2013年1月19日土曜日

新国立劇場オペラ 2013/2014シーズン ラインアップ

新国立劇場 2013/2014シーズン オペラ

ヴェルディ・イヤーにあたるこのシーズンは、新制作『リゴレット』でオープニングの幕が開く。
指揮はピエトロ・リッツォ、演出はアンドレアス・クリーゲンブルク。新しい演出による舞台が楽しみ。
そして『フィガロの結婚』『ホフマン物語』、年が明けて『カルメン』『蝶々夫人』と、劇場が大切にしていかなければならない作品を敢えて取り上げる。
新制作の2本目にあたる作品は、コルンゴルトの『死の都』。あまり上演されることのないオペラだが、難役といわれる主役の2人をはじめ、プロダクションに携わる人たちがこの作品の真価を示してくれるだろう。
この後に、同じ時代を生きた作曲家の作品として、前回話題を呼んだ『ヴォテェック』が続く。
そして『カヴァレリア・ルスティカーナ』と『道化師』を、新制作作品として取り上げる。誰もがいつかもう一度観たいと思っているこの2作品に、実力のあるテノールの二人が華を添えてくれる。
そして、『アラベッラ』、観客の皆様に笑みをもたらす作品。
締めくくりは日本オペラ。三島由紀夫原作の『鹿鳴館』。

◎ヴァルディ (初心者におすすめ)
世界第一線の歌手による火花散る競演!
新国立劇場が贈る21世紀のヴェルディ!
新制作『リゴレット』
Verdi【全3幕/イタリア語上演/字幕付】
2013年10月3日、6日、9日、12日、16日、19日、22日

◎モーツァルト (初心者におすすめ)
選りすぐりの若手歌手陣に注目!
永遠に輝き続けるモーツァルト不朽の名作。
『フィガロの結婚』
Mozart【全4幕/イタリア語上演/字幕付】
2013年10月20日、23日、26日、29日

◎オッフェンバック
観るものを夢幻の世界へと誘う、
詩人ホフマンの3つの悲恋物語。
『ホフマン物語』
Offenbach【全5幕/フランス語上演/字幕付】
2013年11月28日、12月1日、4日、7日、10日

◎ビゼー (初心者におすすめ)
スペインを舞台に激しく燃え上がる、
運命の女カルメンとドン・ホセの宿命の愛!
『カルメン』
Bizet【全3幕/フランス語上演/字幕付】
2014年1月19日、22日、26日、29日、2月1日

◎プッチーニ (初心者におすすめ)
一途に愛を貫いた蝶々さんの悲劇を、
数々の感動を生んだ名舞台で。
『蝶々夫人』
Puccini【全2幕/イタリア語上演/字幕付】
2014年1月30日、2月2日、5日、8日

◎コルンゴルト
世紀末の退廃薫る、喪失と回復の物語。
濃密な後期ロマン派の傑作。
新制作『死の都』
Korngold【全3幕/ドイツ語上演/字幕付】
2014年4月5日、8日、11日、13日

◎マスカーニ/レオンカヴァッロ (初心者におすすめ)
南イタリアの情熱を生々しく伝える愛憎劇。
ヴェリズモ・オペラの二大傑作!
新制作『カヴァレリア・ルスティカーナ』
Mascagni【全1幕/イタリア語上演/字幕付】
『道化師』
Leoncavallo【全2幕/イタリア語上演/字幕付】
2014年5月14日、17日、21日、24日、27日、30日

◎R.シュトラウス
R.シュトラウスの煌めく響き!
運命の人との愛を夢見る美しき姉妹の恋物語。
『アラベッラ』
R.Strauss【全3幕/ドイツ語上演/字幕付】
2014年5月22日、25日、28日、31日、6月3日

◎池辺晋一郎
華麗なる明治社交界に渦巻く愛憎と謀略。
新国立劇場発の傑作オペラ。
『鹿鳴館』
《中劇場》
Ikebe Shinichiro【全4幕/日本語上演/字幕付】
6月19日、20日、21日、22日

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