2012年3月17日土曜日

新国立劇場でバレエ「アンナ・カレーニア」鑑賞

平成24年3月17日(土)
朝から冷たい雨
新国立劇場にバレエ「アンナ・カレーニア」
午後の部を鑑賞に出かける


「アンナ・カレーニア」のポスター


中劇場2階通路からエントランスを望む


新国立劇場バレエ団

アンナ・カレーニア

台本・振付:ボリス・エイフマン
音楽:ビョートル・チャイコフスキー
装置:マルティニシュ・ヴィルカルティス
衣裳:ヴァチェスラフ・オークネフ
照明:グレグ・フィリシテインスキー/ボリス・エイフマン

芸術監督:デビィッド・ビントレー

新国立劇場 中劇場

ロンドンの文豪トルストイの有名な同名小説を、ロシア・バレエ界の鬼才と謳われるボリス・エイフマンがバレエ化した『アンナ・カレーニア』。エイフマン特有の人物の内面を鋭く抉り出すような深い表現と、身体表現の可能性をつきつめた高度なテクニックを、ステージで存分に発揮した。

ものがたり
伯爵夫人であるアンナ・カレーニアは、陸軍士官のヴロンスキーと出会う。夫と子供のあるアンナに一目ぼれしたヴロンスキーの情熱をアンナは避けようとするが、いつしか恋に落ちてしまう。やがてアンナとヴロンスキーは郊外で暮らし始める。幸せの絶頂にある二人。しかし、世間の目はアンナに冷たく注がれ、次第に居場所を失っていく。

音楽
チャイコフスキー
交響曲第6番『悲愴』、弦楽セレナード/ハ長調 作品48より 他
※本公演は録音音源で上演された。

台本・振付:ボリス・エイフマン
現代演劇界の第一人者であり、サンクトペテルブルグ国立アカデミー・バレエ団を創設、同劇場現芸術監督。77年、レニングラード・ノーヴィ・バレエ団(《現ボリス・エイフマン・サンクトペテルブルグ国立アカデミー・バレエ劇場》)を設立し、初期の『二声』(アラ・ベレンコ出演)『ブーメラン』などは強烈な反響をよんだ。これまでに制作した作品は約50本にものぼり、世界の古典文学をテーマにしたバレエ『白痴』、『かもめ』などは文化界に一大センセーションを巻き起こしている。現在、エイフマンが率いる劇場は人気を博し、世界的な名声を得ているエイフマンは長年にわたる演出活動において数々の賞及び称号を授与されている。

14:00開演
約2時間の上演

出演
アンナ:ニーナ・ズミエヴェッツ(ボリス・エイフマンバレエ劇場)
カレーニン:オレグ・マルコフ(ボリス・エイフマンバレエ劇場)
ヴロンスキー:オレグ・ガヴィシェフ(ボリス・エイフマンバレエ劇場)
キティ:堀口純(新国立バレエ団)
セリョージャ:泉雅文(日本ジュニアバレエ)

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非常にセクシーで大人のバレエ。約8割の客入りに見えた。大人のバレエなのでいつもの小さい子供の観衆が殆どいなかったのが印象的。
本当に高度で大変な踊りの連続。
流石、ボリス・エイフマンバレエ劇場の3名は、足も長くスタイルも良く際立っていた。
D席での鑑賞であったが満足。

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