平成25年1月29日(火)
平成24年度
(第49回)
東京藝術大学大学院音楽研究科(修士課程)
学位審査会公開演奏会
2013年1月29日(火)
11:30
オペラ
奏楽堂
〔オペラ〕
1月29日(火)
11:30 開始 奏楽堂
脇園 彩(Ermione:エルミオーネ)
G.Rossini 《Ermione》
ロッシーニ 《エルミオーネ》
第一幕・第二幕より
Oreste:オレステ 村上 敏明
Cleone:クレオーネ 川上 茉莉絵
Fenicio:フェニーチョ 氷見 健一郎
Coro:合唱 声楽科学生有志
指揮/冨平 恭平 演出/國松 真知子 ピアノ/森島 英子
演奏箇所
○第1幕 No.7 フィナーレより冒頭の2重唱 <Amarti?…Ah si,mio ben!>
○第2幕 No.9 グラン・シェーナ・エルミオーネ <Essa corre al trionfo!…~>
約15分に及ぶ、エルミオーレの独壇場。このオペラのハイライトでもある。
ーーー昼休みーーー
13:00 開始
清水 那由太(Filippo Ⅱ:フィリッポ2世)
G.Verdi 《Don Carlo (5 atti)》
ヴェルディ 《ドン・カルロ (5幕版)》
第二幕・第四幕より
Rodrigo:ロドリーゴ 谷 友博
指揮/樋本 英一 演出/松本 重孝 ピアノ/村上 尊志
【演奏箇所】
〔第2幕第2場〕
サン・ジュスト修道院前の庭・人々が退場していく中、フィリッポ2世はロドリーゴを呼び止める。何故帰国後一度も参上しないのかと問うフィリッポ。ロドリーゴは躊躇いつつもフランドルで目にしてきた惨状を王に伝える。ロドリーゴの訴えに対し「地によってのみ平和を保つことができた、その平和を等しくフランドルにもたらすのだ」と答えるフィリッポだったが、ロドリーゴはそれに対し、「そのような恐ろしい平和は墓場の平和、後世王はネロであったと言われるでしょう」と返す。自らを省みぬ諫言に心動かされたフィリッポは、その発言の危険性を示唆し、宗教裁判長への注意を喚起しつつも、父として、夫として抱えるその胸中の悩みをロドリーゴに打ち明け、王妃と王子を監視するようロドリーゴに頼む。ロドリーゴは己の企てを利するこの申し出に対し内心喜びつつもその感情を表に出すことなく、王の命に従うことを誓う。
〔第4幕第1場〕
マドリードの王宮の一室。夢現のフィリッポ。エリザベッタがフランスから嫁いできた日の事を思い出し、「彼女は私を愛していない」と呟く。徐々に覚醒し日々の時の流れと、自らの人生の黄昏を嘆くフィリッポは、「神だけが持っている、人の心を読むことができる力を王冠が与えてくれたなら!」と叫び、再びエリザベッタが自分に対し愛を持っていないことに悲嘆にくれる。
ーーー休憩10分ーーー
松井 彩乃(Componist:作曲科)
R.Strauss 《Ariadne auf Naxos》
リヒャルト・シュトラウス 《ナクソス島のアリアドネ》
序章より
Musiklehrer:音楽教師 萩原 潤
Tenor:テノール歌手 志田 雄啓
Tanzmeister:舞踊教師 吉田 伸昭
Perückenmacher:かつら師 今村 雅彦
Lalai:召使 伊藤 純
Zerbinetta:ツェルビネッタ 藤井 冴
Primadonna:プリマドンナ 小野 綾香
指揮/佐藤 宏充 演出/十川 稔 ピアノ/大藤 玲子 田中 梢
【演奏箇所】
〔序幕〕
最終リハーサルのためにやって来た若い作曲家(女性の演じるズボン役)は、音楽教師から悪い知らせを聞かされる。
~
だが彼女は作曲家が物語に織り込んだ情熱には少しばかり興味を惹かれても、まったく納得はしない。作曲家は説明する。アリアドネはテセウスに糸玉を与えて、彼を迷宮から抜け出させた。彼女は一人の男性にしか愛を捧げることのできない女性像の原型である。ナクソス島(実際には孤島ではなく、キクラデス諸島の中でも最も豊かな島である)に置き去りにされたアリアドネは、死の使いに身を委ねようとする。しかし、その後彼女は幸運なことに、若いバッカスを死の使いと取り違え、「新しく生まれ変わって」、永遠に満たされるのだ。
ツェルビネッタが作曲家を優しくからかう間、二人の対話は小さな愛の二重唱へと展開していく。そして開幕の知らせが、それを唐突に遮る。まだうっとりと夢見心地の作曲家は、神聖なる芸術、音楽への賛歌を即興的に歌い始める。だが躍り出てきた道化師役者たちの姿に、妥協を認めるべきでなかったと後悔にくれる。作曲家は絶望して走り去る。
14:05頃 終了
平成24年度
(第49回)
東京藝術大学大学院音楽研究科(修士課程)
学位審査会公開演奏会
2013年1月29日(火)
11:30
オペラ
奏楽堂に向かう
〔オペラ〕
1月29日(火)
11:30 開始 奏楽堂
脇園 彩(Ermione:エルミオーネ)
G.Rossini 《Ermione》
ロッシーニ 《エルミオーネ》
第一幕・第二幕より
Oreste:オレステ 村上 敏明
Cleone:クレオーネ 川上 茉莉絵
Fenicio:フェニーチョ 氷見 健一郎
Coro:合唱 声楽科学生有志
指揮/冨平 恭平 演出/國松 真知子 ピアノ/森島 英子
演奏箇所
○第1幕 No.7 フィナーレより冒頭の2重唱 <Amarti?…Ah si,mio ben!>
○第2幕 No.9 グラン・シェーナ・エルミオーネ <Essa corre al trionfo!…~>
約15分に及ぶ、エルミオーレの独壇場。このオペラのハイライトでもある。
ーーー昼休みーーー
昼食はキャッスル食堂で
3種ランチ
500円
13:00 開始
清水 那由太(Filippo Ⅱ:フィリッポ2世)
G.Verdi 《Don Carlo (5 atti)》
ヴェルディ 《ドン・カルロ (5幕版)》
第二幕・第四幕より
Rodrigo:ロドリーゴ 谷 友博
指揮/樋本 英一 演出/松本 重孝 ピアノ/村上 尊志
【演奏箇所】
〔第2幕第2場〕
サン・ジュスト修道院前の庭・人々が退場していく中、フィリッポ2世はロドリーゴを呼び止める。何故帰国後一度も参上しないのかと問うフィリッポ。ロドリーゴは躊躇いつつもフランドルで目にしてきた惨状を王に伝える。ロドリーゴの訴えに対し「地によってのみ平和を保つことができた、その平和を等しくフランドルにもたらすのだ」と答えるフィリッポだったが、ロドリーゴはそれに対し、「そのような恐ろしい平和は墓場の平和、後世王はネロであったと言われるでしょう」と返す。自らを省みぬ諫言に心動かされたフィリッポは、その発言の危険性を示唆し、宗教裁判長への注意を喚起しつつも、父として、夫として抱えるその胸中の悩みをロドリーゴに打ち明け、王妃と王子を監視するようロドリーゴに頼む。ロドリーゴは己の企てを利するこの申し出に対し内心喜びつつもその感情を表に出すことなく、王の命に従うことを誓う。
〔第4幕第1場〕
マドリードの王宮の一室。夢現のフィリッポ。エリザベッタがフランスから嫁いできた日の事を思い出し、「彼女は私を愛していない」と呟く。徐々に覚醒し日々の時の流れと、自らの人生の黄昏を嘆くフィリッポは、「神だけが持っている、人の心を読むことができる力を王冠が与えてくれたなら!」と叫び、再びエリザベッタが自分に対し愛を持っていないことに悲嘆にくれる。
ーーー休憩10分ーーー
松井 彩乃(Componist:作曲科)
R.Strauss 《Ariadne auf Naxos》
リヒャルト・シュトラウス 《ナクソス島のアリアドネ》
序章より
Musiklehrer:音楽教師 萩原 潤
Tenor:テノール歌手 志田 雄啓
Tanzmeister:舞踊教師 吉田 伸昭
Perückenmacher:かつら師 今村 雅彦
Lalai:召使 伊藤 純
Zerbinetta:ツェルビネッタ 藤井 冴
Primadonna:プリマドンナ 小野 綾香
指揮/佐藤 宏充 演出/十川 稔 ピアノ/大藤 玲子 田中 梢
【演奏箇所】
〔序幕〕
最終リハーサルのためにやって来た若い作曲家(女性の演じるズボン役)は、音楽教師から悪い知らせを聞かされる。
~
だが彼女は作曲家が物語に織り込んだ情熱には少しばかり興味を惹かれても、まったく納得はしない。作曲家は説明する。アリアドネはテセウスに糸玉を与えて、彼を迷宮から抜け出させた。彼女は一人の男性にしか愛を捧げることのできない女性像の原型である。ナクソス島(実際には孤島ではなく、キクラデス諸島の中でも最も豊かな島である)に置き去りにされたアリアドネは、死の使いに身を委ねようとする。しかし、その後彼女は幸運なことに、若いバッカスを死の使いと取り違え、「新しく生まれ変わって」、永遠に満たされるのだ。
ツェルビネッタが作曲家を優しくからかう間、二人の対話は小さな愛の二重唱へと展開していく。そして開幕の知らせが、それを唐突に遮る。まだうっとりと夢見心地の作曲家は、神聖なる芸術、音楽への賛歌を即興的に歌い始める。だが躍り出てきた道化師役者たちの姿に、妥協を認めるべきでなかったと後悔にくれる。作曲家は絶望して走り去る。
14:05頃 終了
第61回東京藝術大学
卒業・修了展
開催中
展示されている作品から
鑑賞する人たちで賑わう
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