2013年1月14日月曜日

ニーノ・ロータ:珠玉のラヂオ・オペラ初演 喜劇『ノイローゼ患者の一夜』『内気な二人』 国立音楽大学音楽研究所 オペラ演奏研究部門 2012年度公演

平成25年1月13日(日)
 
温かい日曜日。
国立音楽大学音楽研究所主催のオペラ公演を観に
西武線で玉川上水駅まで行く。
駅前には玉川上水が流れているので
取り敢えず見に行く。
 


何もありそうもない街並みなので
駅の通路にあるマクドナルドで
ハンバーガーを食べる。
320円
(おまけにコーヒー無料券1枚)
 
 
国立音楽大学には
お墓の横の狭い道を歩いていく。
写真に写っているのは皆お墓。

 
国立音楽大学講堂大ホール前で14時前から並ぶ。
14時15分開場とのこと。

 
開場時に大きな音で演奏が始まるので
気を付けるようにと注意された。
逃げられないので仕方ない。

 
国立音楽大学講堂大ホール

 
今日の演目

 
 
国立音楽大学音楽研究所
オペラ演奏研究部門
2012年度公演
 
ニーノ・ロータ:珠玉のラヂオ・オペラ初演
Nino Rota (1911-1979)
 
喜劇 『ノイローゼ患者の一夜』 全1幕
 
叙情劇 『内気な二人』 全1幕
 
イタリア語原語主演(日本語字幕付き)
 
2013年1月13日(日) 15:00 開演
国立音楽大学講堂大ホール
 
『ノイローゼ患者の一夜』は昨年に引き続き2回目だが、小鉄さんの表現力の素晴らしさに圧倒される。演目への理解力が増し、魅力が増したと思う。キャスティングも凄い。約45分の公演。
約25分の休憩を挟み、『内気な二人』が16時10分頃からスタート。約1時間の公演。
前者が男性中心の演目だったのに比べ、女性の役割が多く魅力的な歌い手とその演技力を堪能できた。若い3人の大学院生も魅力的。
ニーノ・ロータのオペラを研究し、日本初演を毎年試みている心意気に感謝。
 
**********
 
国立音楽大学音楽研究所 オペラ演奏研究部門 2012年度公演
『ニーノ・ロータ:珠玉のラヂオ・オペラ初演』
イタリア語原語上演/日本語字幕付き
 
作曲:ニーノ・ロータ Nino Rota (1911-79)
 
《ノイローゼ患者の一夜 La notte di un Nevrastenico》
一幕の喜劇(Dramma buffo)
 
台本:リッカルド・バッケリ Riccardo Baccheili(1891-1985)
初演:トリノ、RAI テレビ・アウディトーリウム(1959年11月19日)
    〔劇場〕ミラノ、ピッコラ・スカラ(1960年2月8日)
 
《内気な二人 I due timidi》(日本初演)
一幕の叙情劇(Opera radiofonica)*
 
台本:スーゾ・チェック・ダミーコ Suso Cecchi D’Amico(1914-)
初演:ローマ、RAI アウディトーリウム(1950年11月15日)
 
*作品のジャンル分けとしては〔ラヂオ・オペラ〕となっていますが、今回は作品の内容をイメージしやすいように〔叙情劇〕とした。
 
【キャスト&スタッフ】
 
《ノイローゼ患者の一夜》
ノイローゼ患者(ホテルの客、不眠症の男)・・・小鉄 和広(バス・バリトン)
フロント係(ホテルの従業員)・・・森田 学(バス)
退役軍人社長(ホテルの客)・・・青栁 素晴(テノール)
カップルの彼氏(ホテルの客)・・・大間知 覚(テノール)
カップルの彼女(ホテルの客)・・・小林 菜美(ソプラノ)
客室係(ペッピーノ、ホテルの従業員)・・・三木 佑真(テノール/大学院1年)
客室・荷物係、エレベーター係(ホテルの従業員)・・・プロジェクト受講生
 
《内気な二人》
靴職人(兼 語り手)・・・久保田 真澄(バス)
マリウッチャ(集合住宅に住む若い娘)・・・松原 有奈(ソプラノ)
ライモンド(マリウッチャに恋する若者)・・・井ノ上 了吏(テノール)
シニズガッリ氏(集合住宅に住む医者)・・・大間知 覚(テノール)
グイドッティ婦人(ペンションの経営者)・・・岩森 美里(メゾ・ソプラノ)
マリウッチャの母・・・与田 朝子(メゾ・ソプラノ)
ヴィットーリオ(集合住宅の管理人)・・・須藤 慎吾(バリトン)
ルチーア・・・田宮 実香(ソプラノ/大学院2年)
マリーア・・・岩永 美稚子(ソプラノ/大学院2年)
リーザ・・・中川 香里(メゾ・ソプラノ/大学院1年)
宿泊客(ペンションに滞在中の男)・・・大槻 聡之介(バリトン/外部受講生)
 
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指揮:河原 忠之
演出:中村 敬一
 
管弦楽:くにたちオペラプロジェクト管弦楽団
合唱:くにたちオペラプロジェクト合唱団
 
総監督・制作:小林 一男
舞台監督:徳山 弘毅
字幕翻訳:森田 学
字幕制作・演出助手:古川 真紀
製作助手:志田尾 恭子、阿部 雅子
 
プロフィール
 
小林 一男 ●総監督・制作
1973年国立音楽大学卒業後、日伊コンコルソでミラノ大賞を受賞し、イタリア政府給費留学生としてイタリア・ミラノのヴェルディ音楽院に留学。国立音楽大学音楽研究所オペラ演奏研究部門主任。国立音楽大学教授。
 
河原 忠之 ●指揮
国立音楽大学卒業。同大学大学院修了。1991年より訪伊。国立音楽大学・大学院准教授。国立音楽大学音楽研究所オペラ演奏研究部門研究所員。
 
中村 敬一 ●演出
オペラ演出家。武蔵野音楽大学、同大学院で声楽を専攻、卒業後、舞台監督集団「ザ・スタッフ」に所属してオペラスタッフとして活躍。89年より文化庁派遣在外研修員として、ウィーン国立歌劇場にて、オペラ演出を研修。国立音楽大学客員教授、大阪音楽大学客員教授、大阪教育大学講師、沖縄県立芸術大学講師。国立音楽大学音楽研究所オペラ演奏研究部門研究所員。
 
小鉄 和広 ●バス・バリトン
東京藝術大学卒業、同大学院修了。イタリア声楽コンコルソ、シエナ部門優勝。文化庁派遣芸術家在外研修員等としてイタリアに学ぶ。国立音楽大学講師。二期会会員。国立音楽大学音楽研究所オペラ演奏研究部門研究所員。
 
森田 学 ●バス
東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。二期会イタリア歌曲研究会、国立音楽大学・大学院講師。音楽研究所オペラ演奏研究部門研究所員。
 
青栁 素晴 ●テノール
国立音楽大学卒業。国立音楽大学講師。二期会会員。
 
大間知 覚 ●テノール
国立音楽大学、同大学院修了。91年イタリア声楽コンコルソ第1位、ミラノ大賞受賞。92年イタリアに留学、ヴェルディ国立音楽院に学ぶ。国立音楽大学講師。二期会会員。日本オペラ協会会員。
 
小林 菜美 ●ソプラノ
国立音楽大学声楽科卒業、同大学院声楽科オペラ科専攻修了。二期会オペラスタジオを優秀賞を受賞し終了。第27回日本イタリア声楽コンコルソ金賞受賞。国立音楽大学講師。二期会会員。
 
久保田 真澄 ●バス
国立音楽大学卒業、同大学院修了。第62回日本音楽コンクール第3位。国立音楽大学准教授。藤原歌劇団団員。
 
松原 有奈 ●ソプラノ
国立音楽大学声楽科卒業、同大学院修了。イタリア・ミラノにて研鑽を積む。第64回日本音楽コンクール第2位。国立音楽大学講師。二期会会員。
 
井ノ上 了吏 ●テノール
国立音楽大学卒業。イタリア声楽コンコルソ金賞、テノール大賞(2年連続)受賞。91年よりイタリアに留学。国立音楽大学講師。二期会会員。
 
岩森 美里 ●メゾ・ソプラノ
国立音楽大学、同大学院卒業。二期会オペラスタジオ第27期修了。文化庁オペラ研修所第5期修了。文化庁派遣芸術家在外研修員としてウィーンへ留学。国立音楽大学准教授。東京二期会、東京室内歌劇場会員。東京藝術大学大学院オペラ科非常勤講師。
 
与田 朝子 ●メゾ・ソプラノ
国立音楽大学声楽科卒業。二期会オペラスタジオ修了。2001年文化庁在外研修でイタリアに留学。国立音楽大学講師。二期会会員。
 
須藤 慎吾 ●バリトン
国立音楽大学卒業、同大学院修了。第37回イタリア声楽コンコルソシエナ大賞、第42回日伊声楽コンコルソ第1位ならびに歌曲賞。国立音楽大学講師。藤原歌劇団団員。
 
オペラプロジェクト研究会受講生。
音楽研究所オペラ演奏研究プロジェクトの研究活動を公開する「オペラプロジェクト研究会」を受講する大学院修士課程生、及び許可された外部受講生。本年度受講生:9名(声楽8名、指揮1名。なお外部受講生5名(うち指揮1名)を含む)
 
 
帰宅して夕食は
京王デパートで開催されている駅弁大会で買ってきてもらった
米沢牛のお弁当


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