2012年2月6日月曜日

バット・ビューティフル 図書館で借りる

平成24年2月6日(月)

図書館で
「バット・ビューティフル」
ジェフ・ダイヤー
村上春樹 訳

But Beautiful
Geoff Dyer

を借りた。
楽しみに読もう。
読み応えのある内容でどこまで読めるか心配だが。

目次だけ備忘録代わりに。

序文 9

写真のためのノート 12

レスター・ヤング
楽器が宙に浮かびたいと望むのなら 21

セロニアル・モンク
もしモンクが橋を造っていたら 49

パド・パウエル
ここはまるで降霊会のようだよ、パド 83

ベン・ウェブスター
彼は楽器ケースを携えるように、寂しさを身の回りに携えていた 109

チャールズ・ミンガス
彼のベースは、背中に押しつられた銃剣のように、人を前に駆り立てた 133

チェト・ベイカー
その二十年はただ単に、彼の死の長い一瞬だったのかもしれない 168

アート・ペッパー
おれ以外のいったい誰が、このようにブルースを吹けるだろう? 187

あとがきーー伝統、影響、そして革新 226

出典 270

訳者あとがき 273

ディスコグラフィー 283

発行 2011年9月30日
株式会社新潮社

1900円(税別)

A Book about Jazz

Geoff Dyer ジェフ・ダイヤー
1958年、英国南西部のチェルトナム生まれ。オックスフォード大学で英文学を学び、80年代前半からジャーナリストとして活動を始める。1987年、ブッカー賞作家ジョン・バージャーを考察した「Ways of Telling:Work of John Berger」を刊行、以後作家・批評家として先鋭的な小説やノンフィクションを数多く発表する。1997年、D.H.ローレンスを描いた「Out of Sheer Rager:In the Shadow of D.H.Lawrence」が全米批評家協会賞小説部門の最終候補作に、また2006年にはE.H.フォースター賞を受賞。本書「バット・ビューティフル」(1991)は1992年度のサマセット・モーム賞を受賞した、著者初の邦訳作品となる。

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