平成24年11月30日(金)
東京藝術大学
学内演奏会
作曲
14:00~
場所:奏楽堂
1.三好 真亜沙:死神
Mez.秋本悠希
Bs.Cl.東紗衣
Hr.梁川笑里
Trb.佐藤健一
Tub.田村優弥
Perc.石若駿
Cel.山中淳史
Hp.南志歩
Vla.松村早紀
Vc.山本直輝
Cb.篠崎和紀
Cond.高橋達馬
落語「死神」の物語をベースに全4曲の組曲。(1・2曲及び3・4曲は切れ目なしに演奏)
終始やかましく、がむしゃらに進行する喧噪の音楽にまぎれてひた忍び寄る死神の足音、、に耳を傾けて・・・。
2.堀田 英邦:プレーン
Vn.藤井杏子 下田詩織 斎藤羽奈子
この曲では3人の奏者が、互いの音を聞きあったり、または互いの音を無視したり、時には舞台上を移動したりしながら、作曲者の中の「プレーン」という単語を表現する。
この曲を聞き終わった時、聞き手のこの曲に対するイメージがどうなったか?
聞き手の心に残った思い思いの「プレーン」のイメージ、それがこの曲のタイトルの意味。
3.梅林 太郎:trio
Vn.柏木かさね
Vc.佐古健一
Pf.三木蓉子
ヴァイオリンとチェロ、ピアノによるトリオ。
響きを一つづつ探して創作。
4.山中 淳史:弦楽のための協奏曲
Vn.大村龍太郎 新井貴盛 石田紗樹 桑田佳奈 小玉育 下田早織 高岸卓人 藤江扶紀 森岡ゆりあ 大倉礼加 岡谷恵光 倉冨亮太 齋藤羽奈子 二瓶真悠 山口尚記 小川響子 河西絢子 杉谷悠 高橋奈緒 武田桃子 戸原直 町田匡 宮本有里 三輪莉子 吉武由夏 岸本萌之加 日吉真優子
Vla.飯野和英 多井千洋 小倉由衣 松村早紀 古賀郁音 拓殖藍子 平高朝輝子 小山あずさ 二村裕美 松川和樹
Vc.有梨瑳理 高木良 田辺純一 山本直輝 吉田弦 広田勇樹 福本真琴 飯島哲蔵 原力海
Cb.小野稔隆 岩田真人 篠崎和紀 畑仁美 松本優紀 本山耀佑
Cond.石坂幸治
・1.遊戯
・2.夜想曲
ーーー休憩 10分ーーー
5.旭井 翔一:南風の忘れ物(2012) for Alto Saxophene
Alt.Sax.松下洋
タイトルは作曲時期(主に2012年9月中旬頃)に台風が猛威をふるい、フェーン現象によって突如猛暑が訪れたことに由来。
風に筆で水彩絵具をまき散らしたような、又は奏者の息が楽器を通して色が付き広がっていくような、そんなイメージで作曲。
この作品には様々な奏法が頻繁に登場するが、特徴的なのは、その奏法がいくつか組み合わされて登場すること。(例えば息のノイズとフラッター、声と重音とスラップタンギングなど)
これによって非常に面白い音響を得ると同時に、奏者には相当過酷な曲となった。
更に通常の奏法を求める部分でも、困難な音型が連発するのでたちが悪い。
6.垣内 綾:名も無い童話
Fl.石田彩子
Pf.内門卓也
4つの小品からなるこの組曲は、今の作曲者が、幼かった頃の作曲者の為に作ったもの。
といっても、幼かった頃の作曲者の体験、その懐かしさこそが曲の根幹。もしかすると、これは今の作曲者の為の話なのかもしれない。
7.佐原 詩音:The Labyrinth
Vn.藤井杏子
Vc.島根朋文
Pf.今川恵美子
作者の中のブラックメルヘン。自身の狂気や欲望をストレートに表現する音楽に躊躇したときは、ファンタジーに移行する。中心となるラの音が万華鏡のように多空間を行き来するも、dur‐mollは安定せず、残虐性を孕んでいく。しかし、至極単純で秩序だったラピエンスの構造は、最後にはそれらの事態を一掃して単一音に収束される。
8.岩田 安由真:まど・みちおの詩集「メロンのじかん」より
Sop.杉原藍
Trb.松永遼
Pf.岩田安由真
スイレン:ソプラノとピアノのための曲。ピアノの白鍵のグリッサンドが水面に浮かぶスイレンの様子を表現し、ソプラノが詩の世界をゆっくりと歌い上げます。
カ:ソプラノとトロンボーンとピアノのための曲。トロンボーンが蚊のまとわりつくうっとうしさを表現している。ソプラノは歌の合間に蚊を「たたきころ」すかのように手を叩く。軽妙で愉快な曲調。
9.森 亮平:お前らはこれがええんやろ
Sop.藤原綾香
Fl.山本優音
Cl.佐藤祐一郎
Va.追田圭
Vc.細井唯
Pf.森亮平
作曲者が長年話してきた方言は阿波弁で、関西弁とは似て非なるもの。何とか関西弁に近づけようと無意識のうちに無理をしてきた結果、作曲者は自分の話す方言が変な事になってしまった気がする。そんな湾曲した関西弁の知識だけで詩を書き、そのイントネーションを音形に置き換えようとした結果がこうなった。
全体は4つの部分に分かれ、歌を中心に曲が進んでいく。
普通、歌のパートに対してはある程度歌いやすいように考慮するはずだが、かなり無秩序な音を書いてしまって相当歌いづらいのでは。決して聴きやすい曲ではない。
10.鳥羽山 沙紀:mixed juice
Ob.古山真里江
Cl.吉野美香
Alt.Sax.中井伶
Ten.Sax.山崎憂佳
Tp.古土井友輝
Trb.松永遼
Tub.麻生雄基
Cb.岩田真人
Pf.向井航
Perc.永野雅晴
Cond.鳥羽山紗紀
世界の様々な音楽をきいて特製ミックスジュースを作った。材料はアフリカの音楽、インドのシタール、パルカンプラス、ベリーダンス、ガムラン、フラメンコ、ブルガリアンボイスなど。お味の保証は?
東京藝術大学
学内演奏会
作曲
14:00~
場所:奏楽堂
1.三好 真亜沙:死神
Mez.秋本悠希
Bs.Cl.東紗衣
Hr.梁川笑里
Trb.佐藤健一
Tub.田村優弥
Perc.石若駿
Cel.山中淳史
Hp.南志歩
Vla.松村早紀
Vc.山本直輝
Cb.篠崎和紀
Cond.高橋達馬
落語「死神」の物語をベースに全4曲の組曲。(1・2曲及び3・4曲は切れ目なしに演奏)
終始やかましく、がむしゃらに進行する喧噪の音楽にまぎれてひた忍び寄る死神の足音、、に耳を傾けて・・・。
2.堀田 英邦:プレーン
Vn.藤井杏子 下田詩織 斎藤羽奈子
この曲では3人の奏者が、互いの音を聞きあったり、または互いの音を無視したり、時には舞台上を移動したりしながら、作曲者の中の「プレーン」という単語を表現する。
この曲を聞き終わった時、聞き手のこの曲に対するイメージがどうなったか?
聞き手の心に残った思い思いの「プレーン」のイメージ、それがこの曲のタイトルの意味。
3.梅林 太郎:trio
Vn.柏木かさね
Vc.佐古健一
Pf.三木蓉子
ヴァイオリンとチェロ、ピアノによるトリオ。
響きを一つづつ探して創作。
4.山中 淳史:弦楽のための協奏曲
Vn.大村龍太郎 新井貴盛 石田紗樹 桑田佳奈 小玉育 下田早織 高岸卓人 藤江扶紀 森岡ゆりあ 大倉礼加 岡谷恵光 倉冨亮太 齋藤羽奈子 二瓶真悠 山口尚記 小川響子 河西絢子 杉谷悠 高橋奈緒 武田桃子 戸原直 町田匡 宮本有里 三輪莉子 吉武由夏 岸本萌之加 日吉真優子
Vla.飯野和英 多井千洋 小倉由衣 松村早紀 古賀郁音 拓殖藍子 平高朝輝子 小山あずさ 二村裕美 松川和樹
Vc.有梨瑳理 高木良 田辺純一 山本直輝 吉田弦 広田勇樹 福本真琴 飯島哲蔵 原力海
Cb.小野稔隆 岩田真人 篠崎和紀 畑仁美 松本優紀 本山耀佑
Cond.石坂幸治
・1.遊戯
・2.夜想曲
ーーー休憩 10分ーーー
5.旭井 翔一:南風の忘れ物(2012) for Alto Saxophene
Alt.Sax.松下洋
タイトルは作曲時期(主に2012年9月中旬頃)に台風が猛威をふるい、フェーン現象によって突如猛暑が訪れたことに由来。
風に筆で水彩絵具をまき散らしたような、又は奏者の息が楽器を通して色が付き広がっていくような、そんなイメージで作曲。
この作品には様々な奏法が頻繁に登場するが、特徴的なのは、その奏法がいくつか組み合わされて登場すること。(例えば息のノイズとフラッター、声と重音とスラップタンギングなど)
これによって非常に面白い音響を得ると同時に、奏者には相当過酷な曲となった。
更に通常の奏法を求める部分でも、困難な音型が連発するのでたちが悪い。
6.垣内 綾:名も無い童話
Fl.石田彩子
Pf.内門卓也
4つの小品からなるこの組曲は、今の作曲者が、幼かった頃の作曲者の為に作ったもの。
といっても、幼かった頃の作曲者の体験、その懐かしさこそが曲の根幹。もしかすると、これは今の作曲者の為の話なのかもしれない。
7.佐原 詩音:The Labyrinth
Vn.藤井杏子
Vc.島根朋文
Pf.今川恵美子
作者の中のブラックメルヘン。自身の狂気や欲望をストレートに表現する音楽に躊躇したときは、ファンタジーに移行する。中心となるラの音が万華鏡のように多空間を行き来するも、dur‐mollは安定せず、残虐性を孕んでいく。しかし、至極単純で秩序だったラピエンスの構造は、最後にはそれらの事態を一掃して単一音に収束される。
8.岩田 安由真:まど・みちおの詩集「メロンのじかん」より
Sop.杉原藍
Trb.松永遼
Pf.岩田安由真
スイレン:ソプラノとピアノのための曲。ピアノの白鍵のグリッサンドが水面に浮かぶスイレンの様子を表現し、ソプラノが詩の世界をゆっくりと歌い上げます。
カ:ソプラノとトロンボーンとピアノのための曲。トロンボーンが蚊のまとわりつくうっとうしさを表現している。ソプラノは歌の合間に蚊を「たたきころ」すかのように手を叩く。軽妙で愉快な曲調。
9.森 亮平:お前らはこれがええんやろ
Sop.藤原綾香
Fl.山本優音
Cl.佐藤祐一郎
Va.追田圭
Vc.細井唯
Pf.森亮平
作曲者が長年話してきた方言は阿波弁で、関西弁とは似て非なるもの。何とか関西弁に近づけようと無意識のうちに無理をしてきた結果、作曲者は自分の話す方言が変な事になってしまった気がする。そんな湾曲した関西弁の知識だけで詩を書き、そのイントネーションを音形に置き換えようとした結果がこうなった。
全体は4つの部分に分かれ、歌を中心に曲が進んでいく。
普通、歌のパートに対してはある程度歌いやすいように考慮するはずだが、かなり無秩序な音を書いてしまって相当歌いづらいのでは。決して聴きやすい曲ではない。
10.鳥羽山 沙紀:mixed juice
Ob.古山真里江
Cl.吉野美香
Alt.Sax.中井伶
Ten.Sax.山崎憂佳
Tp.古土井友輝
Trb.松永遼
Tub.麻生雄基
Cb.岩田真人
Pf.向井航
Perc.永野雅晴
Cond.鳥羽山紗紀
世界の様々な音楽をきいて特製ミックスジュースを作った。材料はアフリカの音楽、インドのシタール、パルカンプラス、ベリーダンス、ガムラン、フラメンコ、ブルガリアンボイスなど。お味の保証は?
0 件のコメント:
コメントを投稿