平成25年2月22日(金)
東京藝術大学大学院音楽研究科
博士後期課程 日本舞踊
西国領君嘉
博士リサイタル
長唄 娘道成寺
新作 五障の桜
18:00開場 18:30開演
東京藝術大学奏楽堂(大学構内)
入場無料
●長唄 娘道成寺
作詞 藤本斗文 作曲 初世杵屋弥三郎
宝暦3(1753)年3月、江戸中村座にて、初世中村富十郎により初演。
能の《道成寺》より出典した作品は数多くあるが、その中でも長唄《京鹿子娘道成寺》は道成寺物の決定版と呼ぶにふさわしい。
伝説、安珍・清姫物語をもととするこの《京鹿子娘道成寺》では、白拍子姿で鐘供養に現れた女が持つ鐘への執着を底流にしながらも、華麗な女心の様々が踊りとして展開される。各段毎に変わる衣裳の色彩による、女性が年齢と共に成長してゆく様の表現が見どころである。
この度は能楽の乱拍子から鐘入りの間で展開される、大切な舞事で急調な急之舞を取り入れると共に、素踊りによる《娘道成寺》として勤めさせて頂く。
●新作 五障の桜
道成寺の伝説、安珍・清姫物語に思いをはせる一人の娘。その娘も清姫のように恋をしている。愛おしいという想いが頂点に達した時、その恋心は愛憎へと変わって行く。
恋する心、女としての性は時代を超えても変わることはない。
五障(煩悩・業・生・法・所知)の魂が宿った満開の桜の花びらと戯れる一人の娘が持つ、女としての恋心の様を、唄とチェンバロ、尺八の演奏にのせて、日本舞踊とモダンダンスで表現する。
☆西国領君嘉 プロフィール
昭和62年、鹿児島県生まれ。平成2年より日本舞踊を始め、平成14年に吾妻流入門。平成20年に吾妻君彌の名を許される。
東京藝術大学音楽学部邦楽科日本舞踊専攻を経て、平成24年、同大学大学院音楽研究科邦楽専攻を修了。大学院アカンサス音楽賞を受賞。
現在、同大学大学院博士後期課程音楽研究科音楽専攻にて学んでいる。
日本舞踊を吾妻節穂氏に、また三味線を東音大塚睦子、鳴物を藤舎千穂、能を武田孝史の各氏に師事。
東京藝術大学大学院音楽研究科
博士後期課程 日本舞踊
西国領君嘉
博士リサイタル
長唄 娘道成寺
新作 五障の桜
18:00開場 18:30開演
東京藝術大学奏楽堂(大学構内)
入場無料
●長唄 娘道成寺
作詞 藤本斗文 作曲 初世杵屋弥三郎
宝暦3(1753)年3月、江戸中村座にて、初世中村富十郎により初演。
能の《道成寺》より出典した作品は数多くあるが、その中でも長唄《京鹿子娘道成寺》は道成寺物の決定版と呼ぶにふさわしい。
伝説、安珍・清姫物語をもととするこの《京鹿子娘道成寺》では、白拍子姿で鐘供養に現れた女が持つ鐘への執着を底流にしながらも、華麗な女心の様々が踊りとして展開される。各段毎に変わる衣裳の色彩による、女性が年齢と共に成長してゆく様の表現が見どころである。
この度は能楽の乱拍子から鐘入りの間で展開される、大切な舞事で急調な急之舞を取り入れると共に、素踊りによる《娘道成寺》として勤めさせて頂く。
●新作 五障の桜
道成寺の伝説、安珍・清姫物語に思いをはせる一人の娘。その娘も清姫のように恋をしている。愛おしいという想いが頂点に達した時、その恋心は愛憎へと変わって行く。
恋する心、女としての性は時代を超えても変わることはない。
五障(煩悩・業・生・法・所知)の魂が宿った満開の桜の花びらと戯れる一人の娘が持つ、女としての恋心の様を、唄とチェンバロ、尺八の演奏にのせて、日本舞踊とモダンダンスで表現する。
☆西国領君嘉 プロフィール
昭和62年、鹿児島県生まれ。平成2年より日本舞踊を始め、平成14年に吾妻流入門。平成20年に吾妻君彌の名を許される。
東京藝術大学音楽学部邦楽科日本舞踊専攻を経て、平成24年、同大学大学院音楽研究科邦楽専攻を修了。大学院アカンサス音楽賞を受賞。
現在、同大学大学院博士後期課程音楽研究科音楽専攻にて学んでいる。
日本舞踊を吾妻節穂氏に、また三味線を東音大塚睦子、鳴物を藤舎千穂、能を武田孝史の各氏に師事。
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