2012年10月27日土曜日

毎日新聞・大阪朝刊より「学生音コン:大阪大会本選 バイオリン部門 入賞者が決まる」

毎日新聞・大阪朝刊より「学生音コン:大阪大会本選 バイオリン部門 入賞者が決まる」
毎日新聞 2012年10月28日 大阪朝刊
 
 第66回全日本学生音楽コンクール(毎日新聞社主催、NHK後援)大阪大会本選が27日、大阪市北区のあいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホールで始まった。初日のバイオリン部門は予選通過者27人が出場し、次の入賞者が選ばれた。小学校・中学校の部は上位3人、高校の部は上位2人が12月2、3の両日、横浜市西区の横浜みなとみらいホール小ホールでの全国大会に出場する。(敬称略)
 
 <小学校の部>1位=桑原陽太(大阪・茨木市立大池小6年)▽2位=吉本梨乃(神戸市立向洋小4年)▽3位=米岡結姫(兵庫・伊丹市立鈴原小6年)
 
<中学校の部>1位=吉田南(奈良・天理中2年)▽2位=福田廉之介(岡山・赤磐市立桜が丘中1年)▽3位=芝内もゆる(大阪・相愛中3年)
 
<高校の部>1位=友滝真由(奈良市立一条高2年)▽2位=内尾文香(大阪府立北千里高1年)▽3位=中村友希乃(大阪・相愛高2年)
 
学生音コン:大阪本選 バイオリン部門 小学校1位、茨木・大池小の桑原さん笑顔 /大阪
毎日新聞 2012年10月28日 地方版
 
 27日に大阪市北区のザ・フェニックスホールで行われた「第66回全日本学生音楽コンクール」(毎日新聞社主催)大阪大会本選。バイオリン部門小学校の部で茨木市立大池小6年の桑原陽太さん(12)が1位に輝いた。桑原さんは12月2日に横浜市で開かれる全国大会に出場する。
 「結果を聞いて、ほんまかなあ、と思いました」と照れ笑いを浮かべていた桑原さん。同コンクールには昨年初挑戦して、大阪大会の奨励賞を受賞した。「去年は演奏中に音程がうまく取れなかったところがあったので仕方ないと思ったけど、結果は悔しかった。次は絶対音程を外さないようにする」とリベンジを誓ったという。
 以後、学校から帰ると遊びにも行かずに午後4時ごろから毎日4時間、休みの日には6〜7時間、ひたすら練習を重ねてきた。今年6月には大阪城西の丸庭園であった大阪フィルハーモニー交響楽団の「星空コンサート」にソリストとして出演。初めてのオーケストラとの協演で、1万人を超す観客の前で、メンデルスゾーンのバイオリン協奏曲を弾いて度胸を身につけた。
 桑原さんはその思い出の曲で全国大会に挑む。【出水奈美】
 
学生音コン:大阪本選 バイオリン部門 W快挙 中学校の部・吉田さん、高校の部・友滝さん1位 /奈良
毎日新聞 2012年10月28日 地方版
 
 27日に大阪市北区のザ・フェニックスホールで行われた第66回全日本学生音楽コンクール(毎日新聞社主催)大阪大会本選。バイオリン部門中学校の部で天理市の吉田南さん(14)=天理中2年、高校の部で生駒市の友滝真由さん(17)=奈良市立一条高2年=がそれぞれ1位になった。横浜市で開かれる全国大会には、吉田さんが12月2日、友滝さんが同3日に出場する。
 吉田さんは小学6年生の時に同コンクール小学校の部で全国大会1位に輝いた。以後、大阪フィルハーモニー交響楽団と協演するなど舞台経験を積んできた。「今日は思った通りに弾けました。100点です。全国大会ではバルトークのバイオリン協奏曲第2番を演奏するので、天国のバルトークが喜んでくれるように弾きたい」と話していた。
 友滝さんは同コンクール中学校の部では3年連続3位。高校生になって見事リベンジを果たした。「3位が続いた時はまたかと感じていたので、1位になれて、もううれしすぎてびっくりです。全国大会では温かい気持ちを届けられるように弾きたい」と大喜びだった。【出水奈美】

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