2013年3月16日土曜日

新国立劇場開場15周年記念公演 『アイーダ』 豪華な舞台を楽しむ

平成25年3月14日(木)


新国立劇場開場15周年記念公演

シュゼッペ・ヴェルディ
【全4幕/イタリア語上演/字幕付】

アイーダ


新国立劇場
オペラパレス


巨匠ゼッフィレッリによる圧巻の舞台!
古代エジプトの悲劇の愛

新国立劇場開場記念公演として上演されて以来絶大な人気を誇り、日本オペラ史上に輝く名プロダクション『アイーダ』。新国立劇場開場15周年、そしてヴェルディ生誕200周年を記念して、伝卒の舞台を5年ぶりに上演。巨匠ゼッフィレッリの演出では、古代エジプト世界が舞台に蘇り、重厚かつ豪華絢爛な舞台美術は息を飲むばかり。2幕の凱旋の場は300名を超える出演者が登場する大スペクタクル。
2012年メトロポリタン歌劇場にアイーダ役で衝撃的なデビューを飾ったムーア、09年「トスカ」の熱唱で聴衆を虜にしたヴェントレ、世界的なヴェルディ歌いコルネッティらキャストも強力。指揮は、最近ウィーン国立歌劇場にデビューするなど進境著しい若手ギュットラー。

オペラパレスにはエスカレーターで
上がれるようになった
 

アイーダ役の出演者変更の案内
 

休憩3回 4時間の大作だ
 

アイーダの衣裳が展示されている
 

こちらは椿姫?
 


第1幕
〔第1場〕
古代エジプト、メンフィスの宮殿。神官ランフィスは武将ラダメスに「司令官を決めるお告げが出た」と話す。ラダメスは期待しつつ、愛する女奴隷アイーダを想う(アリア<清きアイーダ/Celeste Aida>)。そこに彼を愛する王女アムネリスが現れ、アイーダも登場。ラダメスの態度に王女は猜疑心を募らせる。
国王と神官が国境からの使者を迎える。敵のエチオピア王アモナズロの名を使者が口にすると、実はその娘であるアイーダは身を硬くする。国王は「最高司令官はラダメス」と告げ、人々は勝利を祈願し退場。アイーダは独り、恋人が勝てば父親が鎖に繋がれると嘆く(アリア<勝ちて帰れ/Ritorna vincitor!>)。
〔第2場〕
ウルカヌス神殿。巫女の歌声が響く。聖なる舞が踊られ、出陣前のラダメスに聖剣が授けられる。

*凄い舞台だ。<勝ちて帰れ>が良いな。しかし凄い人数が出演している。
前の列の音楽高校の男女4人が前のめりで観ているので集中できなかった。途中で近くの男性が女子高生に注したので、こちらも男子高校生の肩に注意をした。音楽高校で観客のことを教えていないのかな。
温かいので外で休憩
 

87円のホットケーキを食べる
 
 
席に戻ったら左の隅で前かがみしないように係員が注意。
遠くて前の音楽高校生は他人事と思っているみたい。


第2幕
〔第1場〕
アムネリスの部屋。彼女はアイーダに「ラダメスは死んだ」と嘘をつき、その恋心を見破る。「我はファロオの娘」と勝ち誇る王女に、アイーダも王女のプライドを一瞬甦らせるが、自制し赦しを請う。
〔第2場〕
「凱旋の場」。テーベ城門。歓呼の声に<凱旋行進曲>が続く。帰還したラダメスは捕虜の解放を願うが、中にはアモナズロが交じる。彼は「アイーダの父」と名乗り、「アモナズロは死んだ」と偽りを述べると、ランフィスが国王に「アイーダと父親は解放せぬよう」と進言、王も同意して「王女をラダメスに与える」と宣言する。絶望するアイーダに、アモナズロは「復讐はすぐに」と囁く。

*素晴らしい。

阿闍梨餅を食べる。
 
 
チューハイを飲む
気持ちを落ち着かせよう

 
再び左の隅で前のめりにならないように注意が。
座り方の癖はなかなか治らないのだろう。
自分が言われているとは思わないのかも。


第3幕
ナイル河畔。婚儀前のアムネリスが神殿にこもる。アイーダは絶望の心をアリア<おお我が祖国よ/Oh partia mia>で歌う。アモナズロは娘に「祖国のため軍の進路を聞き出せ」と強要。現れたラダメスは敵が潜むとも知らず、恋人の問いに口を滑らせる。するとアモナズロが飛び出す。彼の正体を知り呆然とするラダメスに、神殿から退出したアムネリスが「裏切り者!」と声を浴びせる。アイーダは父親と逃亡、ラダメスはランフィスの前に額づく。

休憩も3回目で持参した食料はなくなり
水を飲む
 

以前の公演のポスターが展示されている
 

 
ついに係員が前の4人の音楽高校生に座り方の指導。
後ろの観客が我慢できなくなったのだろう。
どうして音楽高校生なのに行儀(姿勢)が悪いのだろう。
背もたれは背もたれのためにあるのだ。


第4幕
〔第1場〕
宮殿の広間。アムネリスはラダメスに「弁明せよ」と諭す。しかし、ラダメスは「もはや死ぬのみ」と答えて裁判に向かう。ランフィスと神官たちの審問の声にも彼は沈黙を通す。アムネリスは絶望し半狂乱となる。
〔第2場〕
神殿の地下室。生き埋めになったラダメスの眼前にアイーダが現れる。彼女は「処刑を予想して入り込みました」と告げる。アムネリスの祈りが地上から聞こえる中、恋人たちは静かに命を終える。

*凄いエンターテインメントだ。贅沢な4時間だった。ムーアも素晴らしかったが、コルネッティも流石。ヴェントレのテノールもしびれる。
9,450円の贅沢をした。

G.ヴェルディ
アイーダ
全4幕/イタリア語上演/字幕付
台本 アントーニオ・ギスランツォーニ
作曲 ジョゼッペ・ヴェルディ

指揮:ミヒャエル・ギュットラー
演出・美術・衣裳:フランコ・ゼッフィレッリ

照明:奥畑 康夫
振付:石井 清子
再演演出:粟國 淳
合唱指揮:三澤 洋史
音楽ヘッドコーチ:石坂 宏
舞台監督:大仁田 雅彦

合唱:新国立合唱団
バレエ:東京シティ・バレエ団
児童バレエ:ティアラこうとう・ジュニアバレエ団
管弦楽:東京交響楽団

芸術監督:尾高 忠明

アイーダ:ラトニア・ムーア
ラダメス:カルロ・ヴェントレ
アムネリス:マリアンネ・コルネッティ
アモナズロ:堀内 康雄
ランフィス:妻屋 秀和
エジプト国王:平野 和
伝令:樋口 達哉
巫女:半田 美和子

バレエソリスト
第1幕第2場 土肥 靖子
第2幕第2場 清水 愛恵 黄 凱

カヴァー:
小林 厚子(アイーダ)
樋口 達哉(ラダメス)
池田 香織(アムネリス)
青山 貴(アモナズロ)
平野 和(ランフィス)
ジョン・ハオ(エジプト国王)
青地 英幸(伝令)
黒澤 明子(巫女)

プロフィール

指揮:ミヒャエル・ギュットラー
ドレスデン生まれ。98-02年クラーゲンフルト市立劇場の首席指揮者。02年よりマリインスキー劇場の客演指揮者となり、「ニーベルングの指環」「トリスタンとイゾルデ」「ファルスタッフ」「ドン・カルロ」「アイーダ」などを指揮する。これまでに、パリ・オペラ座、ザクセン州立歌劇場、フェニーチェ歌劇場などに客演。10年ウィーン国立歌劇場にデビューし、「リゴレット」「セビリアの理髪師」「ナブッコ」まどを指揮。新国立劇場では10年「フィガロの結婚」を指揮している。

演出・美術・衣裳:フランコ・ゼッフィレッリ
23年フィレンツェ生まれ。46年からヴィスコンティの助手を務める。53年ミラノ・スカラ座「チェネレントラ」で演出家デビュー、以来、オペラ、映画など様々なジャンルで活躍。代表的なオペラ演出には「トゥーランドット」「ラ・ポエーム」「アイーダ」などがあり、スカラ座、メトロポリタン歌劇場など世界の主要歌劇場で不動の人気を誇っている。主な映画監督作品には、「ロミオとジュリエット」「ブラザー・サン シスタームーン」、「永遠のマリア・カラス」などがある。

アイーダ:ラトニア・ムーア
アメリカ生まれ。2012年3月、メトロポリタン歌劇場に「アイーダ」タイトルロールでウルマーナの代役としてデビューを飾り、大絶賛を博す。近年の活躍には、ラトル指揮ベルリン・フィル「ボギーとベス(演奏会形式)」ベス、英国ロイヤル・オペラ「アイーダ」タイトルロール及び「トゥーランドット」リュ―、ハンブルク州立歌劇場「アイーダ」「蝶々夫人」タイトルロール及び「仮面舞踏会」アメーリア、オーストラリア・オペラ「アイーダ」タイトルロールなどがある。新国立劇場初登場。

ラダメス:カルロ・ヴェントレ
ウルグアイ生まれのイタリア人テノール。94年ムーティ指揮「リゴレット」マントヴァ公爵でミラノ・スカラ座にデビュー。以来ウィーン国立歌劇場、英国ロイヤルオペラ、ベルリン・ドイツ・オペラ、ローマ歌劇場、ヴェローナ野外劇場、ハンブルク州立歌劇場などで活躍。「アイーダ」ラダメス、「イル・トロヴァトーレ」マンリーユ、「トゥーランドット」カラフ、「アンドレア・シェニエ」タイトルロールなどをレパートリーとする。09年「トスカ」カヴァラドッシに続く2回目の新国立劇場出演。

アムネリス:マリアンネ・コルネッティ
ペンシルバニア生まれ。ヴェルディ作品を中心に世界的なメッゾ・ソプラノとして活躍。「アイーダ」アムネリス、「イル・トロヴァトーレ」アズチューナ、「ドン・カルロ」エポリ、「ナブッコ」アビガイッレなどを、ミラノ・スカラ座、メトロポリタン歌劇場、ウィーン国立歌劇場などで歌っている。日本には01年サントリーホール「ドン・カルロ」、06年ボローニャ歌劇場「イル・トロヴァトーレ」で来日。今回が新国立劇場初登場となり、今シーズン「ナブッコ」に出演予定。

今日の昼食
都庁32階食堂
那須と豚肉の炒め定食
600円
 



新宿伊勢丹はホワイトデーの買い物で凄い混雑
豆×スイーツーFeve
で買い物
 

ソラマメ×焼きモロコシ
 

カシュー×Sakura
 

新宿中央公園では桜が咲き始めていた
 




 

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