2011年1月31日月曜日

平成22年度 東京藝術大学大学院音楽研究科(修士課程) 学位審査会公開演奏会 邦楽

平成22年度
(第47回)
東京藝術大学大学院音楽研究科(修士課程)
学位審査会公開演奏会
 
平成23年1月31日(月)
邦楽 常磐津・邦楽囃子・筝曲山田流・筝曲生田流・尺八
会場:第6ホール
 
10:00 開始
 
常磐津
彫谷典子
    論文タイトル「江戸末期の芝居小屋へのいざないー常磐津《三世相錦繍文章》-」
   「三世相錦繍文章」より十万億土の段
        四世岸沢古式部
        六世岸沢 式佐 作曲
        浄瑠璃   ◎彫谷典子
                 柳原美奈子
        三味線     角田剛士
              (上)野島公子
 
邦楽囃子
三枝舞
    論文タイトル「邦楽囃子曲の研究 <猩々意想曲>を中心に」
   「翁千歳三番叟」   杵屋六佐衛門 作曲
          歌     小林百合
                杉浦沙弥香
                安岡麻里子
                半田綾子
       三味線     山口聡
                穂積大志
                横山雅弘
             (上)大木啓衣
          笛   ◎三枝舞
        胴先     小川実加子
        頭取     石井千鶴
        胴脇     安倍真結
        大鼓     島萌黄
        太鼓     橘内幹
 
筝曲山田流
萩岡信乃
    論文タイトル「武家と筝曲山田流ー委嘱作品から考察する武家と筝曲山田流ー」
   「紀の路の奥 四季の段」    山田検校 作曲
         筝    ◎萩岡信乃
                萩岡未貴
        三絃     田中奈央人
          笛     吉田振也
 
筝曲山田流
日向史子
    論文タイトル「山田検校作品における参詣道行物についてー《八重垣》を中心としてー」
   「八重垣」   山田検校 作曲
         筝     ◎日向史子
                 渡辺君子
        三絃      渡辺七重
 
筝曲生田流
吉川あいみ
    論文タイトル「生田流筝曲における掛け爪の研究」
   「手事」   宮城道雄 作曲
     一、手事
     ニ、組歌風
     三、輪舌
         筝     ◎吉川あいみ
 
筝曲生田流
日吉章吾
    論文タイトル「地歌筝曲における季節と調子・音階との関連性ー秋を中心にー」
   「水の変態」   宮城道雄 作曲
       筝本手    ◎日吉章吾
       筝替手      日原暢子
 
尺八琴古流
薮内洋介
    論文タイトル「尺八の制作方法と構造の変化についての考察
                             -近現代の音楽的変遷を踏まえー」
   「一ニ三鉢返調」  琴古流本曲
        尺八    ◎薮内洋介
 
尺八琴古流
渡邉元子
     論文タイトル「《夕顔》における調性と吹奏法」
    「御山獅子」   菊岡検校  作曲
        尺八    ◎渡邉元子
        三絃      澤村祐司
         筝      永池あかり
 
尺八都山流
友常聖武
     論文タイトル「郡山流奏法[カラ]についてー現行譜からの考察ー」
    「根曵の松」   三津橋公當  作曲
        尺八    ◎友常聖武
          筝     押切さち
        三絃      日原暢子
 
13:50 終了

 

東京藝術大学
学食にて
盛り合わせ
500円

2011年1月30日日曜日

響け! みんなの吹奏楽 公開収録 観覧

2011年1月30日(日)
響け! みんなの吹奏楽
SPECIAL CONCERT 2011
NHKホール
16:00~18:20
 
*NHKの吹奏楽プロジェクトを観覧
 アマチュア演奏家の吹奏楽を楽しんだ。全国から自腹で集まり演奏した皆さん感動をありがとうございました。1回の前方右側で観覧したのですが、残念ながら少し後ろに自分勝手に大声でどなり散らす(自分では声援を送っていると思い込んでいるらしい)変な客がいて周りの観客は皆困り果てていました。1部が終わってからNHKの担当者に事情を言って2部では注意を払ってもらったのですが、本人に余り自覚が無く水前寺清子さんの歌の場面で再発、隣2名の観客は席を立っていました。
 自分勝手な態度は本当に困りものです。近くの子供も変な大人だと後ろを何度も振り向いていました。残念でした。
 
NHKの吹奏楽プロジェクト 第4弾
 NHKの吹奏楽スペシャルの取り組みは、今年で4年目。アマチュア演奏家と募り、スペシャルバンドを結成。番組始まって以来最多の500を超える応募から、厳正な審査の結果、99名のメンバーが選ばれる。北は北海道、南は九州まで、年齢も職業も違う一期一会のメンバーたちが、この日のために、1ヶ月半、練習を積み重ねてきた。
 
音楽で届けたい “勇気と元気”!
 今回のコンサートのテーマは、「音楽で届ける“勇気と元気”!」。スペシャルバンドのメンバーたちをステージに導くのは、日本を代表するサックス奏者、須川展也さんと、日本屈指のジャズ・ビッグバンドのリーダー、角田健一さん。
 このコンサートのために、「ゲゲゲの女房」やNHK紅白歌合戦の司会で大活躍の、松下奈緒さんが、オリジナル曲を作曲。ピアニストとして、スペシャルバンドに加わる。そして、この番組を「みん吹」と呼ぶほどの大ファンだという、水前寺清子さんが、ボーカルで参加。スペシャルなゲストとメンバーたちが心を一つに、大切な人たちに音楽で勇気と元気を届ける。
 また、第1部には、スペシャルバンド2009の有志の皆さんが、新しい仲間を応援しようと駆けつける。
 
GUEST MUSICIAN
須川展也 サックス
 東京藝術大学卒業。卓越したテクニックで、クラシック・サクソフォンの分野に新風を巻き起こしたミュージシャン。今もサクソフォンを学ぶ多くの若者たちの目標的存在になっている。現在、ヤマハ吹奏楽団の常任指揮者も務めている。
 
水前寺清子 歌手
 誰もが知る国民的歌手、「チータ」。1964年『涙を抱いた渡り鳥』でデビュー。NHK紅白歌合戦では、22年連続出場を果たし、紅組の司会を4回務めている。常に、聴く人を元気づける歌手として、世代を超えた多くのファンに愛され続けている。
 
角田健一 トロンボーン
 バークリー音楽大学卒業、一貫してジャズ・ビッグバンドのサウンドにこだわり、その楽しさを広げる活動を続ける。自らの編曲で構成したライブ「もうひとつの武満徹」は、ジャズ・ビッグバンドとして初めて文化庁芸術祭の優秀賞に輝いた。
 
松下奈緒 ピアノ
 東京音楽大学音楽学部音楽学科ピアノ専攻卒業。主役ヒロインを演じた「ゲゲゲの女房」では一大ブームを巻き起こした。ミュージシャンとしても自らのアルバムを積極的に発表。映画サウンド・トラックを手がけるなど幅広く活躍している。
 
♪司会:塚原愛アナウンサー
 BS2「俳句王国」の司会でおなじみ。
 「響け!みんなの吹奏楽スペシャル」ではコンサートの司会とナレーションを担当。
 
第1部 スペシャルバンド2009
♪宝島 TAKARAJIMA 作曲:和泉宏隆 編曲:真島俊夫
♪チャルダッシュ CSARDAS 作曲:ビットリオ・モンティ 編曲:星出尚志
     須川展也:サックス
♪ストライク・アップ・ザ・バンド STRIKE UP THE BAND
     作曲:ジョージ・ガーシュウィン 編曲:角田健一
     角田健一:指揮・トロンボーン
 
第2部 スペシャルバンド2011
♪アイ・ウィル・オールウェイズ・ラブ・ユー I WILL ALWAYS LOVE YOU
     作詞・作曲:ドリー・バートン 編曲:平部やよい
     須川展也:指揮・サックス
♪三百六十五歩のマーチ 作詞:星野哲郎 作曲:米山正夫 編曲:角田健一
     角田健一:指揮 水前寺清子:歌
♪シング・シング・シング SING SING SING 作曲:ルイ・プリマ 編曲:角田健一
     角田健一:指揮
♪(本日初演)セイブ・ザ・ドリーム SAVE THE DREAM~A Concerto for Symphonic
                                     Band & Piano~
     作曲:松下奈緒 編曲:星出尚志(本日客席に)
     須川展也:指揮
(アンコール)
♪三百六十五歩のマーチ
     角田健一:指揮 須川展也:サックス 水前寺清子:歌
 
スペシャルバンド2009
【指揮】
安斎幹
【ピッコロ】
小野口智華/明石佳奈
【フルート】
飯田麻衣/今村直文/深津綾香/井上聡美/斎藤千晴/松本美津子
【ファゴット】
兼光里江
【オーボエ】
樋口あゆみ/中谷勇一/荒井嘉久
【クラリネット】
桐岡万葉子/松下めぐみ/高橋真澄/月脚正広/舘林哲也/戸板千亜紀
平山博通/遠藤かをり/松本彩/山崎隆広/長縄富紀子
【サックス】
佐久間恵子/戸村愛美/島谷美喜子/高根みずき/下田美穂/小池隆広
井田聡美/佐藤隆/内田朗子
古澤加奈子/後藤弘一
【トランペット】
海老名崇/江藤法英/木幡英二/十文字恵美子/安部忠生/脇村隆
【トロンボーン】
原大貴/安斎幹/佐藤勇一/篠田郁美/牛嶋理恵/長井純一/中川未久
鴨田玲子/大川雄平
【ホルン】
齋藤舞/増野正巳/菅野幸輝
【ユーフォニアム】
酒井香織/三屋誓志郎/谷口晴紀/隈崎桃子/柴田理恵
【チューバ】
宮下澄人/藪下信之/佐々木征央
【パーカッション】
矢作鉄男/石塚仁誠/三浦元気/桑垣有花/須藤由希/中江亮
【ストリングベース】
中野みのり/渡邉有紀
 
スペシャルバンド2011
【ピッコロ】
田中三香子/川本茉莉
【フルート】
横山香織/林優希/片山淳一/佐藤健一/宮島朋子/本庄礼佳
笠川満/竹内憲子/永田ふみ子/藤森友香/若月美香/福田敏正
【ファゴット】
加川洋/村上愛/生島靖/林裕子
【オーボエ】
井上知子/中川淑子/平野未樹/河西由香
【クラリネット】
齋藤司美/藤森隆三/倉光郁恵/枡田優子/宮谷優佳/増井裕久
新井和代/大久保美智彦/西田奈央/平山雄基/矢吹圭子/玄島香織
矢部明恵/安念優輝/新亜希子/飛田幸子/香取明子/丸山舞/元島南
【サックス】
大泉亨子/渋谷庸夫/土居亮友/大西直志/佐藤真紀/田村直美
小島奈那子/志田正次/高橋伸/神田健太郎/衛藤保美/上出真緒
川崎昌央/伊藤克浩/佃佳代子
【トランペット】
齋藤邦彦/渡辺俊冶/片野和泉/源太忠彦/野村健斗/酒井友香
久保田浩文/下川順子/永松愛理
【トロンボーン】
長谷川徹/内山聖菜/三橋裕暁/谷水聡/曾根田靖/岩澤秀一
川口翔太朗/梶屋詠子/中野祐美
【ホルン】
長江雄士/井上ゆき子/若松沙織/伊藤明日香/高橋淳/千葉聡恵
末田裕美子/川瀬芳美
【ユーフォニアム】
宮崎雄太/弘田剛史/古池聖子/神田隆志/井上宣子
【チューバ】
田島寛之/村田浩/若井昭善/平賀貴也
【パーカッション】
石橋峻/小林拓人/柳本愛加/秋山智恵/鈴木美由紀/小川美穂
【ストリングベース】
石垣史花/久保田朝子

NHK番組公開ライブラリー 全国ハイビジョン化イベント 観覧

2011年1月30日(日)
NHKふれあいホール
13:30~15:40
 
テープカット
 NHK関係者2名
 松坂慶子
 葵姉妹
 
出演者が語る「私と大河ドラマ」
 司会:桜井洋子
 出演:松坂慶子
   大河ドラマ:『国盗り物語』(1973年)
          『元禄太平記』(1975年)
          『草燃える』(1979年)
          『春の波濤』(1985年)
          『毛利元就』(1997年)
          『義経』(2005年)
          『篤姫』(2008年)
  *松坂慶子は素敵な女性であった。
 
「想い出の昭和 あの日あの時」
~活弁と即興演奏で魅せる映像ショー~
 
NHKアーカイブに保存された古き良き“昭和”の日本をとらえた貴重なニュース映像や番組などを、活動写真弁士の巧みな話術とプロミュージシャンの即興演奏で楽しむ。
 
出演:澤登翠(活動弁士)
    片岡一郎(活動弁士)…司会
    水口まつり(声優)
    湯浅丈一(ギター、三味線)
    他1名
    
    
          

2011年1月29日土曜日

今日のお昼は荻窪 丸信

今日のお昼は荻窪 丸信
 
まずはビールのおつまみ
しなちく



 
 
餃子は1皿、6つ
すでに3個食べている
普通のラーメン
味玉は既に売れ切れ
残念



2011年1月28日金曜日

「女殺油地獄」で与兵衛 市川染五郎

毎日新聞【小玉祥子】
「市川染五郎が2月のル テアトル銀座の「花形歌舞伎」第2部で、「女殺油地獄」の与兵衛に出演する。油屋の放蕩(ほうとう)息子の与兵衛が同業者の妻お吉を殺して捕まられるまでを描いた、近松門左衛門作品だ。
 染五郎の初演は2001年6月の博多座。好評のため、早くも同9月に再演された出世役でもある。また演じたいと思いながら10年が経過したと話す。
 「私の家(松本幸四郎家)には縁のない演目でしたが、やりたくて松嶋屋のおじさん(片岡仁左衛門)に教えていただきました。だらしないし、悪さもするが憎めないキャラクター。それが殺しまでしてしまいます」
 カットされることの多い、与兵衛が穂縛される場面を上演し、脚本を担当する斎藤雅文が筋もわかりやすく通す。
 「与兵衛は殺人にしても他人事で改心もしない。そこを明確に出したい。計画性もなく、言うことも変わりますが、その場、その場では本気なんです」
 与兵衛の不気味な心理の変化と同時に、床に広がる油にまみれてのお吉殺しも見せ場のひとつ。
 「刀を抜いた自分を最初は怖く思っていたが、次第にお吉を殺すのが楽しくなってくる。殺し場が一つの絵になっている。色模様のようになまめかしく作られています」
 お吉は市川亀次郎。
 染五郎のもう一役が、1部で亀次郎が7役を演じる「お染の七役」の鬼門の喜兵衛。すごみのある敵役だ。「すごいことをするのではないかと思わせておいて何もしない役です。ひとつひとつの動作を大仰にやるのが大事です」
 2月1~25日

小山美稚恵 Produce ショパン・ピアノ協奏曲集(室内楽版) コンサート 

2011.1.28(金)
19:00~21:10
杉並公会堂大ホール
 
プログラム
  フレデリック・フランソワ・ショパン(1810-1849)
     ワルツ 第10番 ロ短調 op.69-2(遺作)
     ワルツ 第3番 イ短調 op.34-2《華麗なる円舞曲》
     ワルツ 第19番 イ短調(遺作)
     ワルツ 第8番 変イ長調 op.64-3
 
     ピアノ協奏曲 第2番 へ短調 op.21 *
 
     (休憩)
 
     ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 op.11 *
 
(アンコール)
     ワルツ 華麗なる大円舞曲 変ホ長調 作品18
 
出演
     景山誠治
     (ヴァイオリン) *
        東京藝術大学首席卒業。1984年ロン=ティボー国際コンクール最高位受賞。
        現在、東京音楽大学教授。
     景山佑子
     (ヴァイオリン) *
        桐朋学園音楽学部卒業、同研究科修了。
        現在、桐朋学園大学付属音楽教室教師。
     安藤佑子
     (ヴィオラ) *
        東京藝術大学修士課程修了。
        現在、東京藝術大学非常勤講師並びに藝大フィルハーモニア首席奏者。
     上森祥平
     (チェロ) *
        東京藝術大学在学中に日本音楽コンクール第1位。
        現在、東京藝術大学非常勤講師。
     渡辺玲雄
     (コントラバス) *
        東京藝術大学卒業および同大学院修了。
        現在、新日本フィルハーモニー交響楽団の首席コントラバス奏者

     小山実稚恵
     (ピアノ)
        人気・実力ともに日本を代表するピアニスト。
        1982年チャイコフスキー国際コンクール第3位、1985年ショパン国際コンクール第4位
        二大国際コンクールに入賞した唯一人の日本人。
        東京藝術大学、同大学院修了。
 
 小山さんの魅力が溢れ出た素晴らしいコンサートだった。演奏が終わった時の本当に嬉しそうな顔。観客は男性の比率が高く少し黒っぽかった。
 演奏終了後舞台袖から仮屋崎省吾さんが帰って行った。有名人は気楽に座席で聴くことができないのかな。かわいそうに。

平成22年度 東京藝術大学大学院音楽研究科(修士課程) 学位審査会公開演奏会 オルガン

平成22年度
(第47回)
東京藝術大学大学院音楽研究科(修士課程)
学位審査会公開演奏会
 
平氏23年1月28日(金)
オルガン
会場:奏楽堂
 
10:00 開始
 
中田恵子
   J.S.Bach:Praeludium et Fuga in c BWV546
   J.S.Bach:O Lamm Gottes,unschuldig BWV656
   J.G.Walther:Concerto del Signor Tomaso Albinoni,appropriato all’Organo
                                                     LV127
   J.S.Bach:Trio super Herr Jesu Christ,dich zu uns wend BWV655
   G.Bohm:Christ lag in Todesbanden
   J.S.Bach:Toccata in C BWV564
 
三原麻里
   Ch.M.Widor:Symphonie Ⅵ op.42-2
               Ⅰ
               Ⅱ
               Ⅲ Intermezzo
               Ⅳ
               Ⅴ Finale
 
ー休憩20分ー
 
石丸由佳
     トランペット:熊代佑子
             閏間健太
   J.S.Bach:Praeludiun und Fuga a-moll BWV543
   F.Mendelssohn:Overture to the Oratorio “St.Paul”
               (arrangement by W.T.Best)
   C.Franck:Priere Op.20
   近藤岳:オルガンと2本のトランペットのための「来たれ、創造主」
 
加藤麻衣子
   J.Titelouze:Ave maris atella
   C.Franck:Fantasie en La
   M.Durufle:Prelude et fugue sur le nom d’Alain op.7
   J.Alain:Postlude pour l’office de complies
   J.L.Florentz:Laudes op.5より
               Ⅶ.Seigneur des lumieres
 
13:20 終了

東京オペラシティのヴィジュアル・オルガンコンサート90

平成23年1月28日(金)
東京オペラシティの
ヴィジュアル・オルガンコンサート 90
11:45~12:30
 
出演:長井浩美(オルガン) Hiromi NAGAI,organ
    静岡県出身。カナダ・アルマカレッジ校短期留学を機に16歳よりオルガンを始める。
    武蔵野音楽大学オルガン専攻卒業・同大学院修了。
 
プログラム
1.ヴィドール:(1844-1937) 交響曲第5番より 「トッカータ」  約6分
 
2.J.S.バッハ(1685-1750) 小フーガ ト短調    約5分
 
3.作曲者不詳(長井浩美編) アメージング・グレイス   約3分
 
4.ボッシ(1861-1925) 交響的練習曲
 
5.ヴィエルヌ(1870-1937) 交響曲第1番より「アンダンテ」「フィナーレ」  約15分
 
次回:2011年2月18日(金)11:45~12:30
    出演:モニカ・メルツォヴァ(オルガン)
         ブラームス:前奏曲ト長調
         J.S.バッハ:「おお愛する魂よ、汝を飾れ」BWV654
         メンデレスゾーン:前奏曲 変イ長調 op.35-4/前奏曲とフーガ ハ短調 op37-1
         メルツォヴァ:日本の歌による即興 
 

終わってから昼食は
都庁32階の食堂で
A定食 サバの味噌煮
660円
 
美味 

宝塚 華麗なる同窓会

朝日新聞より
「宝塚歌劇団の元トップスターが多数共演する舞台が、東京で相次ぎ上演される。3年後に控える宝塚創立100周年のプレイベントも始まる。(小山内伸)
 ショー「DREAM TRAIL 宝塚伝説」(23~30日、青山劇場)は、100周年へ向けた企画第一弾。鳳蘭、安奈淳、春野寿美礼ら男役トップ、初風諄、風花舞ら娘役トップらのほか、近年退団した若い世代も出演する。
 過去から未来へ走る列車をモチーフに、宝塚の舞台を彩った歌とダンスで構成する。
 安奈は「宝塚は、現実を忘れて一刻、夢の楽園に酔いしれることができるからこそ、100年も続いてきた。今回、若い卒業生と共演して、これからも続いてゆくと確信できた」と語る。
 男役には扮さず、素の自分として舞台に立つ。「退団後、外の世界で人生の修羅場をくぐってきた人間的魅力を出せたら」
 荻田浩一構成・演出。大阪でも公演。
 
 「ベルばらから次郎長へ」の副題がつく、「勢揃い(せいぞろい)、清水港 次郎長三国志」(21~30日 博品館劇場)には、「ベルサイユのばら」の初代オスカルをつとめた榛名由梨を始め、郷ちぐさ、汀夏子ら元トップスター10人が出演する。
 次郎長を演じる榛名は、「仁侠(にんきょう)の世界を演じるのは始めて。同じ男役でも、宝塚との落差を狙った」と話す。
 金毘羅宮に刀を奉納した森の石松は帰途、対立する都田一家に襲われ命を落とす。次郎長は仇(かたき)を討つために封印していた刀を抜く。
 「次郎長は子分思いの平和主義者。懐と度量の深さをもって演じたい。仲間とのきずなや情愛など、日本人の温かな心根が描かれている。家族的な宝塚に似合っている」
 鈴木則文脚本、小国正皓演出。
 
 また、2008年に初演されたミュージカル「愛と青春の宝塚」(大石静脚本、鈴木裕美演出、三木たかし作曲)が2月10~27日 青山劇場で再演される。
 舞台は戦時中の宝塚。劇場が閉鎖され、団員らは慰問公演に出向く。競争や恋などの人間ドラマを描き、厳しい時勢下での演劇の意味も問う。
 初演をつとめた湖月わたる、貴城けいらに加え、真琴つばさ、陽月華、彩乃かなみがダブルキャストで出演。坂元健児らが共演。

2011年1月27日木曜日

セッション2011 中牟礼貞則トリオ 職人技のギターを聴く

平成23年1月27日(木)
NHKふれあいホール
19:00~20:10
 
セッション2011
公開収録を観覧
 
中牟礼貞則トリオ
  中牟礼貞則(ギター)
    1933年3月15日生まれ。鹿児島県生まれ。18歳で上京。青山学院大学に通いながら
    1952年にジャズギタリストとしてプロデビュー。
    1963年伝説の「銀巴里セッション」に参加。
    ジャズのみならず、ボサノバのスタイルをいち早く身に付けたミュージシャン。
    渡辺香津美の師匠。
  小杉聡(ベース)
    1948年8月11日、静岡県掛川市生まれ。
    東京都立大学在学中にベースを始める。
    ピアニスト元岡一英らとグループを組み演奏活動を開始し、
    山口真文カルテット、大友義雄カルテットなどを経て、
    77年に渡辺文男クインテットに参加。
    2009年4月、初リーダーアルバム『BASS ON TIMES』発表。
  江藤良人(ドラム)
    1973年4月14日、三重県鈴鹿市生まれ。
    10歳からドラムを始める。
    武蔵野音楽学院にて土岐英史(as)、井野信義(b)に師事。
    '94年 土岐英史(as)セッションでデビュー。
 
「C JAM BLUES」                 (1分27秒)
「BEAUTIFUL LOVE」               (7分17秒)
「I Love You」                    (9分08秒)
「DETOUR AHEAD」                (7分15秒)
「INTER CROSS」                 (7分24秒)
「ONE MORNING IN MAY」          (5分25秒)
「REMEMBRANCE」                (6分31秒)
「TWO DEGREES EAST,THREE DEGREES WEST」
                              (7分54秒)
(ギター)中牟礼貞則                      
(ベース)小杉敏                    
(ドラムス)江藤良人

平成22年度 東京藝術大学大学院音楽研究科(修士課程) 学位審査会公開演奏会 ピアノ 1月27日

平成22年度
(第47回)
東京藝術大学大学院音楽研究科(修士課程)
学位審査会公開演奏会
 
平成2年1月27日(木)
ピアノ
会場:第6ホール
 
10:00 開始
 
榊原涼子
    論文タイトル「カノン形式による練習曲作品56の研究
                        -2手用編曲による表現の可能性ー」
      R.シューマン:カノン形式による練習曲 作品56
                (編曲 ウィルフリード・カッセバウム)
               フモレスケ 作品20
 
武内みさき
    論文タイトル「ピアノと管弦楽のための作品から見る、ショパンとシューマンの響き」
      F.ショパン:バラード 第3番 変イ長調 作品47
              ドン・ジョヴァンニの「お手をどうぞ」による変奏曲 作品2
      R.シューマン:ピアノソナタ 第3番 へ短調 作品14
 
ー昼休みー
 
13:00 開始
 
今西康彦
    論文タイトル「Schumann Carnaval Op.9の考察」
      R.シューマン:子どもの情景 作品15
                謝肉祭 作品9
 
東山洸雅
    論文タイトル「J.ブラームスの初期のピアノ曲解釈への一考察
                                -初期の独唱歌曲研究からー」
      J.ブラームス:ピアノソナタ 第2番 嬰ヘ短調 作品2
               4つのバラード 作品10
 
鎌田恵梨華
    論文タイトル「モーツァルトのファンタジーK.475の演奏表現に関する一考察
                                       -即興性と修辞学的見地からー」
      W.A.モーツァルト:前奏曲とフーガ ハ長調 K.394
                   組曲 K.399
                     序曲
                     アルマンド
                     クーラント
                   幻想曲 ハ短調 K.475
                   ソナタ 第14番 ハ短調 K.457
 
八木下侑子
    論文タイトル「M.ラヴェル『夜のガスパール』の演奏解釈に関する一考察
                       -M.コンスタンのオーケストラ編曲を手掛かりにー」
      F.ショパン:バラード2番 へ長調 作品38
             バラード3番 変イ長調 作品47
             バラード4番 へ短調 作品52
      M.ラヴェル:夜のガスパール
                 オンディーヌ   
                 絞首台
                 スカルボ
 
16:40 終了

平成22年度 東京藝術大学音楽学部 卒業試験公開演奏会 指揮 1月27日

平成22年度
東京藝術大学音楽学部
卒業試験公開演奏会
 
平成23年1月27日(木)
指揮
会場:奏楽堂
 
11:00 開始
 
1.林直之
    A.ドヴォルザーク:交響曲第8番 ト長調 作品88
         第1楽章 アレグロ・コン・ブリオ
         第2楽章 アダージョ
         第3楽章 アレグレット・グラツィオーソ
                     _モルト・ヴィヴァーチェ
         第4楽章 アレグロ・マ・ノン・トロッポ
 
    演奏:藝大フィルハーモニア
 
終了 11:40

2011年1月26日水曜日

NHKラジオ きらめき歌謡ライブ 観覧

平成23年1月26日(水)

NHK 505スタジオにて
きらめき歌謡ライブ 観覧

普通は、20:05分から生放送だが、今日は
小学生の さくら まや が出演の為 19:45から事前収録を行った。
出演はすべて女性の為観客は男性が多かった。

1.田川寿美(薄紅色の着物:デビュー20周年)
    「津軽の故郷」(美空ひばりの歌)
2.田川寿美
    「女一人旅」
3.門倉有希(黒のワンピース:デビュー18年目)
    「女の漁歌」
4.さくらまや(上が黒、下がピンクのワンピース)
    「大漁まつり」
5.さくらまや
    「スカイツリーは空の上」
6.ニューブリードの演奏
    門倉有希の歌から
    「オニユリ」

休憩(ニュース)

7.やなわらば(女性2人組、石垣島)
    「アカユラ」
8.エンレイ(中国出身、白のレースのワンピース)
    「テレサの羽根」
9.田川寿美
    「女人高野」
10.門倉有希
    「ノラ」

休憩(ニュース)

11.黒木姉妹
    「恋していいですか」
12.門倉有希
    「情熱」
14.田川寿美
    「冬の日本海」
15.田川寿美
    「北の港町」

放送終了後
葛西聖司アナウンサーが
カラオケ課題曲「冬の日本海」を歌う(田川寿美さんも手伝う)

帰り道、原宿周辺は若い女性で大混雑
日刊スポーツによれば
「東方神起1年ぶり日本復活に2万人超熱狂
 東方神起、BoA、少女時代ら、韓国の大手事務所SMエンターテインメントの人気アーティストによる「SMTOWN LIVE」が26日、東京・代々木第1体育館で開催された。日本初開催に加え、ユンホ(24)チャンミン(22)の2人で再始動した東方神起が約1年ぶりにステージに立ち、2万4000人(2公演)が熱狂。4月9、10日に東京ドームでの追加公演も決定した。
 クライマックスに2人が紹介された。ユンホとチャンミンは激しく踊った。ユンホは「本当に久しぶり。SMTOWN公演なのでもっとうれしい」。チャンミンは「昨日よりも緊張したけど、声援で楽になれましたぁ」。
 5人組で大成功も、昨年4月に3人が離脱。活動休止となった。ようやく11月末に東方神起としての活動再開を宣言。東方神起としての日本登場は、5人の最後のパフォーマンスとなった、1年前の年越しのTBS「CDTVスペシャル」以来だった。2人は「これから日本でも頑張っていきます」と約束した。」
凄い人気だと再認識。おじさん・おばさんは演歌で若者との接点はあまりない。しかしおじさん・おばさんも若いころから演歌だった訳ではない。今後はどうなるのか。

平成22年度 東京藝術大学大学院音楽研究科(修士課程) 学位審査会公開演奏会 古楽

平成22年度
(第47回)
東京藝術大学大学院音楽研究科(修士課程)
学位審査会公開演奏会

平成23年1月26日(水)
古楽
会場:奏楽堂

11:00 開始

バロック声楽(ソプラノ)
関奈美
    論文タイトル「18世紀におけるベル・カント唱法の理論と実践
                        ~トージとマンチーニの歌唱教則書を中心に~」
         カウンターテナー:上杉清仁
            ヴァイオリン:廣海史帆
                    篠田さや香
               ヴィオラ:堀内由紀
                チェロ:縣田貴嗣
            コントラバス:原田遼太郎
              オルガン:新妻由加
     G.B.Pergolesi:《Stabat Mater》 

チェンバロ
流尾真衣
    論文タイトル「G.フrスコバルディのトッカータ~マドリガーレからトッカータへ~」
              ソプラノ:松井亜希
        カウンターテナー:上杉清仁
              テノール:谷口洋介
                バス:小笠原美敬
     G.Monteverdi:《Tu dormi? Ah,crudo core》
     G.Frescobaldi:Toccata Terza(Libro I)
                《Quanto piu sorda sete》
                Passaggiato《Ancidetemi pur》 d’Arcadelt
     J.Arcadelt:《Ancidetemi pur》
     B.Storace:Passacagli in a
     G.Frescobaldi:Partite sopra ciaccona
 
     C.P.E.Bach:Sonate in a Wq62/21 H131
                 Allegro-Adagio-Allegrtto Siciliano e Scherzo
     J.S.Bach:Toccata c-moll BWV911
 
-12:30~ 昼休みー
  



東京藝術大学

学食にて

盛り合わせ 500円

 

14:00 開始 

バロック声楽(テノール)
村上惇
    論文タイトル「ジュリオ・カッチーニの『新音楽』(1601年)、
             『新音楽とその新しい表記法』(1614年)における「新しさ」について」
                         リコーダー:伊藤麻子
                    ヴィオラ・ダ・ガンバ:田中孝子
        ルネッサンス・リュート、アーチ・リュート:櫻田亨
                  ルネッサンス・リュート:村上惇
     F.Varoter:《Voi che passate qui》
     B.Tromboncino:《Ostinato vo’ seguire》
     M.Cara:《Non e tempo d’aspettare》
     B.Tromboncine:《Scopri lingua》
     M.Cara:《Hor venduto la speranza》
     G.Caccini:《A quei sospir ardenti》
             《Vedro ’l mio sol》
             《Odi Euterpe》
 
チェンバロ
大村千秋
    論文タイトル「J.S.バッハのクラヴィーア奏法に関する一考察」
     J.S.Bach:Prludium und Fuga C-dur BWV 870
     J.P.Sweelinck:《Onder een linde groen》
     L.Couperin:Prelude et Passacaille g minuer
     W.F.Bach:Fantasie c-moll FK 15
     J.S.Bach:Toccata G-dur BWV 916
 
15:30 終了

平成22年度 東京藝術大学大学院音楽研究科(修士課程) 学位審査会公開演奏会 ピアノ 1月26日

平成22年度
(第47回)
東京藝術大学大学院音楽研究科(修士課程)
学位審査会公開演奏会

平成23年1月26日(水)
ピアノ
会場:第6ホール
 
10:00 開始
 
相原一智
   論文タイトル「スクリャービンのソナタを中心とした多次元的表現の解釈」
     A.スクリャービン:ソナタ 第3番 嬰ヘ短調 作品23
                前奏曲 変ト長調 作品16の3
                前奏曲 ホ長調 作品33の1
                8つの練習曲 作品42
                ソナタ 第9番「黒ミサ」 作品68
                ソナタ 第10番 作品70
 
多田真理
   論文タイトル「シューマン《フモレスク 作品20》におけるフモール概念の描写に関する一考察》
    F.メンデレスゾーン:幻想曲 嬰ヘ短調 作品28(1833年)
                 無言歌 第3集より「デュエット」 作品38の6(1836年)
    R.シューマン:フモレスケ 作品20(1839年)
 
ー昼休みー
 
13:00 開始
 
多賀谷祐輔
   論文タイトル「シューベルトのピアノ作品に於ける一考察」
    F.シューベルト:即興曲 ハ短調 作品90の1
              ソナタ イ長調(遺作) D.959
 
平山麻美
   論文タイトル「ベートーヴェンの後期ピアノ作品における一考察」
    L.v.ベートーヴェン:創作主題による32の変奏曲 ハ短調 WoO.80
                 ピアノソナタ第31番 変イ長調 作品110
                 6つのバガテル 作品126
 
津島圭佑
   論文タイトル「ベートーヴェン《ピアノソナタ 第30番 ホ長調 作品109》における
                                         演奏解釈と諸問題」
    L.v.ベートーヴェン:ピアノソナタ第27番 ホ短調 作品90
                 ピアノソナタ第30番 ホ長調 作品109
                 6つのバガテル 作品126
 
和田萌子
   「カロル・シマノフスキの初期のピアノ曲における進化の過程
                    -ピアノソナタ第2番Op.21を中心としてー」
    R.シュトラウス:情緒のある風景 作品9
                静かな森の小道で
                さびしい泉のほとり
                間奏曲
                トロイメライ
                荒地の風景
    K.シマノフスキ:ピアノソナタ第2番 作品21
 
17:05 修了

荻窪 八幡通り cafe arkku(カフェ アルック) の看板が  


荻窪
八幡通り
cafe  arkku
の看板が
23日の日曜の夕方に明かりがついていたが
その後はまだ明けている気配はない
どのようなお店なのかな?
(追伸)
28日の夕方に前を通り掛かったら
仮営業中の案内が
今日は18時までの営業だが
2月1日からは本営業だとのこと。
 
ランチタイム
カレー 800円等の案内があった。
2月1日
店名が
カフェ アルック と判明。

京王百貨店 第46回元祖有名駅弁と全国うまいもの大会 最終日


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


 
 
 
 
 
 





 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 







 
 
 
 





 
 
 













2011年1月25日火曜日

NHK歌謡コンサート「作曲家・浜圭介の世界」 観覧

2011年1月25日(火)
NHKホール
 
17時頃から並んで18時30分に入場。寒い中並んだが席は3階右側最前列。まあ良く見えたから良いか。

テーマは「作曲家・浜圭介の世界」。出演は、浜圭介、堺正章、奥村チヨ、石川さゆり、八代亜紀、細川たかし、前川清&クール・ファイブ、森昌子、北原ミレイほかの皆さん。

 今回は「作曲家・浜圭介の世界」がテーマ。
・八代亜紀「舟唄」
・細川たかし「望郷じょんから」
・奥村チヨ(浜圭介の妻)「終着駅」
・北原ミレイ「石狩挽歌」
・森昌子「哀しみ本線日本海」
・前川清&クール・ファイブ「そして、神戸」
・高山厳「心凍らせて」
…「時代の歌・こころの歌」は、堺正章の「街の灯り」。
・ジェロ「海雪」
・石川さゆり「天の夕顔」
また、浜圭介、本人が歌う「昭和最後の秋のこと」も

アナウンサー…小田切千, 楽団…三原綱木とザ・ニューブリード, 東京放送管弦楽団, 女声コーラス…ルージュ
 
生放送終了後
・八代亜紀「人生の贈り物」
・細川たかし「北酒場」
・北原ミレイ「哀愁のシンデレラ」
 
21:07 修了

生放送終了後は話も弾み歌もゆっくり聴けるのでやはり生観覧は素晴らしい。
NHKホールは熟年3,000人。
同じ時間帯に近くの代々木体育館では若者がK-POPのイベントに。
原宿駅は帰り大混雑であった。

平成22年度 東京藝術大学大学院音楽研究科(修士課程) 学位審査会公開演奏会 ピアノ 1月25日

平成22年度
(第47回)
東京藝術大学大学院音楽研究科(修士課程)
学位審査会公開演奏会
 
2011年1月25日(火)
ピアノ
会場:第6ホール
 
13:00 開始
 
入川舜
  論文テーマ「ピアノ演奏に『空間性』を取り込む」
    J.S.バッハ:パルティータ 第6番 ホ短調 BWV.830
 
    P.ブーレーズ:12のノクターン
 
佐野主聞
  論文テーマ「ラフマニノフ『ペレリュード』について」
    S.ラフマニノフ:前奏曲 作品23より
                第2番 変ロ長調
                第4番 ニ長調
                第5番 ト短調
                第6番 変ホ長調
                第7番 ハ短調
                第8番 変ニ長調
                第10番 変ト長調

              前奏曲 作品32より
                第1番 ハ長調
                第3番 ホ長調
                第5番 ト長調
                第6番 へ短調
                第12番 嬰ト短調
                第13番 変ニ長調
 
入江一雄
  論文「ショスタコーヴィチ《24のプレリュード》について」
    D.ショスタコーヴィチ:24の前奏曲とフーガ 作品87より第15番 変ニ長調
                  ピアノソナタ第1番 作品12
                  24の前奏曲 作品34
 
外山啓介
  論文「リストのピアノソナタにおける一考察」
    R.ワーグナー=F.リスト:イゾルデの愛の死 S.447
 
    F.リスト:ソナタ ロ短調 S.178
 
【音楽教育専攻】
秋葉桃子
  論文「シニアの音楽教室におけるピアノ学習の実践
                 -つまずきとその改善方法に着目してー」
    F.ショパン:ソナタ第3番 ロ短調 Op.58
 
16:40 修了

平成22年度 東京藝術大学大学院音楽研究科(修士課程) 学位審査会公開演奏会 独唱 1月25日

平成22年度
(第47回)
東京藝術大学大学院音楽研究科(修士課程)
学位審査会公開演奏会
 
2011年1月25日(火)
独唱
会場:奏楽堂
 
11:00 開始
Soprano
村元彩夏
    ピアノ:千葉かほる
  Fanny Hensel
    Fruhling
    Die Mainacht
    Neue Liebe,neues Leben
    Gondellied
    Vorwurt
    Schwanenlied
    Die fruhen Graber
    Wanderlied
    Dammrung senkte sich von oben
    Nach Suden
 
Mezzo Soprano
梁取里
   ピアノ:鈴木真理子
  Alban Berg
    《Jugendlieder》
      Ich will die Fluren meiden
      Tiefe Sehnsucht
      Mignon
      Fraue,du Suβe
 
    《Sieben fruhe Lieder》
      Nacht
      Schilflied
      Die Nachtigall
      Traumgekront
      Im Zimmer
      Liebesode
      Sommertage
 
ー昼休みー
 
13:00 開始
 
Mezzo Soprano
ヌルグリ アイサ
   ピアノ:高木由雅
  Reynaldo Hahn
    A Chloris
    Le rossignol des lilas
    L’enamouree
    Trois jours de vendange
    D’une prison
    Mai
    Si mes vers avaient des ailes!
    Paysage
 
Mezzo Soprano
小野綾香
   ピアノ:森裕子
  Nikolai Andreevich Rimsky-Korsakov
    Op.45「To the Poet」
      1.こだま
      2.奇跡
      3.オクターヴ
      4.疑念
      5.詩人
 
    Op.51
      1.我が日々はゆっくりと過ぎ行く
      2.歌うな、美しい人よ
      3.干からびた花
      4.美女
      5.悪天の日は暮れて
 
ー休憩15分ー
 
14:15 開始
 
Soprano
田崎美香
    ピアノ:多田聡子
    合唱:声楽科学生有志※
  Gioachino Rossini
    from 《Peches de vieillesse》
      Chanson de Zora(La petite bohemienne)
      Au chevet d’un mourant(Elegie)
      La grande coquette(Ariette Pompadour)
 
    from 《La donna del Lago》
      O Mattutini albori!
      Tanti affetti in tal momento※
 
Baritone
岡元敦司
    ピアノ:東井美佳
    ソプラノ:中江早希
  Ermanno Wolf-Ferrari
    from《Canzoniere》 Op.17
     Cinque canti per baritono(fascicolo 6)
       1.Si da principio a questa serenata
       2.Alza le trecce bionde e non dormire
       3.O tu che dormi e riposata stai
       4.Il letto ti sia fatto di viole
       5.E giacche vedo qui l’alba apparire
 
     Due canti per baritono(fascicolo 4)
       1.Se gli alberi potessin favellare
       2.Vedo la casa e non vedo il bel viso
 
    from《Il segreto di Susanna》
       “Mantiglia grigia,cappellino rosa..figura snella..chiariro la cosa.”
 
ー休憩10分ー
 
15:25 開始

Baritone
吉留倫太郎
    ピアノ:多田聡子
  Pytr Il’ich Tchaikovsky
    Op.38
      1.ドン・ファンのセレナーデ
      2.それは早春のことだった
      3.騒がしい雑踏会のさ中で
      4.ああ、もしも君がほんの一瞬でも
 
    Op.60
      2.お前には何も云うまい
      11.偉業
      12.星はおだやかに光り
      9.夜
 
    Op.47
      5.森よ、お前たちを祝福する
      6.真昼にも夜の静けさの中でも
 
    オペラ「イオランタ」より
      僕のマティルダに誰が比べられよう
 
    オペラ「マゼッパ」より
      ああ、マリヤ、マリヤ!
 
    オペラ「エフゲニー・オネーゲン」より
      あなたは私に手紙を下さいました
 
    オペラ「スペードの女王」より
      私はあなたを愛しています
 
16:25 修了
      

2011年1月24日月曜日

平成22年度 東京藝術大学大学院音楽研究科(修士課程) 学位審査会公開演奏会 独唱 1月24日

平成22年度
(第47回)
東京藝術大学大学院音楽研究科(修士課程)
学位審査会公開演奏会
 
平成23年1月24日(月)
独唱
会場:奏楽堂
 
11:00 開始
 
Mezzo Soprano
山田文子
    ピアノ:奥千歌子
   Robert Schumann
     《Lieder und Gesange aus Wilhelm Meister》 Op.98a
      Mignon.
      Nur wer die Sehnsucht Kennt.
      Heiss mich nicht reden,heiss mich schweigen.
      Singet nicht in Trauertonen.
      So lasst mich scheinen,bis ich werde.
 
     《Sechs Gedichte und Requiem》 Op.90
      Meine Rose
      Kommen und Scheiden.
      Die schwere Abend.
      Requiem.
 
Soprano
橘田有美
    ピアノ:千葉かほる
  Richard Strauss
     《Sechs Lieder》 op.68
      An die Nacht
      Ich wollt ein Strausslein binden
      Sausle,liebe Myrthe
      Als mir dein Lied erklang
      Amor
      Lied der Frauen
 
ー昼休みー
 
Baritone
新見準平
    ピアノ:鈴木真理子
    合唱:声楽科学生有志※
   Hugo Wolf
     from 《Italienisches Liederbuch》
        18.Heb’auf dein blondes Haupt und schlafe nicht
        22.Ein Standchen Euch zu bringen Kam ich her
 
   Ermanno Wolf-Ferrari
     from 《Canzoniere》 Op.17
        Cinque canti per baritono(fascicolo 6)
          1.Si da principio a questa serenata
          2.Alza le trecce bionde e non dormire
          3.O tu che dormi e riposata stai
          4.Il letto ti sia fatto di viole
          5.E giacche vedo qui I’alba apparire
 
        Due canti per baritono(fascicolo 4)
          1.Se gli alberi potessin favellare
          2.Vedo la casa e non vedo il bel viso
 
     from 《I gioielli della Madonna》 ※
        Atto Ⅰ Bacio di lama(Rafaele)
        Atto Ⅱ Aprila,bella,la fenestrella(Rafaele)
 
Mezzo Soprano
遠藤亜希子
    ピアノ:和田萌子
  Modest Petrovich Musorgsky
    小さな星よ、おまえはどこに?
    茸取り
    カリストラート
    雄山羊
    ホパック
    忘れられた者
    ドニエプルにて
    アウエルバッハの酒場でのメフィストフェレスの歌(蚤の歌)
 
ー休憩15分ー
 
14:15 開始
 
Baritone
加耒徹
    ピアノ:尾崎綾
  Gerald Finzi
    《I said to Love》
      1.I need not go
      2.At Middle-Field Gate in February
      3.Two Lips
      4.In five-score summers!
      5.For Life I had never cared greatly
      6.I said to Love
 
  Ivor Gurney
    Sleep
 
  R.Vaughan Williams
    Heart’s Haven
    Love’s Last Gift
 
Soprano
末千紘
    ピアノ:千葉かほる
  Richard Strauss
    《Madchenblumen》
      1.Kornblumen
      2.Mahnblumen
      3.Epheu
      4.Wasserrose
 
    from 《Ariadne auf Naxos》
      Gtoβmachtige Prinzessin
 
ー休憩10分ー
 
15:25 開始
 
Soprano
市川恵(音楽教育専攻)
    ピアノ:鈴木真理子
  Robert Schumann
    Lied die Braut Op.25-11
    Lied die Braut Op.25-12
    Volksliedchen Op.51-2
    Jasminenstrauch Op.27-4
    Schneeglockechen Op.79-27
    Mein schoner Stern Op.101-4
    Der Himmel hat eine Trane geweint Op.37-1
    O ihr Herren Op.37-3
    Rose,Meer und Sonne Op.37-9
 
15:55 修了

平成22年度 東京藝術大学大学院音楽研究科(修士課程) 学位審査会公開演奏会 弦楽 1月24日

平成22年度
(第47回)
東京藝術大学大学院音楽研究科(修士課程)
学位審査会公開演奏会
 
2011年1月24日(月)
弦楽
会場:第6ホール
 
9:30 開始
ヴァイオリン
福崎雄也
    ピアノ:谷合千文
  ・K.Szymanowski:Sonata for Violin and Piano in D minor Op.9
  ・K.Szymanowski:Mythes Trois Poems Op.30
  ・K.Szymanowski:Nocturne and Tarantella Op.28
 
大豆生田隆文
    ピアノ:山崎早登美
  ・L.v.Beethoven:Sonata for Violin and Piano No.2 in A major Op.12-2
  ・L.v.Beethoven:Sonata for Violin and Piano No.9 in A major Op.47
 
ー休憩10分ー
 
チェロ
伊藤文嗣
  ・J.S.Bach:Suite for Cello Solo No.5 in C minor BWV1011
  ・Z.Kodaly:Sonata for Cello Solo
 
ー昼休みー
 
12:50 開始
 
内田佳宏
    ピアノ:谷合千文
  ・G.Crumb:Sonata for Cello Solo
  ・内田佳宏:Fantasy for Cello and Piano
  ・J.Brahms:Sonata for Cello and Piano No.2 in F major Op.99
 
小野木遼
    ピアノ:大伏啓太
  ・R.Schumann:Fantasiestucke in A minor Op.73
  ・J.Brahms:Sonata for Cello and Piano No.2 in F major Op.99
 
加藤陽子
    ピアノ:津島圭佑
  ・F.Poulenc:Sonata for Cello and Piano
  ・F.Mendelssohn:Sonata for Cello and Piano No.2 in D major Op.58
 
夏秋裕一
    ピアノ:大伏啓太
  ・J.S.Bach:Sonata for Viola da gamba and Harpsichord
                                      in G major BWV1207
  ・R.Schumann:Adagio and Allegro
  ・L.v.Beethoven:Sonata for Cello and Piano No.3 in A major Op.69
 
ー休憩10分ー
 
越川和音
    ピアノ:鳥羽亜矢子
  ・R.Schumann:Funf Stucke im Volkston Op.102
  ・N.Myaskovsky:Sonata for Cello and Piano No.1 in D major Op.12
 
コントラバス
永田由貴
    ピアノ:鳥羽亜矢子
  ・J.S.Bach:Sonata for Viola da gamba and Harpsichord
                                       in D major BWV1208
  ・G.Bottesini:Reverie
  ・G.Bottesini:Elegia
  ・F.Hertl:Sonata for Contrabass and Piano in A minor
 
17:40 修了

チョウソンハ 熱い稽古「刺激的」 野田秀樹作・演出の舞台「南へ」に出演

毎日新聞 【濱田元子】
 くりっとした愛嬌のある目が印象的な、注目の若手チョウソンハ。「理屈でものを考えては絡めとられるんです」とそのよどみない口調はキレがいい。昨年の「ザ・キャラクター」に続き、来月開幕の「南へ」と、NODA・MAP作品(ともに作・演出は野田秀樹)への舞台出演が続く。熱い稽古の真っ最中だ。

 「南へ」は火山観測所が舞台。火の山が好きな新任の観測所員を妻夫木聡、虚言癖のある女を蒼井優、所長を渡辺いっけい、チョウソンハは観測員を演じる。
 「野田さんからは、メッセージがすごく飛んできるんです。考えてもしょうがない、でも考え続けなきゃしょうがないんだよ。という二つのメッセージ。口に出して語らないがゆえにビシビシ飛んでくるので、刺激的ですね」と充実ぶりを語る。
 演劇との出会いは高校時代。バンドでパンクやハードコアをやっていたが、友人に誘われ学園祭で清水邦夫の密室劇に出演した。「バンドでは突き抜けたいから、もっと激しく、もっと音量を求めていた。でも舞台の静寂の中で集中力を味わった時、『音をもっと』という以上の突き抜けた感じがあった。バンドでやっていたものがひっくり返った感じがしました」
 そして大学在学中から演劇を始め、つかこうへいや岩松了などさまざまな舞台に出演。映像でも活躍する。 
昨年は舞台「春琴」でロンドン、パリ、台北と回った。演出のサイモン・マクバニーの要求の前に「できないものはできないと肯定して、乗り越えていかなければならないことの連続だった。俳優がする作業って何だろうってすごく考えさせられました」。今年30歳。真剣なまなざしから、さらなる高みへの気概が伝わる。
 2月10日~3月31日、東京芸術劇場中ホール。

今日の昼食 東京女子大学学食にて


 
 
 
 
 
 
 
 
 
東京女子大学
学食にて
 
B定食
450円
 
メインはサバであったが
女子大生はちょっと苦手の
メニューだったかも。
A定食、C定食は売れ切れだった。

2011年1月22日土曜日

D.ビントレー芸術監督による演目説明会

D.ビントレー技術監督による項目説明会
2011/2012シーズン
バレエ&コンテンポラリーダンスラインアップ発表!
2011/2012シーズンセット券発売に合わせ、デヴィッド・ビントレー舞踊芸術監督による演目説明会が行われた。新シーズンに向けた意気込みとラインアップの魅力が語られた。
 
日時:2011年1月22日(土) 17:10~18:00
会場:新国立劇場 オペラパレス客席
出演:デヴィッド・ビントレー舞踊芸術監督
    小野絢子、長田佳世、米沢唯、湯川麻美子、川村真樹、本島美和、
    福岡雄大、山本隆之、菅野英男 
    <新国立劇場バレエ団ダンサー:パゴダの王子出演予定メンバー)>
 
バレエ ラインアップ
・ビントレーのパゴダの王子<世界初演・新制作>
       2011年10~11月
・くるみ割り人形
       2011年12月
・ローラン・プティのこうもり
       2012年2月
・エイフマンのアンナ・カレーニナ
       中劇場
       2012年3月
・白鳥の湖
       2012年5月
・マクミランのマノン
       2012年6~7月
 
コンテンポラリーダンス ラインアップ
・中村恩恵×首藤康之
   Shakespear THE SONNETS
       2011年9~10月
・近松DANCE弐題
   Aプログラム 「女殺油地獄」
   Bプログラム 「エゴイズム」
       2011年11月
・小野寺修二カンパニー・デラシネラ
   カラマーゾフの兄弟
       2012年2月
・新国立劇場バレエ団によるダンス公演
   DANCE to Future 2012
       2012年4月
 
 経費削減の影響があり、演目を考えるのに大きく影響したとのこと。料金設定も難しかったとのこと。多くの人に観てもらうことによりさらに良い演目に出来ればと希望しているらしい。新国立劇場バレエ団は若いバレエ団なのでその特徴を出せる演目にしている。なるべくインターナショナルなレパートリーを心がけた。パゴダの王子は30年来考え続けてようやく実現できるのが楽しみだ。くるみ割り人形やアンナ・ァレーニアは再演の要望が強かった。こうもりやマノンも楽しんでもらいたい。既に次のシーズンの演目も準備しつつある。
 なお、パゴダの王子の主要メンバーが前にそろい観客からの質問に答えた。
 
D.ビントレーが日英を結ぶ新たな舞台を創る!
『パゴダの王子』
 パゴダとは英語で「仏塔」のこと。語源的には「神像の家」「神に属する家」などの意味を持つーー。振付師クランコが構想し、英国人作曲家ブリテンに委嘱して創られた幻のグランドバレエ『パゴダの王子』は、その後、英国を代表する振付師の一人マクミランも振り付けました。英国ロイヤルバレエの系譜に連なるこの作品を、今回 D.ビントレーが全く新しいアイディアで創作しました。魔法でサラマンダー(大トカゲ)へと姿を変えられた王子が、妹と共に王国を救うために様々な冒険に立ち向かうという物語ですが、「30年来アイデアを温めてきた」というビントレーは、歌川國芳の浮世絵などの日本絵画からインスピレーションを得、物語にも独自のアレンジを加えることで日本の皆様により親しみを持っていただける展開となりました。また、この『パゴダの王子』が全幕版で演奏されるのは今回が日本初演という、音楽的にも非常に価値の高い公演となります。新国立劇場が世界に発信する注目作、必見です!
 なお、本公演は英国バーミンガム・ロイヤルバレエ団との共同制作となります。
 
クリスマスの決定版!こどもから大人まで楽しめるファンタジック・バレエ
『くるみ割り人形』
 クリスマスになると世界中の劇場で上演され、冬の風物詩となっているバレエです。チャイコフスキーの美しい音楽に乗って繰り広げられるファンタジックな物語は、こどもから大人まで魅了してきました。少女クララがクリスマス・イヴに体験する美しく不思議な物語は、金平糖の精の踊りやスペイン、アラビアといった各国の踊りで楽しく彩られます。新国立劇場の『くるみ割り人形』は牧・前芸術監督によって改訂され2009年の初演時には大好評をいただきました。美術家オラフ・ツォンベックの幻想的な舞台美術によって、クリスマスのお出かけにぴったりな夢のような舞台です。是非、今年のクリスマスは新国立劇場でお過ごしください。
 
エスプリの効いたお洒落なバレエ、魔術師プティの傑作!
『こうもり』
 現代バレエの巨匠、ローラン・プティの魅力あるバレエ『こうもり』が新国立劇場に戻ってきます!ヨハン・シュトラウスⅡ世による有名なオペレッタ『こうもり』をプティが自在に解釈し、プティ風の小粋なエスプリを効かせた明るく、華やかなバレエです。新国立劇場ではニューイヤー・ガラで抜粋上演するなど、お客様から大変人気の高い作品の一つ。オペレッタには出てこないナイトクラブでの給仕の踊りやカンカンダンスなど楽しい踊りが随所に散りばめられて、最後はもちろん華麗なウィンナ・ワルツで締めくくられます。バレエのみならずミュージカルやレヴューまであらゆるエンターテイメントに通じた舞台の魔術師プティの本領発揮といえる作品です。幕が開いたその瞬間から、ゴージャスで幸せな気分になれるちょっぴり大人のエンターテインメント、是非お見逃しなく!
 
リピーターが続出した傑作、待望の再演!
『アンナ・カレーニア』
 ロシアの文豪トルストイの同名小説を、現代ロシア・バレエ界の鬼才、ボリス・エイフマンがバレエ化した作品。チャイコフスキーのドラマティックな音楽に乗せて、アンナの狂おしいまでの愛が描かれた悲劇バレエです。巧みな心理描写、複雑な感情表出に長けているエイフマンの『アンナ・カレーニナ』は世界的にも評価が高く、各国で絶賛されています。ダンサーに高い表現力・技術を求めるこの作品は、新国立劇場バレエ団の水準の高さをご堪能いただけるバレエでもあり、2010年の上演時には驚嘆のお声をたくさんいただきました。また、一度ご覧になったお客様が何度もご来場されるという熱狂的な現象が起こった傑作で、人気の高い作品です。お席の確保はお早めに。
 
ゴールデン・ウィークは、古典バレエの名作でお楽しみください。
『白鳥の湖』
 観たいバレエの筆頭にあげられる『白鳥の湖』。チャイコフスキーの抒情的な音楽と、見ごたえのある踊りで古典バレエの中でも特に人気の高い踊りで古典バレエの中でも特に人気の高い作品です。たおやかな白鳥オデットと情熱を秘めた黒鳥オディールの鮮やかな対比と、オディールのみせる32回転、白鳥たちの一糸乱れぬコール・ド・バレエなど見どころ満載。2006年に牧阿佐美前芸術監督が改訂した新国立劇場のオリジナル版は、オデットの悲しい運命が浮かび上がるプロローグが付け加えられ、美しい愛の物語を引き立てる美しい舞台美術・衣装とともに皆さまを神秘的な世界へと誘います。初めてのお客様も感動をお約束できる舞台です。ゴールデン・ウィークは新国立劇場へ足をお運びください。
 
ドラマティック・バレエの最高峰、9年ぶりの上演!
『マノン』
 文学史上初めてファム・ファタールが描いたと言われるアベ・プレヴォーの小説「マノン・レスコー」のバレエ版。英国人振付家マクミランが英国ロイヤルバレエの芸術監督の任にあった1974年に初演され大きな反響を呼びました。登場人物の心理を巧みに表現するマクミランの手法は、18世紀フランスの華やかで退廃的な社会に生きる、かわいらしく純粋でありながら次々と男心を弄ぶマノン、マノンを愛するデ・グリュー、したたかなマノンの兄レスコーといった複雑な人間関係を鮮やかに浮かび上がらせます。美しい舞台美術、マスネの繊細な旋律、マクミラン独特のアクロバティックなリフトが多用された踊りの数々など見どころがたくさんあり、世界の名だたるバレエ団がレパートリーに望み各地で上演されている大変人気の高い作品です。言葉を超えたドラマティック・バレエを新国立劇場でお楽しみください。
 
舞台芸術監督:デヴィッド・ビントレー
 舞台芸術監督として2シーズン目のオープニング作品として、新国立劇場バレエ団が『パゴダの王子』(ベンジャミン・ブリテン作曲)を世界初演することをとても楽しみにしています。
 これは30年来温めてきた私の夢が実現することにもなります。1957年にジョン・クランコが振り付けた『パゴダの王子』が初演された時から、私の恩師であり英国ロイヤルバレエ団の創始者でもあるニネット・ド・ヴァロワ女史が、この音楽を使って私の振付作品を創るように熱心に勧めていました。当時の私にはそれに相応しい手腕もありませんでしたが、女史の言葉は私の心に確実に種を播いたのでした。その後90年にケネス・マクミランのバージョンが成功を収めましたが、女史が若かりし私に下さった言葉とともに、この『パゴダの王子』は長い間私の心をさまよい続けていたのです。
 『パゴダの王子』が日本的背景の中で再構築できるかもしれない、と突然閃いたのは、日本滞在中のことでした。もっと正確には、歌川國芳の素晴らしい浮世絵を見ていた時でした。発想が湧きあがり、私はすぐに全体をある種の日本のファンタジーとして、もう一度イメージしはじめました。私はプロットを書き、デザイナーとともにこの魅力的なプロジェクトに取り組んでいます。イギリスと日本の文化と神話が融合した作品が、この2011年10月『パゴダの王子』として結実することでしょう。
 
 新シーズンが全幕バレエの世界初演で開幕するということだけでなく、牧阿佐美前芸術監督の斬新な『くるみ割り人形』やロシア人振付師ボリス・エイフマンの『アンナ・カレーニナ』を上演できることをとても誇りに思います。これらの舞台は2009/2010シーズンにここ新国立劇場を感動の渦に巻き込んだ作品なのです。
 加えて、2003年に新国立劇場で初演された英国のケネス・マクミラン振付によるクラシック・ロマンス『マノン』やフランスのエスプリに溢れたローラン・プティの『こうもり』を上演しますので、新シーズンはまさにそれぞれの国の香り豊かなシーズンになるでしょう。
 さて、新国立劇場バレエ団の熱烈なファンの皆様は、もし私が本シーズンも『白鳥の湖』を入れ忘れてしまったら、私を許してくれるでしょうか…? いいえ、大丈夫です。世界中で愛されているこのバレエを、この旅は2006年に改訂振付された素晴らしい牧阿佐美版『白鳥の湖』で上演します。
 新シーズンの演目が、皆様の想像力と精神を刺激して、何かしらを発見していただけるものになるよう願っております。
 

新国立劇場にてバレエ「ラ・バヤデール」を観劇する

 平成23年1月22日(土)
新国立劇場にて
バレエ「ラ・バヤデール」を観劇
Z席 1,500円
舞台の右側は残念ながら見えなかったが
素晴らしい舞台を堪能した。





 

 

 

 

牧 阿佐美版

ラ・バヤデール
  全3幕7場(新国立劇場初演:2000年11月)

振付:マリウス・ブティパ
作曲:レオン・ミンクス
編曲:ジョン・ランチベリー
演出・改訂振付:牧阿佐美 Maki Asami

指揮:アレクセイ・バクラン Alexcei Baklan
       キエフ市アカデミー・オペラ・バレエ劇場首席指揮者およびウクライナ国立歌劇場指揮者。

舞台美術・衣装・照明:アリステア・リヴィングストン Alistair Livingstone

照明:磯野睦
舞台監督:森岡肇

演奏:東京交響楽団

2011年1月22日(土)
14:00 開演
16:50 終演

新国立劇場 オペラパレス

あらすじ

第1幕
1場 インドの寺院
 狩に出かける途中で寺院に立ち寄ったソロルは、友人トログヴァや部下たちと別れ一人その場に残って、ファキール(苦行僧)の長であるマグダヴェヤに恋人ニキヤを呼び出してくれるように頼む。
 寺院の入り口から僧侶たち、舞姫たちが現れて聖なる火をたたえる儀式が始まる。マグダヴェヤやファキールたちが踊り終わると、特に選ばれた舞姫ニキヤがヴェールで顔を隠して登場する。彼女のヴェールを取ったハイ・ブラーミン(大僧正)は、ニキヤの美しさに圧倒されて自分の全てを彼女に捧げると良い寄るが、ニキヤにきっぱりと拒絶されてしまう。
 儀式の途中で、舞姫たちがファキールたちに水を運んでくるが、その時マグダヴァはニキヤにソロルが待っていることをこっそりと伝える。ソロルとマグダヴェヤが身を潜めている所にニキヤがやってくる。聖なる火の前で愛を誓い合う二人を物陰から盗み見したハイ・ブラーミンは嫉妬の炎をもやすのだった。
 
2場 ラジャーの宮殿の一室
 宮殿では、ラジャー(王侯)が先に着いたソロルの友人トロラグヴァたちと乾杯をしている。ラジャーは、部屋に入って来たガムザッティにソロルの肖像画を見せながら、この戦士が婚約者だと伝える。ガムザッティはその雄姿に恋心をいだく。
 ソロルが到着すると、ラジャーはソロルの勇敢さを讃え、娘のガムザッティとの婚約を言い渡す。ソロルは紹介されたガムザッティの持つ華やかな美貌に魅了され、ましてや仕官に身ではラジャーの命に背くことはできず、ニキヤへの誓いを心に抱きながらも婚約を承諾してしまう。
 婚約した二人のために踊りが披露される。宮殿に現れたハイ・ブラーミンはラジャーに人払いを頼む。ソロルの出世も妬むハイ・ブラーミンは、二人の結婚を破棄させようとしてソロルとニキヤが愛し合っていることを伝えるが、ラジャーは激怒してニキヤを殺すと言い放ちハイ・ブラーミンを慌てさせる。
 二人の話をこっそり聞いていたガムザッティは、ソロルと結婚するのは自分だと言うためにニキヤを呼び出す。宮殿にやってきたニキヤを初めて見たガムザッティは、ニキヤの清らかな美しさに戸惑うが、自分の婚約者はこの人だとソロルの肖像画を見せる。ニキヤは驚き、ソロルと自分は聖なる火の前で愛を誓い合ったと言うがガムザッティは取り合わない。それどころか、宝石を差し出して彼を諦めるように迫る。小競り合いの中でニキヤはガムザッティにナイフで斬りかかり、ガムザッティの侍女に取り押さえられてしまう。ガムザッティは激しく憤りニキヤへの仕返しを決意する。
 
第2幕
 ラジャーの宮殿の中庭に豪華なテントが張られ、ガムザッティとソロルの婚約披露宴が行われている。華やかな踊りが次々と繰り広げられ、ガムザッティとソロルも格調高い踊りを披露する。悲嘆にくっるニキヤも踊り始めるが、悲しみをこらえることができない。踊りの途中でソロルからの贈り物だと花籠を受け取り慰められたニキヤだったが、中に隠れていた毒蛇に噛まれてしまう。ニキヤに駆け寄ろうとするソロルは、ラジャーに制されてニキヤに手を差し伸べることもできない。毒蛇はラジャーとガムザッティによって仕掛けられたものだった。ハイ・ブラーミンは自分の愛を受けいれるなら解毒剤を与えるとニキヤに言うが、恋人の心変わりをはっきりと知ってしまったニキヤは絶望の中で解毒剤を拒絶し息絶える。
 
第3幕
1場 ソロルの部屋
 ソロルは後悔にさいなまれながら部屋に戻る。マグダヴェヤはソロルの気を紛らわせようとして水たばこを勧め、ソロルは次第に夢の世界に引き込まれていく。
 
2場 影の王国
 夢の中で、ソロルの前に暗闇から美しい舞姫たちの幻影が現れる。影たちが長い列を作って幾重もの山を降りてくる。その中にニキヤの姿もある。ソロルは彼女と共に踊り至福の時を過ごすが、やがて彼女を見失ってしまう。
 
3場 ソロルの部屋
 半ば夢からさめかけたソロルの心にはニキヤしかいない。幻のニキヤが再び闇の中に現れてラジャーとガムザッティによる花籠の企てが明かされるが、ニキヤはソロルの手の届かない所に消えてしまう。
 
4場 寺院の前
 彼女を求めて寺院へ向かったソロルを寺院の前で待っていたのは結婚式のためにやってきたラジャーとガムザッティ、そして式を取り仕切るハイ・ブラーミンだった。ソロルの目の前を時折よぎるニキヤの幻影は彼にしか見えない。ハイ・ブラーミンに促されてガムザッティの手をとりソロルが寺院の門をくぐろうとした瞬間、神の怒りにより寺院は崩壊して、人々は逃げまどう。重い傷を負ったソロルは、遥か彼方にニキヤの姿を見る。果たして彼女はソロルを許してくれるのだろうか。ニキヤに招かれながらもソロルは遂に息をひきとってしまう。
 
配役
ニキヤ:小野絢子(22日)
       小林ひかる(15日、18日)・川村真樹(16日)・寺田亜沙子(23日)
ソロル:福岡雄大(22日)
       デニス・マトヴィエンコ(15日・18日)・芳賀望(16日)・山本隆之(23日)
ガムザッティ:本島美和(22日)
       厚木三杏(15日、18日)・堀口純(16日)・長田佳世(23日)
ハイ・ブラーミン(大僧正):輪島拓也(22日、23日)
       森田健太郎(15日、16日、18日)
マグダヴェヤ:八幡顕光(16日、22日)
       吉本泰久(15日、18日、23日)
黄金の神像:福田圭吾(16日、22日)
       福岡雄大(15日)・八幡顕光(18日、23日)

 



 

荻窪 教会通り 野方ホープ 荻窪店

今日の昼食は
荻窪 教会通り
野方ホープ

坦坦麺が食べたくて歩いていたら
行列が出来ていた。
少し並んで店内へ。
満員だった。
食事をして出るころには店内で並んでいる人はいたが
外の行列は解消していた。
量も豊富に美味しく頂きました。



坦坦麺
880円

 

 
 
  


ランチタイムには
+100円で
小ライスと餃子(4つ)

 
 
 
 
 
 

店の外観


2011年1月21日金曜日

平成22年度 東京藝術大学音楽学部 卒業試験公開演奏会 邦楽(三味線音楽・日本舞踊)

平成22年度
東京藝術大学音楽学部
卒業試験公開演奏会
 
平成21年1月21日(金)
邦楽(三味線音楽・日本舞踊)
会場:奏楽堂
 
長唄・長唄三味線・邦楽囃子・日本舞踊
 
11:00 開始
 
日本舞踊
 
清元
一、北州
    立方    ◎久保泰智
 
長唄
一、朝妻船
    立方    ◎倉内真梨子
 
義太夫
一、屋敷娘
    立方    ◎小坂麻里子
 
ー休憩ー
 
三味線・邦楽囃子
 
一、高尾懺悔
    唄       小林百合
             杉浦沙弥香
    三味線    山口聡
             大木啓衣
    囃子    ◎笛   本藤あゆみ
           ◎小鼓  増田音大
 
一、新曲胡蝶
    唄     ◎赤木夕希子
    三味線    植松美名
             河合佐希子
 
一、石橋
    唄      杉浦沙弥香
            安岡麻里子
            真鍋希帆
    三味線   大木啓衣
            楡井李花
         (上)矢田茜
    囃子     笛   安藤紅
           ◎小鼓 小川実加子
            大鼓 島萌黄
            太鼓 鈴木秀幸
 
一、新曲浦島
    唄      小林百合
            半田綾子
    三味線   ◎佐藤さくら子
            野川怜子
 
一、英執着獅子
    唄      小林百合
            安岡麻里子
            半田綾子
    三味線    山口聡
            河合佐希子
            矢田茜
    囃子    ◎笛   新保有生
            小鼓  鈴木秀幸
            大鼓  島萌黄
           ◎太鼓  木村千裕
 
修了  15:30

平成22年度 東京藝術大学大学院音楽研究科(修士課程) 学位審査会公開演奏会 室内楽

平成22年度k
(第47回)
東京藝術大学大学院音楽研究科(修士課程)
学位審査公開演奏会
室内楽

平成23年1月21日(金)
会場:第6ホール

15:30 開始

荒巻美沙子(ヴァイオリン)
    ピアノ:村田千佳
  ♪Johannes Brahms:Sonate fur Klavier und Violin Nr.1 G-dur,op.78
  ♪Johannes Brahms:Sonate fur Klavier und Violin Nr.3 d-moll,op.108

ー休憩10分ー

清田千絵(ピアノ)
    ヴァイオリン:佐原敦子
  ♪W.A.Mozart:Sonate fur Klavier und Violin A-dur,Kv.526
  ♪L.v.Beethoven:Sonate fur Klavier und Violine Nr.9 A-dur,op.47
               “Kreutzer”


ー休憩10分ー
 
17:30 開始
 
松田浩子(ピアノ)
    ヴァイオリン:佐原敦子
  ♪Sergey Prokofiev:Sonata No.1 for Violin and Piano in f minor,op.80
  ♪Sergey Prokofiev:Sonata No.2 for Violin and Piano in D major,op.94bis
 
18:30 修了  

 

平成22年度 東京藝術大学大学院音楽研究科(修士課程) 学位審査会公開演奏会 弦楽 1月21日

 平成22年度
(第47回)
東京藝術大学大学院音楽研究科(修士課程)
学位審査会公開演奏会
 
平成23年1月21日(金)
弦楽
会場:第6ホール
 
9:30 開始
ヴァイオリン
守屋剛志
  ♪E.Ysaye:Sonata ふぉr Violin Solo Op.27-6
  ♪I.Mundry:Balancen(2006)
  ♪J.S.Bach:Partita for Violin Solo No.2 in D minor BWV 1004
 
高梨真実
    ピアノ:濱野与志男
  ♪S.Prokofiev:5 Melodies
  ♪S.Prokofiev:Sonata for Violin and Piano No.1 in F minor Op.80
  ♪S.Prokofiev:Grond Waltz from “Cinderella Ballet in Three Acts Op.87”

-昼休みー
  

東京藝術大学学食にて
盛り合わせ
500円
 
 
 
 
 
 
12:00 開始
西川茉利奈
   ピアノ:石井園子
  ♪F.Schubert:Sonata for Violin and Pino in A major D.574
  ♪G.Faure:Sonata for Violin and Piano No.1 in A major Op.13
 
上敷領藍子
   ピアノ:大伏啓太
  ♪I.Stravinsky:Divertimento
  ♪F.Busoni:Sonata for Violin and Piano No.2 in E minor Op.36a
 
ー休憩10分ー
 
瀧村依里
   ピアノ:村田千佳
  ♪L.v.Beethoven:Sonata for Violin and Piano No.1 in D major Op.12-1
  ♪J.Brahms:Sonata for Violin and Piano No.1 in G major Op.78
 
14:50 修了

2011年1月20日木曜日

「大人は、かく戦えり」 辛らつな口論 息ぴったりに

毎日新聞 劇評
『大人は、かく戦えり』(シス・カンパニー)
 
「フランスの劇作家ヤスミナ・レザの作品は、辛らつなユーモアを込めた会話劇で観客を巻き込んでいく。本作も、子供のケンカの後始末をしようとした親同士が、いつしか本音むき出しで“戦う”様を描きだして飽きさせない。徐賀世子訳、マギー演出。
 ヴェロニク(大竹しのぶ)とミシェル(段田安則)のウリエ夫妻は、アネット(秋山菜津子)とアラン(高橋克実)のレイユ夫妻を招いた。ウリエ夫妻の11歳の息子が、同じ年のレイユ家の息子に棒で殴られ、前歯2本を折られたための話し合いだ。最初はブルジョアジーらしい穏やかな会話だったのが崩れる。
 弁護士であるアランの携帯電話がきっかけだ。顧問を務める製薬会社の抗高血圧剤に重大な欠陥があるとのマスコミ報道にどう対処すべきか、次々と指示し始めたのだ。「男ならジョン・ウェインみたいに」と育ったアランは、この場所に出てくる気がなかったのだ。アフリカの虐殺問題などに関心の深いヴェロニクを、現実を知らないと批判までする。
 被害者と加害者の親という立場を超え、女性同士、男性同士で感じていることをぶつけだす。ミシェルに対し、ヴェロニクは「ニ流の人生でいいと決めちゃった男」と言い切ってしまう。
 日本人の夫婦ならここまで言わないかもしれない。けれど、現実にはもっと厳しい会話が交わされているのではないか。4人が息の合った好演。次は夫婦役を交換して見たい。
 30日まで新国立劇場小劇場」
(高橋豊)

NHKFM 名曲リサイタル 公開録音 観覧

名曲リサイタル
 
収録:平成23年1月20日(木) 於:NHK509スタジオ
放送予定:平成23年2月19日(土) NHK-FM 19:20~21:00
 
司会  加羽沢美濃(コンポーザーピアニスト)
     伊藤健三アナウンサー
 
出演:
小田桐寛之(トロンボーン)
小田桐恵子(ピアノ)
     ●
古典四重奏団(弦楽四重奏)
 
前半:
小田桐 寛之 おだぎり ひろゆき (トロンボーン)
  札幌市出身。洗足学園大学卒業。1981年東京ブラスアンサンブルに入団。アメリカ公演を行う。
  1982年東京トロンボーン四重奏団結成。
  国内外で演奏会や講習会を行い、トロンボーン四重奏の編曲も数多く手がける。
  1986年東京都交響楽団に入団以来、首席トロンボーン奏者として在籍。
  洗足学園音楽大学教授、昭和音楽大学講師、国立音楽大学講師。
小田桐 恵子 おだぎり けいこ (ピアノ)
  小田桐寛之の妻
 
♪「トロンボーン協奏曲」から     フリップ・スパーク作曲
   第2楽章
   第3楽章
♪メランコリー              プーランク作曲
                      小田桐寛之編曲
♪「2つの詩」から              同上
   セー(C)
♪「8つの夜想曲」から           同上
   第7番
♪ソング・アンド・ダンス        ディック・リーブ作曲
 
♪ロンドンデリーの歌         アイルランド民謡
                     ジョン・アイブソン編曲
 
(つぶやき)
トロンボーンって素敵な音色だなーって思ってもらえるように、心を込めて演奏致します。大人の男性の声に近い音色を再認識してもらえたら嬉しいです。
 
後半:
古典四重奏団 こてんしじゅうそうだん (弦楽四重奏)
  1986年に東京藝術大学及び同大学院卒業生により結成。
  レパートリーはバッハの「フーガの技法」をはじめベートーベン、バルトーク、ショスタコーヴィチ、
  ベルトなど現代に至るまで60数曲にのぼり、そのすべてを暗譜で演奏する。
  作曲家の意図に忠実な解釈で、緻密なアンサンブルと美しいハーモニーが特徴。
  2004年には文化庁芸術祭大賞を受賞。
   川原 千真(かわはら ちま):第1バイオリン
   花崎 淳生(はなざき あつみ):第2バイオリン
   三輪 真樹(みわ まき):ビオラ
   田崎 瑞博(たさき みずひろ):チェロ
 
♪弦楽四重奏曲 第15番 イ短調 作品132から     ベートーベン作曲
    第1楽章
    第3楽章
    第4楽章
    第5楽章
 
(つぶやき)
ベートーベンの「感謝の歌」をぜひお聴きください!
このような傑作を遺してくれたベートーベンに私たちは感謝!
 

旧東京音楽学校奏楽堂 藝大生による木曜コンサート 【声楽】

旧東京音楽学校奏楽堂
藝大生による木曜コンサート
第258回
 
【声楽】
 
平成23年1月20日(木)
 
14:00~16:30
 
『声楽』
~ドイツ歌曲~
 
F.シューベルト
   ・ガニュメート             Mez.梁取 里    Pf.上田智子
   ・月に寄す               Sop.村元彩夏   Pf.上田智子
   ・ただあこがれを知る人にのみ   Sop.林 眞美   Pf.東井美佳
   ・糸を紡ぐグレートヒェン       Sop.橘田有美   Pf.東井美佳
   ・ズライカⅠ              Sop.金持亜実   Pf.東井美佳
   ・ズライカⅡ              Sop.高橋 維    Pf.東井美佳
   ・歌曲集《冬の旅》より
      おやすみ             Bar.田中俊太郎 Pf.上田智子
      菩提樹              Bar.中川郁太郎 Pf.上田智子
      春の夢              Bar.山本悠尋   Pf.上田智子
      辻音楽師             Bar.井口 達   Pf.上田智子
 
R.シューマン
   ・歌曲集《女の愛と生涯》
      あの人に会ってから      Sop.谷垣千沙   Pf.東井美佳
      だれよりもすばらしいあの人 Sop.谷垣千沙   Pf.東井美佳
      わからない、信じられない   Sop.村元彩夏   Pf.東井美佳
      ああこの指の指輪よ      Sop.村元彩夏   Pf.東井美佳
      さあ、妹たち、手伝って     Mez.南 あかり  Pf.東井美佳
      あなたは、不思議そうに私をみつめ
                         Mez.南 あかり Pf.東井美佳
      この心に、この胸に       Mez.加藤のぞみ Pf.東井美佳
 
ー休憩 15分ー
 
J.ブラームス
   ・歌曲集《ジプシーの歌》
      さあ、ジプシーよ、かき鳴らせ Mez.松藤夢路   Pf.東井美佳
      高く波打つリマの流れよ    Mez.松藤夢路   Pf.東井美佳
      知っているかい、あの子がいちばんきれいなときを?
                         Mez.山田文子   Pf.東井美佳
      神様、おわかりですね      Mez.山田文子   Pf.東井美佳
      鳶色の若者が青い眼の娘をダンスに誘う
                         Sop.中江早希   Pf.東井美佳
      三つのバラが並んで赤く咲いている
                         Sop.中江早希   Pf.東井美佳
      思い出すがいい、ときどきは  Mez.遠藤亜希子 Pf.東井美佳
      赤い夕べの雲が空をゆく    Mez.遠藤亜希子 Pf.東井美佳
 
G.マーラー
   ・歌曲集《若き日の歌より》
      春の朝               Sop.安齋里江   Pf.上田智子
      想い出               Sop.金 炫伊   Pf.上田智子
      わかれ               Sop.中江早希   Pf.上田智子
   ・歌曲集《少年の魔法の角笛》より
      死んだ鼓手(起床合図)     Bar.井口 達    Pf.上田智子
      徒労                 Maz.梁取 里   Pf.中川郁太郎
                          Pf.東井美佳
      この歌を作ったのは誰?     Sop.谷垣千沙   Pf.東井美佳
      この世の暮らし           Mez.勝見 巴   Pf.上田智子
      歩哨の夜の歌            Mez.南 あかり  Bar.山本悠尋
                           Pf.東井美佳
      少年鼓手              Bar.田中俊太郎  Pf.上田智子
      美しいラッパの鳴るところ     Sop.金持亜実  Pf.東井美佳
      塔のなかの囚人の歌       Mez.松藤夢路   Bar.山本悠尋
                          Pf.東井美佳
      不幸のなかのなぐさめ      Mez.杣友惠子   Bar.田中俊太郎
                          Pf.東井美佳
 
(監修 井原直子先生、寺谷千枝子先生、檜山哲彦先生)
 
16:30 修了

ソプラノ・バリトンコンサート~若き情熱に乗せて~

期待の音大生による
アフターヌーンコンサート
Afternoon Concert
2011年1月20日(木)
12:20~12:50
 
ーVol.299-
ソプラノ・バリトンコンサート
~若き情熱に乗せて~
 
山田耕筰/『この道』
 尾形詩織さんが日本人として大事な歌 ルーツ なのでこれからも歌い込んでいくと話す
ロッシーニ/歌劇「セヴィリアの理髪師」より『私は町のなんでも屋』
 李昇哲(バリトン)     約5分
ドニゼッティ/歌劇「シャモニーのリンダ」より『ああ遅すぎたは~この心の光』
 尾形詩織(ソプラノ)   約5分
ドニゼッティ/歌劇「ランメルモールのルチア」より『こちらにおいでルチア』
 尾形詩織(ソプラノ)/李昇哲(バリトン)の二重唱    約9分
  
国立音楽大学
 
尾形詩織(ソプラノ)
  国立音楽大学大学院声楽専攻オペラ科に在籍中。
李昇哲(バリトン)
  国立音楽大学オペラ・ソリストコース4年在学中。
吉田彩(ピアノ)
  国立音楽大学器楽学科(ピアノ)卒業。2010年同大学大学院修士課程器楽専攻(伴奏)修了。
 
会場:JTホール

平成22年度 東京藝術大学音楽学部 卒業試験公開演奏会 能楽

平成22年度
東京藝術大学音楽学部
卒業試験公開演奏会

平成23年1月20日(木)
邦楽(能楽)
会場:第4ホール

14:00 開始

能 経正
   シテ    ◎津田和岳
   ワキ     御厨誠吾
   大鼓     佃良太郎
   小鼓     幸聡
   笛       藤田次郎
   後見     野村昌司
           観世清和
   地謡     寺井美喜
           小野里泰輝
           渡邉瑞子
           浅見重好
           関根和孝
           津田和忠

ー休憩10分ー

能 殺生石
   後シテ  ◎田嵜甫
   前シテ  ◎葛野りさ
   ワキ     田中謙吉
   大鼓     柿原光博
   小鼓   ◎石黒華由
   太鼓     小寺真佐人
   笛      藤田貴寛
   間      竹山悠樹
   後見     武田孝志
           岡田和磨
   地謡     藤井秋雅
           朝倉大輔
           木谷哲也
           大坪近司
           田崎隆三
           小倉伸二郎
 
終了 15:50

本音むき出し言葉のバトル 舞台「大人は、かく戦えり」

朝日新聞 劇評
「 大竹しのぶ・段田安則、秋山菜津子・高橋克実が2組の夫婦に扮し、言葉のバトルを展開する舞台「大人は、かく戦えり」が、東京・初台の新国立劇場小劇場で開幕した。子供のけんかについて話し合うための集まりが、夫婦の亀裂とそれぞれの心の裏側をさらけだす場になる。フランスの劇作家ヤスミナ・レザが書いた辛辣(しんらつ)な喜劇だ。
 男の子同士のけんかで、けがをした子の両親(大竹・段田)を、相手の子の両親(秋山・高橋)が訪ねる。大人同士の会話は、教養ある中流階級にふさわしく、落ち着いた調子で始まるが、次第に本筋を離れ、本音むきだしの激しい言い合いになっていく。
 大竹と秋山。様々な分野の舞台にひっぱりだこの2人も、この戯曲には手を焼いたそうだ。
 「とにかくしゃべりっぱなし。最初は軽いタッチのコメディーかと思ったのですが、やってみたらすごく大変」と大竹は言う。「けいこを重ねるほどに難しくなる。これなら、シェークスピアやギリシャ悲劇の方がやさしいくらい。登場するのは、裏表のある面倒くさい人たちばかりで、もっと正直になろうよ、と言いたいですね」と笑う。
 秋山は「よく出来ている作品ですが、その分、緻密(ちみつ)に演じるのは難しい。女性の強さが出て痛快な場面もありますが、あまりに痛烈で、お客さんに嫌われてしまうかもしれませんね」と話す。
 作者のレザは、「アート」など一癖も二癖もあるせりふ劇で国際的に高く評価されている女性劇作家。この作品は2006年、スイスで世界初演され、08年には作者自身の演出でパリで上演された。英語版は同年ロンドンで開幕し、09年からはブロードウェーで上演され、トニー賞作品賞などを受けている。
 これが日本初演。徐賀世子翻訳、マギー演出。シス・カンパニーが企画・製作する。 」

平成22年度 東京藝術大学音楽学部 卒業試験公開演奏会 管打楽 1月20日

平成22年度
東京藝術大学音楽学部
卒業試験公開演奏会
 
平成23年1月20日(木)
管打楽
会場:奏楽堂
 
11:00 開始
打楽器
1.亀井博子
      ・A.Ignatowicz:TOCCATA for marimba
      ・L.H.Stevens:Rhythmic Caprice
2.清田裕里江
      ・I.Xenakis:Psappha
3.濱口大弥
      ・J.Psathas:Drum Dances
 
ー昼休みー
 
13:00 開始
トランペット
1.畑直樹
    ピアノ:下田望
      ・A.Jolivet:Secind Concerto pour Trompette
2.原田照久
    ピアノ:大野真由子
      ・A.Jolivet:Concertino
3.日置彩乃
    ピアノ:下田望
      ・R.Planel:Concerto
 
ー休憩ー
 
ホルン
1.鈴木愛
    ピアノ:遠藤直子
      ・C.M.von Weber:Concertino e-moll fur Horn und Orchester Op.45
2.二宮聡美
    ピアノ:遠藤直子
      ・P.Hindmith:Sonate fur Althorn in Es und Klavier
3.溝根伸吾
    ピアノ:大野真由子
      ・R.Gliere:Konzert B-Dur fur Horn und Orchester Op.91より
              第1楽章
4.若林寛子
    ピアノ:遠藤直子
      ・J.Kofron:Sonatina for Horn and Piano
 
-休憩ー
 
15:00 開始
トロンボーン
1.佐藤啓一朗
    ピアノ:日高志野
      ・D.Schnyder:Sonate for Bass Trombone and Piano
2.田中裕香
    ピアノ:小松祥子
      ・P.Creston:Fantasy for Trombone and Piano Op.42
3.鳥越崇裕
    ピアノ:小松祥子
      ・A.Jorgensen:Suite
 
-休憩ー
 
チューバ
1.小川昻士
    ピアノ:中村真理
      ・R.Szentpali:Concrto
2.山崎勇太
    ピアノ:新居由佳梨
      ・J.Woodward:Tuba Concerto
                 第1、3、4楽章
 
16:30 終了

2011年1月19日水曜日

NHKラジオ きらめき歌謡ライブ 観覧

平成23年1月19日(水)
NHKラジオ
きらめき歌謡ライブ 生放送観覧
 
20:00~21:30
 
今日のテーマは「ヒロイン特集」
 
司会:葛西聖司アナウンサー
演奏:ニューブリード
 
1曲目:石川さゆり
      「波止場しぐれ」
        …墨流しの着物、来年40周年を迎える
2曲目:八代亜紀
      「もう一度会いたい」
        …ピンクのロングドレス、今年40周年
          昭和の雰囲気が出ている
3曲目:石川さゆり
      「能登半島」
4曲目:八代亜紀
      「涙恋」
5曲目:北山たかし
      「高千穂峡」
        …白いスーツ、黒いシャツ
          応援団が凄い、手づくりのグッズ、嬌声がこだまする。
6曲目:ニューブリード
      「愛の終着駅」
ー5分休憩ー
7曲目:星本エリー(本名)
      「涙がとまらない」
        …白のブラウス・黒のズボン。姫路市出身。今日がデビュー。趣味はスノボ。
          緊張して歌っているのが良く分かった。本当の歌の実力は不明。
8曲目:黒田侑美香(17歳)
      「友達」
        …黒のスーツ。関西のカラオケ大会に優勝しデビューしたて。歌は上手い。ルックスは?
9曲目:北山たけし
      「男の出船」
        …黒のスーツに変更。
10曲目:北山たけし
      「男の涙雨」
ー10分休憩ー
11曲目:八代亜紀
      「人生の贈り物」
        …スミレ色のロングドレスに変更。
12曲目:石川さゆり
      「天の夕顔」
13曲目:石川さゆり
      「津軽海峡・冬景色」
14曲目:八代亜紀
      「舟唄」
ーエンディングー
生放送終了後に
(カラオケ)
      葛西アナウンサーがカラオケで
       「人生の贈り物」を歌うのを八代亜紀さんが助けて歌う。

京王百貨店 第46回元祖有名駅弁と全国うまいもの大会に行く

京王百貨店に
駅弁を買いに行く。
 
10時の開店前に入り口に既に長い列。
エスカレーターで7階に上がろうとしたが
エレベーターに乗れたのでそのまま7階に。
 
まずは、輸送エリアに並び、
  ・青森県 東北新幹線 八戸駅
   「炙りさばみそわっぱ飯」 950円
  ・佐賀県 佐世保本線 有田駅
   「有田焼きカレー」 1,500円
次に、階段で並び
  ・青森県 東北新幹線 新青森駅
   「浜焼きホタテ 海鮮ひつまぶし」 1,100円
再度、輸送エリアに並び
  ・愛知県 東海道本線 名古屋駅
   「抹茶ひつまぶし日本一弁当」 1,200円
    (既に「有田焼きカレー」は売れ切れていた)
最後に、
  ・北海道 六花亭
   「マルセイバターサンド(5個入り)」 580円
を購入して会場を出る。
これで約1時間。
遅くなるとどんどん混む。



 青森県 東北新幹線 新青森駅
「浜焼きホタテ 海鮮ひまつぶし」
1,100円
 
 
 
 
 

愛知県 東海道本線 名古屋駅
「抹茶ひつまぶし日本一弁当」
1,200円
 
 
 
 
 
 


青森県 東北新幹線 八戸駅
「炙りさばみそわっぱ飯」
950円
 
 
 
 
  



佐賀県 佐世保本線 有田駅
「有田焼きカレー」
1,500円
 
 
 
 




北海道 六花亭
「マルセイバターサンド(5個入り)」
580円

平成22年度 東京藝術大学音楽学部 卒業試験公開演奏会 管打楽 1月19日

平成22年度
東京藝術大学音楽学部
卒業試験公開演奏会
 
平成23年1月19日(水)
管打楽
会場:奏楽堂
 
11:00 開始
サクソフォーン
1.田中拓也
    ピアノ:羽石道代
     ・I.Dahl:Concerto for saxophone
2.福田亨
    ピアノ:羽石道代
     ・E.Denisov:Sonate
3.丸場慶人
    ピアノ:羽石道代
     ・R.Muezynski:Concerto
 
ー昼休みー
 
13:00 開始
フルート
1.上田章代
    チェンバロ:石川陽子
     ・C.Debussy:Syrinx pour flute seule
     ・J.S.Bach:Sonata fur flote und obligates Cembalo h-moll BWV 1030
2.大久保成美
    ピアノ:石橋衣理
     ・A.Khachaturian:Concerto より 第1楽章
3.近藤香緒里
    ピアノ:輿口理恵
     ・F.Schubert:Variationen fur Flote und Klavier tiber “Trockne Blumen”
               D802
 
ー休憩ー
 
4.都筑麻美
    ピアノ:今川恵美子
     ・L.Liebermann:Sonata for Flute and Piano
5.平田智子
    ピアノ:梅村知世
     ・尾高尚忠:フルート協奏曲 Op.30 b
6.松尾友美
     ・J.Ibert:Concerto より 第2、3楽章
 
ー休憩ー
 
15:00 開始
オーボエ
1.坂本亜由美
    ピアノ:山本恵利花
     ・A.Pasculli:Concerto sopra motivi dell’Opera “La Favorita” di Donizetti
2.那須いづみ
    ピアノ:宇根美沙恵
     ・A.Jolivet:Serenade
 
ファゴット
1.廣幡敦子
    ピアノ:永原緑
     ・C.Saint-Saens:Sonate pour Basson et Piano
2.吉村涼
    ピアノ:兼重稔宏
     ・O.Nussio:Variazioni su un’Arietta di Pergolesi
 
ー休憩ー
 
16:10 開始
クラリネット
1.古川秀則
    ピアノ:小澤佳永
     ・R.Schumann:Fantasiestucke Op.73 fur Klavier und Klarinette
2.鶴岡まどか
    ピアノ:弘中佑子
     ・B.Kovacs:Hommage a Claude Debussy
     ・C.Debussy:Prmiere Rhapsodie
3.堀菜々子
    ピアノ:中島由紀
     ・A.Copland:Concerto
 
終了 17:00

2011年1月18日火曜日

新国立劇場にて「大人は、かく戦えり」を観覧する

平成23年1月18日(火)
新国立劇場 小劇場
 
シス・カンパニー公演
作:ヤスミナ・レザ
演出:マギー
翻訳:徐賀世子
 
「子供同士のケンカの後始末で集まった2組の夫婦たち、寛容な“大人の作法”で平和的に始まったはずの話し合いは、次第に強烈なテンションで不協和音を響かせる。もはや子供より手に負えない4人の男女の剥き出しの本性!制御不能な大人たちの“仁義なき戦い”が始まった。今、世界が最も注目する劇作家ヤスミナ・レザの大ヒット・コメディ。2009年度トニー賞(ニューヨーク)、オリエヴィ賞受賞(ロンドン)。
 
出演:大竹しのぶ
    段田安則
    秋山菜津子
    高橋克実
 
19:00 開演
20:20 終演
 
*芸達者な4人が80分間ひたすらハイテンションで動き続ける。
 席は満席。凄い熱気。
 フランス系の演劇なので、シリアスなせりふが飛び交う。
 

「わが町」シアタートーク

「わが町」シアタートーク
新国立劇場 中劇場にて
本日の公演後に開催された。
 
16:24 開始
  司会:中井美穂
  出演:小堺一機(舞台監督役)
      稲本響(ピアノ演奏)
      宮本慶子(演出)
 
17:30 終了
 
 中井さんの司会でまず宮田さんが登場。「わが町」は昭和16年文学座が初演でそれ以来定番となっている演目なので評化が本当に怖い。小堺さんの舞台監督役が手ごわい(難しい)。これまでは舞台監督役はちゃんとはやられていない(はしょって演じられている)。今回は舞台を広くしたことがミソ。
 稲本さんがピアノを演奏しながら小堺さんと一緒に登場。
小堺さん(55歳)
 ずーと登場しているのにビックリした。普通は小さい劇場でと聞いていたので緊張。(奥さんにあなた大丈夫と聞かれたほど)。凄く緊張している。稽古中等夜眠れなかった。
 宮田さんは舞台監督役は小堺さんと決めていた。小堺さんに断られたらこの演目は中止にするつもりだった。境界線のない舞台は小堺さんしかいない。小堺さんより余計なことが出来ない脚本でいつものギャグっぽい動きは一切はじかれるとの発言あり。
 稲本さんは一番長く舞台にいる。宮田さんより生ピアノは贅沢で斬新。これまで一度も見たことがなかった。このキャスティングも宮田さんの指名。空間の中に音を放り込む凄さ。今回のピアノは1912年生のスタインウエイで稲本さんが選んだ。稲本さんはグローブをしながら登場していたが、約3時間に及ぶ演奏で手が凄く熱くなっているため、まずアイシングをしてそれからあっためるためにグローブをするそうだ。
 宮田さんから:この舞台はストイックでロマンチック、ストイックでシュール、何やら説明してはいけない。音の出し方が難しい。
 小堺さんから:舞台監督は結果を知りながらしゃべる。緯度・経度は実際は海の中、まったくの嘘の中。
 宮田さんから:ワイルダーは頭の中がシュール(へんてこりんな男)。
 小堺さんから:父親は料理人だが、この舞台は美味しいマグロだと思う。へたな味付けはいらない。さらりとしていなければならない。
 永遠の現在。
 
 若手はオーディションで選ばれているが、昨年の6月からワークショップが行われていた。埼玉からのベテランも10月から合流。その他の出演者は11月から。そのため楽屋までわが町化しているそうだ。
 最後に宮田さんより:新国立の中劇場は日本で一番広いかも知れない舞台。そこで客席との境目のない環境で演じることが出来た。
*先日は2階席から観劇したが、今日は前から2列目に座ってみると本当に客席と舞台が一体となっていることが良く分かる。 

近江楽堂ランチタイムコンサート

2011年1月18日(火)
近江楽堂
12:30~13:00 13:30~14:00
 
ティン・ホイッスル:安井敬(Takashi Yasui)
           庄司祐子(Yuko Shoji)
アイリッシュ・ハープ:坂上真清(Masumi Sakaue)
 
◇オープニング
◇アイルランドのダンス曲
◇日本でよく知られたアイルランドのメロディ
   ・庭の千草
   ・ロンドンデリー・エア
 
   ・サリーガーデンズ・エア
   ・春の日の花と輝く
◇映画「タイタニック」より
◇スカボロー・フェア
◇アイルランド最後の吟遊詩人、T.オキャラロランの音楽

平成22年度 東京藝術大学音楽学部 卒業試験公開演奏会 オルガン

平成22年度
東京藝術大学音楽学部
卒業試験公開演奏会
 
平成23年1月18日(火)
オルガン
会場:奏楽堂
 
15:00 開始
 
1.安杏菜
     ・Ch.-M.Widor:Symphonie Romance op.73
                   Ⅰ.Moderate
                   Ⅱ.Choral
                   Ⅲ.Final
 
2.井川緋奈
     ・F.Liszt:Adagio “Consolation Ⅳ”
     ・J.Reubke:Sonate “Der 94. Psalm”
 
3.都筑由理江
     ・F.Liszt:Fantasie und Fuge uber den Choral
             “Ad nos,ad salutarem undam”
 
4.新妻由加
     ・J.S.Bach:Praehudium et Fuga in h BWV 544
     ・M.Reger:Fantasie und Fuge uber B-A-C-H op.46
 
終了 17:00

平成22年度 東京藝術大学音楽学部 卒業試験公開演奏会 古楽

平成22年度
東京藝術大学音楽学部
卒業試験公開演奏会
 
平成23年1月18日(火)
古楽
会場:奏楽堂
 
11:00開始
 
1.相澤かずみ(リコーダー)
   ヴィオラ・ダ・ガンバ 田中孝子
   チェンバロ      伊藤一人
    ・J.van Eyck:Boffons
    ・A.D.Philidor:Sonate en re mineur pour la flute a bec
    ・A.Corelli:Sonata Ⅶ “Follia” Op.5-12 g-moll
 
ー休憩5分ー
 
2.山縣万里(チェンバロ)
    ・J.P.Sweelinck:Fantasia Chromatica
    ・J.S.Bach:Franzosische Ouverture h-moll BWV 831
              Ouvertitre - Courante - Gavotte Ⅰ・Ⅱ - Passepied Ⅰ・Ⅱ
              - Sarabande - Bourree Ⅰ・Ⅱ - Gigue - Echo
 
ー休憩5分ー
 
3.野崎剛右(リコーダー)
   ヴァイオリン  天野寿彦
             堀内由紀
   ヴィオラ     廣海史帆
   ヴィオローネ  原田遼太郎
   テオルボ    佐藤亜紀子
   ・G.Ph.Telemann:Concerto C-dur TWV 51:C1
   ・A.Vivaldi:Concerto c-moll RV 441
   ・M.de La Barre:Suite ⅠⅩ G-dur “Sonate l’Inconnue”
 
終了 12:40

2011年1月17日月曜日

新国立劇場 「トリスタンとイゾルデ」 劇評

毎日新聞 評・大木正純
音楽に集中できた
「新国立劇場13年目にして初という「トリスタンとイゾルデ」の公演が、こちらは同劇場には12年ぶり、満を持しての登場となる大野和士の指揮で行われた。(12月15日)
 この歴史的傑作が容易に上演されぬ背景には、標題役に超弩級のワーグナー歌手2人が必要という、世界的にも実現困難な事情がある。今回招聘されたスティーヴン・グールド(トリスタン)とイレーネ・デオリン(イゾルデ)は、むろん理想とは言わないまでも、その要求に応える希少な器だろう。
 グールドの柔軟な美声に対して、デオリンの声は少し硬い。だが、ともにパワーは十分。もっとも、力に頼れば頼るほど結果が裏目に出るのが、このオペラの落とし穴だ。第1幕から第2幕前半の愛の歓喜に至る部分には、いくぶんその危うさがあった。しかし声を抑えた第2幕中盤から、状況が好転。「夜の帳よ」の二重唱は、優しくそれを包む管弦楽(東京フィル)と見事に一体化して、劇場を陶然たる空気で満たした。さらにもうひとつの山場、イゾルデの「愛の死」においても、デオリンの健闘を讃えてよいと私は思う。
 そのほかエレナ・ツィトコーワ(ブランゲーネ)、ユッカ・ラジライネン(クルヴェナール)ら、脇役陣もおしなべて悪くない。
 この日、最も盛大な喝采を浴びたのは大野だ。キャリアを重ねたいま、彼の指揮は情熱の迸るかつての直線的なダイナミズムから、感情の起伏をこまやかに刻む熟成の方向へと変貌しつつある。それがひたすら愛の内面を描く「トリスタン」にふさわしいものであるのは、改めて言うまでもあるまい。
 演出はイギリスの気鋭デイヴィッド・マクヴィカー。闇に浮かぶ月を心理の象徴として投影したり、舞台の遠近法をさりげなく用いるなどの趣向はあるが、全体的には音楽に寄り添い、邪魔をしない。昨今には珍しく、ワーグナーの音楽に集中できたのは、特筆大書すべきことである。」

「ろくでなし啄木」 藤原と勘太郎のスリリングな応酬

毎日新聞の劇評(濱田元子さん)
「眼の前の出来事が必ずしも真実のすべてとは限らない。人の心もまたしかり。三谷幸喜作・演出の「ろくでなし啄木」は、スピード感あふれる緻密なせりふの応酬で、裏と表、うそと真実をあぶり出し、サスペンスタッチで人間の本質に切り込んでいく。青春のほろ苦い愛と友情の1ページを描き、力も勢いもある藤原竜也と中村勘太郎が鮮烈に役を生きる、好舞台だ。
 東北のひなびた温泉宿にやってきた、女性にも金にもだらしのない、石川一(藤原)すなわち啄木と愛人トミ(吹石一恵)、トミを思いながらも啄木を支えるテツ(勘太郎)。愛憎と金が絡む奇妙な三角関係のなか、啄木は二人にあるたくらみを仕掛ける……。
 旅館で起きたことの真相を、それぞれの立場から解き明かそうとする。緊張と緩和による笑いをからめながら、観客を謎解きするようなスリリングな感覚にひきずり込む。
 三谷のたくらみに、3人の若手俳優が熱く応える。藤原は、「薄幸の天才」のイメージが強い啄木の二面性、やんちゃで奔放な天才の狂気を自在な表情で見せる。勘太郎は、歌舞伎で培った抜群の身体能力、せりふ術を生かしながら、お人よしのテツの古風な人情味を出す。吹石は初舞台とは思えぬ度胸のよさと、愛くるしさを持ち合わせる。障子を使って時空の変化を見せる演出が面白い。」
(東京芸術劇場中ホール)

ニ胡の調べ ジャー・パンファン コンサートは大入り

日本橋三井タワー アトリウムコンサート
2011年1月17日(月) 開演 18:30
 
17:20に65番目で並ぶ。17:30に順に席につくがほぼ満席。
18:20に再度会場に着くと既に立ち見が沢山いる。
ジャー・パンファンさんの人気は凄いものがある。
演奏も素晴らしかった。満足。
 
出演:
ジャー・パンファン(ニ胡)
 中国黒竜江生まれ。8歳で初めてニ胡を手にし、18歳でプロの演奏家を目指して北京へ。中国国内屈指の楽団「中国中央民族楽団」に入団し、ソリストとして10年間、第一線で活躍、時代を代表するトッププレイヤーとなる。その後、ニ胡の新たな表現の可能性を求めて1988年に来日。作曲家・服部克久氏に「西洋も東洋も超越した清々しい柔らかさ」と称賛され、氏との出会いが転機となり、日本での音楽活動の場を広げる。
西本梨江 にしもと・りえ(ピアノ)
 桐朋女子高等学校音楽科を経て桐朋学園大学音楽学部演奏学科ピアノ科を卒業。桐朋学園大学研究科修了。
 
曲目:
♪Jupiter
♪ダニーボーイ(ロンドンデリーの歌)  アイルランド民謡
♪シューベルトのセレナーデ
♪羊飼いの女の子
♪大地の歌(水のテーマ)…西本さん作曲
♪冬の川…ジャーさん作曲
♪Stand Alone(NHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」のテーマ曲)
♪美女と野獣
♪オブリビオン(忘却)
♪ラ・クンパルシータ
(アンコール)
♪川の流れのように
 
終演 19:35
 
大満足

今日の昼食 東京女子大学学食にて


今日の昼食は
東京女子大学
学食にて
450円
A定食
安い、量もある、美味しい
言うことなし

平成22年度 東京藝術大学音楽学部 卒業試験公開演奏会 邦楽(第二講座(筝曲・尺八))

平成22年度
東京藝術大学音楽学部
卒業試験公開演奏会
平成23年1月17日(月)
邦楽(筝曲・尺八)
会場:奏楽堂
 
尺八(11時開始)
 
1.「尾上の松」
    作者不詳/宮城道雄 筝手付
       筝      大嶋礼子
       三絃    日原暢子
       尺八   ◎梅澤勇輝
 
2.「巣鶴鈴慕」
    琴古流本曲
       尺八   ◎黒田慧
 
3.「岩清水」
    流祖中尾都山 作曲
       尺八   ◎田邉史織
 
ー休憩ー
 
筝曲山田流(12時開始)
 
1.「竹生島」
    千代田検校 作曲
       筝   ◎小松弘奈
             萩岡信乃
       三絃   萩岡未貴
 
ー休憩ー
 
筝曲生田流(12時30分開始)
 
1.「落葉の踊」
    宮城道雄 作曲
      筝    ◎別所知佳
      三絃    大嶋礼子
      十七弦   阪元沙有理
 
2.「吼噦(こんくゎい)」
    岸野次郎三 作曲/宮城道雄 筝手付
      筝    ◎福田恭子
      三絃    日原暢子
 
3.「冬の曲」
    吉沢検校 作曲
      筝本手  ◎名倉叶恵
      筝替手   大嶋礼子
 
4.「七小町」
    光崎検校 作曲/八重崎検校 筝手付
      筝    ◎藤木久実
      三絃    阪元沙有理
 
5.「八重衣」
    石川匂当 作曲/八重崎検校 筝手付
      筝    ◎津野田智代
      三絃    日原暢子
 
ー14時15分終了ー  

2011年1月16日日曜日

山形県酒田市 初孫


山形県 酒田市
東北銘醸(株)
初孫
 
美味しい酒

荻窪 教会通り お好み焼き 吉田


荻窪
教会通り
お好み焼き 吉田
 
夜食べに行く予定だったが
寒いので後日に延期

今朝のくり


今朝のくり
 
眼はフラッシュで光っている
 
ブリュッセル・グリフォン 

2011年1月15日土曜日

ブリュッセル・グリフォンのクリ

平成23年1月15日(土)
今日のクリ


 
 
 
 
 
 
 
 
 
  

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 


荻窪で行列を見る

平成23年1月15日(土)
お昼時
荻窪を散歩する。
いくつか行列を見る。


丸長
(ラーメン)
 
 
 
 
 
 
 

トマト
(欧風カレー)
 
 
 
 
  
 

荻窪ルミネ

とんかつまい泉
 
 
 
 
 
 

荻窪ルミネ
ラ・ヴォーリアマッタ
(イタリアン)
 
 
 
 



春木屋
(ラーメン)



新国立劇場 2011/2012シーズンラインアップ(演劇)

2011/2012シーズン
演劇ラインアップ
〈計8 演目〉
 
演劇芸術監督:宮田慶子
「美×劇」 ─「JAPAN MEETS…」を受けて
 2011/2012シーズンの幕あけは、「【美×劇】 ─滅びゆくものに託した美意識─」と題したシーズンテーマのもと、大正・昭和、そして平成の現代と、ほぼ一世紀の時をまたぐ日本戯曲三作品を企画いたしました。
 前シーズンの「JAPAN MEETS… ─現代劇の系譜をひもとく─」において、近代以降に日本の演劇界が出会い、大きな影響を受けた世界の戯曲を取り上げました。それら優れた海外作品の洗礼を受けた日本の演劇は、新しい時代の作劇術に取り組みつつ、同時に、歴史や風土に根付いた“日本的なるもの”を模索し、日本独自の美意識を軸に、西洋と日本の融合を図る作品を生み出してきました。
 1917 年発表の泉鏡花作『天守物語』、そして1967 年発表の三島由紀夫作『朱雀家の滅亡』の二作品は、半世紀の時をはさんで、ともに研ぎ澄まされた美しい台詞にいろどられた、「日本的なる美」の世界観を展開した作品です。
 そして更に半世紀を経た今、新たな試みとして、同テーマのもと、気鋭の劇作家、倉持裕氏に、新作『イロアセル』を書き下ろして頂きました。戯曲における美しい言葉だけでなく、「美」という概念そのものを語ることすら少なくなっている現代、もしかするとそのことは創造本能の根幹にかかわる問題であり、思いのほか根深い病巣になってしまっているようにさえ思います。「美×劇」のシーズンテーマを立て、「美」と「演劇」との出会い、そして可能性を探る契機としたいと思います。
 続いては、前シーズンの『焼肉ドラゴン』の再演を受けて鄭義信氏の新作書き下ろし『パーマ屋スミレ』。『焼肉ドラゴン』前史ともいえる作品です。
 そして、岸田國士戯曲賞受賞、蓬莱竜太氏作『まほろば』の再演と、新国立劇場の“財産”ともいうべき作品が続きます。
 更に5 月には、待望の、海外現代戯曲の日本初演を企画しています。
 6 ~ 7 月のシーズンの締めくくりは、「JAPAN MEETS… Ⅴ/Ⅵ」として、オスカー・ワイルド『サロメ』、ハロルド・ピンター『温室』。
 『サロメ』は、平野啓一郎氏による新翻訳に、宮本亜門氏が演出にあたり、レーゼドラマの境界を越えた、新たな舞台を立ち上げます。
 『温室』は、20 世紀演劇を代表するノーベル文学賞作家、ハロルド・ピンターの、後期の転換点ともなった注目度の高い作品です。
 また、各公演と関連する内容で好評を頂いておりますマンスリー・プロジェクトも、演劇講座、リーディング、トークセッション、ワークショップなど、更に魅力的で充実した内容のプログラムを準備しています。
 「JAPAN MEETS…」の視点を引き継ぎつつ、それを受けた日本の演劇の中に展開する独自の「日本的なるもの」を検証し、繊細かつ華麗で強靭な、「美×劇」の出会いをお楽しみ頂きたいと願っています。

2011.9-10
【美×劇】─滅びゆくものに託した美意識─ Ⅰ
朱雀家の滅亡
作: 三島由紀夫
演出:宮田慶子
出演:國村 隼/香寿たつき/柴本 幸/木村 了/近藤芳正
 
演劇芸術監督就任2 年目にあたる2011/2012シーズンは、シリーズ「【美×劇】 ─滅びゆくものに託した美意識─」をテーマに、日本の近代古典と新作を織り交ぜ企画した。
 オープニングを飾るのは、『朱雀家の滅亡』。エウリピデスの『ヘラクレス』をベースに、太平洋戦争末期のある華族の滅亡を描く三島由紀夫晩年の名作である。
 盲目的なまでに「国家」や「天皇」へ忠誠心を捧げることを信条とする男と、対照的に、現実を生き、愛し、生身をさらけ出す女が織りなす壮大な滅びの物語が、三島の流麗な文体にのせて描かれる。
 『朱雀家の滅亡』は1967 年に劇団NLT 公演として、松浦竹夫演出、中村伸郎、南美江らにより初演。三島由紀夫の死後、1971 年に劇団浪曼劇場公演として、同キャストにより上演された。その後しばらく上演はなく、1987 年にセゾン劇場にて、出口典雄演出、杉浦直樹、加藤治子らによって上演された。近年では、2007 年に宮田慶子演出により中山仁、佐久間良子らの出演で上演されている。
 
宮田慶子
 『朱雀家の滅亡』は、三島由紀夫が自ら最期の刻を迎える三年前の1967 年に発表されました。
 『近代能楽集』『鹿鳴館』『薔薇と海賊』『熱帯樹』『サド侯爵夫人』など、美しい台詞、格調高い文体にいろどられた数々の名作を発表したのち、三島の視点は、社会、国家、個人の関係性について、より先鋭化していきます。
 戦禍を越えたのちに歩む、表層的熱狂にも見える高度成長期の中で、皮肉なまでに確実に失われていくもの、滅んでいくものに対する悲壮な想いが、全体を貫いている作品です。
 戯曲の中において「美」と「現実」を結びつける行為は、まさしく一つの戦いです。
 それは人間の「観念と情緒」「精神と肉体」の融合点を求めようとする、果てしない戦いでもあります。
 そして、その戦いこそが、日々私達が、稽古場で、丹年に作業を積み重ねている、真の姿でもあります。
 三島戯曲を丁寧にひもときながら、『朱雀家の滅亡』の台詞に托された「美」、世界観に托された「美」を、しっかりと有効性のあるものとして創り上げたいと思っています。

2011.10-11
【美×劇】─滅びゆくものに託した美意識─ Ⅱ
イロアセル
作: 倉持 裕
演出:鵜山 仁
 
 シリーズ「【美×劇】 ─滅びゆくものに託した美意識─」の二作目は書き下ろし作品。
 「滅び」をテーマに、日本の近代劇から始まるラインアップの中で劇作家、倉持裕と演出家、鵜山仁が初めて、タッグを組む意欲作だ。
 劇団ペンギンプルペイルパイルズを主宰し、劇団作品の脚本・演出のみならず、外部の多様なプロデュース公演でも脚本家・演出家として活躍する倉持裕が新国立劇場に劇作家として初登場。
 昨年夏まで芸術監督を務めた演出家、鵜山仁とのコラボレーションは見逃せない。
 ふたりの出逢いは2009 年、演出家と芸術監督として『昔の女』の上演にいたったが、脚本家と演出家として作品を一緒に創り上げるのは初めてである。
 
倉持 裕
 まず「滅び」というテーマを頂き、そこから新作戯曲の構想を練り始めた。
 何かが滅ぶにはその前に栄えている段階があるのが普通だが、最近は、特に現在恵まれているわけでもなく、だからこそ未来は現状よりはいくらかましになるだろう、と仄かな期待を抱いている者からまず立ち行かなくなってしまうという、よりいっそう悲惨な滅び方が増えている。
 そこで一旦はそれを題材に選びかけたのだが、そうした「底辺」だとか「弱者」といったワードが安易に連想される作品は、近年、様々なジャンルで作られて来たので手を引いた。
 長年大衆から絶大な支持を得ていたある機能が、社会システムの劇的変化によってあっけなく不要とされてしまう様を描こうと思う。
 「滅び」というネガティブな響きのテーマながら、風刺性の強い喜劇に仕上げたい。
 
鵜山 仁
 「個」か「公」かという葛藤を抱えながら、共同体は生成を繰り返す。
  滅び、また興り、間断する事がない。家族であれ、村であれ、国であれ、人間は帰属意識というやつから、どうにも自由になれないものらしい。
 ならばその帰属先のルールというかモラルというか、そんなものが問題にならざるを得ない訳で、今後、マイケル・サンデルのハーバードの白熱教室的な道徳論議が、ますますこの国のブログを賑わすことになるのだろう。
 さてこの議論が、果たして十分な情熱と理性と責任感を持って展開されるかどうか。
 モラルの滅びと再生、新しい価値観の啓示と瞞着。このあたりをせいぜい面白おかしく演出できればと、今のところそんなことを期待、夢想しています。 

2011.11
【美×劇】─滅びゆくものに託した美意識─ Ⅲ
天守物語
作: 泉 鏡花
演出:白井 晃
 
 シリーズ「【美×劇】 ─滅びゆくものに託した美意識─」の三作目には『天守物語』を取り上げる。
 1917 年に発表された泉鏡花の『天守物語』は圧倒的な言葉の魅力で夢幻の世界を描き、これまでも新派、映画、歌舞伎、オペラなど様々な形で上演されてきた。
 播州姫路の白鷺城に棲む美しい妖怪・富姫と、若く凛々しい鷹匠・図書之助との恋物語。
 大正の新時代を迎えて円熟期に入った鏡花の戯曲の中でも、永井荷風や芥川龍之介ら反自然主義作家の熱烈な支持のもとに、その個性をいかんなく発揮した傑作。
 細やかで丁寧な演出力で、数々の難戯曲を具現化してきた白井晃を演出に迎え、2011 年秋、中劇場に新たな『天守物語』の世界が誕生する。
 
白井 晃
 今演劇が抱えている課題があって、それは演劇空間の持つ虚構性をどのように捕らえるかの問題だと認識している。
 日常の現実空間の中に、虚構空間を突如現出させることに演劇の可能性を見て取っていた時代から、劇空間の中に日常のリアリティを食い込ませる空気が演劇の流れとして生まれてきた。
 劇空間とは何か、虚構とは何かと言う議論なくしてはもはや先に進めなくなってきているようにも思える。
 そんな中、泉鏡花の『天守物語』をどのように位置づければ良いかが、演出上の最大の課題となるだろう。
 幻想文学と言われる鏡花の作品群を、我々の今の視点で捕らえた時、浮き上がってくるものは何か。虚構の中にこそ真実があり、真に純粋な人間性はそこにしかあり得ないと言わんばかりに、巨大な幻想世界を立ち上がらせる泉鏡花の言葉。
 我々は、今演劇が抱える問題と向き合いながら何を見いだそうとすれば良いか。今回の公演を通して、その答えの一端が見えることを期待している。

2012.3
パーマ屋スミレ
作・演出:鄭 義信
出 演:南 果歩/松重 豊 ほか
 
  2008 年に、日韓合同公演『焼肉ドラゴン』の作・演出を担当し、その年の話題をさらい、数多くの演劇賞を受賞した鄭義信。
 朝鮮戦争が始まった1950 年代を描いた『たとえば野に咲く花のように』、万博が開催され、高度経済成長に踊る1970 年前後のある在日コリアン家族を描いた『焼肉ドラゴン』。
 前二作のちょうど真ん中、1960 年初頭、九州のある炭鉱町で、在日コリアンの美容師と再婚した日本人炭坑夫を中心に、20 年に渡る炭鉱事故の訴訟について描く、鄭義信渾身の新作書き下ろし演出作品。
 

鄭 義信
 『焼肉ドラゴン』の取材の時、伊丹空港のそばに住んでいらした在日韓国人の方からこんな話を聞いた。
 「万博のための、伊丹空港の新滑走路建設にですね、九州の炭鉱が閉山になって、あぶれた労働者たちが流れてきたんですわ……そうです、そうです、こっちにおる親戚やら、友人、頼って、韓国人やら……日本人もようけ来ました……とにかく、どっと押し寄せてきて、急に、賑やかになってね……」
 僕は何気ないその言葉に衝撃を受けた。九州の炭鉱と、関西の空港が結びつくことなど想像もつかなかった。教科書には載っていない歴史の一端を突きつけられた気がした。(名もない韓国人、日本人労働者たちが、繁栄の陰に常に、常に、存在してたんや……常に、常に、日本の歴史の底辺を支え続けてきたんや……)
 僕は、その時、彼らの息吹をすぐ耳元に聞いたような気がした。
 
 『パーマ屋スミレ』は炭坑の隅にあるちいさな美容院である。
 そして、そこで暮らすささやかな家族の物語である。
 しかし、そのささやかな物語の中で、かつて日本経済の大きな柱であった炭坑を描きたいと考えている。
 そして、60 年代から70 年代、高度成長時の日本の姿を、あの高度成長とはなんであったのかを、それが今の僕たちになにをもたらしたのか……それらもろもろを、ちいさな美容院につめこむことができれば……と願っている。
 
2012.4
まほろば
作: 蓬莱竜太
演出:栗山民也
出演:秋山菜津子/中村たつ/魏 涼子/前田亜季/三田和代 ほか
 

 2010/2011シーズンの『鳥瞰図』再演に続き、2008 年6 月~ 7 月に小劇場3 作品連続上演を行った、新国立劇場初登場の若手劇作家とベテラン演出家によるコラボレーション企画「シリーズ・同時代」の中から、その第三弾として上演され、2008 年第53 回岸田國士戯曲賞を受賞した『まほろば』を再演。
 とある田舎町の祭りの夜、本家を名乗る大きな日本家屋の居間を舞台に、命を繋げる、次世代への記憶を紡ぐ、ということをテーマに描いた6 人の女の物語。
 東京公演後には全国公演も予定している。
 
蓬莱竜太
 初めて女性だけしか出ない物語を書いた。色んな出会いをさせてもらった。運良く賞を頂いた。僕の中では思い出深い作品になった。雪の中、新国立劇場の地下に缶詰めになり「閉経」の事を考えていた。頭の中では女達が男に聞かせられない会話をしながら激しく闘っていた。僕は少しだけにやけながらその会話を記録していく。そんな風に書いた作品だった。
 あのエネルギッシュで言いたい放題な女達に再び会えることが嬉しい。
 
栗山民也
 この作品で一緒に仕事をするまでは、蓬莱竜太について、詳しくはなにも知らなかった。演劇制作から、既に上演された彼の二本の戯曲を渡された。それを読んでから、蓬莱竜太に会うことにした。その二本の戯曲の印象からは、骨太で、すこし理屈っぽい演劇青年を勝手に想像していたが、まったく違って、茶目っ気があって、やさしくナイーブで、酒がめっぽう好きな若い戯曲作家だった。
 そのときの最初の打ち合わせで、登場人物は女だけでということになった。ならば「人間の生命」を劇の主題に見据えよう、などとかなり気合いの入った会話はトントンと弾んだ。そして、時をおかず短めながら簡潔なプロットが送られ、タイトルが決定し、台詞が次々と生まれていった。正直、その物語の展開の面白さと腰の据わった台詞術には舌を巻く思いだった。キャスティングも、私の好きな女優さんたちが集まってくれて、まるで宴にも似た賑やかで豊かな稽古が続いた。
 そして初演の幕は、無事開いた。それから、蓬莱竜太はこの戯曲で岸田戯曲賞を受賞した。また、あの人たちと一緒に、「人間の生命」について、楽しく語らうことが出来ると思うと、心が弾む。 
 
2012.4-5
SIXTEEN WOUNDED -16人の負傷者(仮題)-
演出:宮田慶子

 欧米の優れた同時代作品の中から、現地での評価も高く日本未上演のものを選りすぐって上演する企画。今回は、2004年にニューヨーク、ブロードウェイにて上演され高い評価を受けた問題作、「SIXTEEN WOUNDED」を取り上げる。オランダを舞台にユダヤ人のパン職人と、ある事件をきっかけに偶然そこで働く事となったパレスチナ人青年との心の交流と別れを描く。人間同士の本質的な愛情と、それをもってしても越えられない歴史や憎しみを描きながら、人種や宗教の壁を超えた人と人との繋がり、人間にとって本当に大切なこととは何かを考えさせてくれる秀作である。

2012.6
[JAPAN MEETS… ─現代劇の系譜をひもとく─]Ⅴ
サロメ
作: オスカー・ワイルド
翻訳:平野啓一郎
演出:宮本亜門
 
 2011 年1 月に開場したKAAT 神奈川芸術劇場の芸術監督、宮本亜門が、新国立劇場ではじめてストレート・プレイの演出を手がける。
 『サロメ』は1891 年に書かれたが、1893 年2 月にパリでフランス語版が発行され、その一年後に英訳がロンドンで出版された。その後現在まで数多くの外国語に翻訳されている。1896 年ルーブル座でフランス初演。日本初演は1914 年、松井須磨子主演で芸術座(劇団)による公演。最近では2009 年の翻案劇としての上演や、ク・ナウカによる上演がある。
 1905 年にはリヒャルト・シュトラウスがドイツ語訳を歌劇にし、今日まで非常に人気の高いオペラ演目となり、近年も世界的に話題となる公演が次々と行われている。
 本公演ではイェルサレムの王女サロメとヨカナーンの恋の悲劇にいたるまでの群衆劇を丁寧に作り、義理の父であるヘロデ王、母のヘロディアスとの3 人の家族を中心に幻想的な台詞劇、美しく魅力的な新しい作品として甦らせる。
 2010/2011シーズンに続く[JAPAN MEETS… ─現代劇の系譜をひもとく─]の一環として小説家の平野啓一郎によるフランス語からの新訳上演を企画し、現代の日本語の台詞によって作品世界を再生し、上演したい。(2011 年10 月には新国立劇場オペラ『サロメ』が予定されている。)
 

平野啓一郎
『サロメ』の新訳に当たって
 『サロメ』の旧訳としては、荘重で、エキゾチックな文体が熱烈な愛好家を生んだ日夏耿之介訳がすぐに思い出される。私も幻惑された一人だが、究極の「読むテクスト」であるだけに、舞台で上演するとなると難しい。
 タイトな福田恆存訳も優れているが、口語的である分、古代的というより、二世代くらい前の日本語という感じがする。
 いずれ古色を帯びた物語には違いないが、その古さの演出には、現代の官能が染み渡っていなければならない。それこそが、ワイルドの創意だった。 
 新訳に当たっては、役者が動けるということを第一に考えて、肉体に開かれた台詞を心掛けた。無論、現代の観客が、体の芯から感じ取れるような言葉でなければならない。
 登場人物たちのほんの些細な一言、些細な身ぶりに至るまで、サロメの存在が息苦しいほどに浸透し、やがてその美が、空間のすべてを支配する瞬間をありありと開顕できたならば、翻訳は成功したと言えるだろう。
 
宮本亜門
 大正2 年、近代劇の女優第一号といわれる松井須磨子は『サロメ』を演じ、当たり役としました。それ以来、オスカー・ワイルド作の戯曲『サロメ』は日本の現状変化と共に、数々の役者、翻訳、演出によって受け継がれてきました。三島由紀夫においては、初めて買った本であると共に、自らの追悼公演にもなった作品ともいわれています。
 ワイルドの『サロメ』は何故こうも我々の心を揺さぶってきたのでしょうか。ヨカナーンの血がサロメを興奮させたように、この戯曲が現代に生々しく脈打っている意味を探りながら、演出をしていきたいと思います。 

2012.6-7
[JAPAN MEETS… ─現代劇の系譜をひもとく─]Ⅵ
温室
作: ハロルド・ピンター
演出:深津篤史
 
 宮田監督の2シーズン目の最後の作品は、イギリスの作家でノーベル文学賞も受賞した、ハロルド・ピンターの登場。
 ピンターは現代イギリスを代表するだけでなく、20 世紀以降の演劇の潮流の中でも際立って大きな影響力を全世界の演劇界に与えており、まさに20 世紀を代表する劇作家である。
 個人のアイデンティティの危うさや、社会の欺瞞、或いは人間関係の不安定さを、鋭く切り詰められた言葉で、時に過激に表現し、登場人物のキャラクターも崩壊寸前まで突き詰めた作品群は21 世紀になった今でも現代人の心に深く突き刺さる。
 演出には『動員挿話』『象』で鮮烈な印象を残した深津篤史があたり、刺激的な舞台が期待される。
 
深津篤史
 劇作家でもある私が、初めて自作以外の作品を演出したのはもう15 年も前の事、サム・シェパードの『フール・フォア・ラブ』だった。その後本当に色んな作品を、特に新国立劇場さんでは、やらせて頂いたが、何故かあれ以来英語圏の作品に縁がなく、ここに至った次第だ。
 15 年前も何故私がこの作品をって、台詞長すぎないか、苦手だこれとか、メイとか名前が恥ずかしいとか、思ったけれど、15 年経ってそういう事はもう思わないというか、ちょっぴり麻痺したけど、この度はこれまた大変な作品であるなあ。困ったなあというのが第一印象だ。
 何がって、登場人物に可愛げがない。お馬鹿さん一人は除いても。で、感情移入されにくい。いや、たぶん、されない。そういう意図の作品なのだから仕方がないが、これを管理社会の無表情な演劇ってやったら何の焼き直しだって事になるので、私はやっぱり、いかなる状況下にあっても温度のある人間を描きたいと思います。悲劇的でなく、悲観的な喜劇になればと思います。

新国立劇場 2011/2012シーズンラインアップ

2011/2012シーズン
コンテンポラリーダンスラインアップ
〈計4 演目〉
 
2011.9-10
ダンステアトロンNo.21
中村恩恵 × 首藤康之
Shakespeare THE SONNETS
2 回公演
構成・演出:中村恩恵 Direction : Nakamura Megumi
振付・出演:中村恩恵/首藤康之 Choreography / Dance : Nakamura Megumi / Shuto Yasuyuki
 
2011.11
ダンスプラネットNo.35
近松DANCE 弐題
Aプログラム「女殺油地獄」
Bプログラム「エゴイズム」
8 回公演
〈Aプログラム〉
鍵田真由美×佐藤浩希 アルテ イ ソレラ「女殺油地獄」
Kagita Mayumi × Sato Hiroki ARTE Y SOLERA
2001年文化庁芸術祭優秀賞に輝いた「FLAMENCO 曽根崎心中」に続き、第二弾となる近松門左衛門作品の創作フラメンコを上演する。
演出・振付:佐藤浩希
出 演:鍵田真由美・佐藤浩希 ほか
〈Bプログラム〉
加賀谷 香 Dance-SHAN「エゴイズム」
Kagaya Kaori Dance-SHAN
近松による「世話物」狂言を題材にして、4名の魅力的な男性出演者を相手役に選び様々な男女の貫く「エゴイズムの正義」をダンスと音楽、語りで描き出します。
作・出演:加賀谷 香音楽監修:笠松泰洋
 
2012.2
ダンスプラネットNo.36
小野寺修二 カンパニーデラシネラ
カラマーゾフの兄弟
5 回公演
演出・振付:小野寺修二 Direction / Choreography : Onodera Shuji
出 演:カンパニーデラシネラ Dance : Company Derashinera
 
2012.4
ダンステアトロンNo.22
DANCE to the Future 2012
2 回公演
新国立劇場バレエ団ダンサーがコンテンポラリーダンス公演に登場する、新国立劇場ならではの公演第三弾。クラシック・バレエを基本とする当バレエ団がコンテンポラリーダンス作品に出会うことで、通常のバレエ公演では見られないエキサイティングなステージがバレエダンサーたちによって現出します。普段新国立劇場でバレエ公演をご覧になっているお客様にもコンテンポラリーダンスの魅力を存分にご堪能いただける公演となるでしょう。

新国立劇場 2011/2012シーズンラインアップ(バレエ)

2011/2012シーズン バレエラインアップ
〈新制作 1演目/レパートリー5 演目 計6演目 34 公演〉
BALLET 5

2011.10-11パゴダの王子6 回公演
振 付:デヴィッド・ビントレー Choreography : David Bintley
音 楽:ベンジャミン・ブリテン Music : Benjamin Britten
美 術:レイ・スミス Designs : Rae Smith
照 明:沢田祐二 Lighting : Sawada Yuji
指 揮:ポール・マーフィー Conductor : Paul Murphy
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団 Orchestra : Tokyo Philharmonic Orchestra
※本公演は英国バーミンガム・ロイヤルバレエとのコープロダクションとなります。
キャスト
ローズ姫:小野絢子/長田佳世/米沢 唯
王 子:福岡雄大/山本隆之/菅野英男
女王エピーヌ:湯川麻美子/川村真樹/本島美和
皇 帝:津村禮次郎/M. トレウバエフ
北の王:八幡顕光/福田圭吾/G. バリノフ
東の王:芳賀 望/江本 拓/輪島拓也
西の王:M. トレウバエフ/厚地康雄/福岡雄大
南の王:古川和則/菅野英男/貝川鐵夫

2011.12くるみ割り人形7 回公演
振 付:マリウス・プティパ/レフ・イワーノフ Choreography : Marius Petipa / Lev Ivanov
作 曲:ピョートル・チャイコフスキー Music : Pyotr Tchaikovsky
演出・改訂振付:牧 阿佐美 Revised by Maki Asami
装置・衣裳:オラフ・ツォンベック Designs : Olaf Zombeck
照 明:立田雄士 Lighting : Tatsuta Yuji
指 揮:大井剛史 Conductor : Ooi Takeshi
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団 Orchestra : Tokyo Philharmonic Orchestra
キャスト
金平糖の精:小野絢子/米沢 唯/本島美和/川村真樹
王 子:山本隆之/厚地康雄/福岡雄大/芳賀 望
雪の女王:西山裕子/寺田亜沙子/湯川麻美子/堀口 純
クララ:伊東真央/加藤朋子/さいとう美帆/井倉真未

2012.2こうもり5 回公演
振 付:ローラン・プティ Choreography : Roland Petit
音 楽:ヨハン・シュトラウスⅡ世 Music : Johann Strauss Ⅱ
編 曲:ダグラス・ガムレイ Arrangements : Douglas Gamley
美 術:ジャン・ミッシェル・ウィルモット Scenery : Jean-Michel Wilmotte
衣 裳:ルイザ・スピナテッリ Costumes : Luisa Spinatelli
照 明:マリオン・ユーレット/パトリス・ルシュヴァリエ Lighting :Marion Hewlett /Patrice            Lechevallier
指 揮:デヴィッド・ガルフォース Conductor : David Garforth
管弦楽:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 Orchestra : Tokyo City Philharmonic Orchestra
キャスト
ゲスト/新国ダンサー

2012.3アンナ・カレーニナ5 回公演
台本・振付:ボリス・エイフマン Libretto / Choreography : Boris Eifman
音 楽:ピョートル・チャイコフスキー 他(録音音源を使用) Music : Pyotr Tchaikovsky
装 置:マルティニシュ・ヴィルカルシス Set Design : Martins Vilkarsis
衣 裳:ヴャチェスラフ・オークネフ Costumes : Vyacheslav OkunevEifman's Anna Karenina
キャスト
アンナ:厚木三杏/ゲスト 他
カレーニン:山本隆之/ゲスト 他
ヴロンスキー:貝川鐵夫/ゲスト 他

2012.5白鳥の湖6 回公演
振 付:マリウス・プティパ/レフ・イワーノフ Choreography : Marius Petipa / Lev Ivanov
作 曲:ピョートル・チャイコフスキー Music : Pyotr Tchaikovsky
演出・改訂振付:牧 阿佐美 Revised by Maki Asami
舞台装置・衣裳:ピーター・カザレット Designs : Peter Cazalet
照 明:沢田祐二 Lighting : Sawada Yuji
指 揮:アレクセイ・バクラン Conductor : Alexei Baklan
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団 Orchestra : Tokyo Philharmonic OrchestraSwan Lake
キャスト
オデット/オディール:S.ザハロワ/小野絢子/川村真樹 他
ジークフリード王子:A.ウヴァーロフ/福岡雄大/貝川鐵夫 他

2012.6-7マノン5 回公演
振 付:ケネス・マクミラン Choreography : Kenneth MacMillan
音 楽:ジュール・マスネ Music : Jules Massenet
編 曲:レイトン・ルーカス/ヒルダ・ゴーント Arrangements : Leighton Lucas / Hilda Gaunt
照 明:沢田祐二 Lighting : Sawada Yuji
指 揮:未定 Conductor : TBA
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団 Orchestra : Tokyo Philharmonic Orchestra
キャスト
マノン:小野絢子/ゲスト 他
デ・グリュー:福岡雄大/ゲスト 他
レスコー:菅野英男 他