2012年11月30日金曜日

セッション2012 WIM+1:ウォン・ウィンツァン:ピアノ、石原康:ドラムス、森泰人:ベース、ウォン 美音志:ギター

平成24年11月29日(木)
19:00~20:15

NHKふれあいホールにてセッション2012の公開収録



出演は、WIM+1
WIMはウォン・ウィンツァン、市原康、森泰人の3人組。案内ではこの3人での演奏とのことだった。しかしながら開演前に「WIM+1」との案内が。
舞台には、ギターの準備がされておりギタリストがプラスされるらしい。

最初にWIMの3人が舞台に出てくる。
ピアニストのウォン・ウィンツァンが左手を吊っている。何があったか分からないがオープニングのシージャンブルースは右手のみの演奏。白髪を左右に揺らして非常に心を揺らす演奏だ。
その後2曲を演奏した後、メンバー紹介。ウォンさんは、丹下右全と自分を紹介。1週間前に自宅で転倒し左手を骨折したとのこと。右手だけでも良い演奏ができていると。ドラムスの市原さんとは小学生からの付き合いらしい。森さんは現在スウェーデン在住とのこと。WIMとして長い付き合いらしい。今日はプラスワンとしてウォンの息子のギタリスト ウォン 美音志が演奏に参加。
この後の演奏から参加した。この後5曲を演奏し終了。最後の曲では、ウォンさんが少し左手で弾いていた。
アンコールは、ウォン作曲のNHK『にっぽん紀行』の主題歌「旅の始まり」。素晴らしい演奏が楽しめた。

プロフィール

ウォン・ウィンツァン
ピアニスト、即興演奏家、作曲家
1949年神戸にて、香港出身の父、日本と中国のハーフの母との間に生まれる。1歳より東京で育つ。
19歳よりミュージシャンのキャリアをスタートし、ジャズ、前衛音楽、フュージョン、ソウルなどを演奏。その後、スタジオレコーディング/ステージミュージシャン、作編曲家として活動を続ける中、自らの音楽を模索。
87年、瞑想の体験を通して自己の音楽の在り方を確信し、90年よりピアノソロ活動を開始。この頃に現在のウォン・ウィンツァンのピアノソロ・スタイルが生まれる。
92年、インディーズレーベルSATOWA MUSICを発足、1’stアルバム「フレグランス」がFMから火がつきロングセラーになる。以後コンスタントにサトワミュージックよりアルバムをリリース、その数は20タイトルを超える。代表作に「Doh You」「エイシアンドール」「たましいのトポス」「光の華」など。
また、NHKスペシャル「家族の肖像」、BShiスペシャル「中国世界遺産 九寨溝」、現在 季節放送中のNHK「にっぽん紀行」、そして毎週放送の長寿番組 Eテレ「こころの時代」のテーマ曲も手掛けている。
ピアノソロ以外にも、地雷犠牲者救援CD「もしも地雷がなかったなら」、クラシックアルバム「Debussy」、ジャズトリオ「WIM」など、多岐の音楽活動をおこなってきた。
2011年1月、19歳から数年の活動の後に解散した、フリー・インプロヴィゼーション・グループ「白カラス」を再結成。かつてのメンバー、山本公成、YAS‐KAZと共に「解体と蘇生」というテーマで、新たな実験音楽の活動を始めた。
そして… 3.11を受け、3月16日より被災地に向けて、インターネットによるUSTREAM配信「サトワより祈りを込めて」を開始、ピアノソロを中心に鈴木重子さんなど数名のゲストを迎えながら、全35回に及ぶ配信を続けた。ほぼ毎日コンサートを続けるような体験はかつて無く、ウォンにとって自身の音楽性を掘り下げる貴重な体験となる。
また4月6日 風のホール「新たなる祈りのトポス」など一連のチャリティーコンサートを行い、支援金を募り、被災地に送り届けることが出来た。
ピアノソロ・コンサート、とくにインプロヴィゼーション(即興演奏)では、音の力でオーディエンスの深い意識とつながり、解き放たれた静寂空間を創り出してゆく。超越意識で奏でるその透明な音色に「瞑想のピアニスト」と呼ばれている。

市原 康(いちはら やすし)
1969年早稲田大学在学中、ジョージ大塚氏に師事。同大学スイング&ジャズ研究会、モダンジャズ研究会を経てプロとしての活動にはいる。 1975・1-11渡米。惣領泰則グループ「BROWN RICE」に参加。
BROWN RICEメンバーとしてエングルベルト・フンパーディンク北南米ツアーに参加、ラスベガスにレコーディング・他全米で活動。1975・11に帰国後、ジャズドラマー、スタジオミュージシャンとして各種アルバム、映画音楽、CM音楽のレコーディング、ライブ演奏、コンサート、TV出演などの活動を続け、現在に至っている。
東京音楽大学作曲科客員教授
 
森 泰人(もり やすと)
コントラバス奏者、作編曲家。
1952年(昭和27年)東京に生まれる。
青山学院高等部在学中よりコントラバスの演奏を始め、当時NHK交響楽団の首席ベース奏者であった、小野崎充氏に師事。青山学院大学に入学直後より、江夏健二(ウォン・ウィンツァン)トリオに加わり、「ピットイン」「タロー」「オスカー」等のジャズスポットで演奏を始める。その後、青山学院大学時代は、沖至、坂田明、田村博、井上淑彦など多くのグループでも活動。また、銀座ヤマハが主催していた『リトルジャズコン』を4年にわたりプロデュース。

大学卒業後は、高柳昌行、北条直彦、八城一夫、渋谷毅、中島政雄、阿川泰子、伊藤君子、中本マリ、等数多くのプレーヤーと協演。

81年スウェーデンに移住、北欧を中心に活動を始める。

83年には、ジョージ・コールマン・カルテットと北欧~英国ツアー。スウェーデンに住んでいた米サックス奏者、ボブ・バーグのグループに参加。

84年にはリー・コニッツとスウェーデンツアー。その他、数多くのスウェーデンのグループでも活躍を始める。

85年には、フルート/サックス奏者アンダーシュ・ハーグベリと二人で、その後TVやラジオで有名となったデュオグループ『ウィンデュオ』を結成。ボーヒュスレーン・ビッグバンドにもレギュラーベーシストとして参加。デュオからビッグバンド迄をこなすベース奏者として定評を得る。

89年にはスタン・ゲッツのヨーロッパツアーにケニー・バロン、ベン・ライリー等と供に参加。

92年から今日まで、トゥーツ・シールマンスのスカンジナビアン・カルテットに起用。

98年ストックホルムが欧州文化首都となった記念事業の一つとして注目を集めたワールドミュジックグループ、『ストックホルム・フォルク・ビッグバンド』に参加。

2000年6月、スウェーデン・ジャズ界の大御所、クラリネット奏者プッテ・ヴィックマンのカルテットのNY公演、並びにカーネギーホールに出演。

現在、スウェーデンのみならず、デンマークやノルウェー、フィンランドなど北欧を中心に世界でも多くのセッションで活躍しているベーシスト。

ウォン 美音志
Wong Mineshi
ギタリスト、コンポーザー、アレンジャー。
1984年東京生まれ。幼少から音楽に囲まれた環境で育ち、10歳からギターを始める。
1997年、父ウォン・ウィンツァンの作品にアレンジャーとして参加、13歳から音楽活動を始める。以後、作編曲家そしてギタリストとして、様々な活動を行う。
近年はアコースティックギターを使用し、独自の世界観を持った音楽を展開。
また、映画音楽、アニメ音楽制作、音楽プロデュース活動も行う。
主な共演者に、鈴木重子、朝崎郁恵、イルカ、枝元一代、乃菜、GO2。参加作品は、『海より遠く』(SATOWA MUSIC)ほか多数。
『純愛 JUN‐AI』映画音楽では新たな才能を開花させた。
ギタリストとしてのソロデビューアルバム『Inner Journey』(2008年6月18日リリース)は、自信のスタジオにて、作編曲・演奏・レコーディング・ミックスダウンまでをトータルに自らの手で行ったセルフプロデュース作品。
そのあたたかい音色に今後が期待される。

阿佐谷の細田工務店で
12月16日(日)15時開演
クリスマス コンサート
の案内
 

淡路恵子の映画ポスター
素敵だな
 

文化村のクリスマスツリー
 

夕方の円山町
 

渋谷ヒカリエ11階のクリスマスツリー
 

渋谷公会堂では『くるり』のコンサート
 

NHKホールは若い女性で大混雑
 

『THE GAZETTE』の全国ツアーの最終日らしい
 

チケットは売れ切れ
 

カッコいい系の女性が多い
 
 
 
 

0 件のコメント: