2011年7月11日月曜日

ベルリンフィルハーモニー 首席クラリネット奏者 ヴァンツエル・フックスさんの演奏に酔う

平成23年7月11日(月)
18:30~約1時間

日本橋三井タワー アトリウムコンサート

日独文化交流150周年に寄せて
Berlin 珠玉の響き



ベルリンフィルハーモニー
首席クラリネット奏者 ヴァンツエル・フックス氏を迎えて

出演
クラリネット:ヴァンツエル・フックス(ベルリンフィルハーモニー管弦楽団 首席)
ヴィオラ:松崎敦子(キール市立歌劇場オーケストラ 副首席)
ピアノ:横路裕子(ミュージックアカデミー東京 講師)

外国人演奏者の来日キャンセルが続くなか素晴らしい演奏を聴かせてもらい大変感激した。演奏の途中、松崎さんの司会でフックスさんの話が面白く聞けた。オーストリア人で夫人が日本人とのことだが、話は英語で進み、かすかにわかる言葉もあった。もう少し英語に慣れる努力が必要と感じる。
当初の曲目はピアノ、クラリネットとヴィオラの曲目で構成されていたようだが、リハーサルを経て日本向けの曲目を入れ、なおかつフックスさんのクラリネットの良さを楽しめる演目に変更してくれたとのこと。大変ありがたい。満員の盛況でした。

曲目
◆W.A.モーツァルト 「ピアノ、クラリネットとヴィオラのための三重奏曲 変ホ長調 K.498」 第1楽章

◆R.A.Schumann 幻想曲集 3番 ピアノ、クラリネット

◆少年時代 ピアノ、クラリネット

◆島唄 ピアノ、クラリネット

◆ドビュッシー ? クラリネット ソロ

◆M.C.F.Bruch 8つの小品 Op.83 1、2、4楽章 ピアノ、クラリネット、ヴィオラ

アンコール1
◆ ?(本来ヴァイオリンの曲) ピアノ、クラリネット

アンコール2
◆W.A.モーツァルト 「ピアノ、クラリネットとヴィオラのための三重奏曲 変ホ長調 K.498」 第3楽章

ブラボー

プロフィール
クラリネット ヴェンツエル・フックス(ベルリンフィルハーモニー 首席)
1963年オーストリアのインスブルックに生まれる。インスブルック音楽学校。ウイーン国立音楽大学。ウイーンフォルクスオーバー交響楽団の首席クラリネット奏者に19歳で就任。5年後にはウイーン放送交響楽団の首席クラリネット奏者に就き、1993年ベルリンフィルハーモニー管弦楽団の首席クラリネット奏者に任命された。

ヴィオラ 松崎敦子(キール市立歌劇場オーケストラ 副首席)
4歳よりヴァイオリンを始め、東京藝術大学音楽学部附属高校へ入学時にヴィオラへ転向。
1999年、東京藝術大学音楽学部を卒業後、同大学非常勤講師を務める。
2001年よりベルリン芸術大学へ留学。
2004年に卒業した後、ベルリン放送響のオーケストラアカデミーに所属。
2006年よりフランクフルト音楽大学古楽科に在籍。
ベルリン・ドイツ響、ハイデルベルク歌劇場の研修生を経て、現在キール市立歌劇場オーケストラで副首席奏者を勤めるかたわら、バロックヴィオラやヴィオラ・ダ・モーレ奏者として古楽の分野においても活動中。
第11回国際ブラームスコンクールヴィオラ部門セミファイナリスト。

ピアノ 横路裕子(ミュージックアカデミー東京 講師)
桐朋学園大学卒業後、渡独。2007年ドイツ国立ロストック音楽演劇大学Diplomコースを、2010年同大学上級課程室内楽コースをそれぞれ最優秀の成績にて卒業。第15回ブラームス国際コンクール(ファイナリスト)など、国内外の様々なコンクールに入選。現在ミュージックアカデミー東京講師。

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