2012年10月23日火曜日

☆女声二人とピアノで贈る癒しのランチタイム~歌曲やオペラから珠玉の作品を~ 村元彩夏:ソプラノ、遠藤亜希子:メゾソプラノ、栗田奈々子:ピアノ

平成24年10月23日(火)
12:05~ 12:35~ 2回公演(演奏時間20分程度)
新宿三井ビル Lb階



新宿三井ビルディング
「55癒しの指定席」
ランチタイムコンサート

第298回
☆女声二人とピアノで贈る癒しのランチタイム
~歌曲やオペラから珠玉の作品を~

*リハーサルのみ聴いたが、実力派3人の演奏に大満足。栗田さんのピアノは良い音色を出していた。遠藤さんのハバネラ、村元さんの月に寄せる歌などに聞き惚れた。

◆プログラム◆

Aプログラム 12:05~
1.姉妹 〔二重唱〕
メーリケ 作詞/ブラームス 作曲 
*姉妹は顔も形もうり二つ、何をするにも一緒の、大の仲良し。ついには同じ青年に恋をしてしまうのでした!
2.秋の歌 〔二重唱〕
ジークフリート 作詞/シューマン 作曲 
*秋のもたらす寂しさと、やがて来る冬への感謝。それは二声の掛け合いによっていっそう確信をもって歌われます。
3.里の秋 〔村元〕
斎藤信夫 作詞/海沼實 作曲 
*山里の穏やかな暮らしの中、家族の無事を祈る思いが、のどかで優しいメロディにのせて歌われます。
4.赤とんぼ 〔遠藤〕
三木露風 作詞/山田耕筰 作曲
*皆知っている童謡だが、実は歌詞が4番まであり、3番の歌詞を知ると長閑な印象だけではなく胸に迫るものがある。
5.落葉松 〔二重唱〕
岩間純 作詞/小林秀雄 作曲
*落葉松の時期の雨に、手や心、思い出、目も濡れる・・・状況や気持ちの変化を情景に反映させており、行間に日本人らしい情感が溢れています。

Bプログラム 12:35~
1.花の二重唱 〔二重唱〕
ドリーブ作曲 オペラ「ラクメ」より
*英国統治下のインド、ラクメの許されざる恋の物語。このオペラの中で最も有名なこの曲は、ラクメと侍女マリカの《花の二重唱》です。
2.ハバネラ 〔遠藤〕
ビゼー作曲 オペラ「カルメン」より
*何物にも縛られないボヘミア女・カルメン。恋は野の鳥、気まぐれよ・・・と、自由で本能のままに生きることを望む彼女が登場シーンで歌います。
3.月に寄せる歌 〔村元〕
ドボルジャーク作曲 オペラ「ルサルカ」より
*水の精ルサルカは、時折湖にやって来る王子に恋をします。美しい旋律で、夜空の月に向かって切ない想いを歌いあげる曲。
4.花の二重唱 〔二重唱〕
プッチーニ作曲 オペラ「蝶々夫人」より
*待ち侘びていた愛する夫ピンカートンを迎えるため、庭中の花をつんで部屋に飾る蝶々さんとスズキの《花の二重唱》。しかし、その夫は帰ることはないのです。

◆出演者プロフィール◆

村元 彩夏 むらもと あやか ソプラノ
岩手大学卒業。東京藝術大学大学院修士課程修了、同大学院博士課程に在籍。第20回友愛ドイツ歌曲コンクール第一位、文部科学大臣賞受賞。副賞としてウィーンにてリサイタルを行う。第60回「藝大メサイア」出演。J.S.バッハの教会カンタータ、ミサ曲、「クリスマス・オラトリオ」、モーツァルト、フォーレ、ラター「レクイエム」、メンデルスゾーン「エリヤ」等のソリストを務める。声楽を佐々木正利、朝倉蒼生、秦貴美子、寺谷千枝子の各氏に師事。

遠藤亜希子 えんどう あきこ メゾソプラノ
日本女子大学英文学科および東京藝術大学声楽科卒業。東京藝術大学大学院修士課程修了。現在、同大学院博士課程に在籍。オペラ出演は「カルメン」タイトルロール、「フィガロの結婚」マルチェッリーナ、「ジャンニ・スキッキ」ズィータ等々。第343回藝大合唱定期演奏会 シューマン「楽園とペリ」、「第九」ほか宗教曲のソリストも務める。2011年山手の丘音楽コンクール第3位。本年5月ラ・フォル・ジュルネ音楽祭に出演。

栗田 奈々子 くりた ななこ ピアノ
東京藝術大学附属高校・同大学を経て同大学院1年在学中。同時に大学院ティーチングアシスタント。大学1年時に日本音楽コンクール入選。ABCフレッシュコンサート、藝大モーニングコンサート、藝大定期室内楽、同声会新人演奏会、読売新人演奏会などに出演。室内楽を伊藤恵、鈴木理恵子、青柳晋、玉井菜採各氏、ピアノを寄島清美、國谷尊之、沼田宏行、エヴァ・ポヴォツカ、島田彩乃、迫昭嘉各氏に師事。

今日の昼食
新宿・思い出横丁
かめや
天玉そば
380円
 


 

0 件のコメント: