2012年12月30日日曜日

年末の1日 テレビは面白くない FMでワーグナー「舞台神聖祭典劇“パルジファル”を聴く

平成24年12月30日(日)
 
朝から冷たい雨
何もしない一日
テレビは不毛の放送をしている
興味を持って観たのは
NHK『松任谷由美 デビュー40周年
はてない夢の旅
「インタビュー・エディション」』
茂木健一郎のインタビューを
興味深く聞いた
これも含めて時間つぶしの番組ばかり
中には良い番組もあるということか
 
午後久しぶりに隣町の床屋に
雨のため年末というのに
客足が止まり空いていた。
書き入れ時だというのに
可愛そうに。
 
帰りに図書館で本を3冊借りる。
・「地球の歩き方 リゾート マウイ島&オアフ島」
・夏目漱石著「明暗」
・夏目房之介著「漱石の孫」
何故か急にハワイ旅行の夢
夏目漱石への興味が湧く
本当に正月に読めるのか
 
夕食は
ワインを飲む
 
ラビット リッジ
カベルネ・ソーヴィニヨン
“バレル・キュヴェ”
セントラルコースト
 
 


 
カルフォルニアワインの香りがする
美味しい
 
つまみは
昨日日本橋三越で購入した
ケーファーのサーモンのサラダ

 
燻した牡蠣も美味しい

 
Rabbit Ridge
のコルク

 
クロアチア産の鮪と蟹

 
ワインの色にもカルフォルニアを感じさせる

 
チーズとアスパラ巻

 
主食も美味しい

 
テレビはつまらないので
FMで
「舞台神聖祭典劇“パルジファル”」を聴く
ワーグナー作曲
(第1幕:1時間43分16秒)
(第2幕:1時間08分00秒)
(第3幕:1時間14分05秒)
アンフォルタス・・・(バリトン)デトレフ・ロート
ティトゥレル・・・(バス)ディオゲネス・ランデス
グルネマンツ・・・(バス)ブルクハルト・フリッツ
パルシファル・・・(テノール)ブルクハルト・フリッツ
クリングゾル・・・(バス)トーマス・イェザトコ
クンドリ・・・(メゾ・ソプラノ)スーザン・マクリーン
聖杯守護の第一の騎士・・・(テノール)アルノルト・ベザイエン
聖杯守護の第二の騎士・・・(バス)クリスティアン・チェレビエフ
四人の小姓・・・(ソプラノ)ユリア・ビルヒェルト
(メゾ・ソプラノ)ウルリケ・ヘルツェル
(テノール)クレメンス・ビーバー
(バリトン)ウィレム・ファン・デル・ヘイデン
クリングゾルに仕えるみこ(巫女)・・・
(ソプラノ)ユリア・ビルヒェルト
(ソプラノ)マルティーナ・リューピング
(メゾ・ソプラノ)カローラ・グーバー
(ソプラノ)クリスティアーネ・コール
(ソプラノ)ユッタ・マリア・ベーネルト
(メゾ・ソプラノ)ウルリケ・ヘルツェル
アルト・ソロ・・・(コントラルト)ジモーネ・シュレーダー
(合唱)バイロイト祝祭合唱団
(合唱指揮)エバハルト・フリードリッヒ
(管弦楽)バイロイト祝祭管弦楽団
(指揮)フィリップ・ジョルダン
~ドイツ・バイロイト祝祭劇場で収録~
<2012/7/29>
(バイエルン放送協会提供)
 
 
舞台神聖祝典劇『パルジファル』
リヒャルト・ワーグナーが1865年、国王ルートヴィッヒ二世のために書いたオペラ。全3幕。
原語ドイツ語。台本も作曲者自身による。中世(10世紀ごろ)スペインのモンサルヴァート城及びクリングゾルの魔の城を舞台とする。
初演は1882年7月26日、バイロイト祝祭歌劇場。日本初演は1967年。

第28回 三越の第九 中江早希:ソプラノ、加藤のぞみ:アルト、宮里直樹:テノール、山本悠尋:バス、終わったら山下清展に

平成24年12月29日(土)
 
今日は楽しみにしていた日本橋三越の
第28回 三越の第九
11時過ぎに会場に着けば楽勝と思って
図書館に寄ってから行ってみたら
もうすでに満席で立ち見となっていた。
びっくり。
 

1時間半近く立って待たなければならないので
先にトイレに行って体調を整える
12時から12時15分頃まで
パイプオルガンの演奏。
アヴェ・マリア
マスカーニの間奏曲
ムーンリバー
等5曲を
演奏は高橋美香子さん
 
 
12時30分
演奏者が勢ぞろい
1階だけでなく5階まで人が溢れている


ベートーヴェンの第九の第4楽章を
ピアノの連弾と178名の台東区民合唱団と
素晴らしい4名のソリストの歌声で楽しましてくれる。
約25分の熱演が終わる
 

 
200名の歓喜の大合唱
第28回 三越の第九
2012年12月29日(土) 1回目:午後0時30分~ 2回目:午後2時30分~
日本橋三越本店 本館1階中央ホール
 
LUDWIG VAN
BEETHOVEN
SYMPHONY No.9 ´CHORAL’
2012.12.29 Sat NHHONBASHI MITSUKOSHI CENTRAL HALL
 
ベートーヴェン交響曲 第九番 第四楽章より
●指揮/松浦ゆかり
●ピアノ/大野さなえ・黒尾友美子
●ソプラノ/中江早希
●アルト/加藤のぞみ
●テノール/宮里直樹
●バス/山本悠尋
●合唱/台東区民合唱団
 
【出演者 プロフィール】
●指揮 松浦ゆかり
東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。H・ウーハーペニッヒ氏に師事。現在各地で講習会、合唱祭の講師、各種コンクール、NHK全国学校コンクールの審査等全国的に活躍。ニース、ナンシーでの合唱交流に参加のほか、’86年ウィーン樂友協会大ホール、’93年リスボン、ジェロニモス修道院での日甫修好450年記念行事「第九」公演のそれぞれで合唱指導。’94年ウィーン市第1区旧市庁舎演奏会正式招聘。聖シュテファン大聖堂日曜ミサ全曲担当。藝大協力による「台東第九」の合唱指導は、本年で31回目。ピアノ連弾による「三越の第九」は、28回目を迎える。台東区民合唱団、他9団体の常任指揮者。各地コンクールで多くの金賞、優勝をはじめ上位入賞の実績を挙げている。日本合唱指揮者協会副理事長、東京都合唱連盟監事。
 
●ピアノ 大野さなえ
東京都出身。桐朋学園「子供のための音楽教室」を経て、桐朋女子高等学校音楽科卒業、桐朋学園大学音楽学部演奏学科ピアノ科卒業。’89年蓼科高原音楽祭にて音楽祭奨励賞受賞。その際受賞者コンサートにおいてN響メンバーと共演。遠藤郁子、富本陶、園田泰子、山田富士子の各氏に師事。
 
●ピアノ 黒尾友美子
4歳より桐朋学園「子供のための音楽教室」に入室、桐朋女子高等学校音楽科を経て、桐朋学園大学音楽学部演奏学科ピアノ科を卒業。卒業後、母校にて伴奏研究員として研鑽を積む。NHK・FM「新人のための洋楽オーディション」に合格、放送される。又、東京・新潟にてソロリサイタルを行う。クラリネットとの共演で、NHK・FM「土曜リサイタル」に出演する。現在、アンサンブルピアニストとして活動するかたわら、合唱その他の録音にも携わっている。
 
●ソプラノ 中江早希
北海道旭川出身。北海道教育大学岩見沢校 芸術課程音楽コース声楽専攻卒業。現在、東京藝術大学修士課程音楽研究科声楽専攻独唱科在学中。2008年旭川新人音楽賞受賞。2008年北海道教育大学定期演奏会ソリストとして出演。2009年第14回日本モーツァルト音楽コンクール声楽部門第2位。第78回日本音楽コンクールオペラ部門にて入選。今年度、第3回モーニングコンサートにてR.シュトラウス作曲「四つの最後の歌」を歌う。藝大オペラ定期「ドン・ジョバンニ」にてドンナ・アンナ役で出演。声楽を塚田康弘、針生美智子、佐々木典子の各氏に師事。
 
●アルト 加藤のぞみ
神奈川県立小田原高等学校卒業。東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。安宅賞、松田トシ賞、アカンサス賞、同声会賞受賞し、同声会新人演奏会、第80回読売新人演奏会出演。第59回「藝大メサイア」、藝大合唱定期シューマン「楽園とべり」、ドヴォルジャーク「スターバト・マーテル」でアルトソロを務める。オペラでは藝大オペラ「コシファントゥッテ」にドラベッラ役で出演。現在、同大学修士課程オペラ専攻在学中。これまでに栗林朋子、戸田敏子、井原直子、直野資、各氏に師事。
 
●テノール 宮里直樹
東京都出身。東京藝術大学音楽学部声楽科首席卒業。卒業時に、大賀典雄賞、松田トシ賞、アカンサス賞、同声会賞受賞。第81回読売新人演奏会に出演。2011年12月、外務省主催の天皇誕生日祝賀会にて国家独唱。第48回日伊声楽コンコルソ第1位。五十嵐喜芳賞、歌曲賞受賞。第10回東京音楽コンクール声楽部門 第2位(1位なし)。同時に聴衆賞受賞。これまでに、市村香枝、藤澤佑一、多田羅迪夫の各氏に師事。現在、同大学大学院音楽研究科修士課程声楽(オペラ)専攻2年次に在学中。
 
●バス 山本悠尋
神奈川県出身。東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。卒業時にアカンサス音楽賞、同声会賞を受賞。新卒業生紹介演奏会、同声会新人演奏会に出演。現在、同大学院音楽研究科修士課程独唱科に在籍。モーツァルト「レクイエム」、「ミサ・プレビス」、フォーレ「レクイエム」、「ヨハネ受難曲」にソリストとして出演。これまでに声楽を園田真木子、長町順史、寺谷千枝子の各氏に師事。2005年第59回全日本学生音楽コンクール高校の部東京大会第1位、全国大会出場。声楽アンサンブル「Concert sotto I’albero」メンバー。
 
●【合唱】 台東区民合唱団
上野・浅草を中心に台東区に在住、在勤の方々を中心に結成され、地元東京藝術大学の皆様のご指導や台東区の熱心な文化活動の推進により都内有数の実力派合唱団として活躍。松浦ゆかり先生指揮のもと、’88年、’91年と「都民合唱コンクール」で第1位大賞を受賞。’92年、’93年と、大変権威があり、入賞が困難とされている「全日本合唱コンクール」東京支部で銅賞、’96年銀賞の栄誉に輝いた。本年12月15日には、東京藝術大学・奏楽堂において第32回「台東第九」公演を行い、大好評を博す。
 
2回目公演も聴くことにして席を確保し昼食に。
いつもの八重洲もえだそばに行ったがもう休みだった。
近くのはなまるうどんで
たま玉カレーうどん
504円
ここ数日カレーを食べ続けている
 

2時半からの公演開始を待つ
今度は中央付近に座れた
 

左がソプラノの中江早希さん
右がアルトの加藤のぞみさん
 
 
左がテノールの宮里直樹さん
左がバスの山本悠尋さん


上の階も満員
松浦ゆかりさん指揮で歌が始まる
 

合唱も良いが
ソリストの出来が良い
 

中江さんや加藤さんが楽しみながら歌っている
ように見えた
 

大歓声のなか演奏が終わる
 

指揮者に花束贈呈
28回連続での指揮
本当に素晴らしい
 

大きな拍手
 

松浦ゆかりさんも嬉しそう
 

終演後は山下清生誕90周年の展覧会を鑑賞
素晴らしい絵だ
本当に天才だった
作られたイメージと実際の違いを認識
丁度会場内で
山下浩氏(山下清作品管理事務局代表、山下清の甥)
のギャラリートークが開かれていた。
 

2012年12月28日金曜日

東京散歩 早稲田の穴八幡宮で「一陽来復」を貰う、昼食は西早稲田のカレー屋「夢民」(明日で閉店)

平成24年12月28日(金)
 
雲っていて非常に寒い
 
早稲田の穴八幡宮に
「一陽来復」のお守りを貰いに行く
 
 
長い行列かと思ったらそれ程でもなかった。
それ程並ばないでお守りを買えた。

 
「一陽来復」
800円

 
この「一陽来復」のお守りは
300円

 
穴八幡宮の本殿
 

参道は屋台が埋めている
 

穴八幡宮の鳥居
 

西早稲田の諏訪神社
この向かいに凄く長い行列が
 

穴八幡宮に行く前にも凄い行列だったので
気になっていたのだが
11時45分頃に並んでみることにした。
 
 
「夢民」というカレー屋らしい。
いつもこんなに行列のお店なんだろうか?
と思いながら並ぶ。


内はカウンターらしい。
内で座って待っている人が多くいる。
 

ようやく店側で並ぶと、壁に
この12月をもって、
夢民は閉店します。
という案内が。
これまでの常連客が食べ納めに来ているのだ。
 

メニュー表。
初めてなのでどれを頼んで良いか
迷ってしまう。
 

ようやくカウンターに座る。
付け合せが用意されている。
 

結局ベーコン野菜カレーを食べることにした。
760円。
丁寧にご主人が一人前ずつ調理してくれる。
ご夫婦共に体調を崩して閉店せざるを得ない
らしいが、この働きぶりを見ていると
ご苦労さんでしたという想いが強い。
 

会計を済ますと奥さんが
キャンデーをくれる。
細かい心遣いが嬉しい。
食べ終わるまでに並び始めてから
結局2時間半たっていた。
37年6か月ご苦労さんでした。
 

帰りは大久保駅から
途中新大久保駅近くで
皆中稲荷神社を通る
 
 
 

このあたり
百人町は
鉄砲組百人隊の居住地で有名
 

皆中神社の本殿
 

我が家の愛犬
くり(ブリュッセル・グリフォン)
年末の美容院できれいに
 


 

2012年12月27日木曜日

新国立劇場 小劇場 『音のいない世界で』 松たか子が素晴らしい

平成24年12月27日(木)
14:00~15:30

今日は新国立劇場 小劇場で『音のいない世界』を観る。

小劇場の入口が普段と違う場所になり、外も普段と違う眺め。

子どもでも楽しめる内容とのことで、この劇場では珍しく子供の観客も目につく。
どちらかというと女性の観客が多い。

チケットはソールドアウト。

開演直前に係員に案内されて入ってきた女性の席に先人が座っていて、係員が首をひねっていたが、実は案内されて来た女性のチケットの日付が違っていたらしい。あわてて外に出て行った。

出演は、近藤良平、首藤康之、長塚圭史、松たか子。

この演劇の売りは、
「クリスマスから新年にお贈りする、こどもも大人も楽しめる不思議な一夜ものがたり」
大切なカバン(レコードプレーヤー)を盗まれたことで「音」を失ってしまった女性がカバンを取り戻そうと旅に出る。その女性と、彼女を追う夫を軸に綴られる不思議な一夜の物語。
新国立劇場では初めての「こどもに開かれた」大人の演劇。
演劇界、ダンス界で活躍する多彩な実力派キャストが集い、心温まる趣向が凝らされている。

四角の舞台と回り舞台の組み合わせで物語が進行していく。セットはシンプル。

夫を除いて?外の3人は色々な役柄であらわれる。
動物に変身したり楽しめる。

最後は松たか子(ほかの3人も歌っているが)の歌が魅力的。
実力派の俳優揃いだが、やはり松たか子の魅力が際立つ。
素晴らしく魅力的な女性だ。

あっという間の1時間半。

『音のいない世界で』
新国立劇場 小劇場


作・演出:長塚 圭史

出演:近藤 良平  首藤 康之  長塚 圭史  松 たか子

振付:近藤良平
美術:乗峰 雅寛
照明:笠原 俊幸
音響:加藤 温
衣裳:伊藤 佐智子
ヘアメイク:稲垣 亮弐
演出助手:渡邊 千穂
舞台監督:大垣 敏朗

美術監督:宮田慶子

チケット料金
A席 大人 5,250円 こども 2,600円 B席 大人 3,150円 こども 1,500円