2012年10月30日火曜日

毎日新聞・大阪朝刊より「学生音コン:大阪本選 声楽部門 入賞者決定」

毎日新聞・大阪朝刊より「学生音コン:大阪本選 声楽部門 入賞者決定」
毎日新聞 2012年10月30日 大阪朝刊
 
 第66回全日本学生音楽コンクール(毎日新聞社主催、NHK後援)大阪大会本選は29日、大阪市北区のあいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホールで声楽部門の審査があった。予選通過者23人が出場し次の入賞者が選ばれた。高校・大学の部とも上位3人が12月4日、横浜市西区の横浜みなとみらいホール小ホールでの全国大会に出場する。(敬称略)
 
 <高校の部>1位=寺島弘城(香川県立坂出高3年)▽2位=岡うらら(同)▽3位=貞松響(京都市立京都堀川音楽高2年)▽奨励賞=近藤優理(香川県立坂出高3年)
 
<大学の部>1位=城村紗智(東京音楽大大学院1年=ふるさと参加)▽2位=前田満(大阪音楽大音楽専攻科)▽3位=野々村彩乃(同3年)▽奨励賞=市川敏雅(大阪芸術大4年)
 
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学生音コン:大阪大会 坂出高3年・寺島弘城さん、声楽・高校の部1位 「心臓が止まりそうなくらいうれしい」 /香川
毎日新聞 2012年10月30日 地方版
 
 29日に大阪市北区のザ・フェニックスホールで行われた「第66回全日本学生音楽コンクール」(毎日新聞社主催)大阪大会本選の声楽部門・高校の部で、1位に輝いた高松市の寺島弘城さん(18)=坂出高校3年=は、「高校生活3年間の集大成として臨んだ大会。心臓が止まりそうなくらいうれしい」と喜び、ガッツポーズを繰り返した。
 母はピアノの先生で、姉も大学でピアノを専攻する音楽一家に生まれ、6歳から本格的に練習を始めた。声楽を選んだのは「楽器にはない『言葉』という表現方法で、人を感動させたかった」という理由からだ。
 高校1年時に大阪大会本選で3位に。それだけに、1位を狙う気持ちは並々ならぬものがあったが、「練習でしてきた事を出し切るだけ」と、平常心を心がけた。12月4日に横浜市である全国大会に向けて「とにかく気持ちよく、満足できるように歌えるよう、練習を重ねたい」と意気込んだ。【村松洋】
 
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学生音コン:大阪本選 声楽・大学の部1位 泉佐野生まれの城村紗智さん「世界に一つだけの声」で魅了 /大阪
毎日新聞 2012年10月30日 地方版
 
 29日に大阪市北区のザ・フェニックスホールで行われた「第66回全日本学生音楽コンクール」大阪大会本選の声楽部門・大学の部で1位に輝いた東京都武蔵野市の城村紗智さん(22)=東京音楽大大学院1年は、決定を知り「自分が1位なんて信じられない」とはにかんだ笑顔を見せた。
 泉佐野市生まれ。元々緊張しやすい性格で、大阪大会本選前日も寝られなかったという。本番後も「いつもと違うことをして、息が続かなかった」と、反省会をしている最中の1位の知らせに「ただただびっくりしている」と驚いた様子だった。
 3歳からピアノを習っていたが、高校1年時に音楽教諭の元で声楽を習い始めた。「世界中に1人しかいない自分の声で演奏できるのが声楽。練習次第で音域も広がったり、表現の幅が増えるのが楽しい」と、魅力を話す。12月4日に横浜市で開かれる全国大会に向け「コンクールではなく、演奏会のように楽しんで歌いたい」と抱負を語った。

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