2013年1月17日木曜日

『エリザベート王妃国際コンクール優勝者、アグネスに登場!』 アンドレイ・バラーノフ:ヴァイオリン、青木美樹:ピアノ

平成25年1月16日(水)
 
一昨日の雪がまだ残る
杉並区天沼の路地
 
 
杉並区立中央図書館横の
読書の森も雪だらけ

 
ランチタイムコンサートを聴くため
アグネスホテルに

 
アグネスホテル東京
アグネスホール

 
 
2013年1月16日(水)
11:40開場
予定より10分遅れ、多くの客が入り口で待つ
12:00からホテル担当者の挨拶
12:05開演
 
第94回ランチタイムコンサート
 
『エリザベート王妃国際コンクール優勝者、アグネスに登場!』
 
ーーー*プログラム*---
 
静かめの曲から華やかな曲への順番の趣向で
 
◇グラズノフ/グランド・アダージョ
ロシアの作曲家グラズノフの名作、バレエ音楽「ライモンダ」第2幕で、貴族アブドゥラーマがライモンダに愛を告白する最高の見せ場でヴァイオリンが奏でる美しく甘美なメロディ。
 
◇サン=サーンス/序奏とロンド・カプリチオーソ イ短調 作品28
フランスの作曲家サン=サーンスが、名ヴァイオリニスト、パブロ・デ・サラサーテに献呈した作品。メランコリックなアンダンテの序奏の後、8分6拍子のロンドでは華麗なヴァイオリンの技巧が随所にちりばめられている。本日のビゼー編曲によるピアノ伴奏版は、ヴァイオリン協奏曲としても人気の高い作品の一つとなっている。
 
◇ドビュッシー/月の光(ヴァイオリンとピアノ編曲版)
フランス印象派の作曲家、ドビュッシーの「ベルガマスク組曲」の第3曲。ピアノ曲としてよく知られた作品だが、今回はヴァイオリンとピアノ編曲版で演奏する。ベルガマスク組曲は、ドビュッシーが北イタリアのベルガモ地方の印象を表現したという説や、ヴェルレーヌの詩集による歌曲集「艶なる宴 第1集」中の「月の光」との関連を指摘する説などがある。
 
◇ヴィエニャフスキ/華麗なるポロネーズ 作品4
ヴィエニャフスキはポーランドのヴァイオリニストで作曲家。こちらもヴァイオリニストの超絶技巧の魅力が存分に溢れている。ポーランドの舞曲“ポロネーズ”のリズムによる華やいだ雰囲気の小品である。
 
*昨晩はメキシコ人の男性ヴァイオリニストの演奏を堪能したが、今日はロシアの男性ヴァイオリニスト。流石プロの演奏は素晴らしい。本当はお金を払って聴かなくてはいけないのだけれど。青木さんとは6年前からで、今回のツアーで今日が6回目のコンサートだとのこと。約30分の演奏だけれど魅力いっぱい。
 
(アンコール)
◇サラサーテ/ツィゴイネルワイゼン
 
ーーー*演奏者プロフィール*---
 
アンドレイ・バラーノフ(ヴァイオリン) Andrey Baranov
 
2012年、エリザベート王妃国際コンクールに優勝し、一躍脚光を集めるロシアの俊英ヴァイオリニスト。1986年、サンクトペテルブルク生まれ。5歳からヴァイオリンを学び、サンクトペテルブルク音楽院、ローザンヌ音楽院にて研鑽を積む。V.オフチャレック、P.ポポフ、P.アモイアルに師事。2008年、ベンジャミン・ブリテン国際音楽コンクール(ロンドン)、H.マト―国際音楽コンクール(ドイツ)にて優勝。2010年には、仙台国際音楽コンクールにて第2位受賞を始め、インディアナポリス、オイストラフ、パガニーニ、南アフリカの各国際コンクールにて入賞。2012年5月、ベルギーで行われたエリザベート王妃国際音楽コンクール・ヴァイオリン部門にて第1位受賞。本選で演奏したショスタコーヴィチの協奏曲ではスタンディングオベーションを受けた。そのほか数多くの国際コンクールでの輝かしい入賞歴を誇る。2005年、V.ペトレンコ指揮、サンクトペテルブルク・フィルとのデビュー以来、ロイヤル・フィル、ルクセンブルク・フィル、仙台フィルなどのオーケストラ、V.テミルカーノフ、W.ヴェラー、E.クリヴィヌら著名な指揮者と共演。また、アムステルダム・コンセルトヘボウ、モスクワ・チャイコフスキーホール、ロンドン・カドガンホールなど世界の名だたる演奏会場に出演。これまでに、2枚のCDをリリースしており、リサイタルCDは、スイス・ロマンド・オーケストラ新人賞としてリリースされたほか、ドイツ・バイエルン放送により録音されたチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲は、“ハイフェッツを思い出させる演奏”と絶賛された。2013年にはサンクトペテルブルク・フィルとの共演によるショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲のCDがシグナムより、またヴァイオリン小品集がヘンスラーより相次いでリリースされる予定である。23歳の若さでローザンヌ音楽院にてピエール・アモイアル氏のアシスタントに就き、現在も指導を行っているほか、2011年よりペルミ(ロシア)の国立歌劇場およびムジカ・エテルナ響の客演コンサートマスターとして両団体の音楽監督・指揮者であるテオドール・クルレンツィスの招きにより就任。楽器については、2011年7月以来、NPO法人イエロー・エンジェル理事長、宗次徳二氏よりA.ポッジ(EX.ナタン・ミルスタイン/1947年製)の貸与を受けている。その後、エリザベート王妃コンクールの優勝者特典として、日本音楽財団よりストラディヴァリウス「ハギンス」(1708年製)を貸与された。
 
青木 美樹(ピアノ)
 
東京に生まれる。9歳で渡英。12歳で、ロンドンのフェスティバルホールにてナショナル・フィルとの共演でデビュー。ロンドン、パーセルスクール卒業後、渡米。インディアナ大学、イェール大学大学院卒。さらに、ハンブルグ音楽大学国家演奏家資格コースを首席で卒業。故ジェルジー・シェベック、練木玲子、ボリス・ベルマン、エフゲニー・コロリオフの各氏に師事する。2004年、イブラ国際コンクール入賞、さらにドビュッシー特別賞を受賞。ニューヨーク・コンサート・アーチスト・ギルド・コンクール、セミファイナリスト他、世界各地のコンクールで優勝を含む多数の受賞歴を誇る。


 
終演後、食べる店を探したが
飯田橋方面まで歩いて
結局サブウエイで食べた




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