副院長、女性)
         呉伯雄国民党主席訪中、胡錦濤国家主席と会談(中台対話再開に合意)
     6月 中国国務院台湾事務弁公室主任に王毅(前駐日大使、外務次官)を任命(外交?)
         台湾の海峡交流基金会江丙坤理事長訪中、陳雲林、胡錦濤と会談
         対日関係では、尖閣諸島で対立発生:台湾漁船が日本巡視船と衝突・沈没→
         抗議の漁船が台湾巡視船3隻を従えて領海侵犯→台湾政府「開戦も辞さず」
         「軍艦派遣」の発言→冷静な対応を主張した許世楷駐日代表は侮辱され辞任
         →ただし、日本側も漁船沈没には責任を認め賠償(馬英九は対日強硬?)
     10月 米国、台湾へ大規模武器売却許可(PAC3、アパッチ・ヘリ等)←中国抗議
     11月 陳雲林海峡両岸関係協会会長訪台、江丙坤、馬英九と会談(殴打事件も発生)
         航空直行チャーター便の大幅拡大、船舶直行も解禁→「三通」実現へ
         陳水扁、汚職容疑で逮捕
         APEC(ペルー)で、連戦国民党名誉主席、胡錦濤中国国家主席と会談
         中国、台湾のAPEC代表に大物認める(会談には王毅も同席)
     12月 「三通」開始、馬英九「両岸直行で、両岸が二度と対立せず、対立は和解に
         とってかわられる」
     末  胡錦濤国家主席「6項目提案」
        ①一つの中国の原則を守る、その上で・・、②経済協力協定締結、
        ③文化教育交流強化、④台湾独立の立場を変えれば、民進党とも対応、
        ⑤台湾への国際機関への参加、⑥平和協定締結、軍事対立終結
2009.5月 中国は、台湾のWHO(世界保健機関)オブザーバー参加を認める
     5月 高雄市長陳菊(民進党)訪中(中国、民進党分断工作を狙う)
     12月 陳雲林海峡両岸教会会長訪台(4月江丙坤海基会理事長訪中)
         →ECFA交渉開始
2010.1月 米国、台湾に大規模武器売却決定(PAC3、ハープーン、ブラックホーク)
         戦闘機F16は売却せず→しかし、中国から抗議
     6月 中台ECFA(経済協力枠組み協定)調印→統一交渉は拒否
     9月 尖閣諸島での中国漁船衝突事件の後、台湾の漁船、巡視船が日本領海へ接近
 
・中国・海峡両岸関係協会の汪道涵(2005年死去)は、国旗・国歌を新しく作って統一することを提案したと伝えられる。中国政府も「一国家二制度」を適用する場合は、香港は外交権、国防権を北京に預けたが、台湾は外交権のに(軍隊は保持してよい)と説明
・中国政府は現在では、中台経済関係をテコに統一を進めようと考えている。台湾経済界も親中国派が増えている。
・陳水扁の目的は、実質的な台湾独立であった、①台湾名義での黒煙加盟申請、②憲法改正(国名を「台湾」へ)、③世界保健機構(WHO)加盟←米国の反発(現状維持変更)
・馬英九は、中台現状維持を基本方針として、中国との貿易、投資の拡大、中国人観光客の受け入れを行い、台湾経済の強化を図ろうとしている。
・台湾国民の中には、中国との関係悪化を招く陳水扁の独立志向には反発を示したものの、国民党政権が中国に飲み込まれていくことへの懸念も存在する。台湾人アイデンティティーを主張する民進党に対する支持が復活する動きもある。