平成24年6月7日(木)
非常に日差しが強い
日向で開場を待っているとくらくらする
偶然日陰に移って待てて良かった
今日は
東京藝術大学奏楽堂でモーニング・コンサート 第5回
10時30分開場
11時開演
指揮:高関健(Ken TAKASEKI)
桐朋学園大学卒業。ベルリン・フィル・オーケストラアカデミーに留学後、カラヤンのアシスタントを務め、タングルウッド音楽祭でバーンスタイン、小澤征爾らに指導を受けた。83年ニコライ・マルコ記念国際指揮者コンクール第2位。84年ハンス・スワロフスキー国際指揮者コンクール優勝。翌年、日本フィル定期演奏会で日本デビュー。これまで、ウィーン響、ベルリン・ドイツ響、ケルン放送響、オスロ・フィル、ベルゲン・フィル、プラハ放送響他を指揮。現在、東京藝術大学非常勤講師。群馬交響楽団名誉指揮者。
演奏:藝大フィルハーモニア
前半:
◆坂東祐大(4年) Yuta Bandoh
坂東祐大:Chronos/Kairos/Tactus(2011-12)
pour orchestre(演奏時間約18分)
1991年1月25日大阪府生まれ。
東京藝術大学音楽学部附属音楽高校を経て、現在 東京藝術大学音楽学部作曲科在学中。
テレビ番組への音楽提供(BSフジ)や 映画、映像、展示のための音楽など、多岐に渡って活動。
作品は日本をはじめ、アメリカでも演奏されている。
2012年、学内にて長谷川良夫賞受賞。
作曲を佐怒賀悦子、野田暉行、安良岡章夫 ピアノを羽田正明、中井正子各氏に師事。
最初に坂東さんが挨拶
・1作目のオーケストラ作品。
・聴き方について説明したい。
・70人強の演奏者でとてつもない音となる。
・1楽章は、1/3位。
・2楽章は、トランペットがお休み。
・3楽章は、大音響。
・パイプをハンマーで打つ音で始まる。
・ムチを打つ「パン」という音で始まる。
・ムチが映画のカチンコの役割。
・1楽章は、雨の音。ポジティブな雨。
・2楽章は、太鼓が主に。
・3楽章は、ラチット。
クロノス時間とは・・・過去から未来へと一定速度・一定方向で機械的に流れる時間。
カイオス時間とは・・・速度が変わったり繰り返したり逆流したり止まったりする、人間の内的な時間。
タクトゥスとは・・・<拍>を意味するラテン語。15、6世紀においては手の上下運動によって示される基準音価を意味した。
3楽章がそれぞれ点の音楽、線の音楽、フル編成と変化しながら映画のカチンコによる細かい編成の集合体としての面白さを感じた。どのように育っていくのか注目。
後半:
◆鶴野紘之(4年) Hiroyuki Tsuruno
C.サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番(演奏時間約27分)
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て、東京藝術大学音楽学部4年在学中。
これまでに、故山内妙子、沼田園子、玉井菜採、堀正文、ジェラール・プーレ、オレグ・クリサ、ピエール・アモイヤル各氏に師事。現在、玉井菜採氏に師事。室内楽を澤和樹、市坪俊彦、東誠三各氏に師事。
2001年日本演奏家コンクール第2位(1位無し)、2002年全日本学生音楽コンクール東京大会奨励賞、2008年、東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校の代表に選出され、第4回国立音楽大学附属音楽高等学校による招待演奏会にて演奏。
2011年、ニース国際音楽アカデミーのコンサートに二週連続で選抜され、C.N.R.R.de Niceホールにて演奏。同アカデミーにて、B.ガルリツキー氏より指導を受ける。
サン=サーンスの最後のヴァイオリン協奏曲。ロマン派音楽において重要なヴァイオリンと管弦楽のための協奏的作品の一つ。1880年に完成され、初演者のサラサーテに献呈された。
ヴァイオリンの演奏技巧をひけらかすのではなく、音楽性を表現するのが大事な曲。しっかりと弾き切ったと思う。
演奏後は
大浦食堂で昼食
日替わりランチ
480円
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