2013年3月4日月曜日

新国立劇場 オペラ研修所公演 カルディヤック 新国立劇場中劇場

New National Theatre, Tokyo
Opera Studio

新国立劇場 オペラ研修所公演

カルディヤック

本邦初演!

全3幕/ドイツ語上演/字幕付

新国立劇場中劇場 Playhouse

ヒンデミット没後50年

2013年
3/1(金)6:30 2(土)2:00 3(日)2:00

原作 E.T.A.ホフマン
作曲 パウル・ヒンデミット
台本 フェルディナンド・リオン

指揮 高橋直史
演出・演技指導 三浦安浩
美術 鈴木俊明
照明 稲葉直人
衣裳コーディネーター 加藤寿子

合唱指導 栗山文昭
舞台監督 高橋尚史
合唱 栗友会合唱団
管弦楽 トウキョウ・モーツァルトプレーヤーズ

新国立劇場 オペラ研修所公演
カルディヤック

本邦初演!ヒンデミットの傑作オペラ

闇の世界 眩き光への憧憬
演出家 三浦安浩

黄金の煌き。人々を眩惑するその魅力はしかし、黄金の飾りを創りだす天才カルディヤック自身をも虜にしてしまう・・・・・・ パウル・ヒンデミット(1895-1963)のオペラ「カルディヤック」(1926)はドイツ表現主義時代のオペラの秀作というだけでなく、20世紀オペラの代表作のひとつとも言える。1920年代、900万人にも及ぶ死者を出した第一次世界大戦の敗戦国ドイツでは社会不安がますます広がり、それは後のナチスの台頭、第二次世界大戦の勃発へとつながってゆく。ヒンデミットはこのような社会情勢の中、18世紀末の幻想文学作家E.T.A.ホフマン(1776-1822)の「スキュデリ嬢」を翻案したオペラを作曲する。類4世の治世で悪名高いル・ヴォアゾンの毒殺事件の余波に揺れるフランス・パリを舞台に、人間不信の社会の孤独な人間像を鮮やかに浮き彫りにしている。「不安な時代」といわれる現代、このオペラは私たちの心を掴んで決して離さない不思議な煌きを放っている。

〔あらすじ〕
パリの街では殺人事件が頻発しており、犯人が未だ見つからない中で人々は不安にさいなまれている。この連続殺人事件に共通するのは、被害者が天才金細工師として人々から尊敬されているカルディヤックの創りだした金細工を手にした人間であることであった。
カルディヤックには娘がおり、父親の愛情が自分よりも金細工に向けられていることを知って心を痛めている。
ある時、王がカルディヤックのもとを訪れるが、金細工に病的なまでに執着しているカルディヤックは王の求めにも応じず追い返してしまう。そんな折、娘の恋人である士官がカルディヤックに娘との結婚の許可を求めてやって来るが・・・・・・。

第13期生 3年次
 倉本絵里  ソプラノ
 柴田紗貴子 ソプラノ
 立川清子  ソプラノ
 吉田和夏  ソプラノ
第14期生 2年次
 伊藤達人  テノール
 今野沙知恵 ソプラノ
 林よう子   ソプラノ
 日浦眞矩  テノール
 松村恒矢  バリトン
第15期生 1年次
 菅野敦   テノール
 清野友香莉 ソプラノ
 小堀勇介  テノール
 原璃菜子  ソプラノ
 藤井麻美  メゾソプラノ
賛助出演
 近藤圭
 大久保光哉
 大塚博章

3/1(金)
金細工師カルディヤック:村松恒矢(14期)
カルディヤックの娘:倉本絵里(13期)
士官:日浦眞矩(14期)
金商人:大塚博章(二期会)
貴婦人:柴田紗貴子(13期)
騎士:伊達達人(14期)
衛兵隊長:大久保光哉(二期会)

3/2(土)
金細工師カルディヤック:近藤圭(9期修了)
カルディヤックの娘:今野沙知恵(14期)
士官:小堀勇介(15期)
金商人:大塚博章(二期会)
貴婦人:林よう子(14期)
騎士:菅野敦(15期)
衛兵隊長:大久保光哉(二期会)

3/3(土)
金細工師カルディヤック:村松恒矢(14期)
カルディヤックの娘:吉田和夏(13期)
士官:日浦眞矩(14期)
金商人:大塚博章(二期会)
貴婦人:立川清子(13期)
騎士:伊達達人(14期)
衛兵隊長:大久保光哉(二期会)

カヴァー:清野友香莉(15期) 原璃菜子(15期) 藤井麻美(15期)

チケット料金
4,200円
(Z席 1,500円)

 

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