2011年11月12日土曜日

赤十字シンポジウム2011 表参道ヒルズ スペース オー で開催

平成23年11月12日(土)
14:30~16:40







RED CROSS SYMPOSIUM 2011
赤十字シンポジウム2011

会場:スペース オー (表参道ヒルズ本館地下3階)

テーマは、
たすけあう世界へ
~東日本大震災でつなげていく支援の輪~

司会:渡辺真理 フリーアナウンサー
神奈川県横浜市出身。国際基督教大学教養学部卒業。
1990年にTBSにアナウンサーとして入社。1998年3月にTBSを退社、以後フリーに。
現在TV、ラジオ等メディアを中心に活躍中。

パネリスト:

柳沢香枝 JICA 国際緊急援助隊事務局長

西條剛央 ふんばろう東日本支援プロジェクト代表
1974年仙台市生まれ。早稲田大学大学院MBA専任講師(専攻は哲学、心理学)。構造構成主義というメタ理論を構築、提唱している。東日本大震災で実家が被災し親族を亡くす。2011年4月、「必要なものを、必要な人に、必要なだけ届ける」という画期的な仕組みである「ふんばろう東日本支援プロジェクト」を立ち上げ、10月までに3万回以上、15万品目もの物資を1500ケ所以上に届ける。現在は被災地に仕事、教育、心の支援が必要であるとの考えから、仮設住宅へのネット環境提供や重機免許の取得支援、ミシンでお仕事プロジェクトなど、自立支援に注力している。

ナターシャ・グジー 歌手・パンドゥーラ奏者
ウクライナ生まれ。ナターシャ6歳のとき、1986年4月26日未明に父親が勤務していたチェルノブイリ原発で爆発事故が発生し、原発からわずか3.5キロで被曝した。その後、ウクライナの民族楽器パンドゥーラの音色に魅せられ、8歳の頃より音楽学校で専門課程に学ぶ。
1996年・98年救援団体の招きで民族音楽団のメンバーとして2度来日し、全国で救援公演を行う。2000年より日本語学校で学びながら日本での本格的な音楽活動を開始。2005年7月、ウクライナ大統領来日の際、首相官邸での夕食会に招待され、演奏を披露。

丸山嘉一 日本赤十字社医療センター 国内医療救援部長、肝胆膵外科
1994年より日本赤十字社医療センターに勤務。外科医として診療を行いつつ、国内外の様々な災害において救援活動に携わる。東日本大震災では震災の当日に出動、いち早く現地入りして医療救援活動を行った。2009年より現職。

司会の渡辺真理は、素晴らしい進行役。
丸山嘉一さんと西條剛央さんの実践から教訓となる課題を導き出し今後の進むべき方向性を議論できたと思う。

最後に、ナターシャ・グジーさんが、演奏と歌とチェルノブイリの悲劇を語ったときには思わず涙ぐんでしまった。
本当に酷い状況に福島はなっている。
長い戦いとなるだろう。

曲は、
・「バンドゥーラを手にすれば」
ウクライナの代表曲
・「いつも 何度でも」
涙が出てしまう

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