平成23年2月17日(木)
東京藝術大学
奏楽堂
モーニングコンサート 第13回
指揮:高関健
演奏:藝大フィルハーモニア
前半:三橋哲也(4年) Tetsuya Mitsuhashi
三橋哲也:3つのSTRUGGLE (演奏時間約8分)
三橋哲也
千葉県出身。高校3年より作曲を学ぶ。
(プログラムノート)
曲名の「STRUGGLE]とは、「苦闘」という意味です。この単語から、
敵との激戦
哀しみから乗り越える戦い
新たに迫りくる戦い
の「3つ」を連想し、これらをイメージして作り上げました。
敵との激戦(冒頭~)
ここでは、「最終決戦に臨む戦士たち」の場面をイメージして作りました。途中にバスクラリネットが旋律になるところがあるのですが、ここは敵が変形して別な形態になる。そんな場面をイメージしました。
哀しみから乗り越える戦い(トランペットのファンファーレ~)
「激戦で得た平和な日常のなかで、戦いで散った仲間のことを想う。」そういった場面を作りました。
新たに迫りくる戦い(金管ファンファーレ~)
「また戦うという不安の中で、でも以前とは違う逞しさや勇敢さが備わって立ち向かう。」そういった音楽を描いています。ここでは、トゥッティとなって音楽が終わりに向かいます。
私が今まで作曲してきた作品や今回の曲も、「RPGゲーム」に流れるような音楽として作ってきました。聴いてくださるみなさんに、そんな音楽だったと思っていただけたら幸いです。
(三橋 記)
後半:栗田奈々子(3年) Nanako Kurita
S.プロコフィエフ:ピアノ協奏曲 第3番 ハ長調 op.26 (演奏時間約29分)
栗田奈々子
1990年生まれ。千葉県出身。東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て同大学3年在学中。第77回日本音楽コンクールピアノ部門入選。
*スケールの大きさを感じさせる素晴らしい演奏だった。今後が楽しみ。
演奏会終了後
学食で盛り合わせ:500円を食べる。
0 件のコメント:
コメントを投稿