2010年11月6日土曜日

瀧村依里(たきむら えり)のブラームスへの思いを堪能


CHANEL NEXUS HALL
2010.11.6
CHANEL Pygmalion Days
 
瀧村 依里(ヴァイオリン)
 村田 千佳(ピアノ)
 
演奏曲目
program
 
ショパン(サラサーテ編曲)/Chopin(arr.P.Sarasate)
 夜想曲第2番 変ホ長調 作品9-2
 Nocturne No.2 in E flat major Op.9-2
 
ブラームス(ヨアヒム編曲)/Brahms(arr.J.Joachim)
 ハンガリー舞曲第5番 ト短調
 Hungarian Dance No.5 in G minor
 
シューマン/Schumann
 ロマンス ロ長調
 Romance B major
 
 
ショパン(ミルシテイン編曲)/Chopin(arr.N.Milstein)
 夜想曲第20番 嬰ハ短調 遺作
 Nocturne No.20 in C sharp minor,Op.posth.
 
<休憩> 5分
 
ブラームス/Brahms
 ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調 作品100
 Violin Sonata No.2 in A major Op.100
 
瀧村さんは東京藝大大学院生。第77回日本音楽コンクール第1位。中学生から注目されてきたヴァイオリニスト。しゃべると可愛らしい声だが演奏は本当に真剣な表情。
生誕200年ということでショパン、シューマンの曲を演奏したが、瀧村さんはブラームスを演奏したかったとのこと。ブラームスは感情表現が難しいが良く挑戦していたと思う。
ピアノの村田さんは大学院で練習も一緒にしていると思われ息も合っている。
アンコールもブラームスの曲。
瀧村さんの今後が本当に楽しみだ。
 
本日は、13:30~14:30の約1時間の演奏。
このホールは、約160人定員の室内楽演奏に本当に適している。
 
残念なのは、携帯電話の電源はオフにして欲しいと案内があったのに、演奏中に2名がマナーモードの振動音がしたこと。結構気になる。
観客の質が高いはずなのに自分は大丈夫と思いこんでいるのだろう。
 

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