2011年7月19日火曜日

新国立劇場 演劇研修所 公演 朗読劇 少年口伝隊一九四五 案内

広島がヒロシマになった日。

新国立劇場 演劇研修所 公演
朗読劇 少年口伝隊一九四五

作=井上ひさし 演出=栗山民也

2011年8月16日(火) 17日(木)

朗読劇『少年口伝隊一九四五』は、2008年2月、日本ペンクラブの国際フォーラムのオープニング作品として企画されました。作者の井上ひさし氏自らが演劇研修所の研修生の出演を望まれ、上演いたしました。その後、初演版に手を加え、完成版として生まれ変わった『少年口伝隊一九四五』。08年9月より毎年、2期生から3期生そして4期生へとバトンが渡るような形で上演を続けています。また、昨年には、演劇研修所修了生によりこまつ座で上演されました。
ヒロシマの人々の思いを、井上ひさし氏の思いを口伝し、新たな気持ちで5期生が本作品に挑みます。ご期待ください。

[ものがたり]
昭和20年8月6日、一発の原子爆弾が広島の上空で炸裂した。
一瞬にして広島は壊滅。このときから、漢字の広島はカタカナのヒロシマになった。かろうじて生き延びた英彦・正夫・勝利の三人の少年は、やはり運よく助かった花江の口利きで中國新聞社に口伝隊として雇われる。新聞社も原爆で何もかも失ったため、ニュースを伝えながら、大人たちの身勝手な論理とこの世界の矛盾に気がついていく。やがて敗戦。
しばらくすると正夫に原爆症が発症。手榴弾を隠しもっていた勝利はある決心をする。そこへ戦後最大級の台風がヒロシマを襲う。

チケット料金 A席 2,000円 B席 1,500円
上演時間=約65分(休憩はありません)

新国立劇場 演劇研修所公演 朗読劇
[少年口伝隊一九四五]

広島がヒロシマになった日。
ヒロシマの人々の思いを、井上ひさし氏の思いを、口伝する。

作:井上ひさし 演出:栗山民也
音楽監督:後藤浩明/模型作製:尼川ゆら
照明:服部基/衣裳:中村洋一
音響:秦大介/映像:井形伸一
方言指導:大原穣子/ヘアメイク:前田節子

演出補:田中麻衣子/舞台監督:米倉幸雄

制作:新国立劇場

ギター演奏:宮下祥子
2002年アンドレス・セゴビア国際ギターコンクール第2位。国内の活動に留まらず海外公演も多い。『少年口伝隊一九四五』へは井上ひさし氏の指名で初演より参加。

新国立劇場 演劇研修所 第5期生
井上沙耶香 岩田結 大里秀一郎 梶原航
織田瞳子 菊池夏野 片桐レイメイ 川口高志
北澤小枝子 山口薫 林田航平 藤本強

新国立劇場 小劇場

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