平成24年7月10日(火)
新宿三井ビルディング
「55癒しの指定席」
ランチタイムコンサート
第291回
うた日和~白南風(しらはえ)の季節に~
新宿三井ビルLb階
香村寛子さんのソプラノは素晴らしかった。最後の花の二重唱は圧巻。
柳真理子さんのメゾソプラノも声に伸びがあり聴きごたえあり。
清水綾さんも含めて3人が前半と後半で衣裳を変えるという
意気込みが感じられた。
Aプログラム 12:05(約20分)
1.昔の愛情に免じて [二重唱]
モーツァルト作曲 歌劇「皇帝ティトの慈悲」より
*セルヴィーリアはアンリオに「貴方が最初で最後の人です」と言葉をかけ、二人の愛はより強いものになります。
2.愛の喜び [栁]
ジャン・ピエール・クラリス作詞/マルティーニ作曲
*マルティーニの代表的な歌曲。愛の喜びは長続きしなく、苦しみが長続きする。不実な恋人への愚痴を歌った曲。
3.あなたが生まれた時「トスカーナ地方の四つの恋歌」より
アルトゥーロ・ピルが作詞/レスピーギ作曲 [香村]
*<トスカーナ地方の四つの恋歌>第一曲。鮮やかなピアノ伴奏にのせて「私の色をお前の頬にあげよう」と歌います。
4.カディスの娘たち [栁]
ミュッセ作詞/ドリーブ作曲
*スペイン情緒豊かな一曲で、軽快なボレロのリズムに乗って歌われます。カディスとはアンダルシア地方の港町の名。
5.鳥の歌 [香村]
レオンカヴァッロ作曲 歌劇「道化師」より
*ネッダは空を飛ぶ鳥のさえずりを耳にし、子供の頃を思い出して「この鳥たちのように自由に大空を飛びたい」と歌います。
Bプログラム 12:35~(約20分)
1.雨降りお月さん [二重唱]
野口雨情作詞/中山晋平作曲/岩河智子編曲
*月へ嫁ぐ娘に花嫁衣装を着せて馬に乗せて旅に出します。夜が明けるまでに月へ着くよう、祈ります。
2.シャボン玉 [二重唱]
野口雨情作詞/中山晋平作曲/岩河智子編曲
*子供のシャボン玉遊びの様子を題材としたもの。すぐにはじけて消えてしまうシャボン玉・・・どこか儚さを感じます。
3.竹とんぼに 「花のかず」から [香村]
岸田衿子作詞/木下牧子作曲
*どことなく切なく、でも優しさにあふれた作品です。なるべく高く、なるべく遠く・・・竹とんぼに想いを込めます。
4.めえめえ児山羊 [栁]
藤森秀夫作詞/本居長世作曲/岩河智子編曲
*作詞者藤森秀夫がドイツ留学の際、牧場で見た風景に刺激され、帰国してからその思い出を作詞したものという。
5.花の二重唱~あの桜の枝を揺すって~ [二重唱]
プッチーニ作曲 歌劇「蝶々夫人」より
*ピンカートンの帰りを待つ蝶々さんとスズキ。礼砲が鳴り、軍艦の帰りを告げた。2人は喜び、家を花で飾り、二重唱を歌う。
◆出演者プロフィール◆
香村寛子 こうむら ひろこ ソプラノ
国立音楽大学音楽学部声楽科卒業。大学在学中、同大学国内外研修奨学生として、オーストリア・ウィーン夏季音楽セミナールに参加。二期会オペラ研修所第52期マスタークラス修了。第28回ソレイユ音楽コンクール入選。二期会ニューウェーブオペラ:ラヴェル<子どもと魔法>りす役にて出演。また、二期会創立60周年記念公演(2012年9月15日・17日):ワーグナー<パルジファル>小姓役にて出演予定。二期会準会員。
栁真理子 やなぎ まりこ メゾソプラノ
東京音楽大学声楽演奏家コース卒業。同大学院修了。二期会オペラ研修所第52期マスタークラス修了。短期留学奨学金を得て、ザルツブルグ・モーツァルテウム国際サマーアカデミーを修了。オペラでは、「フィガロの結婚」ケルビーノ、「カヴァレリア・ルスティカーナ」サントゥッツァ、などに出演。その他、第九、メサイア、などのコンサートにソリストとして出演。二期会準会員、東京室内歌劇場、埼玉オペラ協会各会員。
清水綾 しみず あや ピアノ
武蔵野音楽大学器楽科卒業。卒業後、声楽を中心にコンサート・コンクールの伴奏を務める。練習ピアニストとして多数のオペラ公演に携わる。ピアノを山田彰一、小池真由美、リート伴奏法をM.グレフシェスターク、ピアノ伴奏法を小池ちとせ、三ツ石潤司の各氏に師事。現在、武蔵野音楽大学嘱託職員。
新宿三井ビルLb階
新宿三井ビル
良い天気だ
今日の昼食
都庁32階食堂
600円
我が家でも実が熟す
我が家の花
我が家の花
我が家の花
我が家の花
我が家のアジサイもそろそろ咲き終わりかな
0 件のコメント:
コメントを投稿