2012年2月7日火曜日

公開講座●レクチャー&交流会 今日のミュージック・メイキング 菅野美絵子 (案内)

(案内)
公開講座●レクチャー&交流会
今日のミュージック・メイキング
ON MUSIC-MAKING TODAY

●日時:2012年2月16日(木) 午後1時30分より
●場所:東京藝術大学音楽学部 H412室(ホール棟4F)
●講演者:菅野美絵子(ヴァイオリニスト/ダラム大学音楽学部准教授)

講座内容
演奏家にとって、音楽にとって、創造性とはなにか?
音楽における新しい創造的メディアとしてのコンピュータの可能性とは?

本講座では、イギリスを拠点に演奏・研究活動を展開するヴァイオリニスト、菅野美絵子氏をお迎えし、伝統的な枠組みや手法を超えた今日の音楽創造(ミュージック・メイキング)の形を探ります。

講演者自身の最近のプロジェクトとして、同時代の作曲家とのコラボレーションによる、電子ヴァイオリンとコンピュータのための作品の事例も紹介。

実演を交えたレクチャーと自由な交流の場を通じ、今日の音楽科が自ら「研究すること」の意味を考えてみませんか。

菅野美絵子  Mieko KANNO
イギリスのダラム大学音楽学部准教授。ヴァイオリニスト。ヨーク大学でヴァイオリン専攻の博士号取得。19歳の時に、ギルドホール音楽演劇学校のYfrah Neamanに招かれ、数々のコンクールに入賞した。1994年ダルムシュタット夏季現代音楽講習会でKranichsteiner Musicpreisを受賞。それ以来、ヨーロッパ中の多くの作曲家の委嘱や初演を手がけるようになり、現代音楽のエキスパートとしての地位を確立した。
2008年~2010年オルフェウス・インスティチュートにも研究員として所属。現代音楽を専門とし、演奏と音楽研究を結びつけた活動を展開している。特にジョン・ケージの《Freeman Etudes》、電子楽器を用いた音楽に関する論考が多い。

主催:音楽研究科リサーチセンター

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