2012年10月2日火曜日

新国立劇場のオペラパレス・ホワイエでオープニング・トークセッション「ベンジャミン・ブリテンの世界」

平成24年10月1日(月)
19:00~20:55
 
新国立劇場開業15周年
新国立劇場・英国舞台芸術フェスティバル2012
オープニング・トークセッション
 
バンジャミン・ブリテンの世界
 
 
新国立劇場オペラパレス・ホワイエ
 
主催:ブリティッシュ・カウンシル、新国立劇場

 
2013年に生誕100周年を迎えるベンジャミン・ブリテンの代表作 オペラ「ピーター・グライムズ」の公演が、いよいよ明日(10月2日)に初日を迎える。
今日は、ブリテン=ピアーズ財団のジェネラル・ディレクターのリチャード・ジャーマン氏が、20世紀最大の歌劇作曲家のひとりであるブリテン氏の生涯と、作品の魅力について熱く語ってくれた。
トークの後半では、「ピーター・グライムズ」の指揮者リチャード・アームストロング氏、演出のウィリー・デッカー氏も交えて、今回のプロダクションの舞台創造の裏側や作品の見どころなどを語ってくれた。
喋り過ぎで通訳が大変だった。
明日が初日だというのに約2時間ありがとうございます。
 
~登壇者紹介~
 
□リチャード・ジャーマン
Richard Jarman
 
71年よりイングリッシュ・ナショナル・オペラにて劇場やオペラの基礎を身につける。英国アーツ・カウンシルでダンスの海外公演を担当した後、78年のエディンバラ音楽祭にジョン・ドラモンドのチームの芸術補として参加、後に音楽祭のアドミニストレーターに就任した。84年イングリッシュ・ナショナル・バレエのジェネラル・アドミニストレーター、91年スコティッシュ・オペラ総監督に就任。98~00年英国ロイヤルオペラ芸術監督を務め、01年よりブリテン=ピアーズ財団ジェネラル・ディレクターとして、ブリテンの音楽を世界中に広めている。
そのほか、シュツットガルト・バレエ、アメリカン・バレエ・シアター、ケンブリッジ・アーツ・センター、ベネシュ・インスティチュートなどの運営にも関わる。アスコナス・ホルトのダンス顧問、ダンス・アンブレラの会長もつとめた。
 
□リチャード・アームストロング
(「ピーター・グライムズ」指揮)
Richard Armstrong
 
イギリス・レスター生まれ。73~86年ウェールズ・ナショナル・オペラの音楽監督を務め、90年日本ツアーでの「サロメ」「ファルスタッフ」など国内外で数多くの作品を指揮。82年「ビリー・バッド」で英国ロイヤルオペラにデビュー。93~05年スコティッシュ・オペラ音楽監督を務め、04年まで毎年エディンバラ音楽祭に出演、「ニーベルングの指環」などいずれも好評を博した。バイエルン州立歌劇場、ジュネーヴ歌劇場など他劇場、オーケストラへの客演も多い。93年大英帝国勲章(CBE)受勲。新国立劇場初登場。
 
□ウィリー・デッカー
(「ピーター・グライムズ」演出)
Willy Decker
 
ケルン生まれ。78年よりオペラ演出家として活躍し、ワーグナーからイタリア・オペラ、現代オペラまで幅広い作品をドイツ各地の主要歌劇場、ウィーン国立歌劇場、パリ・オペラ座、英国ロイヤルオペラ、ザルツブルク音楽祭などで演出。05年ザルツブルク音楽祭の「椿姫」はカルト的人気を博し、11/12シーズンにメトロポリタン歌劇場でも上演。09~11年までルール・トリエンナーレの総裁を務めた。新国立劇場では08年「軍人たち」が上演され、日本オペラ史上に残る公演となった。
 
通訳:横田佳世子
 

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