平成24年9月11日(火)
新宿三井ビルのランチタイムコンサートは、8月は休みだったので、久しぶりの開催。
今日の歌い手2人は、9月16日に開催される室内オペラの夕べで『奥様女中』に出演する期待の若手。
粥川さんは、少し小柄だが可愛い仕草が魅力で歌もうまい。藤原さんも芸達者で声量が素晴らしい。沖澤さんは指揮者としての飛躍を期待しているのだが、ピアノ伴奏で活躍しているのは初めて知った。
新宿三井ビルディング
「55癒しの指定席」
ランチタイムコンサート
第293回
Aプログラム 秋風に寄せる日本の歌
Bプログラム オペラ・ブッファに親しむ ~小悪魔と振り回される男~
2012年9月11日(火)
12:05~ 12:35~ 2回公演(演奏時間20分程度)
新宿三井ビル Lb館
Aプログラム 12:05~
1.小さな空 〔二重唱〕
作詞/作曲 武満徹
*幼い日の記憶に思いを馳せて、心がほっこり、なつかしく、ちょっと切なくなる・・・すてきな歌。
2.待ちぼうけ 〔粥川〕
北原白秋 作詞/山田耕筰 作曲
*農夫の物語を通して、「偶然をあてにして、努力を怠ってはいけない」という教訓が込められた満州唱歌。
3.からたちの花 〔粥川〕
北原白秋 作詞/山田耕筰 作曲
*からたちの花に寄せ、山田耕筰の幼少の思い出が、美しい旋律に叙情的に歌われる。
4.鉾をおさめて 〔藤原〕
時雨音羽 作詞/中山晋平 作曲
*往年の名テノール藤原義江のヒット曲でも有名。粋で豪快な海の男の歌には、手拍子が似合う。
5.おんがく 〔粥川〕
まど・みちお 作詞/木下牧子 作曲
*音楽をユニークな視点からとらえた、まどみちおの歌詞が印象的な、木下牧子作曲の代表作。
6.風の子守歌 〔藤原〕
別役実 作詞/池辺晋一郎 作曲
*題名通り、さっと吹き渡って通り過ぎてゆく風のような一曲、ピアノの伴奏もとっても美しい。
7.赤とんぼ 〔二重唱〕
三木露風 作詞/山田耕筰 作曲
*前半の結びに、日本人なら誰もが口ずさめるこの歌を。秋はもうすぐそこまで来ている・・・。
Bプログラム 12:35~
1.「5・・・10・・・20・・・」 〔二重唱〕
モーツァルト作曲 歌劇『フィガロの結婚』より
*後半の幕開けは、オペラ『フィガロの結婚』の開幕のデュエット。結婚式の朝を迎えた二人の幸せな雰囲気は微笑ましい限り。
2.いつもお前は反対ばかり 〔藤原〕
ベルゴレージ作曲 歌劇『奥様女中』より
*オペラブッファの元祖とされる『奥様女中』から3曲。言う事を聞かない受注への不満をコミカルにぶちまけるご主人様のアリアを最初に。
3.私のおこりんぼさん 〔粥川〕
ベルゴレージ作曲 歌劇『奥様女中』より
*そんな怒っているウベルトに対してセルビーナは余裕の様子。「私のおこりんぼさん、シッ!だまって」と、強気に歌う。
4.あなたの瞳を見ればわかるわ 〔二重唱〕
*ついに、結婚するなら私としましょう、と誘惑するセルビーナと、混乱するウベルトの愉快な二重唱。
5.なんという愛情! 〔二重唱〕
ドニゼッティ作曲 歌劇『愛の妙薬』より
*真の愛情に目覚めた高飛車な娘と、惚れ薬を売りつけようとするインチキ薬売りの「対決」の二重唱。さて、勝敗はいかに!?
◆出演者プロフィール◆
粥川恵理子 かゆかわ えりこ ソプラノ
岐阜県美濃市出身。東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。卒業時にアカンサス音楽賞、同声会賞を受賞。同声会新人演奏会に出演。モーツァルテウム大学サマーアカデミーにてバーバラ・ボニーに師事。(ザルツブルグ)修了演奏会出演。及びディプロマ取得。二期会オペラ研修所本科修了。古楽アンサンブルConcerto Sotto I'Alberoメンバー。今年9月には《奥様女中》セルビーナ役で出演予定。
藤原直之 ふじわら なおゆき バリトン
埼玉県さいたま市出身。群馬大学教育学部英語専攻、東京藝術大学音楽学部声楽科を経て、東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程オペラ専攻修了。勝部太氏に師事。今年9月には《奥様女中》ウベルト役で出演予定。
沖澤のどか おきさわ のどか ピアノ
青森県出身。幼少よりピアノ、チェロを始める。東京藝術大学音楽学部指揮科卒業。卒業時にアカンサス音楽賞、同声会賞を受賞。現在同大学院音楽研究科指揮専攻在籍。古楽アンサンブルConcerto Sotto I'Alberoメンバー。
今日の昼食
セブンイレブンでおにぎり100円セールのため
演奏会場
東京都庁の放射線量測定
機械に近いと0.08
ところが離れると0.06
人間は放射線量が高いのか?
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