2012年12月14日金曜日

東京文化会館 モーニングコンサート 中村芙悠子(ピアノ) 2012.12.14

平成24年12月14日(金)
11:00~12:00

東京文化会館
モーニングコンサート

Vol.65

東京文化会館 小ホール



中村 芙悠子 (ピアノ)
NAKAMURA Fuyuko,piano
*第8回東京音楽コンクール ピアノ部門第3位

PROGRAM

モーツァルト(1756‐1791):
フランスの歌「ああ、お母さん聞いて」による12の変奏曲
   ハ長調(きらきら星変奏曲) K.265

シベリウス(1865‐1957):
5つの小品(樹木の組曲) op.75
第1曲 ピヒラヤの花さくとき
第2曲 さびしい樅の木
第3曲 ポプラ
第4曲 白樺の木
第5曲 樅の木

ショパン(1810‐1849):
バラード 第4番 ヘ短調 op.52
前奏曲 嬰ハ短調 op.45

シマノフスキ(1882‐1937):
変奏曲 変ロ短調 op.3

(アンコール)
ショパン:
夜想曲 第20番 嬰ハ短調 遺作



中村芙悠子さんの挨拶文
「この度モーニングコンサートという機会を頂きありがとうございます。
コンクール以来2年ぶりに、この東京文化会館という歴史あるホールで演奏できる事を心から嬉しく思っております。コンクールの時は高校生でしたが来年には20歳になり、このコンサートが10代最後のコンサートになります。
プログラムには12月らしさや冬らしさを意識した北欧や東欧の作曲家の作品や、お昼のコンサートという事で親しみやすい曲を中心に選びました。クリスマスという季節にぴったりな“樅の木”が含まれているシベリウスの「樹木の組曲」やポーランドのショパンやシマノフスキの作品、誰もが知っている歌がテーマとなっているモーツァルトの「きらきら星変奏曲」などを演奏します。
このモーニングコンサートではトークもあるので、演奏の合間にみなさまに直接お話させて頂くチャンスもあります。12月の冬の朝のひとときを、クリスマスや雪の気配のするプログラムで皆様と一緒に楽しめたらと思っております。」

PROFILE

中村 芙悠子 (ピアノ) NAKAMURA Fuyuko,Piano
1993年生まれ。6歳よりピアノを始める。
2008年 国際台北ショパンコンクール青少年の部ファイナリスト。
2009年 第14回日本モーツァルト音楽コンクールピアノ部門第2位。ピティナ・ピアノコンペティション第4回福田靖子賞選考会優秀賞(第2位)。
2010年 ショパン国際ピアノコンクールin AsiaコンチェルトC部門アジア大会金賞。第8回東京音楽コンクールピアノ部門第3位。
2012年 ハノイ国際ピアノコンクール第2位。
これまでに日本財団「ランチタイムコンサート」、太田区民ホール アプリコ「お昼のピアノコンサート」、クレムリン音楽祭(ロシア)、ムジカ・ムンディ室内楽研修会&音楽祭(ベルギー)、FACP(アジア文化交流促進連盟)カンファレンス(フィリピン)等に出演。
A.スコチッチ氏等と室内楽を、梅田俊明氏指揮日本フィルハーモニー交響楽団、国立台湾交響楽団、ポーランド・クラクフ室内管弦楽団、ポーランド・シレジア・フィルハーモニー管弦楽団と協奏曲を共演。
現在、昭和音楽大学音楽学部ピアノ演奏家コース2年に在学し、昭和音楽大学附属ピアノアートアカデミーに在籍。江口文子、大友聖子の各氏に師事。

*2年前に日本財団「ランチタイムコンサート」に続いて第8回東京音楽コンクールの本選で聴いたときは高校生だったが、少しずつ大人に成長していることを実感した。満員にはならなかったが多くの聴衆に感動を与えたのでは。

0 件のコメント: