2012年6月7日木曜日

新国立劇場中劇場で演劇「サロメ」 あっという間の1時間40分 多部未華子魅力的

平成24年6月6日(水)
今日は金星が太陽面を横切るという天体ショーの日
残念ながら東京は雨模様
今日は新国立劇場中劇場で演劇「サロメ」を鑑賞
実は月曜日に観る予定がオペラ「ローエングリン」と
ダブルブッキングで見れなかったので
楽しみだ

今回の「サロメ」は
キャッチコピーが
純粋無垢なサロメがいざなう狂気の世界、
ワイルドの傑作が現代的な視点で今蘇る!
19世紀末のヨーロッパで多彩な文筆活動を繰り広げ、その生涯とともに世界
中に影響を与えたオスカー・ワイルドの傑作『サロメ』。作家・平野啓一郎
によるフランス語から「現代の音楽」への新翻訳で甦る。
演出は新国立劇場では初めてストレート・プレイを手がける宮本亜門。
サロメの無邪気さと残酷さに焦点を当て、それゆえの預言者ヨカナーンへの愛、
義理の父ヘロデ、母ヘロディアスとの対立を清逸な視点で美しく描く。

土曜日にシアタートークで期待を膨らませていたので早く見たい気分。

昼食は都庁32階食堂でC定食
580円


都庁に放射線量の表示があるのに
今日初めて気が付いた
0.09の数値がどの水準かわからない
最近NHKテレビでも放送していないような


13時30分の開場まで時間があるので
近くのマクドナルドでコーヒーを飲む
100円


席は2階
1階のホワイエを見る


2時から3時40分まで休憩なし


1時50分頃から席に座る
シアタートークの時は黒い仕切りが目立っていたが
舞台は白で印象が違った。
既に舞台下の水が張ってあるところを
ヨカナーン役の成河さんと思われる男性がゆっくり歩いている。

ものがたりは
舞台はエルサレム、ヘドロ王の宮殿。サロメは王妃ヘロディアスの娘で、
ヘロデは義父。ヘロデはサロメの実の父である兄を殺し、
ヘロディアスを妻としていた。
宴の席、地下の井戸に幽閉されている預言者ヨカナーンの声に
サロメは興味を持ち、親衛隊長に銘じて、ヨカナーンを外に出す。
ヨカナーンは王妃の近親婚の罪をとがめ、
美しいサロメには目もくれず井戸へ戻っていく。
ヘロデ王はサロメに、踊れば望みのものを与えると約束、
サロメはヨカナーンの首を要求する・・・。

前半は、サロメとヨカナーンのやりとりが主に進む。
親衛隊長の自殺により白い床に赤の血が流れる。
この赤が少しずつ印象的になる。
ヘドロ王の登場により物語は更に面白さが増す。
多部未華子の演技に目が離せない。
これまではオペラ等で色気過剰の印象があったが
多部さんは純粋無垢さと狂気さをにじみださせていた。
奥田瑛二も存在感のある演技。
麻実れいさんも素晴らしい。

途中からどんどん劇の流れに取り込まれ
最終盤の多部未華子とヨカナーンの首とのやり取りでは
白い床に赤い血がどんどん広がっていくという
演出に流石宮本亜門と感心した。
最近見た演劇では一番の出来だと思う。
今日もチケットは完売だったが、再び見たくなる芝居だと思った。

最後のカーテンコールでは
多部未華子だけが舞台中央で赤い血の中に立ち
他の出演者は客席近くの通路に並んだ。
この芝居は多部未華子が最初にキャスティングが決まっていた
という理由が良く理解できた。

終演後中劇場を出る客



『サロメ』
作:オスカー・ワイルド
翻訳:平野啓一郎
演出:宮本亜門

出演:
多部未華子
成河
麻実れい
奥田瑛二

山口馬木也
植木潤
春海四方
ヨシダ朝
水下きよし
遠山俊也
櫻井章喜
池下重大
谷田歩
森岡豊
平川和宏
神太郎
内藤大希
漆崎敬介
坂本三成
右門青寿
斉藤直樹
ベータ
星智也
西村壮悟
原一登
川口高志
林田航平
水野龍司
戸井田稔
鈴木慎平

美術:伊藤雅子
照明:西川園代
音楽:内橋和久
音響:渡邉邦男
ヘアメーク:川端富生
演出助手:山田美紀
舞台監督:瀬崎将孝
衣装協力:株式会社ヨウジヤマモト

芸術監督:宮田慶子
主催:新国立劇場
共催:TBS
後援:TBSスタジオ

チケット料金(税込)
S席 7,300円
A席 5,250円
B席 3,150円
Z席 1,500円




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