平成22年11月15日(月)
CHANEL NEXUS HALL
CHANEL Pygmalion Days
Special Concert Series
指揮者 大山平一郎と
若手音楽家たちによる室内楽
プログラム
11月15日(月) 18:30開演
*写真は、終演後のシャンパン
曲目:
ブルックナー:弦楽五重奏 へ長調
Bruckner:String Quintet in F Major
Ⅰ.Moderate
Ⅱ.Scherzo-Trio
Ⅲ.Adagio
Ⅳ.Fmale
千葉清加(ヴァイオリン) Sayaka Chiba
東京藝術大学卒業。安宅賞受賞。第72回日本音楽コンクール第3位。
枝並千花(ヴァイオリン) Chika Edanami
桐朋学園大学卒業。東京交響楽団団員。
鈴木康浩(ヴィオラ) Yasuhiro Suzuki
桐朋学園大学卒業。読売日本交響楽団ソロ首席ヴィオラ奏者。
大山平一郎(ヴィオラ) Heiichiro Ohyama
指揮者、ヴィオラ奏者、室内楽奏者、そして教育者として高い評価。
米国サンタ・バーバラ室内オーケストラ音楽監督兼常任指揮者。
金子鈴太郎(チェロ) Rintaro Kaneko
桐朋学園を経て、ハンガリー国立リスト音楽院に学ぶ。
今日は部屋の真ん中に5人が丸く座りその周りを観客が取り囲むという面白い趣向。
大山さんのアイデアらしい。昔のサロンでの演奏はこうだったのだろうか。
演奏前に大山さんが、曲目について説明をする。
ブルックナーが1979年に作曲した弦楽五重奏曲。その前に交響曲第3番が酷評だったため暫く交響楽を作曲できず、その間にこの曲を作曲したとのこと。ブルックナーの室内楽は2曲しかないので、交響曲第3番の酷評が無ければ生まれなかった。酷評に感謝したいとのこと。
(交響曲第3番はその後名誉回復)
名曲であるが、演奏時間約44分と長いためなかなか演奏されない。
自分も初めての経験。
ベテラン大山氏が選んだ若い演奏者がブルックナーという難しい素材をしっかりと解釈して良い演奏をしてくれた。長い演奏だが飽きさせない。無料で聴けてラッキーだった。
演奏終了後、飲み物も用意されており、CHANELの配慮に感謝。
冷たい雨の中銀座通りを帰路に。
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