2011年11月7日月曜日

新国立劇場にバレエ公演『パゴダの王子』を観に行く

平成23年11月6日(日)

今日は天気が今ひとつ。
昼食は、杉並公会堂近くの丸信で日本酒を一杯、ワンタンメンを食べる。
スープが絶妙。安心して食べられる。
こんなに美味しい店なのにお昼時に空席があるとは。
どうしたんだろう。
新宿に出て、角筈図書館でCDを返してから新国立劇場に。
1時半頃通路から2階を見たら結構な混雑。
スタイルの良い若い客が目立つ。
とぼとぼと階段を上がり4階の隅の席へ。




1.500円のZ席。
舞台ははるか遠くに見えるが仕方ないか。

開演前の案内が放送されている間に、道化の吉本泰久さんが舞台の前に出てきて、面白い仕草で客席を笑わせる。
その後に指揮者のポール・マーフィーが出て来て開演。

今回の『パゴダの王子』は、舞踊芸術監督のデヴィッド・ビントレーの新たな振り付け。歌川國芳の浮世絵との出会いから、日本のおとぎ話風な作品とする構想を膨らませたとのこと。
ファンタジーな舞台が続いた。
第1幕は、さくら姫に4つの王国の王が求婚。さらに現れた5番目の求婚者サラマンダー(とかげ)にさくら姫がついて行く。
面白い場面が続くが日本酒の酔いが残り少し眠気がでて苦労する。
25分間の休憩で眠気を取ろうとする。
第2幕は、さくら姫は様々な試練を受けながらもサラマンダーとともに彼の王国パゴダにたどり着き、そこでサラマンダーが兄だと知る。
面白い踊りが続く。まだ眠気が残る。
25分間の休憩。
外へ出てマクドナルドでソフトクリームを食べ、ホットコーヒーを飲みようやく眠気が去る。
第3幕は、兄妹が力を合わせて王国を元の平和な地に戻そうとする。皇后エピーヌは宮廷から追放となり、サラマンダーは人間の姿に戻る。父と息子は再開し、大歓声につつまれえ、帝国に安泰が戻る。
素晴らしい踊りの連続。
最後は、道化がまた舞台前に出てきて終わる。
素晴らしい感動的な舞台であった。
17時頃終了。
外は雨。

さくら姫 小野絢子
Princess Ono Ayaka
Belle Sakura

王子 福岡雄大
Prince Fukuoka Yudai

皇后エピーヌ 湯川麻実子
Empress Epine Yukawa Mamiko

皇帝 堀登
The Hori Noboru
Emperor

北の王 八幡顕光
King of Yahata Akimitsu
the North

東の王 古川和則
King of Furukawa Kazunori
the East

西の王 マイレン・トレウバエフ
King of Maylen Tleubaev
the West

南の王 菅野英男
King of Sugano Hideo
the South

道化 吉本泰久
Court Fool Yoshimoto Yasuhisa

宮廷官吏 厚地康男
Court Official Atsuji Yasuo

その他

指揮:ポール・マーフィー
Conductor:Paul Murphy

管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
Orchestra:Tokyo Philhamonic Orchestra

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