2012年12月5日水曜日

新国立劇場でオペラ『セビリアの理髪師』 ロッシーニの底抜けに明るいラブ・コメディの魅力全開

平成24年12月4日(火)
14:00~15:05

新国立劇場
オペラパレス

ジョアキーノ・ロッシーニ
【全2幕/イタリア語上演/字幕付】

セビリアの理髪師



原作:ピエール・オーギュスタン・カロン・ド・ボーマルシェ
台本:チェーザレ・ステルビーニ
作曲:ジョアキーノ・ロッシーニ

指揮:カルロ・モンタナーロ
演出:ヨーゼフ・E・ケップリンガー
美術・衣裳:ハイドルン・シュメルツァー
照明:八木麻紀
舞台監督:斉藤美穂

アルマヴィーヴァ伯爵:ルシアノ・ボテリョ
(ロッシーニ・テノールの新星。ブラジル・リオデジャネイロ生まれ。新国立劇場初登場)
ロジーナ:ロクサーナ・コンスタンティネスク
(ウィーン国立歌劇場から羽ばたいた若手注目株。ルーマニア・ブカレスト生まれ。新国立劇場初登場。)
バルトロ:ブルーノ・プラティコ
(世界最高のバルトロ歌い。イタリア・アオスタ生まれ。新国立劇場には、98、02年「セビリアの理髪師」バルトロ役で登場している。)
フィガロ:ダリボール・イェニス
(得意役で待望の新国立劇場初登場。スロヴァキア生まれ。フィガロ役は最も得意とする役のひとつ。新国立劇場初登場。)
ドン・バジロオ:麦屋秀和
(新国立劇場であなじみの日本を代表するバス。東京藝術大学卒業、同大学院修了。藤原歌劇団所属。)
ベルタ:与田朝子
(確かな歌唱力と柔軟な演技力を誇る実力派。国立音楽大学声楽科卒業。二期会会員。)
フィオレッロ:桝貴志
(大阪音楽大学声楽科を首席卒業。新国立劇場オペラ研修生第5期修了。)
隊長:木幡雅志
(武蔵野音楽大学音楽学部声楽科卒業。二期会会員。)
アンブロージャ:古川和彦

合唱指導:冨平恭平
合唱:新国立劇場合唱団
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
芸術監督:尾高忠明

カヴァー:
糸賀修平(アルマヴィーヴァ伯爵)
中島郁子(ロジーナ)
久保田真澄(バルトロ)
桝貴志(フィガロ)
北川辰彦(ドン・バジリオ)
松浦麗(ベルタ)
岡田誠(フィオレッロ)
田原卓実(隊長)

耳に目に楽しい最高のオペラ・ブッファ!
軽妙洒脱なストーリー展開と声の妙技が楽しいロッシーニ随一の人気作にして、オペラ・ブッファ(喜劇)の最高傑作。美しく軽快な序曲からワクワクと胸弾み、「私は町のなんでも屋」「今の歌声は」などなじみのナンバーにねせてコミカルでスパイスの効いた恋の物語が繰り広げられる。カラフルでポップ、そしてユーモアとウィットに溢れ、報復絶倒。心から楽しいひと時を愉しんだ。

旬の歌手陣が勢ぞろい。
アルマヴィーヴァ伯爵
ブラジル出身の若手ボテリョ。07年にヨーロッパデビュー。瞬く間に世界のひのき舞台に飛び出したベルカント・テノールの新星。
ロッジーナ
コンスタンティネスク。ウィーン国立歌劇場のメンバーとして活躍した後、各地の歌劇場で人気急上昇中の注目のメッゾ・ソプラノ。
フィガロ
イェニス。新国立劇場初登場。素晴らしい歌唱力に演技力。
バルトロ
プラティコ。世界一のバルトロ歌い。本当に良かった。
指揮
モンタナーロ。09年「蝶々夫人」で絶賛。

 

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