2011年2月25日金曜日

シャネル ピグマリオン・デイズ・クラシックコンサート 福原彰美(ピアノ) 素晴らしい演奏に感動

CHANEL NEXUS HALL
2011年2月26日(金)
18:45~19:55

シャネル ピグマリオン・デイズ・クラシックコンサート

福原彰美(ピアノ)

*フランス盛期バロックを代表する作曲家ラモーの曲、ワーグナー(リスト編曲)の表現力を試される難曲、村上春樹の小説「ねじまき鳥クロニカル」を題材にした現代曲、バッハの難曲と多彩なジャンルに挑戦した素晴らしい演奏を堪能した。予想以上に満足した演奏会だった。

プログラム

<ジャン=フィリップ ラモー>
♪クラヴサン曲集から 鳥のさえずり ホ短調
 
♪新クラヴサン曲集から エジプトの女 ト短調

<リヒャルト ワーグナー (フランツ リスト編曲) >
♪歌劇「トリスタンとイゾルデ」から イゾルデの愛の死 S447

<ライアン アンソニー フランシス>
♪ねじまき鳥前奏曲集
    I.序曲(泥棒かささぎ)
    II.永遠の半月
    III.空のギターケースと野球バット
    IV.予言する鳥
    V.真夜中の出来事
    VI.鳥刺し男
    VII.真夜中の出来事2
    VIII.さよなら
    
<ヨハン セバンティアン バッハ(フェルッチョ ブゾーニ編曲)>
♪無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番 BWV1004からシャコンヌ ニ短調


福原彰美(ふくはら あきみ) ピアノ
大阪府出身。1994年PTNA・C級金賞、1995年日本学生音楽コンクール小学生の部西日本大会2位、他。15歳で単身渡米、サンフランシスコ音楽大学、ジュリアード音楽院で学ぶ。

これまでにワールド・ユースシンフォニー、カリフォルニア・ユースシンフォニー、UCデイヴィス・シンフォニー、パロアルト・フィルハーモニク、サンフランシスコ・コンサヴァトリー・オーケストラ、ゼファー・ミュージック・フェスティバル・オーケストラと共演。ロス・マッキーピアノコンクール、サンホゼ・ヤングアーティスト・オーディションで優勝。プラッツから『L'enfant de la musique』(1999)、『Akimi Plays Chopin and Liszt』(2002)をリリース。

現在ニューヨークに在住し、フレッド シェリー、クリスティーヌ ワレフスカなど著名なチェリストと共演するなど活動の場を広げ、2010年2月にメトロポリスアンサンブル主催のハイチ大震災チャリティーコンサートでピアノソロを演奏、ニューヨークタイムズで好評を得る。また同年、アンサンブル・トムシャ(編成:メゾソプラノ、ピアノ連弾、弦楽四重奏、フルート)を結成。様々な楽器編成の室内楽曲を盛り込んだプログラムを試み、アメリカの由緒ある情報誌「NewYorker」に掲載された。2010-2011年度ゴールデンキー・アーティスト。ウォール街トリニティー教会リサイタルシリーズアーティスト。ピアノを多胡まきゑ、松岡三恵 、マック マックレイ、シャロン マン、ヨヘイヴェド カプリンスキー、室内楽をイアン スワンセン、フレッド シェリー、ニコラス マンの各氏に師事

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