2011年11月16日水曜日

新国立劇場 中劇場で「天守物語」を観る 観劇後にバックステージツアーを愉しむ

平成23年11月16日(水)

新国立劇場 中劇場
「天守物語」
14:00~16:50

姫路の天守。そこに住むのは人ならざる姫、富姫。ある日彼女は城を訪れた亀姫(猪苗代城の妖怪)をもてなすため、姫路城の人の主である播磨守の白鷹を、取って与えてしまう。その白鷹を追いかけて、天守を登ってきたのは若き鷹匠・姫川図書之助。富姫は無事に帰してやるが、二度とこの場に来ないようにと告げる。ところが図書之助は、灯りを貸してほしいと引き返してくる。富姫は図書之助を帰したくなくなるものの、彼がまだ世に未練があると知り、そのまま下界へと帰すのだが・・・。

素晴らしい妖怪の物語。

主な妖怪は、

オサカベ(天守夫人富姫)
オサカベは姫路城の天守閣に潜む妖怪。

亀姫
福島県猪苗代町の猪苗代城に住むとされる妖怪。
オサカベ姫の妹であるという説がある。

朱の盤
会津の諏訪の宮にいるという妖怪。顔は朱く、額に角が一本生え、皿のような眼、針のような髪、耳の脇まで裂けた口を持つ。

舌長姥
長い舌で肉を舐めとり、骨ばかりにしてしまう老婆の妖怪。

歌舞伎で演じられている演劇だと言うことがよくわかる展開。
前半は少し眠気が訪れたが、だんだん展開が面白くなった。
舞台装置も良くできていて迫力があった。
篠井英介や平岡裕太も良いが江波杏子もいいね。

終演後、抽選で当たったバックステージツアーに参加。



19名が、ステージやステージ裏をツアー。
舞台から見た観客席は思ったより遠く見える。
舞台は思ったより狭く、高さもあるので、動きに気をつけないと危ない。
セリを動かしてもらったり、舞台監督の仕事のやり方を見せてもらったり、
本当に貴重な体験をした。

俳優24人に音楽家1名の25人に加え、裏方そも含め総勢約80名が作り上げている舞台は大変。

これからも応援して行きたい。

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