劇団民藝公演
紀伊国屋書店提携
COME BACK,
LITTLE SHEBA
by William Inge
「帰れ、いとしのシーバ」
作:ウィリアム・インジ
訳:丹野郁弓
演出:兒玉庸策
装置:深川絵美
照明:前田照夫
美術:内田喜三男
衣裳:前田文子
効果:大貫ちひろ
舞台監督:武田弘一郎
出演:
樫山文枝(ローラ)
西川明(ドック)
船坂博子(コフマン夫人)
渡辺えりか(マリー)
松田史朗(郵便配達)
伊藤理昭(エド・アンダスン)
斉藤尊史(ダーク)
塩田泰久(ブルース)
吉田正明(牛乳屋)
早川祏輔(エルモ・ヒューストン)
本廣真吾(電報配達)
テネシー・ウィリアムズやアーサー・ミラーとほぼ同時期に活躍したアメリカの劇作家ウィリアムズ・インジの傑作戯曲。インジはマリリン・モンロー主演の「バス停留所」や「草原の輝き」「ピクニック」などの映画でも知られています。本作は1950年にブロードウェイで初演されて数々の賞を受賞し、彼の名前を一躍有名にした代表作です。映画化もされ、アカデミー賞を受賞しています。
●あらすじ
アメリカ中西部の街。恋に落ち若くして結婚したローラとドックも中年を過ぎようとしています。一見幸せそうに見える結婚生活のなかでふとした時に見え隠れする二人の現状認識のズレ、内に隠した淋しさ、孤独……。ドックが目指した医者の道はかなわず、子供も失ってしまった二人。かつて彼らが夢見た輝かしい世界は無残にもくずれてしまったかのようです。家に下宿している美人生マリーとその恋人タークの若さをまぶしく見つめるローラ。過去の失敗、挫折に正面から立ち向かわなかった二人が平穏を装っていた日常はやがて……本当の幸せを探し求める夫婦の再生はあるのでしょうか。
2011年4月8日(金) - 19日(火)
紀伊国屋サザンシアター
入場料金:6,300円
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