2012年12月4日火曜日

毎日新聞・東京朝刊より「学生音コン:全国大会 バイオリン部門 高校の部、内尾さんが1位」

毎日新聞・東京朝刊より「学生音コン:全国大会 バイオリン部門 高校の部、内尾さんが1位」
毎日新聞 2012年12月04日 東京朝刊
 
 第66回全日本学生音楽コンクール全国大会シリーズ(毎日新聞社主催、横浜市共催、NHK後援、ANA、島村楽器、三菱商事協賛、横浜みなとみらいホール協力)5日目の3日は、横浜みなとみらいホールでバイオリン部門高校の部が行われ、内尾文香(あやか)さん(大阪府立北千里1年)がイザイ「無伴奏バイオリンソナタ第6番」に理知と感性のバランスの取れた演奏を聴かせ、第1位に選ばれた。
 各地区大会から選ばれた10人が競演。渡辺玲子さん、和波孝禧さんら9人が審査した。

 その他の入賞、入選は次の通り。(敬称略、入選は演奏順)

 ▽2位 飛田和華(東京・桐朋女子2年)▽3位 福田俊一郎(同・玉川学園3年)▽入選 合田有里、福田勝太、友滝真由、辰巳真菜、宮崎真莉子、後藤康、吉江美桜【梅津時比古】
 
学生音コン:全国大会 バイオリン部門 高校の部1位、内尾さん「夢のよう」 横浜市民賞も輝く /大阪
毎日新聞 2012年12月04日 地方版
 「びっくりした。まるで夢のよう」。横浜市の横浜みなとみらいホールで3日開かれた第66回全日本学生音楽コンクール全国大会(毎日新聞社主催、同市共催、NHK後援、ANA・島村楽器・三菱商事協賛)のバイオリン部門高校の部で1位に輝き、聴衆賞にあたる横浜市民賞も受賞した府立北千里高1年の内尾文香(うちおあやか)さん(15)=吹田市=は喜びを語った。
 同コンクールは小学5年から毎年応募しており、全国大会は3回目。初の入賞で優勝の快挙となった。「聴衆の心に寄り添う演奏を心がけているので、(市民賞も)うれしい」
 イザイ作曲「無伴奏バイオリンソナタ」を演奏した。「師匠の大谷玲子先生の初のCDが無伴奏全曲集で、いつか弾きたいと思って選んだ」という。
 「毎年祖母が手縫いドレスを作ってくれて、今日のドレスもそう。学校の友達も色紙をくれるなど、いろんな人から支えられている気がする」と感謝の気持ちを忘れない。
 将来は「演奏や技術だけでなく人としての生き方をも教えられるバイオリンの先生になりたい」と目を輝かせた。【乙部博隆】
 
学生音コン:全国大会 バイオリン部門 高校の部2位・飛田さん、ソリストでも活躍を /茨城
毎日新聞 2012年12月06日 地方版
 ◇「音きれい」と言われたい
 第66回全日本学生音楽コンクール全国大会(毎日新聞社主催、同市共催、NHK後援、ANA・島村楽器・三菱商事協賛)のバイオリン部門高校の部で、桐朋女子高音楽科2年の飛田和華さん(17)=笠間市出身=が見事2位に輝いた。横浜市の横浜みなとみらいホールで3日開かれた。
 飛田さんは「まさか(発表に)名前があるなんて思いませんでした」と驚きの様子。演奏したのはコルンゴルド作曲の「バイオリン協奏曲」。先生に薦められた曲で「弾いてみたくなるような印象に残る演奏を心がけた」と話す。
 アマチュア楽団でビオラを演奏する父の勧めで3歳からバイオリンを始めた。東京の高校へ進み「こんなにたくさん演奏者がいるのかと思い、ついていくよう頑張った」と振り返る。現在は寮生活で「困ったことがあったら友人が部屋で話を聞いてくれる」と笑う。
 将来は「室内楽やオーケストラのほかソリストとしても演奏し、『音がきれい』と言われるバイオリニストになりたい」と目を輝かせた。【藤田裕伸】
 
 

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