2012年12月20日木曜日

『麗々しい美声、旬のテナー!』 小貫岩夫:テノール、平塚洋子:ピアノ

平成24年12月19日(水)
12:00~12:30

アグネスホテル ランチタイムコンサート



第93回

『麗々しい美声、旬のテナー!』

ーーー*プログラム*―――

◇ホワイトクリスマス(バーリン作曲)
クリスマスシーズンには必ず耳にする1曲。「あなたにきらめく幸せな日々がありますように、そしてクリスマスが銀世界に包まれますように」と結ばれます。

◇天使の糧(フランク作曲)
ベルギー出身の作曲家、セザール・フランクの作品。彼が作曲した『荘厳ミサ』の中からの1曲です。その美しい旋律から単独で演奏される機会も多い作品です。

◇オペレッタ『こうもり』メドレー(J.シュトラウス作曲)
オペレッタ王、J.シュトラウスの代表曲で、本日はテノールの歌う箇所を選りすぐってお送りします。楽しい旋律の数々をお楽しみください。
・出だしのアルフレードの歌(舞台の裏で歌う)
・第1幕:アルフレードの歌
・第2幕:パーティでのファルケの歌
・第3幕:シャンパンの歌(乾杯の歌)
*日本語で歌う

◇オペレッタ『微笑みの国』より “君こそ我が心のすべて”(レハール作曲)
『微笑みの国』は甘く切ない恋が描かれるオペレッタ。本日の曲は、2人の関係に不安を抱く恋人を前に、自分の本心を伝えるべく、王子は“君こそ我が心のすべて”と歌いあげます。

(アンコール)
◇さわやかに星はきらめき(O Holy Night)(アドルフ・アダン作曲)
日本語と英語で歌う。

ーーー*演奏者プロフィール*ーーー

【小貫 岩夫(テノール)】
北海道出身。同志社大学卒業後、大阪音楽大学首席卒業。文化庁オペラ研修所第11期修了。飯塚新人音楽コンクール声楽部門大賞(文部大臣奨励賞)をはじめ、数々のコンクールで優勝、入選する。読売新人演奏会に出演。音大在学中の95年、堺シティオペラ『魔笛』タミーノに抜擢され、テオ・アダムら世界的歌手と共演し、デビュー。この成功により、ドイツ・ケムニッツ市立歌劇場から招聘を受け、96年同役で出演し、地元紙より好評を得る。98年より文化庁派遣在外研修員としてミラノへ留学。2000年、R.シュトラウス『サロメ』(若杉弘指揮)で新国立劇場デビューを飾り、その後二期会を中心に数々のオペラに出演。02年二期会・新国共催『忠臣蔵』岡野金右衛門、二期会『ニュルンベルクのマイスタージンガー』難役ダーフィット、04年新国・二期会共催『鳴神』(市川團十郎演出)では白雲坊を好演。06年、二期会『コジ・ファン・トゥッテ』(宮本亜門演出・文化庁芸術祭大賞受賞)フェランド、07年7月には二期会公演『魔笛』(実相寺昭雄演出)タミーノで喝采を浴びた。08年、新国立劇場新制作の『トゥーランドット』ではポンを好演。演出家をはじめ、スタッフからの絶大な信頼を得、その模様はNHKで全国放送された。またブリテン『ねじの回転』のプロローグとクィント(01)などで新国立劇場に出演する他、びわ湖ホール、兵庫県立芸術文化センター、日生劇場へも度々出演している。09年には、ワーグナー『バルシファル』のタイトル・ロールを見事演じ切り、新たな境地を開いた。コンサートでは、04年マルコ・アルミリアート指揮、読響による歌劇『道化師』(演奏会方式)などで高い評価を得ている。10年9月、東京二期会『魔笛』タミーノに再び出演。13年2月二期会『こうもり』アイゼンシュタインで出演予定。「第九」「メサイア」「レクイエム」(ヴェルディ、モーツァルト)にも実績があり、NHK-FM「名曲リサイタル」に出演。06年には、武道館での公演、なかにし礼作・世界劇「黄金の刻(とき)」で厨子王役を歌い、大晦日にNHKで全国放送されるなど活動の幅を広げている。二期会会員。

【平塚 洋子(ピアノ)】
東京藝術大学音楽学部器楽科ピアノ専攻卒業。在学中より室内楽、器楽、声楽伴奏の活動を始める。ザルツブルクモーツァルテウム音楽院にて、白井光子、ハルトムート・ヘル両氏にドイツリート解釈を師事。またオペラマスタークラス、研修のため度々渡欧。現在は声楽家の共演ピアニストとしても数多くの演奏会に出演している。NHK-FMリサイタルやCDなど録音も多い。またオペラの音楽スタッフとして東京二期会、藤原歌劇団、新国立劇場、日生劇場ほか数多くのプロダクションに携わり、公演の成功に貢献している。オーケストラで鍵盤楽器を担当することも多い。文化庁オペラ研修所、新国立劇場オペラ研修所、日本オペラ振興会育成部講師を経て、現在東京二期会ピアニスト、オペラ研修所ピアニスト、日本声楽家協会講師、聖徳大学音楽学部兼任講師。

アグネスホテルの洋菓子店
 
 

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