freetime: 日本が世界に誇る大チェリスト　藤原真理『ＢＡＣＨの夜』

2012年10月16日火曜日

日本が世界に誇る大チェリスト　藤原真理『ＢＡＣＨの夜』

平成２４年１０月１５日（月）
１８：３０～１９：４０

日本橋三井タワーアトリウム
７周年記念コンサート

日本が誇る大チェリスト
藤原真理『ＢＡＣＨの夜』

【出演】
藤原真理
（チェロ／チャイコフスキー国際音楽コンクール第２位）
金木博幸
（ナビゲーター／東京フィル首席チェリスト）

【プログラム】
バッハ：無伴奏チェロ組曲
第１番（ＢＷＶ１００７）
第２番（ＢＷＶ１００８）
第３番（ＢＷＶ１００９）
（アンコール）
第１番（ＢＷＶ１００７）の前奏曲・・・本演奏とは別に前に弾いていた弾き方（現代風）らしい

＊たしか藤原真理さんのアトリウムコンサートは昨年に続いて２回目ではないか。昨年は残念ながら都合がつかず聴けなかったので今回は凄く期待して待っていた。
１６時２０分頃会場に着いたら既に３０名以上が並んでいた。約１時間並んでいたら、１０分早く１７時２０分頃着席できた。既に満席状態。
開演は、１８時３０分。ぎっしり立見の客が並ぶ。
金木さんも言っていたが、凄い人気。
金木さんの簡単な紹介の後、藤原さんの演奏が始まる。無伴奏チェロ組曲の第１番前奏曲は良く聴く曲だ。
第２番との間、第３番との間、アンコール前等、藤原さんの話が本当に興味深かった。
バッハの時代背景、性格、音楽に対する姿勢などを的確に話してくれた。バッハ本人の直筆の楽譜はなく、２番目の妻が写した楽譜しか残っていないが、写し間違いが多分あったり、不正確で色々な解釈ができる部分が多く、どの解釈が正解という答えもなく、演奏者の解釈により色々な演奏が可能だそうだ。藤原さんもいろいろ考えながらいつも演奏しているとのこと。
現代のチェロ楽器でどこまでバッハ時代に合わせるか、現代風にするか、大ホールでの演奏と小ホールでの演奏の音量の問題。本当に大変みたいだ。
素晴らしい演奏をありがとうございます。
なお、現在バッハの６曲のＣＤ作成が進んでいるらしい。
来年には、第４番～第６番の演奏会を再びアトリウムコンサートで開いてくれるらしい。楽しみにしよう。

今日の昼食

新宿・思い出横丁

立ち食いそば　かめや

人気の店だ