2013年1月9日水曜日

ブルーアイランド氏の初春和装コンサート 日本橋三越 1階中央ホールにて

平成25年1月8日(火)

日本橋三越で行われる「ブルーアイランド氏の初春和装コンサート」を聞くために10時45分頃に1階中央ホールに到着。

晴れ着を着た三人の女性がリハーサルを終えて片付けているところだった。
席を確保して八重洲方面にぶらぶら歩く。

11時半頃に八重洲のよもだそばで特大かき揚げ蕎麦(360円)を食べて会場に戻る。

12時からパイプオルガンの演奏があるかと思ったのだが火曜日は行わない日だった。
残念。
すでに席は大方埋まっていた。

12時30分から司会の女性の話が始まる。

今日の出演は
青島広志(ピアノ)・・・東京藝術大学大学院修士課程修了。
小川紫乃(ヴァイオリン)・・・桐朋学園大学研究科修了。
沼田絵恋(フルート)・・・東京藝術大学大学院修了。
渡辺正子(琴、二十弦)・・・正派音楽院研究科卒業。
大江美恵(十七絃)・・・NHK邦楽技能者育成会第45期卒業。

青島さんは、左手の中指を骨折しているのかギブスをしているように見えた。(当然その指では弾けない)
青島さんの軽妙なお話で進行する。

1曲目
ヴィヴァルディ:春より第1楽章
(渡辺正子さんは、二十弦を演奏)

青島さんが洋楽系の女性陣に質問を。
沼田さんの振袖の値段はという質問に、沼田さんは成人式に両親から贈られたので値段は分からないと回答。小川さんは着物の女王になったことがあり、どのくらいの倍率だったかと質問。凄い倍率だったらしい。二人とも美人なのでこれからこのコンサートには美人しか参加できないとジョークを言う。

2曲目
宮城道雄:春の海
(沼田さん、渡辺さん、大江さんの三人で演奏。渡辺正子さんは、琴(十三絃))
生田流。
ここでは、邦楽系の女性陣に質問。二十弦はドレミに対応した楽器らしい。演奏できる人は少ないらしい。二人とも母親が箏奏者で自然に(?)同じ道に進んだらしい。青島さんらしいトークに観客が湧く。

3曲目
ベートーヴェン:春のソナタ
(青島さん、小川さん、渡辺さん、大江さんの4人で演奏。渡辺さんは二十弦で演奏。)

4曲目
滝廉太郎:花
(皆に歌わせる、渡部さんは二十弦で演奏。)

青島さんの軽妙なおしゃべり(三越の宣伝をいれて)で楽しい30分だった。

ありがたいイベント。

次の14時30分からの演奏開始までに6階で行われている『十五代 楽 吉左衛門展 「フランスでの作陶」-LOUBIGNACの丘の上でー』を見に行く。
実は正月にNHKのプロフェッショナルで楽さんの番組を見て、どんな作品か見てみたいと思っていた。4日の日本橋三越の日本橋七福神めぐりに参加したときに偶然6階で展覧会が行われているのを知って会場に行き感激した。今日は2回目の鑑賞。展覧会も最終日だった。昭和24年生まれ。常に新しいことに挑戦している(伝統の重みに喘ぎながら)。いつまでも挑戦心を忘れないようにしなければ。

14時30分から再度コンサートを鑑賞。
青島さんのサービス精神に感謝。


 

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