2013年5月10日金曜日

成田仁美:ヴァイオリン、畑めぐみ:ピアノ 東京藝術大学奏楽堂モーニング・コンサート 第2回 2013年5月9日

平成25年5月9日(木)

東京藝術大学
奏楽堂
モーニング・コンサート
Morning Concert

第2回
2013年5月9日(木)


指揮:高関 健
管弦楽:藝大フィルハーモニア

成田 仁美(ヴァイオリン)
F.メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64
(演奏時間約28分)

畑 めぐみ(ピアノ)
W.A.モーツァルト:ピアノ協奏曲 第26番 二長調 K537「戴冠式」
(カデンツァ:畑めぐみ)
(演奏時間約30分)

11:00 開演 東京藝術大学奏楽堂
12:10 終演

*有料化2回目で開場時の誘導も少しずつ工夫がされてきた。招待券と学生券の入場は一般有料客の後のするということも。
客の入りは1回目に比べるとだいぶ増えた。天気も良かったからか。
客の質は上がったかと思ったのだけれど、前半の成田さんの演奏中に、第2楽章と第3楽章の切れ目のあたりで(楽章間に切れ目がない)、せっかく静かな音色を楽しみにしている所で変な音が聴こえていた。変だなと思っていたら、後半への場転換の最中に指揮の高関さんが、舞台に出てきて携帯の音が聴こえているので是非電源を切って欲しいとのお願いが。
やはり携帯が鳴っていたのだ。困ったものだ。

前半の成田さんは、約28分全力で弾きまくり素晴らしかった。2年パリに留学して帰国。これからが楽しみだ。
後半の畑さんも約30分の演奏を楽しませてくれた。
次々と新星が出てくる。

プロフィール

◆成田 仁美 (6年:ヴァイオリン) Hitomi Narita
1989年生まれ。千葉県出身。3歳よりヴァイオリンを始める。
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校を経て東京藝術大学音楽学部に入学、2010年に渡仏。Conservatoire à rayonnement règional de Parisにてヴァイオリンと室内楽を学び、2012年卒業後帰国、現在、東京藝術大学に在籍中。
第8回 日本クラシック音楽コンクール全国大会最高位。1999年テプコフレッシュコンサートに出演。2000年イタリア ローマ国際音楽祭にソリストで出演。2001年パンパシフィック世界大会にて韓国交響楽団と共演。2002年石川ミュージックアカデミーマスタークラスにてIMA音楽賞受賞。2003年芸術鑑賞会にて千葉ニューフィルハーモニーと共演。第60回 全日本学生音楽コンクール全国大会第2位。フランス Vatelot Rampel Concours2012最高位。
これまでに板垣登喜雄氏、島田玲奈氏、神谷美千子氏、Suzanne Gessner氏、Roland Daugarell氏の各氏に師事。現在、原田幸一郎氏、漆原朝子氏に師事。

◆畑 めぐみ (4年:ピアノ) Megumi Hata
1991年生まれ。第7回スガナミピアノコンクール第1位、第10回ペトロフピアノコンクール第4位。2012年ウィーン冬季講習会にてヴィクトリア・トイフルマイヤー、カール・バート氏のレッスンを受講。修了演奏会に出演。2013年大学内にて公益法人青山財団奨学生オーディション合格。
都立芸術高等学校(現、都立総合芸術高等学校)を経て、現在、東京藝術大学音楽学部器楽科4年在学中。
これまでにピアノを荒木ゆう子、柴山眞奈美、小池節子の各氏に、楽曲分析を森垣桂一氏に、ピアノ及びピアノデュオを角野裕氏に師事。

◆指揮者:高関 健 Ken TAKASEKI
桐朋学園大学卒業。ベルリン・フィル・オーケストラアカデミーに留学後、カラヤンのアシスタントを務め、タングルウッド音楽祭でバーンスタイン、小澤征爾らに指導を受けた。1983年ニコライ・マルコ記念国際指揮者コンクール第2位、84年ハンス・スワロフスキー国際指揮者コンクール優勝。翌年、日本フィル定期演奏会で日本デビュー。これまで、ウィーン響、ベルリン・ドイツ響、ケルン放送響、オスロ・フィル、ベルゲン・フィル、プラハ放送響他を指揮。また本年2月には、サンクト・ペテルブルク・フィルに招かれ定期公演を指揮、好評を得た。現在、東京藝術大学招聘教授。群馬交響楽団名誉指揮者。

奏楽堂前
開場前に天気が良く暑いので皆日陰に集まっている
 

当日券購入の行列
 

終演後は大浦食堂で昼食
 

日替わり定食
480円
 



陳列館で
紙本の絵画展が開催されている
(無料)
 



 

0 件のコメント: