2012年11月28日水曜日

食後の日本歌曲はいかが? 国立音楽大学 岸裕之:テノール、加藤桜子:ピアノ

平成24年11月27日(火)
12:20~12:50

期待の音大生によるアフターヌーンコンサート

ーVol.343ー

食後の日本歌曲はいかが?

團 伊玖磨/『わが歌』

三善 晃/『五栁五酒』

国立音楽大学

岸 裕之(テノール) 加藤 桜子(ピアノ)

JT アートホール アフィニス



PROGURAM

團 伊玖磨/『わがうた』
オペラ『夕鶴』の作曲者として有名な、團伊玖磨の二作目の歌曲集である。日本歌曲がお好きな方なら、一度は耳にしたことがあるのではないだろうか。詩は、作曲者の知人であった北山冬一郎のもので、1947年に、著名なテノール歌手であった木下保によって初演された。女性のレパートリーが非常に多い團伊玖磨の歌曲のなかで、数少ない男性のレパートリーとなっている。本日は全5曲の中から「四.追悼歌」を除いた4曲を演奏する。
一.序のうた/二.孤独とは/三.ひぐらし/五.紫陽花
【演奏時間・・・約10分】

三善 晃/『五栁五酒』
佐藤信が、李白から鄭溧陽へ贈られた詩(陶淵明の「市隠」ぶりを歌ったもの)を踏んで書いた詩をもとに、三善晃が作曲した作品で、前半の『わがうた』とは、音域も趣向もがらりと変わった曲集である。初演は1994年11月、「新しいうたを創る会」の第一回発表会で、詞もこの発表会の為に書きおろされたといわれている。全曲とも、復調(異なる調が同時に進行する手法)で即興的に書かれたピアノの上に、自由で気ままな歌の節が流れ、まさに自由な「酒の歌」といった趣。朗読と全5曲の歌からなり、今回は作曲者の意向通りに、前文の朗読を含めて演奏する。
【演奏時間・・・約15分】

PROFILES

国立音楽大学

テノール
岸 裕之 <きし ひろゆき>
群馬県出身。国立音楽大学演奏学科声楽専攻卒業。現在、同大学院音楽研究科声楽専攻歌曲コース在学中。これまでに、天田美佐子、福井敬の各氏に師事。

ピアノ
加藤 桜子 <かとう さくらこ>
新潟県出身。新潟県立新潟中央高等学校音楽科卒業。国立音楽大学演奏学科鍵盤学科ピアノ専攻卒業。これまでに、森田雅代、相馬上子、花岡千春の各氏に師事。現在、国立音楽大学大学院音楽研究科器楽専攻伴奏コース在学中。

今日の昼食
農林水産省別館食堂にて
鳥のつけ汁せいろ
400円
美味しかった
 

東京宝塚劇場
ファンクラブの方が秩序だって案内している
 


 

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