2011年11月3日木曜日

新国立劇場の中劇場で『天守物語』の舞台稽古を見学

平成23年11月2日(水)
16:30~17:40

11月5日から開演の『天守物語』の舞台稽古を約30分見学させて貰って、その後約30分演出の白井晃さんの話を聞かせていただいた。

舞台セットは非常に複雑に造られており、そこで演じられる殺陣は危険を伴うものだった。
最初は形をなぞるゆっくりとした動きだったが、徐々に動きが緊迫感を増し、最後は音響効果や照明効果で本当に迫力ある舞台に変貌して行った。
この『天守物語』は大正6年に泉鏡花が書き上げたが、生前は上演されなかったとのこと。
初演は亡くなってから23年目の1951年に新派で。
これまで杉村春子や水谷八重子(初代)が演じている。
また近年では坂東玉三郎の名演で知られているとのこと。

今回、白井晃さんは新国立劇場からの依頼で演出するにあたり、過去の舞台関係の資料は全く見ずに、自分のオリジナリティを信じて演出しているとのこと。

泉鏡花が、徹底的に男性陣をからかっている雰囲気を感じて欲しいとのこと。

是非観てみたくなった。

『天守物語』
平成23年度(第66回)
文化庁芸術祭主催公演

【美×劇】ー滅びゆくものに託した美意識ーⅢ

作:泉鏡花
演出:白井晃

新国立劇場 中劇場

1917年に発表された泉鏡花の『天守物語』は圧倒的な言葉の魅力で夢幻の世界を描き、
これまでも新派、映画、歌舞伎、オペラなど様々な形で上演されてきた。
播州姫路の白鷺城に棲む美しい妖怪・富姫と、若く凛々しい鷹匠・図書之助との恋物語。
大正の新時代を迎えて円熟期に入った鏡花の戯曲の中でも、永井荷風や芥川龍之介ら反自然主義作家の
熱烈な支持のもとに、その個性をいかんなく発揮した傑作。
細やかで丁寧な演出と、独自のスタイルに定評のある白井晃の演出で、
新たな『天守物語』の世界が誕生。

篠井英介、平岡裕太、江波杏子などが出演。

0 件のコメント: