2012年2月16日木曜日

モーニングコンサート 第13回 東京藝術大学奏楽堂 中村翔太郎:ヴィオラ、正住真智子:ピアノ

平成24年2月16日(木)
11:00~11:50

モーニングコンサート 第13回
東京藝術大学奏楽堂

今日は前回より若干観客が少なめだったがほぼ満員。
開場前に並んでいたら、
テレビ東京の
のカメラ取材が入っていた。
3月24日(土)に上野桜木として放送予定だそうだ。



今日の指揮は迫昭嘉氏(東京芸術大学音楽学部教授)。
演奏は藝大フィルハーモニー。

前半はヴィオラの中村翔太郎。オーケストラ、室内楽で実力を発揮している。ヴィオラは地味だが今後の活躍が望まれる。
後半は、3年生の正住真智子のピアノ。サン=サーンスのピアノ協奏曲第2番を情感深く弾ききり大きな感動を受けた。思った以上の好演奏に大きな拍手が巻き起こった。

前半
◆中村翔太郎(4年) Shotaro Nakamura
B.マルティヌー:ヴィオラのためのラプソディ協奏曲
(演奏時間約23分)
1989年生まれ、兵庫県三田市出身。4歳よりヴァイオリンを始め、2005年東京藝術大学附属音楽高等学校入学を機にヴィオラに転向。2010年第15回コンセール・マロニエ21弦楽部門第1位。2011年9月に栃木県交響楽団とバルトーク:ヴィオラ協奏曲を共演。小澤国際室内楽アカデミー奥志賀、京都フランス音楽アカデミー、ヴィオラスペース、リゾナーレ室内楽セミナー等でマスタークラスを受講。京都フランス音楽アカデミーでは優秀受講者に選ばれ、スカラシップによりフランスのサント・ヨーロッパ音楽アカデミーに参加。JOAオーケストラのメンバーとしてフランス国内及びコンセルトヘボーでの演奏会に参加する。リゾナーレ室内楽セミナーではQuelle Quartettとして基金「緑の風音楽賞」を受賞。「JTが育てるアンサンブルシリーズ」「リゾナーレ音楽祭」「室内オーケストラARCUS」「藝大室内楽」「プロジェクトQ」など数々の演奏会に出演。また同級生の有志による弦楽合奏団「TGS24(Tokyo Geidai Strings 24)ではリーダーを務め、国内外の演奏会に出演。平成23年度優秀学生顕彰優秀賞受賞。東京藝術大学内において同声会賞受賞。これまでにヴァイオリンを近藤緑、若林暢の各氏に、ヴィオラを百武由紀、川崎和憲の各氏に師事。室内楽を岡山潔、山崎伸子、松原勝也、佐々木亮、川中子紀子、大友肇、伊藤恵、松本和将の各氏に師事。現在、東京藝術大学4年在学中。N響アカデミー在籍中。

後半
◆正住真智子(3年) Machiko Shouju
C.サン=サーンス:ピアノ協奏曲 第2番 ト短調 op.22
(演奏時間約24分)
1990年生まれ。兵庫県明石市出身。
3歳よりヤマハ音楽教室に通い、ジュニア専門コース、同上級科を経て、ヤマハピアノ演奏研究コース修了。
兵庫県学生ピアノコンクール C部門、E部門最優秀賞。
ピティナ・ピアノコンペティション全国決勝大会 B級奨励賞、C級・D級ベスト賞、E級銅賞。
全日本学生音楽コンクール、大阪大会 小学校の部第2位、中学校の部入選、高校の部第3位および全国大会入選。
2008年、大阪国際音楽コンクール Age-H第3位。
2008年、オランダ演奏旅行に派遣され、コンセルトヘボウはじめオランダ6都市での演奏会に出演。
2009年、神戸芸術センター記念ピアノコンクール感動賞。
2010年、神戸芸術センターにて初リサイタルを開催。
2011年、東京藝術大学にてアリアドネ・ムジカ賞を受賞。
これまでにピアノを、渡辺純子、鳥居知行、芹澤佳司、角野裕の各氏に、ソルフェージュ・楽曲分析を、若林千春氏に師事。

コンサート終了後、
美術館棟の1階にある大浦食堂で昼食。
魚と豆腐で510円。(日替わり定食は480円)
美味しくて満足。



大浦食堂の外観。

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