平成25年5月30日(木)
東京藝術大学
音楽学部
奏楽堂
モーニング・コンサート
Morning Concert
第5回
2013年5月30日(木)
指揮:広上 淳一
管弦楽:藝大フィルハーモニー
渡部 真理子 (作曲)
Undulation for Orchestra
(演奏時間約11分)
中舘 壮志 (クラリネット)
K.A.ハルトマン:室内協奏曲~クラリネット、弦楽四重奏、弦楽オーケストラのための
(演奏時間約30分)
11:00 開演
東京藝術大学奏楽堂
【前半】
◆渡部 真理子 (4年:作曲) Mariko Watanabe
1989年仙台生まれ。仙台白百合学園高等学校を経て、現在、東京藝術大学音楽学部作曲科4年在学中。
2012年旧東京音楽学校奏楽堂にて行われた作曲科木曜コンサートにおいて室内楽作品を発表。
2013年同大学内において長谷川良夫賞受賞。
様々なジャンルの作曲活動のほかに、伴奏ピアニストとしても活動。
これまでに作曲を喜久邦博、八島秀、小島佳男、北村昭、山本純ノ介、安良岡章夫の各氏に、ピアノを澁谷由起、手塚真人の各氏に師事。
*演奏が始まる前に作曲のきっかけについて説明。
2012年東京都美術館のリニューアルオープンを記念し開催されたメトロポリタン美術館展の一番最後に展示されていた、アメリカ人の画家ウィンスロー・ホーマーの描いた《月光・ウッドアイランド灯台》に心を惹かれて、オーケストラで表現して見たくなったということ。
彼の絵には、常に強い風と波が押し寄せている。
暗い夜の海、岩場に押し寄せる波の力強さ!
夜空に輝く柔らかな光と海の反射・・・月を描かずに月を暗示させる光。
様々なUndulation“うねり”を感じてもらいたい。
広上さんのダイナミックな指揮で表情豊かに演奏が行われた。
【後半】
◆中舘 壮志 (4年:クラリネット) Soshi Nakadate
茨城県出身。12歳よりクラリネットを始める。茨城県立取手松陽高等学校音楽科を経て、現在、東京藝術大学音楽学部器楽科4年在学中。第22回日本木管コンクール第2位。東京藝術大学在学中に「安宅賞」受賞。これまでにクラリネットを有馬理絵、月村淳、栄村香、山本正治、伊藤圭の各氏に、室内楽を小畑善昭、山本正治の各氏に師事。また公開マスタークラスなどでフランクリン・コーエン、ヴェンツェル・フックス、アレッサンドロ・カルボナーレ、フィリップ・ベローなどの国外の著名な演奏家の諸氏に学ぶ。
*カール・アマデウス・ハルトマンは、1905年ミュンヘンに生まれる。20世紀ドイツ最大の交響曲作曲家。ドイツ現代音楽において非常に重要な作曲家の一人。
この室内協奏曲は『ゾルタン・コダーイへのオマージュとして、彼に対する尊敬と賞賛の意を込めて作曲した』と、ハルトマン自身が述べている。
第1、2楽章を1930年に作曲し、1935年に第3楽章を付け足した。
重々しいオーラの漂う作品。
ナチスによって退廃音楽との烙印を受けてしまったハルトマンの魂の叫びと、それに対する希望の光のようなものを感じることができる。
なお、演奏の藝大フィルハーモニアで
1曲目のコンサートマスターは、野口千代光
2曲目は、北村京子
2曲目の弦楽四重奏は
第1ヴァイオリン:野口千代光
第2ヴァイオリン:蒲生克郷
ヴィオラ:安藤裕子
チェロ:羽川真介
東京藝術大学
音楽学部
奏楽堂
モーニング・コンサート
Morning Concert
第5回
2013年5月30日(木)
指揮:広上 淳一
管弦楽:藝大フィルハーモニー
渡部 真理子 (作曲)
Undulation for Orchestra
(演奏時間約11分)
中舘 壮志 (クラリネット)
K.A.ハルトマン:室内協奏曲~クラリネット、弦楽四重奏、弦楽オーケストラのための
(演奏時間約30分)
11:00 開演
東京藝術大学奏楽堂
【前半】
◆渡部 真理子 (4年:作曲) Mariko Watanabe
1989年仙台生まれ。仙台白百合学園高等学校を経て、現在、東京藝術大学音楽学部作曲科4年在学中。
2012年旧東京音楽学校奏楽堂にて行われた作曲科木曜コンサートにおいて室内楽作品を発表。
2013年同大学内において長谷川良夫賞受賞。
様々なジャンルの作曲活動のほかに、伴奏ピアニストとしても活動。
これまでに作曲を喜久邦博、八島秀、小島佳男、北村昭、山本純ノ介、安良岡章夫の各氏に、ピアノを澁谷由起、手塚真人の各氏に師事。
*演奏が始まる前に作曲のきっかけについて説明。
2012年東京都美術館のリニューアルオープンを記念し開催されたメトロポリタン美術館展の一番最後に展示されていた、アメリカ人の画家ウィンスロー・ホーマーの描いた《月光・ウッドアイランド灯台》に心を惹かれて、オーケストラで表現して見たくなったということ。
彼の絵には、常に強い風と波が押し寄せている。
暗い夜の海、岩場に押し寄せる波の力強さ!
夜空に輝く柔らかな光と海の反射・・・月を描かずに月を暗示させる光。
様々なUndulation“うねり”を感じてもらいたい。
広上さんのダイナミックな指揮で表情豊かに演奏が行われた。
【後半】
◆中舘 壮志 (4年:クラリネット) Soshi Nakadate
茨城県出身。12歳よりクラリネットを始める。茨城県立取手松陽高等学校音楽科を経て、現在、東京藝術大学音楽学部器楽科4年在学中。第22回日本木管コンクール第2位。東京藝術大学在学中に「安宅賞」受賞。これまでにクラリネットを有馬理絵、月村淳、栄村香、山本正治、伊藤圭の各氏に、室内楽を小畑善昭、山本正治の各氏に師事。また公開マスタークラスなどでフランクリン・コーエン、ヴェンツェル・フックス、アレッサンドロ・カルボナーレ、フィリップ・ベローなどの国外の著名な演奏家の諸氏に学ぶ。
*カール・アマデウス・ハルトマンは、1905年ミュンヘンに生まれる。20世紀ドイツ最大の交響曲作曲家。ドイツ現代音楽において非常に重要な作曲家の一人。
この室内協奏曲は『ゾルタン・コダーイへのオマージュとして、彼に対する尊敬と賞賛の意を込めて作曲した』と、ハルトマン自身が述べている。
第1、2楽章を1930年に作曲し、1935年に第3楽章を付け足した。
重々しいオーラの漂う作品。
ナチスによって退廃音楽との烙印を受けてしまったハルトマンの魂の叫びと、それに対する希望の光のようなものを感じることができる。
なお、演奏の藝大フィルハーモニアで
1曲目のコンサートマスターは、野口千代光
2曲目は、北村京子
2曲目の弦楽四重奏は
第1ヴァイオリン:野口千代光
第2ヴァイオリン:蒲生克郷
ヴィオラ:安藤裕子
チェロ:羽川真介
もよりの根津駅
0 件のコメント:
コメントを投稿