2011.3.4 11:00~12:00
日本フィル 公開リハーサル
杉並公会堂 大ホール
練習曲目:
♪指揮:大友直人
♪曲目:エルガー/威風堂々第1番
グリーンスリーブスの幻想曲(アンコール予定)
ヴォーン=ウィリアムズ/交響曲第2番《ロンドン》
3月5日(土:18時~)「横浜みなとみらいホール」にて行われる、横浜定期公演に向けてのリハーサル。
エルガー/威風堂々第1番
19世紀後半、イギリス音楽の復興に大きな功績を残した作曲家のひとりエルガーの作曲した《威風堂々》は、シェークスピアの戯曲『オセロー』の一節から標題を得た全5曲からなる軍隊行進曲である。その中で最も親しまれているのがこの第1番ニ長調であろう。初演以来聴衆の熱狂的な喝采を受けたこの曲は、のちに国王エドワード7世の勧めにより、中間部の旋律にベンソンの詩による歌詞がつけられ「希望と栄光の国」(1902年)として《戴冠式頌歌》の終曲に用いられた。
ヴォーン=ウィリアムズ/交響曲第2番《ロンドン》
近代イギリスを代表する作曲家レイフ・ヴォーン=ウィリアムズ、彼は9曲にものぼる交響曲を遺し、数少ない20世紀を代表する交響曲作曲家としてその名を後世に刻んでいる。交響曲第2番(ロンドン交響曲)は、1912年から1913年にかけて作曲され、1914年3月27日にロンドンのクイーンズ・ホールにおいてジェフリー・トイの指揮によって初演、成功を収めた。作曲家曰く「この作品は『ロンドンっ子による交響曲』と称したほうが適切」とのこと。また「この曲は標題音楽としてではなく絶対音楽として捉えるべき」としている。
大友直人(おおとも なおと) [指揮者]
桐朋学園大学卒業。桐朋学園大学在学中からNHK交響楽団の指揮研究員となり、22歳で同楽団推薦によりNHK交響楽団を指揮してデビュー。現在、東京交響楽団常任指揮者、京都市交響楽団桂冠指揮者、東京文化会館音楽監督、琉球交響楽団ミュージックアドバイザーを兼任している。
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