平成25年2月21日(木)
*中は凄い混雑。ようやく後方に席を確保する。
今日の指揮は、湯浅卓雄。
大阪府出身。1972年アメリカ・シンシナティ大学音楽院、1976年ウィーン国立音楽大学指揮科卒業。フィテルベルク国際指揮者コンクール入賞。群馬交響楽団指揮者、BBCスコットランド交響楽団首席客演指揮者、アルスター管弦楽団首席客演指揮者を歴任。これまでに、ロンドンフィル、フランス国立管、ワルシャワフィル、シドニー響、スペイン放送響、ベルリン響など、世界のオーケストラに客演。東京藝術大学演奏藝術センター教授。
演奏は、藝大フィルハーモニア(東京藝術大学管弦楽研究部)
いつもはコンサートミストレルなのだが、コンサートマスターは初めて見た。
前半の演奏は、バリトンの田中俊太郎。きりっとした長身でカッコいい。橋本國彦(1904~1949)と江文也(1910~1983)は1933年から1934年にかけて、東京音楽学校で師弟関係だった。戦前の江の作品と、戦後の橋本の作品を演奏することで、二人の師弟関係と、当時の創作に想いを馳せたいとのこと。
11:00開演
ーーー前半
◆田中 俊太郎(修士3年) Shuntaro Tanaka
♪江 文也:生蕃四歌曲集
一、野邊にて
二、戀慕の歌
三、首祭の宴
四、子守唄
(作曲者による「歌曲配列の曲順は歌者の任意とする」の指示からオーケストラ版初演時に倣い、第一曲目と第三曲目を入れ替えて演奏する)
♪橋本 國彦:三つの和讃
(演奏時間約29分)
プロフィール
バリトン。東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。2010年第30回記念「台東第九公演」、荒川区第九演奏会でソリストを務める。2011年、JTアートホールアフィニス「期待の音大生によるアフターヌーンコンサート」出演。同年、英国オールドバラにおけるBritten-Pears Young Artist Pro-grammeにおいてイギリス歌曲のマスタークラスを受講、英米歌曲研究会第一回演奏会出演。2012年、同年藝大フィルハーモニー合唱定期演奏会、ドヴォルジャーク《スターバト・マーテル》バス・ソロを担当する。オペラではドニゼッティ《愛の妙薬》ベルコーレ役、ヴェルディ《椿姫》ジェルモン、モーツァルト《ドン・ジョヴァンニ》タイトルロールなどを演じる。これまでに声楽を森山秀俊、福島明也、ジャンニコラ・ピリウッチ、林康子の各氏に師事。
東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程独唱専攻3年。
*台湾と日本の作曲家による歌曲演奏。日本語による表現は非常に難しいが、本当に素晴らしかった。
ーーー後半
現在パリで学んでいる深見まどかさん。本来であれば同級生大学院修士課程を修了する年代か。いつものモーニング・コンサートの演奏者と違い表現力豊かで深みのあるパリ(欧州)の香りが強く感じられる素晴らしい演奏を聴かせてくれた。
◆深見 まどか(6年) Madoka Fukami
♪F.リスト:ピアノ協奏曲 第2番 イ長調
(演奏時間約22分)
プロフィール
1988年京都市生まれ。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校、同大学音楽学部にて東誠三氏のもとで学び、2008年12月に渡仏。パリ国立高等音楽舞踊院にてピアノと室内楽を学び、二年間で卒業。現在、同音楽院修士課程ピアノ科にて引き続きミシェル・ベロワ氏のもとで学ぶ。海外国際コンクールにおいて、2012年モロッコ、2010年ポルト、2010年スペランツァ、2008年ジャンフランセなど数々の入賞を重ねる。2010年ワルシャワ・ショパン国際ピアノコンクールにてディプロマを得る。ラヴェル国際音楽アカデミーにてサンジャンドリュズ・ロータリー賞を受賞。これまでにインターラーケン・クラシックス、パリ・ショパンフェスティバルをはじめとする数々の著名な音楽祭に出演し、日本、ヨーロッパ各国、及びモロッコでソロリサイタルを行う。ラジオフランス、スイス国営放送、スペイン国営テレビ、仏国営France2にて演奏が放送された。京都で行ったソロリサイタルに対し、2012年度青山音楽賞新人賞受賞。また、ソリストとして、フランス・パドル―管、ポルト国立管、モロッコフィル、京都市交響楽団ラビッシュアンサンブル、NHK交響楽団クインテットをはじめとする数々のオーケストラや室内楽団と共演しているほか、ジャン=フランソワ・エッセーの指揮でブルーノ・マントヴァーニの現代音楽作品も演奏している。
これまでにピアノを戎洋子、林佳勲、田村安佐子、角野裕、東誠三、ジャック・ルヴィエ、ジョルジュ・プルデルマシェール、マリアン・リビツキー、ミッシェル・ベロワ各氏に、室内楽をイタマール・ゴラン、ジャン=フレデリック・ヌーブルジェ各氏に師事。
*素晴らしい表現力。大満足の演奏。演奏後拍手が鳴り止まなかった。
東京藝術大学奏楽堂で行われる
モーニング・コンサート
来年度から有料化するので
無料で行われるのは今回が最後。
10時25分頃門を入り守衛所の前で整理券を貰う。
整理券配布も今回が最後。
既に長蛇の列で裏の通路で並ぶことになった。
相当後ろだと覚悟する。
国立こども図書館を望む。
子供向けといいながら入りにくい施設だ。
いかにも国立らしい。
ようやく奏楽堂の入口が近くなった。
まあ寒さをあまり感じなかったので良かった。
*中は凄い混雑。ようやく後方に席を確保する。
今日の指揮は、湯浅卓雄。
大阪府出身。1972年アメリカ・シンシナティ大学音楽院、1976年ウィーン国立音楽大学指揮科卒業。フィテルベルク国際指揮者コンクール入賞。群馬交響楽団指揮者、BBCスコットランド交響楽団首席客演指揮者、アルスター管弦楽団首席客演指揮者を歴任。これまでに、ロンドンフィル、フランス国立管、ワルシャワフィル、シドニー響、スペイン放送響、ベルリン響など、世界のオーケストラに客演。東京藝術大学演奏藝術センター教授。
演奏は、藝大フィルハーモニア(東京藝術大学管弦楽研究部)
いつもはコンサートミストレルなのだが、コンサートマスターは初めて見た。
前半の演奏は、バリトンの田中俊太郎。きりっとした長身でカッコいい。橋本國彦(1904~1949)と江文也(1910~1983)は1933年から1934年にかけて、東京音楽学校で師弟関係だった。戦前の江の作品と、戦後の橋本の作品を演奏することで、二人の師弟関係と、当時の創作に想いを馳せたいとのこと。
11:00開演
ーーー前半
◆田中 俊太郎(修士3年) Shuntaro Tanaka
♪江 文也:生蕃四歌曲集
一、野邊にて
二、戀慕の歌
三、首祭の宴
四、子守唄
(作曲者による「歌曲配列の曲順は歌者の任意とする」の指示からオーケストラ版初演時に倣い、第一曲目と第三曲目を入れ替えて演奏する)
♪橋本 國彦:三つの和讃
(演奏時間約29分)
プロフィール
バリトン。東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。2010年第30回記念「台東第九公演」、荒川区第九演奏会でソリストを務める。2011年、JTアートホールアフィニス「期待の音大生によるアフターヌーンコンサート」出演。同年、英国オールドバラにおけるBritten-Pears Young Artist Pro-grammeにおいてイギリス歌曲のマスタークラスを受講、英米歌曲研究会第一回演奏会出演。2012年、同年藝大フィルハーモニー合唱定期演奏会、ドヴォルジャーク《スターバト・マーテル》バス・ソロを担当する。オペラではドニゼッティ《愛の妙薬》ベルコーレ役、ヴェルディ《椿姫》ジェルモン、モーツァルト《ドン・ジョヴァンニ》タイトルロールなどを演じる。これまでに声楽を森山秀俊、福島明也、ジャンニコラ・ピリウッチ、林康子の各氏に師事。
東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程独唱専攻3年。
*台湾と日本の作曲家による歌曲演奏。日本語による表現は非常に難しいが、本当に素晴らしかった。
ーーー後半
現在パリで学んでいる深見まどかさん。本来であれば同級生大学院修士課程を修了する年代か。いつものモーニング・コンサートの演奏者と違い表現力豊かで深みのあるパリ(欧州)の香りが強く感じられる素晴らしい演奏を聴かせてくれた。
◆深見 まどか(6年) Madoka Fukami
♪F.リスト:ピアノ協奏曲 第2番 イ長調
(演奏時間約22分)
プロフィール
1988年京都市生まれ。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校、同大学音楽学部にて東誠三氏のもとで学び、2008年12月に渡仏。パリ国立高等音楽舞踊院にてピアノと室内楽を学び、二年間で卒業。現在、同音楽院修士課程ピアノ科にて引き続きミシェル・ベロワ氏のもとで学ぶ。海外国際コンクールにおいて、2012年モロッコ、2010年ポルト、2010年スペランツァ、2008年ジャンフランセなど数々の入賞を重ねる。2010年ワルシャワ・ショパン国際ピアノコンクールにてディプロマを得る。ラヴェル国際音楽アカデミーにてサンジャンドリュズ・ロータリー賞を受賞。これまでにインターラーケン・クラシックス、パリ・ショパンフェスティバルをはじめとする数々の著名な音楽祭に出演し、日本、ヨーロッパ各国、及びモロッコでソロリサイタルを行う。ラジオフランス、スイス国営放送、スペイン国営テレビ、仏国営France2にて演奏が放送された。京都で行ったソロリサイタルに対し、2012年度青山音楽賞新人賞受賞。また、ソリストとして、フランス・パドル―管、ポルト国立管、モロッコフィル、京都市交響楽団ラビッシュアンサンブル、NHK交響楽団クインテットをはじめとする数々のオーケストラや室内楽団と共演しているほか、ジャン=フランソワ・エッセーの指揮でブルーノ・マントヴァーニの現代音楽作品も演奏している。
これまでにピアノを戎洋子、林佳勲、田村安佐子、角野裕、東誠三、ジャック・ルヴィエ、ジョルジュ・プルデルマシェール、マリアン・リビツキー、ミッシェル・ベロワ各氏に、室内楽をイタマール・ゴラン、ジャン=フレデリック・ヌーブルジェ各氏に師事。
*素晴らしい表現力。大満足の演奏。演奏後拍手が鳴り止まなかった。
昼食は大浦食堂で日替わり定食 480円
学生は休みに入っているのか少なく
代わりに高年齢者が多かった。
試験準備が進んでいる。
平成25年2月23日から平成25年3月13日まで
入構禁止
0 件のコメント:
コメントを投稿