2012年12月11日火曜日

ソプラノとバリトンが贈る爽やかな昼下がり~日本からイタリアへ~ 宍戸茉莉衣:ソプラノ、加藤大聖:バリトン、中村文香:ピアノ

平成24年12月11日(火)

新宿三井ビルディング
「55癒しの指定席」
ランチタイムコンサート

第303回
ソプラノとバリトンが贈る爽やかな昼下がり
~日本からイタリアへ~

12:05~ 12:35~ 2回公演(演奏時間20分程度)
新宿三井ビル Lb階



◆プログラム◆
Aプログラム 12:05~
1.むこうむこう  〔宍戸〕
三井ふたばこ 作詞/中田喜直 作曲
*幸せと希望の広がりが感じられる優しい歌。むこうに誰かが、なにかがきっと待っている。
2.霧と話した  〔宍戸〕
鎌田忠良 作詞/中田喜直 作曲
*シャンソン風の感傷的な恋の歌。霧という儚くおぼろげなものに恋心を重ね合せる。
3.翼  〔加藤〕
武満徹 作詞・作曲
*ジャズ風の伴奏。人にもし翼があったならもっと自由に生きられるのに、というメッセージが込められている。
4.小さな空  〔加藤〕
武満徹 作詞・作曲/牧野正人 編曲
*青空、夕空、夜空。それぞれの空をぼんやりながめつつ、昔を思い出す。独特の編曲にもご注意。
5.私と小鳥と鈴と  〔加藤〕
金子みすゞ 作詞/鈴木憲夫 作曲
*金子みすゞさんの代表的な詩に、流れるような、それでいて力強いメロディーがつけられた。
6.パパパの二重唱  〔二重唱〕
W.A.モーツァルト 作曲 オペラ「魔笛」より
*パパゲーナとパパゲーノの「これから二人で幸せな家族になろう」という歌。日本語訳で演奏します。

Bプログラム 12:35~
1.5・・・10・・・20・・・30・・・  〔二重唱〕
W.A.モーツァルト 作曲 オペラ「フィガロの結婚」より
*フィガロとスザンナは幸せの絶頂。オペラ冒頭の生き生きとした二重唱。
2.もし踊られたくば  〔加藤〕
W.A.モーツァルト 作曲 オペラ「フィガロの結婚」より
*これから妻になるスザンナを、伯爵が自分のものにしようとする企みを知ったフィガロが皮肉たっぷりに歌う曲。
3.お手をどうぞ  〔二重唱〕
W.A.モーツァルト 作曲 オペラ「ドン・ジョヴァンニ」より
*稀代のプレイボーイ、ドン・ジョヴァンニと今日結婚を迎えるツェルリーナの二重唱。ツェルリーナはドン・ジョヴァンニの誘惑に勝てるのか!?
4.私のお父様  〔宍戸〕
G.プッチーニ 作曲 オペラ「ジャンニ・スキッキ」より
*お父様、結婚を許してくれなければ私はこのヴェッキオ橋から飛び降ります、と父親に結婚の許しを願う歌。
5.なんという愛!  〔二重唱〕
G.ドニゼッティ 作曲 オペラ「愛の妙薬」より
*いかさま薬売りのドゥルカマーラと村娘アディーナのコケティッシュな二重唱。果たしてどちらが一枚上手でしょうか。

◆出演者プロフィール◆

宍戸 茉莉衣  ししど まりえ  ソプラノ
東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。これまでに、オペラ「フィガロの結婚」スザンナ役、「コシ・ファン・トゥッテ」フィオルディリージ役を演じる。本年11月には初のソロリサイタルを開催するなど、地元の茨城県を中心に音楽活動を行う。声楽を腰越満美、直野資の両氏に師事。現在二期会オペラ研修所にて研鑽を積む。

加藤 大聖  かとう たいしょう  バリトン
神奈川県立相模大野高校、東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。これまでに篠崎義昭、福島明也、牧野正人の各氏に師事。自身の演奏活動の傍ら、演奏会のプロデュースや合唱指導も行う。現在、コール・アンドゥミ、相模原市民混声合唱団ヴォイストレーナー。オペラではこれまでに《愛の妙薬》ドゥルカマーラ、ベル コーレ《コジ・ファン・トゥッテ》グリエルモ、《仮面舞踏会》シルヴァーノの各役にて出演。

中村 文香  なかむら あやか  ピアノ
昭和音楽大学卒業。同大学院修了。卒業時に特別賞を受賞し、第79回読売新人演奏会に出演。第15回昭和音楽大学コンチェルト定期演奏会にソリストとして出演。第9回ベルティカローリ教授賞コンクールにおいて優秀賞を受賞し、日本、ローマにてリサイタルを開催。ソロ活動の他、オペラ伴奏やメサイヤのチェンバリスト、室内楽など様々な方面で活動する。

*オペラの二重唱が4曲と多く、リハーサルから細かい調整を繰り返していた。加藤氏はサービス精神旺盛で、本番にない曲を2曲(「くちなし」など)をリハーサルでサービスして歌っていた。

今日の昼食
都庁32階食堂にて
カレー南蛮そば 大盛
450円
 

新宿御苑の紅葉
 
 

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