東京藝術大学に行く途中
平成23年度 東京藝術大学 学内演奏会
作曲
日時:平成23年11月25日(金) 14:00~15:10
場所:奏楽堂
1.河田理奈 「福音」 14:00~14:10
Trumpet:閏間健太
Trumpet:東野匡訓
Trumpet:松山萌
Trumpet:福士亮輔
Euphonium:春山香保理
Horn:木村睦美
Horn:鈴木優
Horn:矢野健太
Trombone:黒木良太
Tuba:麻生雄基
プログラムノート:
よき知らせが世を駆け巡る。
復讐する大地と、蘇る生命の息吹。
ずっと夢見てきた、光に満ちた世界。
荒れた砂漠に雨が降るように、
乾いた心が潤され、湧き出る泉のように愛が溢れ出る。
嬉しくて、叫びたくて。
心からの笑顔を、あなたに届けたい。
「そしてこの福音は、すべての民に対してあかしをするために、全世界に宣べ伝えられるであろう。」
世界が彩られてゆく様を、表現しました。
2.武藤彩奈 「沙羅」 14:13~14:20
Violoncello:村岡苑子
プログラムノート:
仏教の世界で、沙羅ーしゃらーは「無常」をあらわす。
今回、演奏を快く引き受けて下さった村岡苑子さんに厚く御礼申し上げます。
3.高木亜弥 「The lady in red」 14:23~14:29
Clarinet:笹岡航太
プログラムノート:
「The lady in red(赤いドレスの女)」とは、「自分を破滅に導く運命の女」という意味です。
ーー約10分休憩ーー
4.関根忍 「Fantasy for piano」 14:40~14:53
Piano:関根忍
プログラムノート:
1つの音列を様々な方法で展開。
ピアノソロというと華やかな物が多いが
この作品は真逆を狙った作品。
「静」を重点としている。
5.林そよか 「Les collages ー3つの情景ー」
ViolinⅠ:對馬哲男
ViolinⅡ:佐藤優芽
Viola:橋本恵美
Violoncello:林はるか
プログラムノート:
「collage」(コラージュ)とは、現代絵画の技法のひとつで、
また、フランス語の「糊付け」の意味にあたる言葉です。
絵画の「collage」の場合、通常の絵画とは違って、写真の切り抜き、新聞、印刷物など、
ばらばらの素材の異なる性質のものを組み合わせ、構成することを言います。
今回、作曲するにあたり、思いつくままに、とにかく自由に、様々な場面のスケッチを書き起こし、
それらを三つの楽章による音楽のコラージュにしてみました。
そして、各楽章には共通するテーマを変容させながら織り込み、
ひとつの流れを持った音楽を意識しながら作曲しました。
移りゆく様々な場面の音楽の中で、自由に発想していただきながら、この曲を聴いてくだされば幸いです。
帰りに、PATISSIER INAMURA SHOZOでケーキを買って帰る。
モンブランと和栗ショート。
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